09/04/17 13:01:45 V8mTctQU
>>553
> 問題提起したのは人工的に地球規模の磁場の発生が可能かどうかなので、
> そのほかの諸事については、この場でノーコメントと申し上げておく。
ますます無理だということを裏づけてるね
562:オーバーテクナナシー
09/04/17 13:14:29 VPv39xQr
どうやら、>>561はだれがどの話題で書いたか理解できずにつっかかる、残念なヒトみたいだ。
563:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:02:21 GWX8Ihrb
確か米のベンチャーで惑星探査(宇宙船)用の人工磁場=放射線遮断装置が開発されてなかったっけ?
原理については忘れたが、有害放射線の遮断については規模を大きくする工夫の段階に入っているってことでね
少なくとも金星の浮船式なら転用可能かと
564:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:07:13 sy5TcByL
>>563
あれねえ。基本は電磁バリアだから、荷電粒子しか防げないよ。
高エネルギー電磁波と中性粒子はムリ。
565:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:20:51 V8mTctQU
>>562
いってる意味わかんないや。妄想?
566:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:34:58 FRTpeIO4
>>565
わかんないのか。読解力ないんだな。
惑星磁場の人工形成について書いてる人に、他の話題でつっかかっても意味ないだろ。
567:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:43:39 EJvwdytk
地球規模の磁場生成はポールシフトのときにも使えそうだ。
MRIで強いと7T。15-20Tでりんごや生物が浮くって・・・反磁性はSFで使って欲しいな。
インダクトラック。。。ロケットのカタパルトに。萌えるな。
568:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:46:37 FRTpeIO4
現在の地球は北磁極が S極なんだっけ。
569:オーバーテクナナシー
09/04/17 17:28:01 GqBsfNz5
>>564
それを地球で防いでるのって、オゾンとか何とかという奴?
570:オーバーテクナナシー
09/04/17 17:48:09 sy5TcByL
オゾン層は紫外線を防いでいるが、宇宙線全般に有効ではない。
571:オーバーテクナナシー
09/04/17 18:31:00 GqBsfNz5
じゃあ何で防いでいるの?
572:オーバーテクナナシー
09/04/17 18:54:27 f7o9/35u
>>566
いやちっとも「人工的に可能」じゃないじゃん。w
ま、数式ならべて言ってみたかったってだけなら、そういうことにしといてあげよう。
573:オーバーテクナナシー
09/04/17 19:10:17 8ah9ObpO
>>548の言ってる電流流せば可能なんだろ。そういう認識なんだが。
開いた口がふさがらないってレベルじゃない。やればできるんじゃ。
574:オーバーテクナナシー
09/04/17 19:29:45 4QXBf7xR
未来技術板で何言ってんの、こいつ?
575:オーバーテクナナシー
09/04/17 19:31:50 8ah9ObpO
>>571
少しは自分で調べろよ。
576:オーバーテクナナシー
09/04/17 21:47:22 f7o9/35u
>>573
しつこいなw 妄想厨
577:オーバーテクナナシー
09/04/17 21:50:27 f7o9/35u
>>574
おまえはSF板やアニメ板がお似合いだよw
578:オーバーテクナナシー
09/04/17 22:12:36 sy5TcByL
>>571
ヴァン・アレン帯と大気。それでも完全に防ぎきれてはいない。
海抜の高いところの方が、大気のバリアが薄いのでがんの発生率が高かったりする。
579:オーバーテクナナシー
09/04/17 22:57:11 sy5TcByL
>>568
そういう常識レベルの話をわざわざするのは、なにか釣りのつもりか?
580:オーバーテクナナシー
09/04/18 00:37:29 RpYIL5lc
>>576
俺は573氏ではないんだが、一つだけ聞かせてくれ。
……ここは未来技術について妄想するための場所じゃないのか?
みんなで無い知恵絞ってあれこれ妄想を膨らますのが、この板の楽しみ方だと思うんだが。
まあ未来技術板は初めてなのかもしれないがな。まあケツの力抜けや。
で、話を磁場に戻すとして。
人工磁場を維持するためのエネルギーはどっからとるね。L1ポイントに遮光膜兼用の太陽電池設置してもいいし、水星からヘリウム3を取ってもいい。
テラフォーミングで大気組成をいじるにはどの道大量のエネルギーが必要だから、エネルギー資源の調達方法は確認しておきたい。
581:オーバーテクナナシー
09/04/18 00:39:54 aR9m3fL/
ID:f7o9/35uは単にこの板の文字が読めない可哀相な子ってだけなんじゃないか?
582:オーバーテクナナシー
09/04/18 01:25:09 KauM7NKC
>>580
比較的簡単そう(笑)な火星のテラフォーミングに比べ金星じゃテラフォーミングにかかる
エネルギーも資材も時間も半端無いだろうね。
資材については頭が痛いがエネルギーについては人工の核融合設備を作るよりも
99.9%以上は宇宙に垂れ流しになってる太陽光エネルギーの活用じゃないかな。
ダイソン球はとても無理にしても将来は地球や金星・水星のL4/L5で莫大なエネルギーを
利用出来る形に変えられると思う。
583:548
09/04/18 03:34:08 TiceEGTD
>>580
超伝導を維持するのに必要なエネルギーは、ORS上に展開した太陽光発電所だけで
十分と思う。L1に遮光板を置いたままにしても、24hサイクルで金星に昼夜を作るのは
間違いないんだし。
15億アンペアというと大層だが、現行超伝導体で 1平方cmあたり20万アンペアという
臨界電流が実現できており、マージンを持たせても断面積1平米の電線で流すことが
できる。架設する高度が約100kmなのでほぼ真空であり、断熱には事欠かない。
このサイズなら、数万kwレベルで充当可能と思う。
ORSを高度100kmに想定したのは、その高度だとデブリや微少隕石のリスクが
ほとんどないため。また、下からも近づきにくい高度だし。
584:オーバーテクナナシー
09/04/18 09:59:07 dbxCvFAR
>>580
未来技術板らしからぬあまりにくだらない空想に呆れたの。
でも
脳もケツもゆるゆるになったボ○○人の妄想だったのか、すまんこ。www
脳も腹も溶けちまって下痢のような垂れ流したんだね。
お気の毒に、、、
>>581
はいはいww
585:オーバーテクナナシー
09/04/18 13:12:25 TiceEGTD
>>578に補足。
というか見つけたので参考に貼っておく。
■自然界に存在する放射線
URLリンク(www.atomin.go.jp)
思った以上に標高による被曝量が違う。地球大気はありがたいな。
586:オーバーテクナナシー
09/04/18 13:36:24 /QxuwXAg
>>585を見て思い出したけど、そう言えばスチュワーデスとか旅客機に乗るクルーは
放射線対策で年間の搭乗時間とか制限されてたよね。
宇宙飛行とかでも結局同じような基準を受けるんだろうか。
587:オーバーテクナナシー
09/04/18 13:39:09 /QxuwXAg
>トンネル内で値が高くなるのは、四方の岩石中に含まれる放射性物質からγ線を受けるためで、また川の上(鉄
>橋など)で値が下がるのは、大地からのγ線が水で弱められるためだ。
とあるけど、宇宙船のまわりを水で覆ったりなんかしたらどれくらい防げるんだろう。γ線を止められるのなら、
遮蔽効果としては強そうだけど。
588:オーバーテクナナシー
09/04/18 17:28:26 RpYIL5lc
>>584
まあ落ち着けって。類は友を呼ぶと言うだろう、お前さんの脳もそのうちユル
ユルガバガバになるから心配するな。
>>586
宇宙飛行士にもそう言う制限あったような気がするんだけど、思い出せないな。
>>587
波長は違うが、携帯電話を袋に入れて水没させたら20センチぐらいでアンテナ
立たなくなるからなぁ。理化年表に、波長別の水の透過度が載ってた様な気がし
ないでもない。
理化年表探してくるからちょっと待ってくれな。
589:オーバーテクナナシー
09/04/18 17:55:58 RpYIL5lc
理化年表捜してきて調べたが透過率載ってなかった。勘違いだったようだ、すまん。
>>585
放射線にする防護はほとんど物質の質量によるものらしい。すると地球より分
子数の大きい高い金星大気というのは、放射線防護に優れていることになる。
テラフォーミングという目的からは外れるが、1000~1500hPa・280~300K程度
まで下げて大気組成は変えず、地表面にドーム型都市を建設して繋いで行くと
言う方がいいのかもしれない。
地表に出るときはガスマスク必須だが、ヴァン・アレン帯が無い金星で有効な
放射線防護を行おうとすれば、大気による遮蔽を期待するのが良いと思う。
それならば人工磁場による健康被害もないし、便利な低軌道を人工磁場設備に
奪われることも無い。
590:オーバーテクナナシー
09/04/18 18:35:55 TiceEGTD
>>589
ウチの「理科年表」にも載ってなかったよ。
X線が容易に通るから、水はそんなにγ線を遮らないはずだが。
水は中性子の遮蔽に効果的。
人工磁場による健康被害?>>553で記述したが、よほどそばまで寄らないと
問題なさそうだ。また、金星の高度100kmは低軌道よりずっと低い。
あと、金星の重力は地球の90%なので、1気圧のポイントがあると、その上空には
地球の大気の11%増しの質量があるということになる。これは地球の地表付近の
大気換算で、1800m分ほど余分に大気の防護があることになる。
591:オーバーテクナナシー
09/04/18 18:56:02 BuvXJPp9
う~ん、テラフォーミングという観点からは大気の改質はやりたいと思うね。
ドーム外に出る時にガスマスクをしないと二酸化炭素酔いで即死という環境じゃどうも…ね。
その上で磁場について再考してみると
気圧を下げて1気圧程度の大気でもγ線他の高エネルギー電磁波は防げると思うが
太陽風のような高エネルギープラズマはどうしよう。
金星のテラフォーミングには水(水素)が絶対に必要という前提で話すが
苦労して持って来た水が水蒸気の状態で
どんどん分解されてすぐに水素欠乏症になりそうな気がするが…
もっとも何万年ぐらいのスケールなら遺失量もそれほど気にならないかも知れない。
太陽風のような磁性を持った電離粒子からの保護には磁場の必要性を感じるんだが…
金星上空にORS作って超伝導ケーブルというのは理論的にはともかく不可避の事故等による
天文学的な大惨事も危惧されるからL1軌道に建造される(であろう?)太陽光遮蔽板に
併設するというのはどうだろう。
もっとも太陽風は太陽の自転に沿って渦巻き状にうねりながら飛んで来るらしいから
充分に有効かどうかわからないし、そもそも近距離にある遮蔽板をぶっ壊すほどの
反磁性を発揮するのかも知れんが。
592:オーバーテクナナシー
09/04/18 19:55:13 /QxuwXAg
>>591
大量の水素を持って来るなら木星が良いと思う。木星は太陽になりそこねた惑星なんて言われるくらいで
水素の比率が高い。金星に補充するための水素をちょっとかすめとるくらいの量は簡単に確保できる。
593:オーバーテクナナシー
09/04/18 20:17:07 1TEVf8Ej
>>592
おいおい、あの高重力から、どうやって水素をくみ出す?
594:オーバーテクナナシー
09/04/18 20:20:05 /QxuwXAg
人類の未知のテクノロジーで
595:オーバーテクナナシー
09/04/18 20:23:27 TiceEGTD
>>591
> 金星のテラフォーミングには水(水素)が絶対に必要という前提で話すが
> 苦労して持って来た水が水蒸気の状態で
> どんどん分解されてすぐに水素欠乏症になりそうな気がするが…
> もっとも何万年ぐらいのスケールなら遺失量もそれほど気にならないかも知れない。
いや、L1に遮光板置いて受けるエネルギーを地球並みにするのなら、分解速度も
地球並みになるだろう。心配には及ばないと思う。
> 太陽風のような磁性を持った電離粒子からの保護には磁場の必要性を感じるんだが…
> 金星上空にORS作って超伝導ケーブルというのは理論的にはともかく不可避の事故等による
> 天文学的な大惨事も危惧されるからL1軌道に建造される(であろう?)太陽光遮蔽板に
> 併設するというのはどうだろう。
L1に電磁バリアか。磁場のデザインとかイメージできかねるんだが。
> もっとも太陽風は太陽の自転に沿って渦巻き状にうねりながら飛んで来るらしいから
> 充分に有効かどうかわからないし、そもそも近距離にある遮蔽板をぶっ壊すほどの
> 反磁性を発揮するのかも知れんが。
強磁性体じゃないものを吹っ飛ばすような強磁場が、惑星間空間を吹き荒れるてるの?
>>592
木星は重力井戸が深い。天王星・海王星の大気は有機物が多い。
ということで、土星を推奨する。木星より遠いが、表面重力は地球より弱い。
脱出速度は地球の3倍。
596:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:19:30 TiceEGTD
>>594
魔法は禁止だ。
せめて、
「非同期スカイフックを使って、減少する運動量をくみ上げた木星大気の一部を使った
核融合駆動で補填する。」
とか
「近地点が木星大気内、遠地点が大気外の楕円ORSを使う。近地点に木星大気内で
作動するスラスターを装備して運動量を維持する。」
とか書けばいいだろう。
597:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:21:01 BuvXJPp9
>>595
L1軌道に遮蔽板を置いて太陽光を調整しても太陽風は太陽光のように太陽から一直線に
飛んで来ているわけじゃないので太陽風を防ぐためにはあまり有効じゃないかもと思うよ。
自分で書いておいてナンだけどL1軌道上の磁場の有効なデザインは俺にも出来ていない、スマソ
仮にL1軌道に効果的に磁場を配置出来ても斜めから太陽風を受けると金星を貫く形で
バンアレン帯が出来たりとんでもない事になるかも知れない。
水素の汲み出しについては
木星にしても土星にしても見えているのは大気だと思うんだが汲み出すのに有効な
大気圧のあるところまで行くのは大変じゃないかな。
またある種の推進体と回収用のボンベで回収するのではと想像するが
回収のため土星大気圏に入る時とんでもない空力熱が発生するような気が…
どうなんだろ?
598:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:29:00 /QxuwXAg
>>596
それじゃあ、木星の衛星か輪の小惑星に基地を作って、そこから
パイプを下ろして吸引するとかは?
599:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:32:39 BuvXJPp9
大気圧の無いところからなんぼ吸引しても何も吸い出せないと思うんだが?
600:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:37:41 TiceEGTD
>>598
ヒント:軌道速度
CNTをもってしても困難だと思うが、百歩譲って、パイプを下ろせるとする。
パイプの下端が木星大気上層に到達したところで、パイプは木星大気に
対して、30~40km/sで接触する。終了。
601:オーバーテクナナシー
09/04/19 00:04:11 WEfqzwp6
物資だけならマスドライバーでポンポン打ち上げればいいんじゃないかな。
……ガス惑星だから固定できるとこがないか
602:オーバーテクナナシー
09/04/19 00:52:08 DOx4evxP
そこはメガフロートで
でもわざわざ重力井戸の底から持ってくるのはアホの極みだけどな
彗星で良いじゃん
603:オーバーテクナナシー
09/04/19 01:12:33 jMbYmxvK
>>602
少しは定量的に考えてくれ。彗星なんか100個あっても全然足りない。
ハイペリオンでも足りなくて、エンケラドスで何とかなるかもというレベルだ。
前者は金星を球とした場合34m、後者は140mの水で覆うことができる。
実際は海陸に分かれるので、海の平均水深はもっと深くなるが。
金星は意外に起伏に乏しい。浅い海で十分だろう。
604:オーバーテクナナシー
09/04/19 03:04:13 UWwdN67Z
>>602
地下に地下水としてしみ込む量も考えて実際にはエンケラドゥス一個分より
若干多めがいいかと思う。
幸いにも土星の大衛星のテティス・レア・イァペタスが極めて氷分の多い衛星なので
切り出してマスドライバーで金星に向けて射出すればいいと思う。
重力は低いし空気も極めて希薄だろうし
土星周回軌道の公転運動速度を利用し太陽の重力井戸に向けての片道航行なので
それほどのエネルギーは必要としないだろう、マスドライバー向け。
どの衛星の氷分も8割以上は水だろうと思っているが詳しい成分がわからないので
調査終了までどの衛星にするか保留する。
(ドライアイスやメタンハイドレートが多かったら困るw)
ところで俺の頭じゃ無理だったがこれらの巨大衛星の軌道を変えて金星近辺まで
丸ごと持ってく方法ってあるかな?
どう考えても先に衛星が壊れちゃうんだが…
605:オーバーテクナナシー
09/04/19 07:14:22 l0vkVsDE
>>600
じゃあ、木星なり土星なりの静止軌道に人工衛星を作り、
そこからパイプを下ろすのは?
地球の軌道エレベータと同じ発想で。
606:オーバーテクナナシー
09/04/19 07:22:00 in4pQN+v
>>605
CNTでも、強度が不足するのでは。
ORSを構築した方が、手間はかかるけど、まだマシと思うが。
607:オーバーテクナナシー
09/04/19 07:50:12 jMbYmxvK
>>601
気球が浮ける高度でマスドライバーは無理。
木星の脱出速度は地球の5倍以上ある。対気抵抗は膨大としか言いようがない。
>>604
手元に天体を動かしたり、自転速度を変える文献があるが、なにせ英語なので
読み切れていない。金星テラフォーミングの文献に記述してある、衛星を動かす
方法の一つについて紹介する。
簡単に書くと、宇宙空間の巨大集光鏡で氷を6000Kまで熱すると3.7km/h程度の
噴射速度が得られる。それで衛星の軌道を変更し、他の衛星の重力アシストで
母惑星の衛星軌道を離脱する。土星系から金星まで15-20年の行程となろう。
608:オーバーテクナナシー
09/04/19 08:18:45 UWwdN67Z
>>605
静止衛星とね・・・
高度89,000kmで速度は28km/s
CNTより強い素材の開発が先決かな。
その他、木星大気の気象状況でパイプに負荷がかかる事と高度9万キロ弱の上空じゃ
吸引は大気圧の関係で不可能。
>>608
604だがアリガト。
妖星ゴラスから地球が逃げたやり方みたいだw
土星系から金星までたったの20年ならテラフォーミング上の時間としてはゼロに等しい。
テティスやレア級のデカブツの軌道変更が可能なら金星の水素不足は一気に解消。
衛星の芯の残りカスで金星にも月が出来る。
と必要なエネルギー量を全く計算しないで言ってみる。
609:オーバーテクナナシー
09/04/19 13:57:44 jMbYmxvK
氷の衛星を運ぶと酸素が余計なんだが、それでも木星から水素をくみ上げることを
考えると気が遠くなる。
エンケラドスに含まれるのと同量の水素を質量の1/9として概算すると、毎秒1億トンを
木星表面から運び上げても、800年以上かかる。
未来科学板で、それは妄想とか場違いな茶々入れるのは無粋としても、楽に実現できる
解があるのなら、そちらを選ぶべきだ。
ということで、衛星を運ぶ方に一票。
LH2みたく、浸透しやすい物質をちまちま運べるか、ってのもある。
>>608
>>608
えーと……
610:オーバーテクナナシー
09/04/19 17:33:02 yDMlFi8s
ちらっと調べたら、木星の衛星のガニメデとかエウロパとか、カリストとか、
表面3km氷だったり、地殻が氷だったり、、、
衛星にマスドライバー置いて傘付けてガンガン打ち出せばよさそうじゃん。
表面爆破して塊持ってきたり。
611:オーバーテクナナシー
09/04/19 18:06:57 kX6NxIsS
800年はえぐいな。
急速にテラフォーミングをするとすれば、
第一段階・大気改質プロジェクト(ドライアイスにして降らせるような)
200年ほどかかり、この時点で呼吸可能大気にする。入植も可能
第二段階・海洋生成プロジェクト(エンケラドゥス破砕してもってくるような)
1千年ほどかかり、生態系を豊かにする。より地球に近い惑星へ。
という段階を踏むことになるんだろうかね。
612:オーバーテクナナシー
09/04/19 18:11:00 l0vkVsDE
あれ? そう言えば土星の輪とかって、氷じゃなかったっけ?
613:オーバーテクナナシー
09/04/19 18:20:18 UfxwlF9J
>>610
未来科学板ではふさわしくないかもだが、長年天文学に親しんだ身としては
ガリレオ衛星やタイタンは惑星改造の材料じゃなくテラフォーミングする素材として
使って欲しいんだが…(笑)
ちょっと遠くなるが比重から言っても土星の大衛星群(タイタンはダメw)の方が
氷分も多そうだし利用しやすいのではないか。
…本当は有っても無くてもどうでもいい(あくまで主観)エリス他の外縁天体が利用
出来ればそれが一番だと思うんだが、さすがに遠すぎるかな。
非科学的なカキコ、スマソ。
614:オーバーテクナナシー
09/04/19 18:22:25 UfxwlF9J
>>612
土星の輪は確かに氷と岩石の混合物だが
金星のテラフォーミングには質量があまりに少ない。
615:オーバーテクナナシー
09/04/19 19:06:20 jMbYmxvK
>>610
ちょっとは量的な検討してみたほうがイイ。無理あるから。
別に難しいツールはほとんど要らない。これまで、私がこのスレに書き込むために
使ったのは Windows標準アクセサリの電卓がほとんどだ。
>>613
同意する。半径1000km超の天体はテラフォーミングの資源ではなく、素材と
したい。それを越えると自身の重力で資源としては利用しづらくなる。逆に言うと
0.1G前後以上の重力は、日常生活にも必要最低限必要なので利点となる。
天蓋を作るパラテラフォーミング方式なら、脱出速度が弱くても大気が
保持可能だし。
対象には当然月も入れたいところだ。
616:オーバーテクナナシー
09/04/19 21:15:06 jMbYmxvK
>>615 自己フォロー
×脱出速度が弱くても
○脱出速度が小さくても
ニュアンスはわかるんだろうけど、間違っている。
617:オーバーテクナナシー
09/04/19 23:02:36 yDMlFi8s
>>615
計算してみました。
エウロパ 地球の海水の6%の氷。
ガニメデ 地球の海水の36倍の氷。
金星は暑いからもっといるのかな?
618:オーバーテクナナシー
09/04/20 03:39:15 wdmoHvd9
水は……地球の三分の一もあれば十分だと思うよ。とにかく300ケルビン程度の
湖沼が点在しているだけで光合成細菌による大気改質が期待できる。
ガニメデは地球の36倍か……俺もガリレオ衛星は素材にしたいが、ちょっとぐ
らいもらって来てもいいような気がしてきたぞ……
619:オーバーテクナナシー
09/04/20 04:37:06 GV8e6wTN
詳しく計算してないがガニメデの氷が地球の海水の36倍はありえない。
36%の間違いだろう。
氷分だけで直径4500kmの球になっちゃうw
620:オーバーテクナナシー
09/04/20 07:00:51 8BklUB5B
エウロパとガニメデの氷の量が600倍も違うわけがないのは、
暗算でもわかるよなあ。
621:オーバーテクナナシー
09/04/20 08:15:56 N1PbqKuO
地球の海水 14億km^3
エウロパ半径1569km 表面から厚み3kmが氷。9263万km^3
ガニメデ半径2635km 表面から厚み800kmが氷。507.5億km^3
ガニメデの厚み800kmは URLリンク(www.planetary.or.jp)
体積 4πr^3/3 - 4π(r - 厚み)^3/3で計算。
622:オーバーテクナナシー
09/04/20 08:32:33 8BklUB5B
>>621
なるほど、先入観でつっこんですまんかった。
623:オーバーテクナナシー
09/04/20 11:42:07 nfvs/kMB
うはっ、氷の厚みが800kmとするとホントに500億km^3だ。
恐れ入りました。
大雑把な計算だが
ガニメデの体積700億km^3 質量1.4x10^23kg
氷の体積500億km^3で質量は比重が空隙等も含んでいるだろうから0.8g/cm^3で計算して0.4x10^23kg
芯の岩石分が200億km^3で質量1x10^23kg 比重が5g/cm^3って計算になるが
ガニメデのコアってそんなに鉄分多かったっけか?
624:オーバーテクナナシー
09/04/20 12:26:20 q0j/ve/d
>>623
ガニメデの表面重力は1/7Gもあるんだから、空隙があると言ってもせいぜい
表面から数十kmじゃないの?そこの比重を平均0.9で氷より気持ち少なめに
すると、コアの比重は3.96くらいで、まあリーズナブルかなと。
625:オーバーテクナナシー
09/04/20 13:11:17 nfvs/kMB
ガニメデ、ものすごい氷の量だね。
全部溶かしたら、陸地は全く存在しないまさにアクエリアス・・・w
ところでテラフォーミングとはあまり関係ないが
ガリレオ衛星が出来た頃の組成はイオからカリストまであまり変わらなかったんじゃ
ないかと思ったんだが
もしそうだとするとイオは出来立ての頃はもっと熱かっただろう木星の熱や
今でも活発な火山活動が出来る木星とエウロパら由来の潮汐力で
氷がひっぺがされたって事なのかなぁ?
もしイオが氷をはがされたあとの岩石核だけ残っているとすると核の大きさは
ガニメデ並だから氷を失う前はガニメデぐらいの大きさだったのかな?
626:オーバーテクナナシー
09/04/20 15:33:33 q0j/ve/d
>>625
> もしイオが氷をはがされたあとの岩石核だけ残っているとすると核の大きさは
> ガニメデ並だから氷を失う前はガニメデぐらいの大きさだったのかな?
ちょー、整理させてくださいね。
「イオの大きさはガニメデの核並だから、もしイオが氷をはがされたあとの岩石核だけ
残っているとすると、氷を失う前はガニメデぐらいの大きさだったのかな?」
という理解でいいんでしょうかね。
627:625
09/04/20 18:11:03 8B07JTvT
>>626
そういう事です。
現在ではイオとエウロパ・ガニメデ・カリストとは全然違う姿をしていますが
原始衛星のころは似た様な組成であったのではないか。
イオが氷を持っていたころはガニメデ並の大きさがあったのではないか
と云った痴的好奇心です。
628:オーバーテクナナシー
09/04/21 09:46:10 dYO3+AWH
>>627
そらまあ、近傍なんだから当初の元素組成は似たようなもんだったろうさ。木星の熱は
ポテンシャルエネルギーの転化がほとんどだから、今の大きさになるまでは、もっと高温
だったんだろう。イオだけでなく、エウロパもかなりの氷を失ったんだろうと思う。
でも、ココは天文スレじゃないから、その過程がテラフォーミングに役立たないのなら
話題としてはあまり掘り下げるべきではないと考える。
629:オーバーテクナナシー
09/04/21 18:07:48 Z9obozap
木星のエウロパは表面3kmは氷だけど
その下深さ数十から百数十kmにわたって氷が融け、シャーベット状ないし液体の海になっており、
熱水噴出孔も存在し生命が存在する可能性も示唆されている。だそうだ。wiki
で50kmほど足してみた。
エウロパ厚み3kmの氷の体積+50kmのシャーベットまたは水の体積。
15億km^3、地球の海水とおんなじぐらいだ。生命つきで送っちまえ。
630:オーバーテクナナシー
09/04/21 19:32:16 sXMEvOcs
金星を隠すL1(金星軌道内側のラグランジュポイント)の傘の直径を計算してみた。
金星のL1距離(金星からの距離) = 金星公転半径*(金星質量/(3*太陽質量))^(1/3)=1,011,153km
傘の直径 = tan(太陽直径/金星公転半径)*L1距離 = 13,008km
光源に近いほど傘が小さくてすむと思ったけど。いみなかった。ザクとは・・・電球とは違うんだな。
光圧で移動しそう。重くすれば移動しないのか?L1の保持力がどのくらいかさっぱりわからん。
それで、冷えた金星の大気組成はどうかわるんでしょうか。
硫酸の海とか出来たりしないよね。
631:オーバーテクナナシー
09/04/21 20:56:21 /GaR0DB/
>>629
いや、やはり丸ごと送るんなら、土星のレアかテティスあたりにしよう。
氷分が多そうでしかもサイズもコンパクトwでお得。
632:607
09/04/21 23:25:09 eyaWgGPp
>>631
衛星を土星軌道付近から、金星まで20年そこそこで動かしてくるプランは、他衛星の重力
アシストを利用するモノ。
具体的にはエンケラドゥスならテティス(ΔV=0.63km/s)、ヒペリオンならタイタン(ΔV=0.25km/s)
を利用する。テティスやレアは踏み台になる方の衛星なのでムリ。
それに>>615でも書いたが、テティスやレアは半径1000km超で重力結合エネルギーが
大きすぎて、解体困難。ガリレオ衛星も同様に論外。
重力結合エネルギーとは天体を個別の質量に分離するのに必要なエネルギー。
ちなみに、ガニメデは1.39e29J、ヒペリオンは7.62e21J。わかりづらいので衛星の質量
あたりに必要なエネルギーのTNT換算でいうと、ガニメデは1トンあたりTNT224kg、
ヒペリオンは1トンあたり320g。地球だと1トンあたり7.49トンと1トンを遙かに超えるので、
地球の質量が全部TNTでも解体できない。
633:オーバーテクナナシー
09/04/22 01:04:14 AkGurrHZ
>>630
金星のL1軌道上の傘が直径13000kmとすると
傘への太陽エネルギーの照射量は全球遮蔽でおそらく3x10^17J/s程度か。
傘が重かったらラグランジュポイントが成立しないし
軽かったら光圧ロケットになって飛んで行きそう・・・。
軌道保持力の資料探したが今のところ見つからない。。。
エネルギーを受け流すか外惑星帯等の寒冷地で使う事を考えないと難しそうだね。
634:オーバーテクナナシー
09/04/22 01:05:22 AkGurrHZ
>>632
そうか、レア・テティスは無理なのか。
ちなみにこいつら半径は1000km以下(レア750km テティス500km)なんだが、ダメか?
ま、エンケラドゥスの金星軌道への引越しにしても莫大なエネルギーが必要そうだが
レアの質量はエンケラドゥスの23倍、テティスは6倍あるんで難しいだろうね。
ガニメデに至っては1500倍w、こりゃ難しい。
引越しが無理ならレア・テティス利用の基本方針は変更しないでマスドライバー
利用に鞍替えしよう。
635:オーバーテクナナシー
09/04/22 02:32:27 0BNigGxr
>>632
ガニメデ丸ごと動かそうとは思わんが、木星脱出速度まで加速すると、1.756e32Jで、
重力結合エネルギーとやらは1.392e29Jなんで、きにせんでもええやん。
土星でエンケラドスだときいてくるのかな。
636:オーバーテクナナシー
09/04/22 09:02:31 qR5IX8rj
>>635
ガニメデを脱出速度まで加速するときに要するエネルギーが、2桁ほど過大なのだが。
当方の計算では8.77e30Jで済みそう。
そもそも衛星を主惑星から外すのに、順当にやっていたのではエネルギーも時間も
かかりすぎる。だから他衛星の重力を活用するのだが、ガリレオ衛星はどれも
質量が似通っているし、軌道も離れて安定している。
637:オーバーテクナナシー
09/04/22 09:14:39 qR5IX8rj
>>634
> そうか、レア・テティスは無理なのか。
> ちなみにこいつら半径は1000km以下(レア750km テティス500km)なんだが、ダメか?
>>632に書いた後半の条件には叶うのだが、前半がクリアできない。
> 引越しが無理ならレア・テティス利用の基本方針は変更しないでマスドライバー
> 利用に鞍替えしよう。
マスドライバーで所要のエネルギーと期間は計算してみた?
マスドライバーの場合、衛星表面の脱出速度+主惑星の衛星軌道における脱出速度
が必要。
あと、金星へのホーマン軌道移行に要する速度変化も必要なのだが、これは直近の
レスでは言及してないので、別途計算してみる。
638:オーバーテクナナシー
09/04/22 12:24:36 p3TJqYuJ
ガニメデ 質量m:1.482e23kg 公転半径r:1,070,400,000m 公転周期t:618156s 木星脱出速度v1:59,560m/s
軌道速度 v2=(2*π*r^2)/t=10880m/s
エネルギー E=1/2*m*v^2=0.5*m*(v1-v2)^2=1.75598e32J
重力結合エネルギーの拾った公式U=GM^2/2r。<-惑星を跡形なく木っ端微塵にするエネルギーだそうだ。
wikiの地球重力結合エネルギーと計算が合わないが桁は同じなので使ってみた。
639:オーバーテクナナシー
09/04/22 12:44:16 qR5IX8rj
>>638
木星表面の脱出速度でなく、ガニメデ軌道での脱出速度をだな。
640:オーバーテクナナシー
09/04/22 12:53:51 FKOON07F
それで二桁も違う?軌道速度は引いてあるが。
公式かなんかplz。
641:オーバーテクナナシー
09/04/22 16:33:32 qi6oxK15
木星表面からの第2宇宙速度は約60km/sになるが
ガニメデ軌道では15km/s程度となるんじゃないか?
>>638と同様の計算で1.5e30Jになった。
どれぐらいのエネルギーか換算してみると
太陽の全放出エネルギーにして1時間ちょっとぶんのエネルギーで
現在の人間文明の消費エネルギー(5e20J/year)の30億年分だった…
あはははは。
642:オーバーテクナナシー
09/04/22 17:20:37 THJmJISy
わかった。ガニメデ軌道上の脱出速度。
ガニメデの軌道速度*√2=15386
こっちが間違ってた。
643:オーバーテクナナシー
09/04/22 17:34:08 THJmJISy
訂正版。ガニメデを金星に落とすエネルギー。
ガニメデ 質量m:1.482e23kg 公転半径r:1,070,400,000m 公転周期t:618156s
軌道速度 v1=(2*π*r^2)/t=10880m/s 軌道脱出速度 v2=v1*√2=15386m/s
エネルギー E=1/2*m*v^2=0.5*m*(v2-v1)^2=1.50495e30J
644:オーバーテクナナシー
09/04/22 18:22:13 X4aVmysn
>>633 ゴメン。>>630の傘の大きさ。違ってた。あれ、金星中心から見た日食になる傘のサイズだった。
金星を太陽から隠すL1の傘の半径。かもしれない・・・でかくなってる。
金星で太陽全体が隠れる角度θ= atan((太陽半径 - 金星半径)/金星公転半径)
金星で太陽全体が隠れる距離 d1 = 金星半径/tan(θ)
金星のL1までの距離 d2 = 金星公転半径*(金星質量/(3*太陽質量))^(1/3)
L1ポイントでの傘の半径 r = tan(θ) * (d1 + d2) = 12,498,989.77m
自信なし。連投スマソ。
645:オーバーテクナナシー
09/04/22 18:26:55 qR5IX8rj
>>643
それだと、木星系から離脱するだけで、金星に行くにはホーマン軌道移行が別途必要。
646:オーバーテクナナシー
09/04/22 18:43:26 X4aVmysn
太陽に落ちない?
647:オーバーテクナナシー
09/04/22 18:56:56 qR5IX8rj
>>646
木星の対太陽公転速度を殺さない限り太陽には落ちない。
648:オーバーテクナナシー
09/04/22 19:24:02 aLr5zELv
ごめん。おちない。了解。
>>643 は落とせません。
649:オーバーテクナナシー
09/04/22 19:57:43 qi6oxK15
>>646
太陽に落とすのは太陽の方向の角度で真っ直ぐに落とせば簡単^^;だが
金星の衛星にするには加速しないといけない。
木星の軌道速度が13km/sでガニメデの木星脱出速度が15km/s
太陽に対する速度が最大になる角度で旅立っても最大28km/sだが
金星様の軌道速度は35km/sもあらしゃるw
火星や地球でスイングバイはほんの僅かの計算のズレで全人類アボーンかも
知れずお奨めじゃない。
加速に必要なエネルギーは3.6e30Jだがどうしましょうか?
650:オーバーテクナナシー
09/04/22 20:00:04 qR5IX8rj
>>649
> 太陽に落とすのは太陽の方向の角度で真っ直ぐに落とせば簡単^^;だが
全然わかってない。
>>647
651:オーバーテクナナシー
09/04/22 20:28:00 qi6oxK15
>>650
あのねえ、木星が太陽の周りを公転運動してて
ガニメデが木星の周りを公転運動してるんだよ。
金星に衝突させる軌道も太陽に衝突させる軌道も作れるんだが。
ちなみにガニメデの公転が木星の公転方向と順方向に15km/sで出発すれば
ガニメデの太陽公転速度は13+15=28km/sとなるし
逆方向に出発すれば13-15=-2km/sつまり秒速2kmで逆進する事になる。
あくまで初速での話だが。
652:オーバーテクナナシー
09/04/22 20:32:46 qR5IX8rj
>>651 その加減算は間違っている。
653:オーバーテクナナシー
09/04/22 20:38:39 +4FV5P7J
角速度保存
654:オーバーテクナナシー
09/04/22 22:03:15 qR5IX8rj
>>651
先ほどは時間がなく、失礼しました。
補足しておきましょう。
木星の公転方向と順方向にそこでの脱出速度で出発すると、木星を焦点とする放物線軌道に
乗ります。離心率1の楕円軌道ともいえます。十分縮小すると、太陽方向に向かう線になります。
木星から1AU離れた時点の速度は1.3km/hで太陽に向かうように見えます。ところが、これは
木星に対しての速度なので、木星の公転速度を加味してやると、ほぼ木星軌道と並行に動いて
いるだけです。そのうち近日点を過ぎると、太陽から遠ざかり、木星軌道を横切って外側に出て
また戻ってきます。木星軌道をちょっと歪めた楕円軌道に乗るだけです。
公転方向と逆方向に出発すると、遠地点に向かう楕円軌道に乗って、以下同文。
ホントは3体問題なので厳密に言うと違いますが、近似的にはこんなとこで。
655:651
09/04/22 23:31:31 n4+isSmb
さっぱりわからなくなりました。。。。
この際木星の軌道速度を13km、ガニメデの木星軌道脱出速度を15kmに固定して
考えますが
木星の軌道円上の接線に対して
cosθが13/15になる角度でガニメデが出発すれば太陽との角速度が0になり
初速√(15^2-13^2)で太陽の重力井戸に向かって真っ直ぐに落ちていくと
思ってたんだが。。。。
勿論離れていくまでの木星・太陽の重力作用もあり、そう簡単な計算でもない事は
わかっているが・・・
軌道円上の接線に垂線を引けばその方向に中心点として太陽があるが
それに沿ってガニメデを飛ばしても木星の軌道速度が保存しており
太陽に衝突しないのは承知してます。
さっぱりわからん。
656:オーバーテクナナシー
09/04/22 23:45:35 KdNh9lyT
金星の冷却には傘とかじゃなくて土煙巻き上げる程度の物体衝突でもいいんじゃね?
657:オーバーテクナナシー
09/04/22 23:51:12 qR5IX8rj
>>655
木星の重力圏内の任意の点から、その点における脱出速度で出発した物体は、
「木星から十分離れると」物体の木星との相対速度は0に近づく。
そして、太陽から見ると、「木星から十分離れた物体は」木星近辺を木星と一緒に
公転してるように見える。
SFではあるが、似たような軌道力学を扱った短編がある。ご参考に。
アーサー・C・クラーク「木星第五衛星」ハヤカワSF文庫「明日にとどく」収録
野尻抱介「ムーンフェイスをぶっとばせ!」富士見ファンタジア文庫「魔法使いとランデブー」
658:オーバーテクナナシー
09/04/22 23:51:35 LvzItYXi
イメージがついてけないです。木星系で放物線になるのはいいとして、
それを太陽系にマッピングして、どの角度で楕円公転軌道に遷移するのか、
逆行方向へ放物線描いたひにゃ・・・・へへへへへ
659:オーバーテクナナシー
09/04/23 00:23:32 vI9pKa15
ガリレオ衛星じゃなく、土星系から衛星を引っ張ってくる英文資料を和訳中です。
よければ、当該箇所だけ貼りましょうか?
ガリレオ衛星は…ハードル高すぎるので、手に余ると私は思います。
660:オーバーテクナナシー
09/04/23 07:12:56 I7AFvp8p
>>655
> 木星の軌道円上の接線に対して
> cosθが13/15になる角度でガニメデが出発すれば太陽との角速度が0になり
> 初速√(15^2-13^2)で太陽の重力井戸に向かって真っ直ぐに落ちていくと
> 思ってたんだが。。。。
志村ー、木星の重力www
これ以降、木星の重力が無効になるわけないだろJK
あと出発する角度にかかわらず、脱出速度で出発すると、軌道は木星から見て放物線。
離れると、木星に対する相対速度はゼロに近づく。太陽から見ると木星に追随するように見えるはず。
661:オーバーテクナナシー
09/04/23 07:26:02 vv+jpaHn
>>656
すでに、濃密な雲のせいで金星のアルベドは0.65とかなり高いのだが。
太陽エネルギーの過半を反射しているにもかかわらずあの高温なのは、いうまでもなく
CO2の温室効果のせい。
チリなんか舞い上げたら、むしろ雲が黒ずんでアルベド下がるんじゃないのか。
662:オーバーテクナナシー
09/04/23 07:45:25 GJPnvMcG
>>657
「木星から十分離れる」間に受ける太陽からの重力作用は、「十分小さい」の?
663:オーバーテクナナシー
09/04/23 09:14:39 Gi7X4Mnc
金星のアルベドはwikiは0.65だけど、理科年表は0.78なのかな?
664:オーバーテクナナシー
09/04/23 09:26:04 vv+jpaHn
>>662
大雑把な近似としては正しいだろう。
木星の対太陽公転周期約12年に対し、木星周辺の物体の運動は週、月で計れる
オーダーだから。
665:オーバーテクナナシー
09/04/23 09:33:30 vv+jpaHn
>>663
確かに理科年表では0.78だな。
いずれの値にしても、金星の大気圏内で小細工してアルベド上げるというのは難しそうだ。
というか、反射率の高い物質だとかえって断熱材になって熱を逃がさないように思うんだが。
666:オーバーテクナナシー
09/04/23 14:41:05 o1o9aSVN
>>660
木星-ガニメデ間 約百万km
木星-太陽間 約8億km
重力相互作用はその物体間の距離の2乗に反比例だったっけか。
では1.5e30J?のエネルギーを使って木星軌道を離れて準惑星(名目上)になった
ガニメデが金星の衛星になるためのエネルギー量はどれぐらいだろう。
667:オーバーテクナナシー
09/04/23 15:00:33 o1o9aSVN
初期的な質問で悪いがアルベド値について、
wikiによると
木星の大衛星の中にアルベド値が1を超えているものがあるんだがどうして?
668:オーバーテクナナシー
09/04/23 15:18:55 vv+jpaHn
>>667 見間違いか記述ミスだろう。
具体的にどの衛星?
669:オーバーテクナナシー
09/04/23 18:28:18 a0gbC/Yn
>>668
ディオネ アルベド0.998
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E8%A6681%9B%E6%98%9F)
テティス アルベド1.229
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
エンケラドゥス アルベド1.375
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
他、ミマスもアルベド0.962になってる。
670:オーバーテクナナシー
09/04/23 19:11:32 vv+jpaHn
>>669 なるほど、見間違いでも記述ミスでもないようだ。ゴメン。
どうやら、Wikipediaのアルベドは Geometric albedoというもので、天体が光を
等方的に反射すると仮定して算出した光度との比らしい。
■Geometric albedo
URLリンク(en.wikipedia.org)
で、光源の方に強い反射を返す物質で天体表面が覆われていれば1.00を
越えることもある。
671:オーバーテクナナシー
09/04/23 20:40:20 vv+jpaHn
>>669
さっきはうかつにも気づかなんだが……
どれも「土星」の衛星ではないか。
672:667
09/04/23 21:44:36 a0gbC/Yn
スマソ
土星の大衛星って書くつもりが
木星の大衛星って書いてた。
頭がガニメデしてたようだ、スマソ。
673:オーバーテクナナシー
09/04/24 01:22:17 ASin3Dux
たまに土星と木星で混乱するのは俺だけじゃなかったようでほっとした
674:オーバーテクナナシー
09/04/24 01:53:37 p7YK95wN
どこぞの美少女戦士のおかげか混同することはないな
675:オーバーテクナナシー
09/04/24 07:01:15 db6rELn8
土星の衛星のアルベドが高いのは、基本的に表面が氷だからだろうね。
木星の衛星がそうじゃないのは、イオからの噴出物で汚れてるせいだと思ってる。
676:オーバーテクナナシー
09/04/24 14:02:05 db6rELn8
EUR/KRW 1768.3342 10.0660 0.5725% 14:00(JST)@nida
USD/KRW 1345.1500 8.8500 0.6623% 14:00(JST)@nida
677:オーバーテクナナシー
09/04/24 14:03:17 db6rELn8
ゴメン、市況板の数字誤爆した
678:オーバーテクナナシー
09/04/24 17:00:19 K6PUa6Hb
>>677
ホーマン軌道に乗せるためのエネルギー計算式かとオモタw
679:オーバーテクナナシー
09/04/24 17:02:41 /rq69eKb
きっとふくよかな軌道なんだろう
680:オーバーテクナナシー
09/04/24 18:04:52 xoxKefcv
全然しらんが、静止軌道に乗せる方法を逆に考えると、円軌道で減速すると、
そこを遠点にした楕円軌道になりそうだ。で、長径の真ん中、最短半径距離のとき、
再度減速すると、そのまま低い軌道に乗れる気がする。どのくらいの減速を何秒すると、
どのくらい曲がるのか。とか計算できそうにない。かんたんそうな、むずかしそうな。
まぁガニメデクラスなら一気に減速できないので、ゆっくり減速して螺旋を描いて、
金星の軌道速度まで落とせばいいのかな。着く前に人類は滅亡してるだろうけど。
気になる人はブラックホールの周りを準光速でぐるぐる回って時間つぶしとけば、見れるかも。
太陽は白色矮星かなんかになってるんだっけ。
681:オーバーテクナナシー
09/04/24 18:09:38 db6rELn8
>>680 それはホーマン軌道の説明そのままなのだが。
682:オーバーテクナナシー
09/04/24 18:22:05 xoxKefcv
だよね。逆ホーマン4の字固めとか言うかと思った。
スペースシャトルが帰るとき一度逆噴射するのもホーマン軌道なのかな。
683:オーバーテクナナシー
09/04/25 01:51:36 F0jLiUos
金星に鉱物の上から氷くっ付けた隕石じゃダメなのか?
684:オーバーテクナナシー
09/04/25 05:47:47 yaIOR027
百キログラムの水を輸送するのに、百キログラムの氷塊を投射するのと
五十キログラムの鉱物のコアを持った百五十キログラムの氷塊を投射するのと
どっちが効率がいい?
685:オーバーテクナナシー
09/04/25 07:58:45 JBt9fJkQ
海王星とか冥王星のあたりってアステロイドになっていて、海王星や冥王星と
同じような小惑星が多数あるんだろう?
その中の小惑星の一つを持ってくるとかの方が効率良いんじゃない?
686:オーバーテクナナシー
09/04/25 08:35:02 oONp32sH
>>685
> 海王星とか冥王星のあたりってアステロイドになっていて、海王星や冥王星と
> 同じような小惑星が多数あるんだろう?
> その中の小惑星の一つを持ってくるとかの方が効率良いんじゃない?
いろいろ間違ったイメージを持っているな。海王星なんか地球のおよそ60倍の体積が
ある。冥王星はまあ小惑星と言えなくもないが、同じようなのが多数あるなら、
「○王星」とかいうのが、ゴロゴロ発見されているはずなんだが。
687:オーバーテクナナシー
09/04/25 09:48:32 Ldj2t3Zr
新しく準惑星が見つかったら、ミネルヴァ・智王星にしようぜ
688:オーバーテクナナシー
09/04/25 11:16:50 YD2dfAt3
>>685
金星の水(水素)不足を補うためにEKBOを利用するのにも色々難点があると思う。
水素やヘリウム以外はなんでも液相、固相になるような極低温の環境由来だけに
いらない揮発分が多すぎると思われる。
EKBOのほとんどはまだ探査出来ていないので詳しくはわからないとしか
言い様がないが僅かなりとも探査出来ているEKBO由来の天体と言われている
海王星の衛星トリトンや土星の衛星フェーベを見ても
トリトン
(組成予想)水25% 炭化物・窒化物45% 岩石30%
液体窒素とメタンを吹き上げる氷火山あり
フェーベ
(組成予想)水、ドライアイス、岩石など
比較的高温の土星軌道に捕獲され、沸点の低い物質は全部蒸発したと考えられている。
フェーベ本体表面は蒸発後の炭化物残渣で真っ黒。
フェーベの蒸発物はイアペトゥスの半球を黒くに汚した原因説あり
つまり、EKBOは超巨大彗星みたいなものだから、かなり効率が悪いと思うね。
天体ショーとしてはすごいものがみられるかもしれないが…
689:683
09/04/25 15:29:47 F0jLiUos
>>684 軌道上の小惑星を動かそうなんて馬鹿げた話はしていない
690:オーバーテクナナシー
09/04/25 20:13:33 89olU/dc
ま、太陽系の星星で
(1)完全テラフォーミングの可能性がゼロでは無い星
火星 (問題は重力)
金星 (問題は作業の難易度)
(2)パラテラフォーミングが可能な星
月
水星 (極地方に限る)
といったところでないかな?
ガニメデなどの極寒の巨大外衛星にも有人基地は可能かもしれないが
どれも全球的に加温すると氷が解けて水惑星になりそうで
テラフォーミングには向かないと思う。
例外的にイオは水が少ないが電磁環境が苛酷過ぎて難しそう。
691:オーバーテクナナシー
09/04/25 20:52:26 Ldj2t3Zr
> 火星 (問題は重力)
> 金星 (問題は作業の難易度)
これってギャグ?
692:オーバーテクナナシー
09/04/25 21:10:33 oONp32sH
>>691 ツッコミを入れる意図がわからないので、説明して欲しいな。
693:オーバーテクナナシー
09/04/26 02:31:07 H6uTeq5b
火星でも大気がすぐ逃げちゃうんじゃないの?
そうならないように頑張って欲しいけど
694:オーバーテクナナシー
09/04/26 08:33:07 TB8KoXoF
>>693
大気の主成分の分子運動速度と、火星の脱出速度をググって、比較してみ。
695:オーバーテクナナシー
09/04/26 18:14:53 yge4gZOU
>>643
ガニメデを金星に落とすエネルギー改めガニメデを木星軌道から脱出させるエネルギー
について
>ガニメデ 質量m:1.482e23kg 公転半径r:1,070,400,000m 公転周期t:618156s
軌道速度 v1=(2*π*r^2)/t=10880m/s 軌道脱出速度 v2=v1*√2=15386m/s
エネルギー E=1/2*m*v^2=0.5*m*(v2-v1)^2=1.50495e30J
E=1/2*m*v^2でいいのか?
E=m*v^2が正しいような気がするが。
ほぼ無限大のエネルギーが別に2倍になってもどーって事ないが…
696:オーバーテクナナシー
09/04/26 18:46:39 /qGjJQwp
>>695
> ガニメデを金星に落とすエネルギー改めガニメデを木星軌道から脱出させるエネルギー
> について
木星から離脱できるだけで、木星の公転軌道からはそう離れられない。
だいたい太陽の周りを一周すると、また木星に接近してしまう。
これは木星から見ていずれの方向(ただし軌道面内)に脱出しても同じ。
金星へのホーマン軌道に乗らないと。
そろそろガリレオ衛星の利用はムリがあることを理解して欲しい。
697:オーバーテクナナシー
09/04/26 19:05:48 yge4gZOU
>>696
>そろそろガリレオ衛星の利用はムリがあることを理解して欲しい。
それはとっくに理解している。
そもそもどの様な力点でエネルギーをかけてもこのレベルのエネルギーだと
星そのものが壊れる。
ガニメデにガニメデが秒速4.5kmで正面衝突したのと同じエネルギーだからね。
698:オーバーテクナナシー
09/04/26 20:51:23 Vy0ca3Rm
>>695
運動エネルギーの公式です。内容を理解して使ってないので自信はないでですが、
wiki「運動エネルギー」でみたら乗ってたので大丈夫そうです。
699:オーバーテクナナシー
09/04/26 21:09:56 yVBYXCtT
>>698
そのようですね、お手数おかけしました。orz
700:オーバーテクナナシー
09/04/28 11:19:02 uYkp3pTo
>>697
ガニメデがムリなのはおいといて、必要なエネルギーをどうして短時間で
解放する必要があるのだろう。
1年でも10年でも好きなだけゆっくり加速してやればいいんじゃないの。
ゴラスが迫ってきてるわけじゃないんだし。
ちなみに、妖星ゴラスのDVDをチェックしたら、地球を動かすときの加速度は
1.10e-6Gというセリフがあった。
701:オーバーテクナナシー
09/04/28 16:56:39 MqLImYsL
>>700
ガニメデは無理というのをオッカムの剃刀で言ったつもりだったが…
確かに長時間かければ可能かもしれないが10年とかのタイムスケールじゃなくて
1000年ぐらいかかるかな?というレベルと思う。
無理とか無理じゃないではなく知りたいのはガニメデを金星軌道まで持ってくるのに
必要なエネルギー。
木星脱出後の慣性運動のみでは木星族の巨大小惑星になっちゃう?だけだから
木星軌道脱出後もエネルギーをかけ続ける必要があるがそのエネルギーは
どれぐらいなんだろう?
別に拘るべき事でもないが10年でガニメデが木星軌道脱出って考えた場合、
仮にガニメデの木星軌道脱出エネルギーが1.5e30Jで正しいとして
10年(3.15x10^8秒)でこのエネルギーにまで持って行くとして
約5e21J/sのエネルギーだね。
約55tonの全質量エネルギーを毎秒で10年間…
ソ連の作った50メガトンのお化け水爆(ツアーリ・ボンバー)にして毎秒2万発分…計6兆発
やっぱりどういう力点(力面)で力かけたらいいのか見当がつかない。
別の話だがガニメデに壊れない程度のエネルギーをかけ続けた場合、
ガニメデの木星周回軌道はどうなるんだろう?
ややこしいからイオ・エウロパ・カリストその他ちびっ子達はは無いものとして計算しよう。
離心率の大きな楕円軌道に徐々に変わってくるのだろうか?
木星から見たガニメデのスピードでは
近木点→遠木点は重力ブレーキで何ぼ加速してもどんどんスピードが落ちてそのうち止まって
遠木点→近木点は重力井戸に落ちるのと人為的な加速でどんどんスピードがあがるというイメージ。
その場合、近木点付近で木星のロシュ限界に入るって事はないのかな?
702:オーバーテクナナシー
09/04/28 17:19:05 nY4JekwW
近木点と遠木点以外で軌道前方(折線方向)に加速するのは
近木点移動の要素になるのかな。
減速しなければ近木点高度は下がらないので
ただ離心率の大きな軌道に移っていくだけでは。
703:オーバーテクナナシー
09/04/28 17:47:14 kChrnkS6
太陽系サイズのやさしい巨人ロボをつくって、そっとうごかしてもらえばいい
704:オーバーテクナナシー
09/04/28 18:07:43 MLRir6JA
名案だな。銀河系の中央にたくさんあるブラックホールあたりから
鉄とかの金属をかき集めてきたらそんなロボくらい簡単にできるだろう。
もっともそんなの作れる技術あるなら悠長に火星や金星をテラフォーミング
せずとも太陽系外の地球型惑星に殖民した方が早そうだけど。
705:オーバーテクナナシー
09/04/28 18:20:23 uYkp3pTo
>>701
> 無理とか無理じゃないではなく知りたいのはガニメデを金星軌道まで持ってくるのに
> 必要なエネルギー。
> 木星脱出後の慣性運動のみでは木星族の巨大小惑星になっちゃう?だけだから
> 木星軌道脱出後もエネルギーをかけ続ける必要があるがそのエネルギーは
> どれぐらいなんだろう?
木星の公転速度:13058m/s
木星-金星ホーマン軌道の遠日点速度:6452m/s
差分:6606m/s
従って、ホーマン軌道への移行には 3.234e30J必要。
ちなみに近日点で減速することは考えていない。
火星をフライバイさせて、重力アシストを使うと、エネルギーが節約できる。
火星へのホーマン軌道だと、速度差分は 4269m/sで、所要のエネルギーは
1.350e30J
地球の方が火星より質量が大きいので、重力アシスト
ガニメデが土星系の衛星を使うことに比べて、圧倒的に不利なのは、
木星系の大衛星は似たり寄ったりの質量なので、重力アシストが使用できないこと。
706:オーバーテクナナシー
09/04/28 18:27:38 uYkp3pTo
書きかけを、誤送信してしまったorz
書いてないとこを補足。すみませんm(_ _)m
----
地球の方が火星より質量が大きいので、重力アシスト
↓
地球の方が火星より質量が大きいので、重力アシストの効果が大きいが、
さすがにそれは剣呑そうなので、見合わせた。
たぶんその頃には、地球周辺はコロニーだとか、SSPSだとか、軌道エレベータで
そばに寄って欲しくない状況だと思うので。
707:オーバーテクナナシー
09/04/28 19:26:20 uYkp3pTo
まだ、推敲が足りなかった。重ねてゴメン。
-------
木星系の大衛星は似たり寄ったりの質量なので、重力アシストが使用できないこと。
↓
木星系の大衛星は似たり寄ったりの質量なので、木星系から衛星を脱出させるために
重力アシストが使用できないこと。
708:オーバーテクナナシー
09/04/28 20:30:02 MqLImYsL
>>705/706
金星軌道にガニメデを持って来ようなんてプロジェクトが始まる?頃には
火星はテラフォーミング済で火星近くにも温度調整用の集光鏡などの
ややこしい設備がたくさん有りそう。
従って、火星や地球でのスイングバイは考えないで人為エネルギーのみで
ガニメデを金星軌道に持って行くエネルギーは他のガリレオ衛星との摂動の影響を無視して
(1.505+3.234)e30J
でいいと云う事かな?
709:オーバーテクナナシー
09/04/28 20:58:02 mhCGjbV2
火星質量 6.4191e+23kg ガニメデ質量1.482e+23kg
スイングバイするとよくないことか、いいことがおこりそう。
710:オーバーテクナナシー
09/04/28 21:04:55 uYkp3pTo
>>708
金星軌道での減速を考慮してないことをお忘れなく。
地球に衝突すると地殻津波を引き起こすような小惑星に比べて、ガニメデは一桁上の
質量だ。直接ぶつけると金星のマントルまでめくれることになりそうなので、数度に
わたって金星とのフライバイを行った後、金星の衛星軌道に捕獲(人為的減速必須)
するのがよいと思う。
ちなみに金星の重力アシストなしに減速するのは大汗もの。
金星の公転速度:35021m/s
木星-金星ホーマン軌道の近日点速度:46406m/s
差分:11385m/s
所要のエネルギー:9.605e30J
711:オーバーテクナナシー
09/04/28 21:24:08 uYkp3pTo
>>709 火星の軌道半長径がちょっと増える。
わかりやすく言うと、太陽から少し遠くなる。
712:オーバーテクナナシー
09/04/29 00:23:19 t6RQVyHM
>>710
了解。
ガニメデを木星の衛星から金星の衛星(ひょっとして二重惑星?)にするための
エネルギーは都合1.4e31Jという事だね。
713:オーバーテクナナシー
09/04/29 06:27:20 yiTImbNo
>>712
強引に押してやるケースでのエネルギーの所要という点では正しいけど。
(1) 金星の重力アシストを使えばもっと減らせる。どれだけ減らせるかは掛ける時間次第。
(2) 宇宙空間にある物体に力を加えるためには、純粋にエネルギーでできるわけではなく、
反動質量を放り投げる反動推進しか方法がない(*)が、効率は100%には遠く及ばない。
(*) 例外はスイングバイによる重力アシストと光帆推進
714:オーバーテクナナシー
09/04/30 10:43:13 J2Dzjvgx
すまん、見てて疑問に思ったんだが、1.4e31Jってのは1.4^31Jと同じ意味か?
715:オーバーテクナナシー
09/04/30 10:48:57 o0ms6IeB
リア中かよ。
716:オーバーテクナナシー
09/04/30 10:51:28 IuoZ9gnd
>>714
いんや、1.4x10^31Jって意味だ。1.4e31はExcelの指数形式。
1.4^31Jだと 33882Jになっちゃうぞ。
717:オーバーテクナナシー
09/04/30 14:13:43 b/B1mHoA
ちなみに33882Jだと
4kgの鼻くそを150km/hで投げたのと同じエネルギーだね。
718:オーバーテクナナシー
09/04/30 15:13:44 IuoZ9gnd
>>717 いいや、ひと桁違うね。
719:オーバーテクナナシー
09/04/30 19:32:31 b/B1mHoA
>>718
んだねorz
これじゃ1/10しかないわ
720:オーバーテクナナシー
09/04/30 21:58:48 J2Dzjvgx
>>716
ああ、1.4^31J ってのは 1.4×10^31J のつもりで書いてた、ごめん。
エクセルで指数扱ったことないから知らなかったよ、ありがとう。
721:オーバーテクナナシー
09/05/02 02:41:23 GVKbmndk
スイングバイをExcelでいろいろ計算してみている。
これは面白いな。
やはり、持ってくる氷衛星は木星系からより、土星系からのほうがよさそうだ。
所要のエネルギーが質量あたり何桁も節約できそう。
今書いても中途半端なので、もう少し整理できてから報告します。
722:オーバーテクナナシー
09/05/02 14:21:14 nUlSaWFM
ガニメデを金星の衛星にする為の理論上のエネルギーのあまりの巨大さに
魅せられて金星を地球並みに自転させる為のエネルギーを計算してみた。
金星の慣性モーメント
2/5x4.869x10^24x(6.051x10^6)^2=7.131x10^37J
金星も地球同様コアが重くてマントルが軽い、つまり密度が均一な剛体じゃないだろうから
85%掛けぐらいで
約 6x10^37J 程度か。
自転軸が反転しているとか、少しは自転しているとか計算上
ややこしすぎるので回転していないとして計算すると
地球並みに回転させる角運動エネルギーは
1/2x6x10^37x(2π/86400)^2=1.585x10^29J
・・・
意外に少ない気がするんだが、どこかで計算間違いしているんだろうか。
どこかで積分するのを忘れているような気が…
723:オーバーテクナナシー
09/05/02 15:11:31 VtdsOBry
なんか地球の坂道で、金星を転がして回転させるとか・・・・ロッシュの限界がぁあああ
724:オーバーテクナナシー
09/05/02 15:19:08 ZYpXp7tt
>>722 ちょこっと単位とか値が違うので補足。
金星の慣性モーメントはこちらのサイトによると 0.33MR^2で 5.884e38kgm^2
◆Venus Fact Sheet:NASA
URLリンク(nssdc.gsfc.nasa.gov)
金星の公転周期は 224.701日なので金星の1恒星日を224.701/225.701日にしてやる
必要がある。
よって角運動エネルギーは
1/2*5.884e38*(2π/(86400*224.701/225.701))^2=1.5697e29J
だいたいそんなモノだろうけど、土台があるわけじゃないんでエネルギー与えれば
回るってことではないのですよ。
725:オーバーテクナナシー
09/05/02 15:36:53 VtdsOBry
うちのエクセルは2.60071×10^33Jといってるけど。金星が止まってたとして。
角速度=PI()*2/地球自転周期 7.29211×10^-05
インテグラルツリーは理解してない人間ですが。
726:オーバーテクナナシー
09/05/02 15:39:48 VtdsOBry
>>725 まちがい しまった角速度二乗してなかった。ごめん。
727:オーバーテクナナシー
09/05/02 16:32:35 ZYpXp7tt
>>724 おっと、慣性モーメントの指数間違えてる。二カ所。
×5.884e38
○5.884e37
転記ミスなので、結果は修正なし。
>>725
太陽に対して86400秒の自転周期というのは、空間に対してもそうではないのですよ。
728:オーバーテクナナシー
09/05/02 16:59:13 QJ0HXa/X
地球上の水を月やら火星に持ってくってのは?
海水面上昇した分なら地球への影響もすくないのであ?
729:オーバーテクナナシー
09/05/02 18:00:27 pKiiwph7
>>728
地球の重力井戸の底から水を汲み上げるのは
単位重量あたりだとガニメデの水を金星まで持っていくよりも相当きついんじゃなかろうか。
ガニメデの脱木星軌道速度
15400m/s - 10900m/s = 4500m/s
地球表面からの第2宇宙速度
11200m/s
11200^2/4500^2 = 6.195
ホーマン軌道までのエネルギーはややこしいので計算しないが
単に惑星軌道からはずすだけで
単位重量あたりでは6.2倍のエネルギーが必要だった。
ま、金星を全球水没させて魚の養殖場にするわけじゃないので
500億km3も水があるかもしれないガニメデ丸ごとはオーバースペックすぎるし、
土星の氷衛星を利用すればガニメデあたりよりかなりエネルギーが節約出来るので
水の持ち出し元は土星の衛星が一番現実的(笑)じゃないかなぁ?
節約して循環システムを整えれば別だか金星に自然な形で海を存在させたいと
思った場合は地球の1/3ぐらいの水がいるかなと思うのだが
仮に5億km3の水を地球から抜くと大気象変動が起こる事は必至だと思う。
詳しくはスパコンさんに計算させてみないとわからんがw
730:オーバーテクナナシー
09/05/02 19:01:41 lUVIzgH2
金星の場合はスーパーローティションを止めればなんとかなると思う
それには地形が重要で、風の流れを乱すことが必要だと思われ。
塵が上空に舞い上がることが無いので、上層からの降雨がすぐ
気化して循環してしまうんだろう。温度の低い層があるのに
その層からの熱循環がほとんど起こっていないのが
注目点だとおもわれ
731:オーバーテクナナシー
09/05/02 21:12:30 pKiiwph7
>>730
いまのところ、スーパーローテーションが金星の熱循環を阻害してるって
仮説は証明出来ないよ。
そもそもスーパーローテーションがどうして起こるのかもわかってない。
ハドレー循環起因説、熱潮汐波起因説、大気重力波起因説?
個人的にはハドレー循環起因説が一番受け入れ安いがまだよくわかっていない事象だね。
金星の現在の大気環境は文献によって色々だけど65-80%の太陽光を反射してて
返って暖めにくくなっているが同じく大気環境によってえらく冷めにくい状況だと思う。
やはり大掛かりな太陽エネルギー完全遮断設備を作って入射エネルギーをゼロレベル
にしないと冷却化出来ないと思う。
また金星で降雨があったところで水はほとんど無く融点と沸点の関係で
降るのはせいぜい濃硫酸の雨ぐらいじゃないか。
732:オーバーテクナナシー
09/05/02 21:53:22 VtdsOBry
金星の赤道にでかいついたて並べて、スーパーローテーションで金星が回りだしたら、、、、
笑うよね。みんな仕事やめて帰って寝るよね。ごめん。
733:オーバーテクナナシー
09/05/02 22:24:39 VTeHiPp1
>>731
仮説はあるだろ。
そもそも金星の温暖化説は検証されてなくても証明されたのと同じとされ
ている現実があるし。
734:オーバーテクナナシー
09/05/03 00:08:00 HqKLLpGh
>>723
まあまあ
野球ボールも
地球のロッシュの限界内にあっても元気にしていることだし、まずは冷静に
・・・とか言ってみる。
735:オーバーテクナナシー
09/05/03 00:28:51 By4VD9SU
>>731 高圧の気体の摩擦で温度上昇してるのか?
736:オーバーテクナナシー
09/05/03 00:51:18 XiD2uZY3
地球での場合、風が発生する主な要因は地域ごとの気温のムラだ。
温度と言う要因から強風が発生するのは分かる。
だが逆に強風によって温度が上昇するというのでは、強風のエネルギー源が説明できない。
737:オーバーテクナナシー
09/05/03 03:58:11 w2d14EO3
金星の強風下では雨も霧のような状態で落下する速度は異常に遅いぐらい
普通に分るはず、
そのぐらいの流体の知識もない奴が偉そうに
738:オーバーテクナナシー
09/05/03 04:55:36 CuF8HQyD
金星はまだまだわからないところが多過ぎるが
糞長い昼と糞長い夜が続くのに少なくとも地表じゃそれほど温度差が無いらしい事。
極地方と赤道下でもそれほどの温度差がないらしい。
スーパーローテーションが金星の地表温度均一化に関与している事は間違いないと思うが
偏東風のスーパーローテーションだけでは極地方と赤道下で温度差が無い事は説明出来ない。
全くの仮説だがスーパーローテーション層とは圏界面を持った大気循環層があるんじ
ないのかな?
地表のゆるゆるの風の上層で
フェレル循環、極循環なんかも起こっていると考えてるんだが?
739:オーバーテクナナシー
09/05/03 06:32:43 0sZcTW3Y
地上のゆるゆる風といっても、90気圧下の風速1mと1気圧下の風速90mの風の運動量は
差がない。たとえ屋外との圧力差のない開放構造にしても、プレハブ程度の強度の建造物は
こっぱみじん。強烈な浸食作用も絶賛活躍中。
740:オーバーテクナナシー
09/05/03 07:15:23 iKqzqUv0
うっわ。すげーっ。上だけ高速に回ってるのかと思ったら、全体で同じ方向に同じぐらいの力で回ってるって、
もしかして、同じ力が地殻にも働いていたら、自転が止まり、逆転を始めたのもそのせいかも。んで、やっぱ地球が原因かなぁ。
と仮説もしらべず・・・適当なことをいってみる。
741:オーバーテクナナシー
09/05/03 10:04:26 M0A44oJr
幼稚園レベルのバカはお帰り下さい。
742:オーバーテクナナシー
09/05/03 13:29:08 bSDrz6jg
>>739
運動量は質量と運動速度の積だが
運動エネルギーは質量と速度の2乗の積だろ。
90気圧下の風速1mと1気圧下の風速90mの風ではエネルギーが90倍違う。
ボロプレハブはきしむだろうが木っ端微塵にはならないだろう。
ま、それでも強烈な侵食作用は絶賛活躍中らしいがw
743:オーバーテクナナシー
09/05/03 13:32:08 bSDrz6jg
>>740
スーパーローテーションは金星の自転と順目に吹いているから
もし自転が加速中だったら有力な新学説となるかもw
ま、金星が回れない奴になったのは
岩石惑星の生成シュミレーションにあるジャイアントインパクト説が有力じゃないかと思うがw
火星ほどの大きさまで成長したの微惑星が
水星は2個
金星は8個
地球は10個
火星はそのまんま
接合(ゆっくり衝突)及び衝突したって説だ。
水星は衝突時のマントルの破片が太陽に吸い込まれるか小惑星になって核のデカい星になり
金星は衝突の角度で自転を止められ
地球は衝突時のマントルの破片から月が出来て
火星はまんまなんでマントル分が大きく比重が他よりちょっと軽め
ご都合主義の塊りみたいだが個人的にはふ~んそうなのかと納得。
原始微惑星がどうして火星程度までしか成長出来ないのかわからんし、
火星ほどのデカさで「巨大微惑星」って天文学者の言語センスにも納得がいかんが。
744:オーバーテクナナシー
09/05/03 13:48:15 0sZcTW3Y
>>742
> ボロプレハブはきしむだろうが木っ端微塵にはならないだろう。
いや、建築物を壊すのは運動エネルギーより圧力が重要だから。
745:オーバーテクナナシー
09/05/03 13:55:46 bSDrz6jg
>>744
そりゃそうかもしれんがw
746:オーバーテクナナシー
09/05/03 13:56:10 iKqzqUv0
同じ質量のものを動かすにしても90気圧と1気圧じゃ、エネルギーが違いそうだが・・・・
747:オーバーテクナナシー
09/05/03 13:59:40 iKqzqUv0
全部が動いてるからいいのか。
748:オーバーテクナナシー
09/05/03 14:14:40 bSDrz6jg
>>746
1気圧はは、1平方メートル (m2) の面積につき
101325 ニュートン (N) の力が作用する圧力または応力と定義されている。
1013ヘクトパスカルってやつ。
749:オーバーテクナナシー
09/05/03 14:21:09 0sZcTW3Y
>>746と>>748がかみ合っていないみたいだが。
>>746は異なる圧力下では、要するエネルギーが違うことを言ってるが、
>>748は圧力とエネルギーは違う、と言っている。
横レスすまん。
750:オーバーテクナナシー
09/05/03 14:40:36 bSDrz6jg
>>749
ニュートン(N)は重量の単位としても捉える事が出来るが…
つまり1気圧と90気圧じゃ重さが90倍違うと言い替えてもいい。
90気圧下の物(この場合は空気)を動かす方が大変って事だ。
さっきは出前のラーメンが来たんではしょって送信しちゃったw
751:750
09/05/03 15:10:16 EppSm+8W
スマン、馬鹿な事を書いたorz
90気圧のドロドロの空気と1気圧の空気じゃ空気自体の質量が90倍違うんで
それを動かすのにかかるエネルギーは違うって事を言おうとしたのに・・・
気圧は応力のベクトルの総和が0だから気圧自体では他の物体を動かすエネルギーには
関係がない。
空気の抵抗や粘性はここでは無視してるが
実際にはこれらが作用してやはり高圧下での必要エネルギーの方が高いが…
752:オーバーテクナナシー
09/05/03 15:27:40 0sZcTW3Y
>>751
ちなみに金星の大気(地表)は90気圧の空気じゃなく、CO2が主体。
分子量は空気の1.5倍以上ある。めっさ重い。
400℃の高温下ですら、70kgの質量を持ち上げるのに1立米の水素の浮力でじゅうぶん。
753:オーバーテクナナシー
09/05/03 20:42:16 EppSm+8W
>>752
浮力かwそうだね、
テラフォーミングスレでボイル・シャルルの法則まで引っ張ってくる事になるとは思わなんだw
窒素君たちが入ると計算が面倒なので90気圧400℃の元ででの二酸化炭素の密度を計算
1.9769x90x273/673=72.17kg/m3
立米あたり72kgこりゃ重いわ。
ちなみに液体水素の密度が71kg/m3で高性能超薄型完全断熱ボンベがあれば
液体水素をが浮くわ…
細かい事を言えば水素も気圧により圧縮をうけるので
0.0899x90x273/673=3.28kg/m3となり
70kgを持ち上げるには差し引きわずかに足らない。
754:オーバーテクナナシー
09/05/03 21:04:36 0sZcTW3Y
>>753
はあ、水素の分子量は1じゃなかった。つまらん計算ミスを。
まあ、1立米あたり70kg前後と言うことで。
テラフォーミング開始時に地表付近で作業する機械は、重量にモノを言わせるか
アンカーを地面に打ち込んで固定作業するタイプと、ゆったりした暴風の抵抗を
小さくするよう紡錘形の浮力タンク(中身は外圧と同じ水素)を装備した移動作業用の
飛行船タイプになるだろう。とか妄想してみる。
後者はむしろ大気内潜水艇といったおもむきか。
755:オーバーテクナナシー
09/05/03 22:24:27 iKqzqUv0
90気圧というと、水深890mでしょ。漠然と泳げるのかなあと思ってたんですが、
水の密度は1000kg/m3、空気1kg/m3で、金星72kg/m3なら泳げないなぁ、とおもったら、
水より軽い氷も泳げねえ。、、密度じゃなくて粘性の問題かな。
756:オーバーテクナナシー
09/05/03 22:42:34 iKqzqUv0
ん~72kg/m3なら酸素は大気中にの0.3%あればいいんだよねぇ。絶対量は一緒かもだけど。なんか酸素昇ってっちゃいそうだな。
757:オーバーテクナナシー
09/05/03 23:05:25 0sZcTW3Y
>>756
へ?二酸化炭素は吸気中に7%以上あれば昏倒するよ。
99.7%なら即キューでしょ。気体同士だからキレイに混ざるだろうけど。
不活性な気体だからといって無害ではない。
758:オーバーテクナナシー
09/05/04 01:10:05 2ekadaC+
>>755
400℃だと72kg/m3だがもし0℃だと178kg/m3になる。
どれだけ粘っこい気体か想像もつかんw
…と思ったら二酸化炭素の臨界点は31℃・72.8気圧だそうな。
これって滅多にお目にかかれない液体二酸化炭素が見れると言う事かな?
759:オーバーテクナナシー
09/05/04 01:27:20 2ekadaC+
>>758
温度の事を考えずに90気圧で呼吸出来る空気って非常に難しい。
酸素分圧1.5気圧で酸素中毒
窒素分圧3気圧で窒素酔い
二酸化炭素は濃度だけで分圧での資料がないのでわからないが
中毒がこわいので混ぜられない。
ヘリウム中毒があるのかどうかわからないが
とりあえず安全そうな混合ガスを作ってみると
ヘリウムかアルゴン 98%
酸素 1%
窒素 1%
という事になった。
甲高い声でレポートがしてもらえそうだww
760:オーバーテクナナシー
09/05/04 06:43:40 zq2I83YH
>>759
ヘリウムは高いからアルゴンで、と言いたいところだが、そもそもなぜ90気圧の気体を
呼吸する必要があるの?
そんなもんが呼吸可能で、慣れることができたとしても、1気圧環境と行き来するのに
片道1日くらいかかりそうな気がするんだけど。
CO2の許容量は、体液にとけて酸性化しちゃうのが原因だろうから、高くても0.01-0.02気圧
くらいじゃないかな。これ以上だと、呼吸中枢が汚れた空気と認識しそうだ。
761:オーバーテクナナシー
09/05/04 07:01:09 I0wQdyNz
キセノン90気圧の大気だと泳げるかな? ニワトリやペンギンが天を舞うかもしれんな
762:オーバーテクナナシー
09/05/04 08:02:57 jqF0QijG
90気圧、463℃二酸化炭素だけ考えると、液体でも気体でもない超臨界状態(想像不能)ってやつぽいけど、
聞いたことないので、きっと実際は気体なんでしょうね。
15℃まで下がると液体ですかね。液体なら泳げるかな。まあ、ボンベは背負うことにしますが。
二酸化炭素中毒にひかれいろいろググってると、、、一日の呼吸の炭素消費量って257g。
呼吸だけでそれだけ体重が減る。実際は水分も出てくからもっと減るとは思うが。
763:オーバーテクナナシー
09/05/04 08:38:24 zq2I83YH
>>761 ヒント:キセノン麻酔
764:オーバーテクナナシー
09/05/05 04:07:31 Pkq2/Mui
人が住む前に彗星でもぶつけるとか。
765:オーバーテクナナシー
09/05/05 07:57:22 HOSIok3r
>>764
>>603
たぶん肉眼クラスの巨大彗星1000個でも全然足りない。
766:オーバーテクナナシー
09/05/05 08:56:49 34NQLH9f
>>762
確かに90気圧400℃以上って環境じゃ二酸化炭素は超臨界状態にあるとなってるね。
液体だか気体だかわけのわからん状態か…???
溶剤としては何でも溶け込むらしいが二酸化炭素の臨界点密度は469kg/m3 ? ? ?
超臨界状態でもボイル・シャルルの法則って関係ありか?
金星で72.8気圧以上の低高度域(高度4km以下)はどう考えても31℃以上だから
金星じゃ深さ4kmの二酸化炭素の海(海なのかなんなのかわけがわからん状態)が
ほぼ全球を覆っているって事になるが…
金星大気の二酸化炭素質量が全くわからなくなった…
金星の表面近くでは超臨界二酸化炭素のゆるゆるの海流?があるって事か。
どこにも んな事書いてない、
あははは わからん。
767:オーバーテクナナシー
09/05/05 09:07:56 HOSIok3r
>>766
> 金星大気の二酸化炭素質量が全くわからなくなった…
地表の圧力が重量の積分値なんだから、ボイル・シャルルなんか考える必要ないだろ。
大気の質量=気圧×天体の表面積/重力加速度
厳密に言うと、表面積と重力加速度は高度の関数なんだけど、精度的には事足りる。
これで得た質量と組成から、二酸化炭素のみの質量が算出できる。
768:オーバーテクナナシー
09/05/05 11:10:46 lorDczc0
>>765
巨大彗星って万もないの?
769:オーバーテクナナシー
09/05/05 13:30:07 /MJV770S
>>767
その近似式だと矛盾するから聞いている。
96.5%を占める二酸化炭素が3.5%の窒素を分子量でも圧倒してるので
実際には全大気質量のうち二酸化炭素は97.5%ぐらいだろうが面倒なので総質量で計算。
1atm = 10200kgf/m2、金星の半径を6050kmの真球としてで計算すると
金星大気の総質量は
92x1.02x10^5x4x3.14x(6.05x10^6)^2 = 4.314x10^20kg
表面積が1.11倍大きい地球の大気総質量
5.1x10^18kg の84.5倍ということでほぼ妥当な数字だろう。
ところが
高度4kmまでは超臨界状態にあるとすると臨界域の体積は
4/3x3.14x((6.054x10^6)^3-(6.05x10^6)^3) = 1.84x10^18M3
臨界二酸化炭素の密度469kg/M3
この二つを乗じると
1.84x10^18 x 4.69x10^2 = 8.63x10^20kg
???
臨界状態での温度による体積膨張がないと計算が矛盾するので
超臨界でもボイル・シャルルの法則が成立するのかと尋ねてみたんだか…
770:オーバーテクナナシー
09/05/05 14:50:25 HOSIok3r
>>769
> その近似式だと矛盾するから聞いている。
近似式と言っても貴君の二方法より精度は高いと思う。
> 臨界状態での温度による体積膨張がないと計算が矛盾するので
> 超臨界でもボイル・シャルルの法則が成立するのかと尋ねてみたんだか…
金星云々をおいといて、超臨界状態のCO2でボイル・シャルルの法則が成立するか
試算してみたらどうだろう。
771:オーバーテクナナシー
09/05/06 02:15:22 pGdBjRRZ
冷却用の傘て網目のようにびっしり詰まってなくてもかなり照射量は減るはずなんだが。
772:オーバーテクナナシー
09/05/06 04:33:52 tPdBmg0G
金星のテラフォーミングに必要と思われる超巨大プロジェクト群
①金星の冷却化
②水(水素)の補給
③大気中の膨大な二酸化炭素(及び窒素)の削減
④日照量・日照時間の調整/磁場の形成 強いて言えば自転
ぬ…ぬるぽっ
773:オーバーテクナナシー
09/05/06 04:44:33 tPdBmg0G
>>771
冷却用の日傘について
金星の重力と太陽の重力のつり合うL1地点以外にも
金星の重力と太陽の重力-太陽光圧のつりあう地点がないかな?
たまにドンとくる太陽風についてはその都度補正する。
774:オーバーテクナナシー
09/05/06 07:01:34 47JGaGWT
>>773
> 冷却用の日傘について
>
> 金星の重力と太陽の重力のつり合うL1地点以外にも
> 金星の重力と太陽の重力-太陽光圧のつりあう地点がないかな?
あるよ。どこになるかは、光圧の影響度合いによる。
光圧の影響を受けにくいデザインも可能だし。
> たまにドンとくる太陽風についてはその都度補正する。
推進剤を極力使わないよう、遮蔽板自身を太陽帆として使うと良い。
ちなみに遮蔽板置いても、CO2の温室効果はハンパないから、100℃くらいまで
地表温度が下がるのに、自然冷却では300年ほど掛かるらしい。
これについては、大気上層に達する巨大なヒートパイプの冷却塔を林立させて
強制冷却させるアイディアが存在する。
775:オーバーテクナナシー
09/05/06 07:22:12 zTYnHgiI
>>774
> 光圧の影響を受けにくいデザイン
というと? 日照に対して鋭角▲とか?
776:オーバーテクナナシー
09/05/06 07:31:21 47JGaGWT
>>775
ブラインドのような構造で、太陽光の光路を金星を避ける程度にわずかに変える。
外見はフレネルレンズのような形状。ゆっくり回転させて、太陽に向けた回転軸を安定させる。
互いに逆回転する部分に分けて、全体の角運動量がゼロになるようにすれば、お互いに
角運動量を交換して、太陽の周りを公転していても回転軸を常に太陽に指向し続けることが可能。
777:オーバーテクナナシー
09/05/06 07:56:21 zTYnHgiI
>>776
それ圧の金星方向へのベクトルは普通に受けてるよね
778:オーバーテクナナシー
09/05/06 09:41:41 47JGaGWT
>>777 光圧はほとんど逃がせると思うが?
779:オーバーテクナナシー
09/05/06 12:13:54 7Mv3Kc8O
光圧をどう逃がすかという工夫もいいが
どうせとんでもない設備を作らなきゃならないwんだからここは有効活用を考えてみる。
>>633氏の計算では日傘の大きさが直径25000kmの円盤状になるはずだが
ここで受ける太陽エネルギーは1e18W以上というとてつもないエネルギーになる。
今の太陽電池ですら発電効率が15%程度はいっているわけだから
直径25000kmの日傘が作れる未来科学で発電効率50%ぐらいの太陽電池を開発して
日傘の全面に配置すると
今現在の地球の年間総消費エネルギー(5e20J)がなんと15分で生産出来る。
年間では3万5千年分。
このエネルギーを金星改造やら外惑星の氷衛星から水を運搬するのに使ったり
金星の冷却の加速に使えばどうかと思う。
780:オーバーテクナナシー
09/05/06 12:45:28 zTYnHgiI
>>778
? どうやって、ただ回転してるだけじゃん?
逸らす角度が微小なら、その分力は小さくできるけど
781:オーバーテクナナシー
09/05/06 18:27:00 xgVPGB+x
直径10km程の傘型コロニーを2000塔、金星と太陽の間でクルクル回すのか。
中身は動植物プラントで。
反対側から氷隕石落としてw
782:オーバーテクナナシー
09/05/06 19:11:53 MiduvsCp
>>781
ん?
直径10kmが2000基じゃ全然太陽光の遮蔽出来ないよ。
直径10kmだったら400万基ぐらい必要w
783:オーバーテクナナシー
09/05/06 19:22:43 47JGaGWT
>>780
回転は関係ないよ。ブラインドのような構造がミソ。
ブラインドを構成する板の両面が鏡面になってるの。
784:オーバーテクナナシー
09/05/06 20:20:57 zTYnHgiI
↑
→/→
→/ 金星
→\
→\→
↓
みたいな? もちろん違うよね?>>783
785:オーバーテクナナシー
09/05/06 20:45:57 47JGaGWT
>>784
なかなかイイ線行っている。
ただし、傾ける角度が45°と垂線から29°の鏡を組み合わせる。
画像
URLリンク(a-draw.com)
(b)の30°と書いてあるところが実は29°
これで光路が4°ずれるので金星を避けることができる。
遮光板は金星と太陽の重力、公転の遠心力、太陽光の光圧、補助ミラーの光圧が
バランスする箇所にあり、ラグランジュ点L1からずれた位置となる。
786:オーバーテクナナシー
09/05/06 20:58:35 MiduvsCp
>>785
画像みれない?
787:オーバーテクナナシー
09/05/06 21:04:20 47JGaGWT
>>786
携帯からも見えたので大丈夫と思うのだけど。
788:オーバーテクナナシー
09/05/06 23:14:22 QN877Mht
さっぱりわからんけど、金星軌道上のミラーで光を遮蔽版に打ち返して光圧をキャンセルし、かつ軌道固定してるのかな。
annular support mirror、orbiting sollettaの構造と役割がわからん。ひとつのことを言ってるのか?解説求む。
L1距離を図の距離に変えて、計算すると傘の大きさが大体一致するので、L1での傘の大きさあってそう。
789:オーバーテクナナシー
09/05/06 23:21:13 47JGaGWT
>>788 すまないが、稚拙な英語力で原文読んでるところなので、もちょっと待って。
原文は英国惑星間協会会誌Vol.44(1991)に掲載された"Terraforming Venus Quickly"。
790:オーバーテクナナシー
09/05/06 23:26:33 47JGaGWT
>>788
わかってる範囲では"orbiting solletta"はテラフォーミングで金星冷却後、極軌道を巡る
太陽光反射衛星。すなわち、24時間周期で周回する太陽光反射衛星によって、金星の
昼夜が作られる。自転周期の調整には手を付けない。
791:オーバーテクナナシー
09/05/08 00:50:53 oe8ZSTyG
まず、、、
真空・無重力状態で金属の加工を(できれば自動で)できるのか?
(火星の向こうまで有人はちときついだろ)
それができないと日傘も隕石落しもやりようがない
未来の猫型ロボットは今のところ開発されて無いぞ?
792:オーバーテクナナシー
09/05/08 01:10:23 YSZBaKTg
できない理由も無さそうだけど
いや、溶接時にスパッタ飛びまくりになるのかな?
高真空だからレーザーで切断すると結晶面が露出してて、
押し付けるだけでぴったりくっつくとかダメか。
だめだろうな。
でも金属加工はそれほど要らん気がするぞ
日傘は多分樹脂だし
793:オーバーテクナナシー
09/05/08 06:40:24 iyQQXtHT
>>792
> でも金属加工はそれほど要らん気がするぞ
> 日傘は多分樹脂だし
やたら巨大なモノだし、相当薄く作っても結構な質量になるはず。
樹脂なのかな?でも石油宇宙にないし、そもそも有機物は炭素と水素がな…
金星の大気で何とかなるのか?水素は小惑星か外惑星だろうなあ。
あとはアルミで真空蒸着するだけ。真空には事欠かない。
アルミの小片をちょっと離れてレーザーで炙ればいいのかな。
794:オーバーテクナナシー
09/05/08 08:22:35 4rBIbHdX
彗星を喰う蜘蛛を作って、そいつらが伸ばす糸で光帆を形成
集合させればいい
っておもっくそ技術的にレベル高えか
795:オーバーテクナナシー
09/05/08 08:31:42 iyQQXtHT
>>794 >>765
あと、具体的にブレークダウンできない技術は魔法と一緒だから。
「CO2を元素変換して水と酸素とブドウ糖に変える自己増殖型マイクロマシンを
金星の大気にまけばいい。一日ごとに倍に増えれば、三ヶ月で呼吸可能な大気に。
俺天才。」レベルと一緒。
796:オーバーテクナナシー
09/05/08 10:52:21 a7WnDDLD
金星じゃCO2が紫外線で分解されO2ができるようだ。
それは分子マシンかな。マクスウェルの悪魔だね。いいね。
誰か具体的にブレー・・・化学はさっぱりわからないので、すでに魔法だ。
797:オーバーテクナナシー
09/05/08 21:04:21 lF+yytv7
>>792 >>793
無重力だから蒸着しようとすると全方向に飛散する(効率悪sg)し
イオンスパッタで金具やパイプ・板をすべて加工しなければならないとなると・・・
大体Alの存在する隕石がどれか現在わかってるのか?
798:オーバーテクナナシー
09/05/08 21:26:43 iyQQXtHT
>>797
アルミニウムは地殻中では普遍的な物質だし、月の石にも似たような割合で含まれている。
太陽系内でもそう珍しい物質ではないと思うが。
アルミの蒸着は地球上でもほぼ全方向に飛散する。必要方向以外は遮るだけで回収できる
から特に問題ないだろう。
799:オーバーテクナナシー
09/05/08 21:41:02 4rBIbHdX
蒸着って、電磁気力でどうにかなんないの?
800:オーバーテクナナシー
09/05/08 21:58:17 e4LvqFQz
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく
801:オーバーテクナナシー
09/05/08 22:02:48 iyQQXtHT
今日はどこに行ってもソレ貼ってあるんで、正直ウザい。
802:オーバーテクナナシー
09/05/08 22:39:50 a7WnDDLD
なんの もだんいも なく よめた。
803:オーバーテクナナシー
09/05/08 23:59:17 lF+yytv7
>>798
ニュアンスが悪かった
多分、無重力でインゴットを蒸着しようとすると溶解した時点で
表面張力によりヒーター周りにベッタリくっ付くだけじゃないか?
上下がないから飛散は取りあえずしないと思う
804:オーバーテクナナシー
09/05/09 00:57:34 qKEzDZV7
全方向に飛散するってことは圧力の問題だろうから重力は関係無いのでは?
805:オーバーテクナナシー
09/05/09 00:58:24 EWhLCREF
樹脂じゃなかったらなんなんだと考えるとそれ以外は考えにくくね?
圧を支えられる金属箔の方が軽いとは思えないなぁ
806:オーバーテクナナシー
09/05/09 04:04:46 dG3HG/mC
simcity4で水位別の火星、金星を作ってみました。
URLリンク(a-draw.com)
URLリンク(a-draw.com)
URLリンク(a-draw.com)
URLリンク(a-draw.com)
URLリンク(a-draw.com)
URLリンク(a-draw.com)
おしまい。
807:オーバーテクナナシー
09/05/09 06:13:25 fcYS6Bki
>>803 溶融金属は電磁場で簡単に空間に停止・移動の制御が可能。
808:オーバーテクナナシー
09/05/09 06:54:03 fcYS6Bki
>>805 樹脂であることは誰も否定してないと思うけどな。
ただ、遮光板は最大7.6e10kgくらいの質量になりそうなので、それだけの炭化水素の
確保は大変なんだろうけど、氷衛星持ってくるのに比べれば朝飯前か。
遮光板=ミラーの材質は0.3g/m^2程度を想定。
ただし、電磁波は波長より小さい網目の導体を鏡と見なすので、網目100nm以下の
CNTのネットなんてモノが作れれば、重量が著しく軽減できそうな気がするが、
誰か計算できない?
809:オーバーテクナナシー
09/05/09 07:14:37 fcYS6Bki
>>806 これはなかなか。火星と金星のメッシュの標高データをお持ちなのか。
それぞれ、水位の標高がわかると嬉しい。さらに水量がわかるとすごく嬉しい。
810:オーバーテクナナシー
09/05/09 11:21:52 JOfa5oc/
樹脂系の方法だと、地球から持ち出す資材がかなり多いと思うんだが
コスト的にそれって現実味があるのかね?
それとも地球外で加工製造が可能なのか?
811:オーバーテクナナシー
09/05/09 12:41:34 dG3HG/mC
水位の標高はsimcity内で上げ下げしているだけなのではっきりしません。
wikiの地形図から推測すると、
金星 半径6051kmを0mとして、水面-400m、0m、+1km
火星 平均重力面から水面 -4.5km、-300m、+2km
ぐらいですかねぇ。
デフォルトのままで水面0になるように元画像が作られているようなので、火星0mをUPしときました。
URLリンク(a-draw.com)
金星0mも信用できるかもです。あと金星は縦横比10%程度調整してます。取り込みのため。
simcity4用の元画像(グレースケールで黒低、白高です)
URLリンク(rebel13.com)
URLリンク(rebel13.com)
サイト URLリンク(www.rebel13.com)
812:オーバーテクナナシー
09/05/09 19:06:43 fcYS6Bki
>>811 なるほど、金星がマクスウェル山近辺を除くと、起伏に乏しいのがよくわかります。
ちょっとの水面の上昇で劇的に様相が変わりますな。
813:オーバーテクナナシー
09/05/09 21:55:26 fcYS6Bki
>>810
> 樹脂系の方法だと、地球から持ち出す資材がかなり多いと思うんだが
何を地球から持ち出すの?炭素は金星から、水素は外惑星から調達可能だろ。
テラフォーミングやる文明なら、数千万㌧程度の惑星間の輸送をためらう理由がない。
天体レベルだとかなり大変だが。
> それとも地球外で加工製造が可能なのか?
地球上の製造技術で宇宙空間に移転できないモノがあるの?逆はあるだろうけど。
814:オーバーテクナナシー
09/05/09 23:22:17 EWhLCREF
マリねリスって相対的には低くても全球的に見れば低くも無いんだなぁ
GJ!
ついでに月も頼めませんかね
815:オーバーテクナナシー
09/05/10 08:49:06 0HFm8Ejs
>>814 806じゃないけど、下記で見つけた。
◆月の地形(国立天文台 RISE月探査プロジェクト)
URLリンク(www.miz.nao.ac.jp)
816:オーバーテクナナシー
09/05/10 16:47:10 /V1HsKkp
>地球上の製造技術で宇宙空間に移転できないモノがあるの?逆はあるだろうけど。
無重力では比重差での分離ができない
817:オーバーテクナナシー
09/05/10 16:49:49 0HFm8Ejs
>>816 遠心分離
818:オーバーテクナナシー
09/05/10 21:11:00 BG0hrf5u
月でけた。一応海は水没してる。
URLリンク(a-draw.com)
元画像 URLリンク(gisstar.gsi.go.jp)
819:オーバーテクナナシー
09/05/10 21:29:19 9KHSHhwh
海の中の島でクルーズしたい
820:オーバーテクナナシー
09/05/10 22:24:50 0HFm8Ejs
>>818 仕事速いな、GJ。
しかし、月に海作っても自然の気象が再現可能な開放型の大気は難しいだろう。
理論的にはできるし、数千年くらいは保持できるから、常に減る分を補充し続ければ
いいっちゃいんだけど。
月の重力は弱いので、地球と同じ大気圧を再現しようとすると、表面積が地球の1/16
しかないにもかかわらず、地球大気の45%もの量が必要だ。
821:オーバーテクナナシー
09/05/11 00:35:54 Ik3AXN57
>>813 水素はわかるが金星の炭素ってのが無理が多いんじゃね?
90気圧、400度の二酸化炭素を金星から拾ってくる方法は?
拾ってきた二酸化炭素を分離する方法は?
未来じゃなくて今の技術で実現できそうなことを考えてるんだが。
822:オーバーテクナナシー
09/05/11 01:32:49 cmLJNQfN
>>818
仕事が速いっすね。GJ
>>815と比べてもよく分からんのが面白いな。
どこがどこなんだ。
元画像のほうを見ると何となく分かる気もするが…
>>821
外惑星の重力井戸から水素を取り出すほうが難しくないか
823:オーバーテクナナシー
09/05/11 08:18:49 x1A7y8Zd
>>822 いや……なんとなくウサギ見えるだろ。
824:オーバーテクナナシー
09/05/11 08:34:48 x1A7y8Zd
>>821
金星からCO2汲み上げるのは、大気上層をかすめてスクープする衛星でよかろう。
重いんだから、外惑星からわざわざ持ってくるのは非効率。
地表まで降りる必要はない。
CO2は安定してるので水素と混ぜるだけでは反応しない。
化学式で書くと、
CO2+3H2→CH3OH+H2O
高温高圧の状態で触媒(反応を効率よく進める物質)を与えてやればメタノールができる。
いっそ、金星の地表でとか一瞬思ったけど、降ろして持ち上げるのは甚だしい非効率だな。
メタノールまでできれば、あとは有機化学で如何様にも。
825:オーバーテクナナシー
09/05/11 18:43:49 Q9IEJid9
遮光設備に必要な樹脂の材料なら
EKBOなら全部そろいそうだが・・・難点輸送距離
EKBOなら水は豊富、メタン他の有機物豊富、多分有機塩類豊富。
現地に工場を作って 太陽に近いところで集光し太陽光励起レーザーにかえてエネルギーとして
送って(損失率不明)やって現地生産し金星まで輸送する。
材料(特に水素)を運んできて金星近郊の宇宙工場で生産した方が有利かどうかは
わからないが、こういうものを作るにしても金星に利用出来る水素資源が少ないのは
悩ましい。
826:オーバーテクナナシー
09/05/11 23:28:27 x1A7y8Zd
>>825
遮光板なんか、金星本体に必要な輸送量に比べればゴミみたいなもんだからね。
1億㌧にも及ばない。
とはいえ、炭素や酸素は水素に比べるとひと桁以上重いし、わざわざ運んで欲しくない。
太陽光励起レーザーは、まあ使えるよ。直径1km程度の光学系があるなら、太陽から
50AU離れたところで4kmくらいのビーム径が可能だ。波長は500nm程度で。
とはいえ、惑星間渡れるんだったら、核融合はそろそろ可能じゃないかと思う次第で。
太陽光励起レーザーはそういう細かい作業じゃなくて、エンケラドゥスを動かすとか、
もうちょっとスケールの大きい作業に使いたい。
あと>>824補足。
この化学式は触媒と圧力温度が必要なんで、ゆめゆめ金星に水素落としたら
CO2分解できるじゃん、とか思わないように。
827:オーバーテクナナシー
09/05/12 17:13:54 MpDhLQZT
火星に氷の天体ぶつけて、落ち着いたら藻類や地衣類ばらまこうぜ
828:オーバーテクナナシー
09/05/12 18:01:05 na3ks3zU
>>826
どちらかというと物理より化学の方だったんで
高分子化学については心配御無用でござるw
太陽光励起レーザーの波長500nmってのがわからない。
可視光域(大体青/緑の領域)だがこの波長だと散逸が少ないのかね?
赤外線レーザーかマイクロ波レーザーかと思ってたんだが?
未来科学という事でかなりの高束度で送る事含め解説乞う。
829:オーバーテクナナシー
09/05/12 18:02:23 na3ks3zU
>>827
火星は凸凹が大きいし
星全体を加温したら永久凍土からかなりの量の水が出てくるんじゃないかなぁ?
金星は絶対的に水(水素)が不足してると思うけど火星についてはまだどれぐらい
永久凍土があるかわからないんで氷天体をぶっつけてしっちゃかめっちゃかに
かき回す必要があるのかどうかわからない。