09/04/11 07:08:47 KDa4btgk
>>465
昔話題になった「一万年後」の中で紹介されていた、カール・サガン(ママ)の金星改造計画を
ほぼそのままパクってるな。
・気圧も気温も地球とほぼ同じという高度はない。気圧を合わせると気温が高く、気温を
合わせると気圧が低い。
・ベース基地を大気中に建設する方法が不明。気球によるしかないと思えるのだが、規模すら
わからない。有人なのか無人なのか。
・連鎖反応的にCO2を分解する化学反応が不明。結合エネルギーから考えると吸熱反応なので
連鎖反応的に進むはずがない。
・定量的にどのくらいの期間かかると思っているのか。こんな方法では万年単位の時間が必要。
・分解によって生じた大量の炭素はどうするのか。
・大気中に大量にある硫酸はどうするのか。ほとんどない水はどうするのか。
・分解後の地表での圧力は何もしないと現在の72%程度になると思うが、高すぎる。
・酸素と硫酸が主成分で大気圧の大気は、きっかけがあれば地表に降り積もった炭素と反応して
大災厄になり、元の木阿弥。
・自転に目をつぶっても、金星は地球より太陽に近いので適正な気温にならない。
・自転が遅いので昼夜の気温差が大きく、コリオリ力が弱いので、超暴風が吹くがどうするのか。
降り積もった炭素がアルベドを下げるので太陽光を吸収し、そのことも気温を上げるが、
どうするのか。
とりあえず、気づいたことだけ。