06/08/23 15:55:50 e6VzowoB
>>56に付け加えすると、お酒に浸しておく時間は、5~10分で
良いです。
>>57に付け加えると、半夏瀉心湯(寒と熱が胃の周辺で交錯し、胃の
つかえ、痛み、悪心、嘔吐、胸焼け、食欲不振、軽度の下痢のある
ものに用いる。寒には辛温の乾姜で、熱には苦寒の黄連で対処します。
この相反する作用の生薬で脾胃の調和を計る。胃炎や胃・十二指腸
潰瘍、消化不良、口内炎、下痢、熱が上昇する事で起る軽度の不眠
や不安にも応用出来ます。)も使います。
黄蓮解毒湯や、三黄瀉心湯は瀉下作用があり、下痢し易い方は控えた
方が良いかもしれません。
三黄瀉心湯は効果としては黄蓮解毒湯と変わりませんが、効き方は
断然、三黄瀉心湯の方が早く強く効きます。
怪我で指を切って血が止まらぬ時、鼻血が止まらぬときなどに服んだ
ことがあります。また歯科で抜歯の前などに服んでおくと出血も痛み
も少なく、抗生物質なしでも後で腫れることがありません。
生薬を湯呑みに入れ沸騰したお湯を注ぎ、5~10分放置していると、
だんだん明るい黄色になります。ここで滓を茶漉しで取り去り、別の
器に薬液を移します。そして大切な事で、これに氷をいれ冷たくします
。冷やすと更に絵の具をといたように鮮明な黄色になり、これを服用
します。苦寒の生薬にもかかわらず苦味はそれほど感じません。
温かいものを服んでは効果がありません。