【火星】テラフォーミング Part 3【金星】at FUTURE
【火星】テラフォーミング Part 3【金星】 - 暇つぶし2ch400:オーバーテクナナシー
08/11/21 08:43:54 0nvUzm9M
フォボスエレベータの必要強度を計算したいが、ヒマがない……。


401:オーバーテクナナシー
08/11/28 02:55:30 hAx0XisO
フォボス・エレベータにかかる力は「火星重力」「フォボス重力」そして「遠心力」の三つ。
つまり下図のようになる。

         
       ←火星重力       遠心力→ フォボス重力→
(  火星  )―――――――――○ 
             フォボス・エレベータ      フォボス

ここでフォボスエレベータの x の位置に仮想断面を考え、そこに発生する引張力Pを図示する



402:オーバーテクナナシー
08/11/28 02:56:10 hAx0XisO

                    仮想断面  微小部分
                      ↓      ↓

(  火星  )―――――     ――╂――○
                    P→  ←P   dy
                         
   ├─────────┤      ある場所までの半径 r
   │            r
   │   │                 │   ├──┤微小部分までの長さ Y
   │   │                │      y  │
   │   │                ├───┤仮想断面までの長さ X
   │   │                     x     │
   │   ├─────────┤下端までの長さ K
   │               K               │
   ├───────────┤軌道半径 L
                   L

403:オーバーテクナナシー
08/11/28 02:57:23 hAx0XisO
微小部分 dy の質量は
     ρAdy   「ρ:密度 A:断面積 dy:微小長さ」
なので、その部分にかかる力は
  dP=(ρAdy)a - (ρAdy)rω^2 - (ρAdy)b   「dyにかかる力=火星重力-遠心力-フォボス重力」
    =ρAdy (a - b - rω^2)
となる。
この時、aとbはそれぞれ火星とフォボスの重力加速度であり、ともにrの関数である。
                

火星の重力加速度aは、ニュートンの運動方程式「F=ma」より、
  a=F/m
また、万有引力の法則「F=GMm/r^2 (G:重力定数 Mならびにm:天体の質量)」より
  a=GM/r^2となる
フォボスの重力加速度bも、同様に
  b=GN/r^2となる。 (Nはフォボスの質量)
この二つを代入して
  dP=ρAdy (a - b - rω^2)
    =ρAdy (GM/r^2 - GN/r^2 - rω^2)
    =ρAdy { G(M - N)/r^2 - rω^2 }
となる。

r は「任意の位置までの軌道半径」。
ωはフォボス・エレベータ(母天体フォボス)の公転角速度である。 

404:オーバーテクナナシー
08/11/28 02:58:38 hAx0XisO




ここで図より r =L-y なので、両辺を微分してdr=-dy
よって微小部分に部分にかかる力は、
  dP=ρAdy { G(M - N)/r^2 - rω^2 }
    =
となる。

さらにこれを、フォボスから仮想断面のある x の位置まで積分することで、仮想断面にかかる総荷重を計算する。
積分範囲は0~xであるが、式が r の関数になっているので、r=L-xより、積分範囲はL~L-xの範囲となる
     L-x
 P=∫    -ρA{ G(M - N)/r^2 - rω^2 }dr
     L
~~~途中計算略~~~
 P=ρA{ G(M - N)/x + ω^2(-2Lx + x^2)/2 }
となる。よってこの仮想断面にかかる力Pの、最大値に耐えうる素材であればいい。

応力σ(単位面積当たりにかかる力)は
 σ=P/A
なので、
 σ=ρ{ G(M - N)/x + ω^2(-2Lx + x^2)/2 }
となる。

405:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:00:35 7ncdjPfr
邪魔して悪いが、フォボスの軌道はどうすんのよ?

406:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:02:25 7ncdjPfr
>>403
>   b=GN/r^2
b=GN/(L-r)^2

じゃねえの?

407:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:32:37 hAx0XisO
ふう……疲れたぜ。後は誰か実際の値を代入して計算してくれ。
ρ:ケーブル素材の密度
G:重力定数
M:火星質量
N:フォボス質量
ω:公転の角速度
L:フォボスの軌道半径
さて、応力σが最大になるようなxは全長のどこにあって、その場所ではケーブルにどれぐらいの応力σがかかるのか……。
単位はパスカルで出てくるはずだ。
CNTの強度は理論値で80GPa(ギガパスカル)、実験値で40~50GPa
ケブラー繊維は2.8~3.0GPa、一般には2.0くらい。
(ケブラーって商品名だからアラミド繊維って言わなくちゃいけないらしいね)
高張力鋼が1.4~2.4GPa、
(2.4なんて出すのは航空宇宙用のマルエージング鋼ぐらいしかないけど)
ナイロン(まさかとは思うが)0.078GPa
選ぶ材質によって密度ρの値が変わるので注意……。


408:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:33:52 hAx0XisO
>>406
おおう、早速ミスだろうか、見直してみるよ

409:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:39:42 hAx0XisO
>>406
フォボスはフォボス・エレベータの最上階(?)だから、エレベータとくっつ
いてるよ。軌道は真円に近いはずだからフォボスの公転軌道の揺らぎによるエ
レベータ下端の移動はそんなにないと……思う。

嗚呼……間違ってるなぁ。rは火星を原点にとってるからフォボスの重力計算
にはそのままでは使えないね。指摘ありがとう。
しかしそこで間違えていると……積分のやり直しかorz

410:オーバーテクナナシー
08/11/28 04:06:39 hAx0XisO
ええとbの値を修正すると
     L-x
 P=∫    -ρA{ GM/r^2 - GN/(L-r)^2 - rω^2 }dr
     L
となって
~~~途中計算略~~~
 P=ρA{ GM(1/(L-x)-1/L) + GN/x + ω^2(-2Lx + x^2)/2 }
となるのか?
頭混乱してきたので寝て考えるよ……。

411:オーバーテクナナシー
08/11/28 04:10:03 IZuk2eDc
エレベータにかかる火星の潮汐力は地球よりは弱そうだけど、それなりの強度が必要そうだね
で、フォボス自体の強度はたぶんエレベータに必要な強度より弱いと思う。
てことは、フォボスの地表に普通にエレベータをくっつけても、
その接合部分にかかる張力によってエレベータがもげちゃう。
てことは、エレベータはフォボス全体を包んで両方向に伸びていくような構造になるんだろうか?

412:オーバーテクナナシー
08/11/28 08:34:17 Iezxzb9K
フォボスいらなくね?

413:オーバーテクナナシー
08/11/28 10:58:24 hAx0XisO
フォボスはC型小惑星だからCNTの原材料を現地調達できるよ。
感覚としてはフォボスからCNTのケーブルを火星に下ろしていく感じになる
かと。
それにフォボスから垂らすことによって、フォボスそのものの軌道が上がるか
ら、全体としての重心位置は変わらない。まあ数万本たらしたとしてもフォボ
スの質量からすれば微々たる物だろうけどね。

某巨匠の描いた火星軌道エレベータは、ケーブルをひねってフォボスを回避せ
ねばならなかった。回避するのがいやならフォボスそのものを火星軌道から消
し去る必要がある。ならそのフォボスをアンカーとして利用してしまえばいい
んじゃないかと思ったのさ。

>>411
それは考えてなかったな。確かにフォボスからもげ落ちそうだ。アンカーをい
っぱい打ち付けて力を分散させるとか、考えた方がいいかも。

追・>>410の計算式もおかしいね。Xの位置を0(フォボス)にとると、フォボ
ス重力の項が0になるのはいいとして、のこりの2項が0になってしまうのはど
う考えてもおかしい。


414:オーバーテクナナシー
08/11/28 11:09:15 7ncdjPfr
てかx = 0の時、
> GN/x
………

415:オーバーテクナナシー
08/11/28 11:17:34 hAx0XisO
突っ込むんじゃない、定義とかそういうのはおいといて、あの計算式は全力で
スルーしてくれorz

416:オーバーテクナナシー
08/11/30 01:11:49 zEFiJgNy
計算しなおしたが
     L-x
 P=∫   -ρA{ GM/r^2 - GN/(L-r)^2 - rω^2 }dr
     L-K

=ρA〔 GM{ 1/(L-x) - 1/(L-K) } + GN( 1/x - 1/K ) + ω^2{(L-x)^2 - (L-k)^2}/2 〕
となった。Kを入れたせいで余計ややこしくなってるが……

問題点としてひとつわかったのは、xはフォボスを理想化した質点からとって
いる(万有引力の法則GMm/r^2の、r値を0になる場所)せいで変なことに
なってるんだと思う……気がする。

……うーん、誰か積分が得意な人、俺の代わりに計算してくれないかな。
というわけでageてみるよ。

417:オーバーテクナナシー
08/12/01 00:34:04 FKwQioq0
微積分なんて未来技術板の住人には無理無理。アホばっかだから。

418:オーバーテクナナシー
08/12/01 11:27:44 x+ElymTG
なんでネットには自己紹介好きが多いんだろうか?

419:オーバーテクナナシー
08/12/02 07:47:34 7uqYZzLm
日本語でおk

420:オーバーテクナナシー
08/12/17 10:09:17 SwYANksI
火星移民age

421:オーバーテクナナシー
08/12/18 00:23:33 ryiZOnHQ
放射線はやっかいな問題だが
磁気で結構遮蔽できそうだな

スタートレック風「磁場シールド」技術で、火星有人探査実現に一歩
URLリンク(www.afpbb.com)

422:オーバーテクナナシー
08/12/18 22:48:54 ETYUEr1H
ところで>>416は誰か計算してやらんのか?

423:オーバーテクナナシー
09/01/21 13:18:36 sKCvFEwE
金星の真実
URLリンク(www5e.biglobe.ne.jp)

424:オーバーテクナナシー
09/02/03 13:59:52 oBxTBIBn
フォボスエレベータなんて中途半端なモノよか、軌道リングの方が簡単だろうに。

>>421
中性粒子や電磁波(X線/γ線)はには無効だよ。


425:オーバーテクナナシー
09/02/09 15:14:52 PY3ND/xz
フォボス・エレベータの方が簡単だと思う。たとえ火星でも、軌道リングは資材の量が半端無いから。


426:オーバーテクナナシー
09/02/09 15:32:01 IUfjXIk1
ああ、静止軌道リングじゃなく低軌道リングな。

肝腎なこと書いてなかったわ。
軌道速度で回転するリング上を、相殺する速度で逆走するステーションから、エレベータ垂らすのな。

427:オーバーテクナナシー
09/02/10 09:56:33 6qdFBA+a
ワンパターンで済まんが、火星でリングやらエレベータ作る必要が微塵も感じられない。
大気圧がほとんどゼロなんだからマスドライバでいいじゃん、と。
パボニス山のてっぺんにでも造っとけ。

428:オーバーテクナナシー
09/02/10 11:48:36 Qu6GhPCg
0.7%とはいえブレーキに利用可能な程度の大気はあるし、
マスドライバーは人間移送には適さないし、
テラフォーミングで大気を厚くすることも考えてるからだが。

429:オーバーテクナナシー
09/02/10 11:59:20 6o0BXRCu
軌道エレベータをオリンパス山頂におろせば、フォボスやダイモスと干渉しない。
オリンパス山は北緯16度にあって、大気圏から突き出ているので、砂嵐等の影響もない。

これは私のアイディアじゃなく、軌道エレベータの解説本で見つけたんだが。

「宇宙旅行はエレベーターで」
著:ブラッドリー・C・エドワーズ/フィリップ・レーガン
序:アーサー・C・クラーク
ランダムハウス講談社
ISBN978-4-270-00335-0

430:オーバーテクナナシー
09/02/13 08:56:19 aoZpissC
>>428
火星の高山は高いんだぜ。大気圏外と言っても差し支えない。

431:オーバーテクナナシー
09/02/13 11:33:20 +nKi/ugJ
マスドライバーでの旅行に耐えられる430の体ウラヤマシス(´・ω・`)

432:オーバーテクナナシー
09/02/13 13:24:32 aoZpissC
>>431
1Gで加速して、軌道速度まで加速するのに必要なマスドライバーの全長は645km。
耐G浮力シートなどで5Gでもよければ130km弱。
テラフォーミング後でも真空トンネルにしておけばよい。開口部の山頂は真空。

433:オーバーテクナナシー
09/02/13 13:28:55 QitdWbv3
通りがかりですが・・・・計算してみました。
火星の脱出速度。3.75km/s
1G加速で、6分22秒。滑走距離715km。
2G加速で、3分12秒。滑走距離358.5km。

1Gでいいんじゃない。

434:オーバーテクナナシー
09/02/13 13:57:37 QitdWbv3
>>443
脱出速度がwikiとちがうし、自転速度を考慮してないので、
とりあえずなかったことに。

435:オーバーテクナナシー
09/02/13 13:59:19 PHKjiajn
別に1Gとか3Gとかぬるいことを言わずとも
きちんと管理してやれば(筋肉を制御して内臓を保護するとか体の保持を工夫するとか)
8~9G程度なら常人でも問題ないんでない?
やってみないとわからんがw

赤道直下にあるパボニスのカルデラ(の大っきい方)は直径75kmくらい?みたいなので
差し渡しぎりぎりに加速器を作ると9G弱でぴったりだねw
オリンポスのカルデラで85kmくらい?

乗り心地の良いマスドライバならシリアン平原で全長700kmかな。
こっちは標高9000m前後だから多少大気でロスが出るかもしれんが
積極的に減速しようとしなければ問題ないんでないかな。

436:オーバーテクナナシー
09/02/13 15:06:52 QitdWbv3
1Gで639kmになった。(第一宇宙速度3.55km/sで)
だいたい一緒なんでこれでいいや。カルデラで回す!いいねえ。

437:オーバーテクナナシー
09/02/13 20:46:30 aoZpissC
>>435
航空機の初期に考えられた円周型離着陸方式みたいだな。
滑走距離を無限にできる利点はあるが、最終速度が遠心力によって上限が決まるのと、
発射時、Gの方向が急激に変化するのが難点だ。


438:オーバーテクナナシー
09/02/14 03:04:23 inhpe9Dr
レナルズの火星の長城にも、マスドライバで軌道到達出てたなそういや。

439:オーバーテクナナシー
09/02/14 21:42:45 ow6CMSmG
航空宇宙軍史「火星鉄道一九」

440:オーバーテクナナシー
09/02/15 22:42:17 OBEXT6am
>>435
浮力がゼロになる濃さの塩水タンクに横たわって、身体の厚み方向にGが掛かるように
すれば10Gは楽勝で、20Gくらいまでなんとかなるんじゃないかな。

地球からの打ち上げだと、ペイロード増加になるのでムリだけど、マスドライバーなら
そのくらいできそう。運用コストは大部分電力だと思うし。

441:オーバーテクナナシー
09/02/17 00:35:39 ATHxRPsm
もしかして水圧がすごそうと思ったけど、浮いてるなら関係ないのか。
560kgのおでぶさんもいるぐらいだから、寝てる分には10G大丈夫かも。心臓はきついかな。

20Gだと滑走距離32km。最初に作っとけばいいけど、邪魔くさいよね。
高架にしとくかね。地下でもいいけど、金がかかるのでやっぱじか置き。開かずの踏み切りとかやだね。

円周型離着陸方式・・・・着陸もあるんだ。現代なら離着陸自動だからいけるかも。
緊急時の手動をあきらめれば。おわん型にすれば進入方向考えずに済むし、
車の走行テストをやるような直線とバンクの周回コースもいいな。

火星での有翼機の着陸は難しそう。。。滑走距離も長いし、、
気圧(0.7-0.9kPa 地球101kPa)が低いから無理なのか、G(0.38G)が低いのでOKなのか・・・
気圧対流圏でしか使えない式で計算すると地球の高度35kmぐらい。
ジェット機は大気を酸化剤に云々・・無理か。プロペラ機の高度記録が29km。
ん~わからん。でかい翼にプロペラ。でも飛びたてるかどうか・・・
意外と火星の交通手段は電車がメインかも。
A列車で行こう見たいになるのかな。ゴールドラッシュみたいな。
火星の表面積は地球の陸地面積より少し少ない程度らしい。
結構でかいので第二の地球として使えそう。しかも距離的にはどこでも近い。


442:オーバーテクナナシー
09/02/17 00:46:21 DAWUV3JC
>>441
> 浮いてるなら関係ないのか。

浮いてるだけなら意味無くね?

443:オーバーテクナナシー
09/02/19 15:40:25 Ox2CAIJW
水星軌道の内側、太陽から 0.03天文単位の近接軌道に、半径10kmの集光鏡を備えた
太陽光直接変換レーザーステーションを建設する。その数、415基。

ステーションで変換されたレーザーはまず、水星の昼夜境界線上の太陽同期軌道上を
運行するレーザー集約衛星群に送られる。ここで光路を変更されたレーザーは、水星の
外側のラグランジュ点 L2に位置する直径180kmの反射鏡複合体を介して火星に送られる。

火星の受けるレーザーのエネルギーは火星が太陽から1天文単位にあると仮定する場合の
太陽光のエネルギーに匹敵する。これが本来火星が太陽から受けているエネルギーに
加わるのだ。

最初の半年(地球年)、レーザー光は高緯度地域。特に両極に集中され、極冠とその周辺の
永久凍土を融解し、気化させることを目的としている。これにより温室効果ガスが火星大気内に
著しく増大する。以降レーザー光は火星全体にまんべんなく投射される。

解けた永久凍土が水となって低地に溜まり、海を形成するのに3年とかからない。しかし、
地球から導入した生物が増え、生態系が形成されるまではあと、数世代が必要なのだ。

一旦温室効果が機能し始めるとレーザー光による加熱は過大となる、最終的には7%ほどに
削減され、残り93%は主に外惑星の開発に使われる。

なんて、妄想を書いちゃいました。


444:オーバーテクナナシー
09/02/19 16:03:10 TMmBXRPI
レーザーの熱で大気が離脱したりして効率悪くなりそうだなそれ

445:オーバーテクナナシー
09/02/19 22:16:45 Ox2CAIJW
>>443  自己フォロー
現時点で、太陽高齢期レーザーの変換効率は42%。これを適用するとステーションの数は千基。
まあ、もうちょっと効率は上がるでしょう。

>>444
熱すると言っても数百度とかではなく、たぶん60℃以下で収まるので、大気が逃げるほどではない。

当初は気圧が低いので、この温度でも水の沸点を越えてるので、投入したエネルギーは気化熱で
奪われ、さほど温度上昇には寄与せず、水蒸気やCO2を大気に充満するのに費やされる。


446:オーバーテクナナシー
09/02/19 22:18:38 Ox2CAIJW
再自己フォロー 誤記訂正
×太陽高齢期レーザー
○太陽光励起レーザー

なんという誤変換orz

447:オーバーテクナナシー
09/02/22 14:38:02 +97OuwQB
一番テラフォーミングに適した惑星は地球なんだがな。

砂漠の緑化とか、他の地域に悪影響を与えないよう考えながらできないのかな。


448:オーバーテクナナシー
09/02/22 15:13:24 U6cyJO2W
自分の部屋を、その部屋に住みながら改装するのはちと大変だよね。
出られないとなっちゃ。

449:オーバーテクナナシー
09/02/24 23:24:45 p8va0avO
宇宙日傘とか宇宙レンズなんてのが本当にできるんだったら、いっそのこと宇宙ほうきや宇宙ちりとり
なんてのを開発してそこらへんの小惑星やら何やらをかき集めてきて適当なところに溜めておけば、
勝手に地球として育ってくれないかな

450:オーバーテクナナシー
09/02/27 07:20:57 58kwZvoF
太陽系内でもほとんどの質量は太陽と惑星が集めてしまってるので、「小惑星や何やら」は
あまり残ってないし、しかも密度が極めて低い。小惑星なんかたぶん100万km立方に1個
あるかないか位の密度だ。加えて、小惑星を動かすというのが、けっこうハードルが高い。

物理的なちりとりやほうきで集めると言っても、その仕掛け自体が小惑星より大きくなるのが
目に見えている。

ありえる方法としては、重さのないなんらかの「力場」を使うことだが、現時点で人類が発生・
制御できるのは電磁気力しかない。

恒星間飛行のために宇宙空間に拡がる水素原子を磁場でかき集めて、燃料として使う
バサード・ラムジェットという構想がある。そんな強力な磁場をどうやって発生させるかなど、
課題もあるのだが、できたとする。

1977年に書かれた「ホワイトホール」という本では、太陽系外空間でこれを恒星間物質を
かき集めて人工ブラックホールを造る話があった。そんなんができて、なをかつ元素変換が
できれば惑星なんか作れるんだが、どう考えても1,2世紀内にどうにかできるテクノロジー
ではないな。

451:オーバーテクナナシー
09/03/01 18:47:30 nuHSuv5z
テラフォーミングでも人工惑星でもなく、天然にあるのと同じような惑星を人工的に造るってのは、
SFでもあまりないなぁ。広義には人工惑星なのかもしれないけど。

田中芳樹の灼熱の竜騎兵シリーズくらいしか思い当たらない。

452:オーバーテクナナシー
09/03/01 18:58:13 qxsZLbYd
> テラフォーミングでも人工惑星でもなく、天然にあるのと同じような惑星を人工的に造る

ゴメン、意味が分からない。説明して。

453:オーバーテクナナシー
09/03/01 21:25:06 nuHSuv5z
テラフォーミング:惑星を改造し、人類が居住可能な惑星にすること。
人工惑星:人工的な建築材料で人類が居住可能な天体級の建築物を作ること。

449のように宇宙空間にある物質を加工せず集めて、惑星を形成するのはどちらにも該当しないかなと。
手段は自然ではないから、広い意味では人工惑星と言えるかもしれない。




454:オーバーテクナナシー
09/03/02 05:03:47 GE4JXYXi
つまり小惑星をぶつけ合ってマグマオーシャンを作るところから始めるってこと?
でもそれ材料を太陽系外から持ってくるしかないぞ。

455:オーバーテクナナシー
09/03/02 06:51:51 U6DztyyN
時間かかりそうだから、他の恒星系に探しに行ったほうがいいような気がするね。
見てみたくはあるけど、、集まる前に死んでますから。

456:オーバーテクナナシー
09/03/02 07:29:07 C2BJn5EE
ローコストな重力制御でもできない限り、無理そうだね。


457:オーバーテクナナシー
09/03/02 07:37:33 U6DztyyN
他の恒星系に行っても死んでることにふと気づく・・

458:オーバーテクナナシー
09/03/02 23:39:45 FtsJwNrI
死んでることに気づくって?

459:オーバーテクナナシー
09/03/03 22:57:54 MVtXawfq
太陽系外の惑星探査はテラフォーミングとは違うだろう。


460:オーバーテクナナシー
09/03/14 08:07:43 3JxRNybx
 寺化
テラフォーミング

461:オーバーテクナナシー
09/03/27 16:17:38 utZ9c8hm
地球と重力の近い金星をテラフォーミングする方法を考えてみた

(1)ガリレオ衛星のどれかをがんばって火星に近づける
ガリレオ衛星→火星軌道に定着
火星→金星へ

(2)火星を金星にスイングバイ
火星→減速して金星軌道に定着
金星→加速して火星軌道へ

(3)ガリレオ衛星が金星の重力に捕まる
互いの重力で引かれあい金星の自転速度上昇

結果、金星のテラフォームが容易に

その間地球は危ないのでどこかへ避難

462:オーバーテクナナシー
09/03/27 18:44:17 GpV44FQv
太陽との重力のバランスとかあるから、地球の軌道とかただでは済まない気がするんだが……。

463:オーバーテクナナシー
09/03/27 19:59:10 Wc2PrJ4N
テラフォーミングしなきゃならんような人類が太陽系を撹拌するようなことできんだろ

464:オーバーテクナナシー
09/04/10 15:14:47 WpeQrlj3
>>461
小惑星レベルですら、今世紀中の人類にはハードル高いというのに、衛星クラスとか
ほいほい動かせるわけないだろう。

そもそも、それだけのエネルギーが制御できるなら、直接テラフォーミングに使う方が
遙かに効率的だ。

そもそも(1)~(3)はどれも物理的に不可能。
運動量保存則すら理解してないとしか思えない。

465:オーバーテクナナシー
09/04/11 02:53:50 axOR4pxc
まず金星成層圏域・・温度や圧的に地球環境と釣り合う高度にベース基地を作る
それからCo2分子を連鎖反応的に炭素と酸素に分離する分解剤を開発→散布
地球に近いCo2濃度や大気圧になった所で過反応抑制剤を投入
地表が冷えるのを待つ
ある程度まで地表温度が下がり、一度水蒸気が発生すれば
雨雲が発生して加速度的に地表は冷やされるかと
そして遺伝操作で爆発的な繁殖力と耐久力があり酸素などを生成する藻やカビ類を全面散布
最適な環境になった所で繁殖抑止剤を投入して耐久度の高い植物や生物を投入
まぁ昼も夜も長く気温は極端になるだろうから、ほぼ全日が曇天になるような調整が必要だな
その上で人が移住する、最初から人ありきじゃ成功しないだろう

466:オーバーテクナナシー
09/04/11 07:08:47 KDa4btgk
>>465
昔話題になった「一万年後」の中で紹介されていた、カール・サガン(ママ)の金星改造計画を
ほぼそのままパクってるな。

・気圧も気温も地球とほぼ同じという高度はない。気圧を合わせると気温が高く、気温を
 合わせると気圧が低い。
・ベース基地を大気中に建設する方法が不明。気球によるしかないと思えるのだが、規模すら
 わからない。有人なのか無人なのか。
・連鎖反応的にCO2を分解する化学反応が不明。結合エネルギーから考えると吸熱反応なので
 連鎖反応的に進むはずがない。
・定量的にどのくらいの期間かかると思っているのか。こんな方法では万年単位の時間が必要。
・分解によって生じた大量の炭素はどうするのか。
・大気中に大量にある硫酸はどうするのか。ほとんどない水はどうするのか。
・分解後の地表での圧力は何もしないと現在の72%程度になると思うが、高すぎる。
・酸素と硫酸が主成分で大気圧の大気は、きっかけがあれば地表に降り積もった炭素と反応して
 大災厄になり、元の木阿弥。
・自転に目をつぶっても、金星は地球より太陽に近いので適正な気温にならない。
・自転が遅いので昼夜の気温差が大きく、コリオリ力が弱いので、超暴風が吹くがどうするのか。
 降り積もった炭素がアルベドを下げるので太陽光を吸収し、そのことも気温を上げるが、
 どうするのか。

とりあえず、気づいたことだけ。


467:オーバーテクナナシー
09/04/11 07:49:42 olx8KvDy
金星も標高が55km付近なら人類に適した気圧と温度まで下がる


468:オーバーテクナナシー
09/04/11 08:01:24 KDa4btgk
>>467 0.53気圧しかないが。

469:オーバーテクナナシー
09/04/11 08:49:40 aYj7a8MB
詳しいですね。0.53ならだいじょうぶですね。

470:オーバーテクナナシー
09/04/11 09:04:11 +Kd0Egyr
気圧は大丈夫だが硫酸の嵐じゃなかったっけ?

471:オーバーテクナナシー
09/04/11 09:06:33 KDa4btgk
>>469 補足
高度55kmでの気圧が0.53気圧、気温は27℃。
地球の平均気温と同じ15℃は高度56.4kmで、気圧は0.44気圧。

気圧が低いと、それに反比例して空中に浮くための気嚢の体積が増える。

いずれにせよ外惑星あたりから大量の水素を補填しないと>>465は実現不能。
カール・セイガンが金星改造計画を立案した頃は、金星の雲は水の雲で、
表面気圧も一桁低く、10気圧前後だと思われていた。

472:オーバーテクナナシー
09/04/11 09:52:12 aYj7a8MB
先にORS(磁性流体等による軌道リング)を作って、高高度プラットフォームを吊るしましょう。
ORSには3000km程度のリニアモータカタパルトを設置し、同じシステムを付けた各惑星間の
交通システムにします。加速離脱時のエネルギーは減速着陸時に回収するため、
効率のよい運用が可能です。

ほぼ自転してないので、、、高速な大気循環は止めない程度にして
10気圧程度なら体をならせるのでその辺で止めとくとか。
水はどうしますかね。とりあえず地球には何故あるのか調べないと・・・


473:オーバーテクナナシー
09/04/11 11:14:57 +Kd0Egyr
たとえば人間が常時2気圧くらいのところで生活したら生理的にはどんなふうになるんだろう。
肺がなんかおかしくなる? 潜水病みたいなのになっちゃうかな。

474:オーバーテクナナシー
09/04/11 12:30:30 nWF2c7nI
酸素酔いとか窒素酔いに関するレスがなかったっけ?
それでもスキューバダイビングに使うエアで、有る程度解決しそうだが

>>471
地球の大気組成と同じ空気を用意してバルーンに詰め込めばそれだけで
浮くと言うのを聞いたことがあるぞ。半径数百メートルの巨大なバルー
ンを作って、その中で生活するというのはどうか?

475:オーバーテクナナシー
09/04/11 12:56:59 P7xLUzmn
①金星は自転が遅いので大変にやっかいかつ大量の資材が必要になるが
 太陽光を遮蔽する遮蔽板を配置し太陽光を完全に遮蔽する。
 なんぼ温室効果が凄いと云っても降り注ぐエネルギーをゼロにすれば金星だって
 放熱してるので少しずつ温度は下がるはず。
 遮蔽板の機動制御は太陽光エネルギーで充分なはず?

②①の作業と平行してエンケラドゥス・レアなどの水分の多い外衛星から
 氷を切り出して金星に打ち込む。
 1km3ぐらいの氷玉を数万個打ち込めば水素不足は補えるだろう。

③太陽光を遮蔽して温度を下げつつ、氷玉を大量に打ち込めば最初は氷玉突入の
 摩擦で返って気温上昇要因になるかも知れないが最終的には気温が
 加速的に下がる。

④高圧化での水の沸点は忘れたが氷玉が蒸発した大量の水蒸気は上空で液化し
 雨になりまた蒸発してを繰り返すうちに気温はどんどん下がりそのうちに
 雨が地上に到達し海が出来る。
 海が出来ると大気中の大量の二酸化炭素を吸収し生石灰になり気圧も下がりだす。
 大量の硫化物も海が吸収する。

⑤充分に気温と気圧が下がったところで太陽光遮蔽板の一部を開放し生物的な
 環境調整を始める。

⑥遮蔽板と新たに作る反射板を利用して金星全球に太陽光が適量ふり注ぐように制御して
 自転が遅い事による気象暴走を防ぐ。

476:オーバーテクナナシー
09/04/11 12:57:52 P7xLUzmn
問題点
①磁場が非常に小さい事による宇宙線の影響。
②遮蔽板の建造や外衛星上での氷の切り出しや射出等の技術的な問題を解決し
 瞬時に機能させても金星の冷却化と生物による環境調整に1-10万年の歳月が
 かかると予想される事。
 これを早める為には現技術にはないなんらかの「魔法のレシピ」が必要。

477:オーバーテクナナシー
09/04/11 13:05:51 KDa4btgk
>>474
> 酸素酔いとか窒素酔いに関するレスがなかったっけ?
> それでもスキューバダイビングに使うエアで、有る程度解決しそうだが

ヘリウムが調達しやすい時代になっても、やはり他元素に比べたら存在比が圧倒的に
少ないのだから、だいぶ割高だろう。屋内限定で使う程度ならいいけど。大規模な
空間には難しいと思う。

> >>471
> 地球の大気組成と同じ空気を用意してバルーンに詰め込めばそれだけで
> 浮くと言うのを聞いたことがあるぞ。半径数百メートルの巨大なバルー
> ンを作って、その中で生活するというのはどうか?

計算してみた。15℃の環境の高度56.4km0.44気圧に直径800m中は酸素50%窒素50%の
気体で。浮力は4万トン。このうちバルーンの質量がいかほどになるかだが、なんか
小規模なコミュニティくらい積めそうな気がする。

でも、これはテラフォーミングじゃなく、金星の植民に過ぎないよなあ。


478:オーバーテクナナシー
09/04/11 23:58:53 nWF2c7nI
四万トンか。中規模タンカーをひとつ持ち上げられるな。

>でも、これはテラフォーミングじゃなく、金星の植民に過ぎないよなあ。
金星テラフォーミングのための最前線基地になる。金星全体の気圧が下
がれば、バルーン都市は次第に高度が下がり、最後には地面にアンカー
を打つことでドーム都市となる。
温度にあわせて高度を変更しなければならないから、内部気圧と大気組
成はある程度変更できるようになってないといけないかな……。

シャトルの誘導ミスで衝突事故とか起こしたら、バルーンに穴が空いて
大惨事になりそうな気もする。一つのバルーンの空気が抜けても高度を
維持できるように、集合体とすべきだろうか。

479:オーバーテクナナシー
09/04/12 07:41:40 duC2h8zm
>>472
ORSにんなもん吊したら、金星の大気の動きという予測困難な力が加わるからNG。

>>478
シャトルの誘導ミスで事故て…、たかだか数百メートルの滑走路にシャトル発着させるんですかい。
B52を空母で運用するようなもんじゃないか。金星大気内で作動するジェットエンジンを備えて、
なおかつ VTOL/STOL性能がないと。

リスク軽減のためには大気圏外との行き来は、専用のバルーンが必要でしょ。

個々のバルーンについても、硬式飛行船みたく、気嚢は細分化してれば脆弱性は減る。
浮力を増すために、地球の平均気温より少し高めの気圧の高い高度で運用するのも一案。
居住区の気嚢の熱をヒートポンプで、浮力用気嚢に送れば、さらに浮力が強化される。

周りの大気を圧縮した液化CO2をバラストとして保持。万が一の事故で浮力が減った場合、
これを放出する。


480:オーバーテクナナシー
09/04/12 07:47:07 duC2h8zm
>>479 自己レス

「専用のバルーン」てのは発着所用としてね。

読み返したら、バルーンで大気圏を出入りするように読めてしまう。それはムリ。

発着所と居住用バルーンとの行き来は、まあご自由に。
ロープウェイとか、ヘリとか、小型の飛行船とか、いろいろ考えられる。



481:オーバーテクナナシー
09/04/12 09:36:36 KMllZCia
金星テラフォーミングの前に金星有人探査を考えたほうがいいんとちゃうけ?w
着陸船も宇宙服もみんな溶けてしまうべ

482:オーバーテクナナシー
09/04/12 09:50:45 duC2h8zm
>>481 二行しかないレスで、両行の関連が全く感じられない。

483:オーバーテクナナシー
09/04/12 10:06:44 ORFgrweL
>>480
風速は高度70km付近まで高さとともに増大し、最大で100m/sにもなる
URLリンク(www.isas.ac.jp)

>>479
確かにつるすと風で大変そうだ。(赤道なら風が一定でそれに合わせて回すとか。)
ORSでカタパルトは既存技術でシャトルがISSとドッキングできるぐらいだから心配ない。


484:オーバーテクナナシー
09/04/12 14:16:48 duC2h8zm
地球の海抜0m付近では、1kmで気温が6℃、気圧が0.12気圧違う。
金星の55kmくらいの高度では、1kmで気温が10℃、気圧が0.1気圧違う。

金星の方が高度に対して気温がより敏感に変化するので、これを利用できそうだ。
前述のバルーンから10km程度のヒートパイプをテザーすれば、温度差が100℃
なので、発電に使えるのではないだろうか。


485:オーバーテクナナシー
09/04/12 15:02:36 uuhiW2l7
ま、「専用バルーン」の中でなんらかの実験やテラフォーミングに関する
装置を作動させる事は可能かもしれないが
人間の居住空間としては不快極まりないものだろうな。

自然現象としての暴風は上昇気流・下降気流・風向きの変化の完全な予測は
まず不可能でバルーンの姿勢の制御が困難。


486:オーバーテクナナシー
09/04/12 16:08:48 duC2h8zm
金星の強風は高々度だけで、地形の影響がほとんどない恒常風じゃないの?
風速が強くても、流されてれば問題ないし、構造物が大きいほどゆらぎの影響を受けにくい。

487:オーバーテクナナシー
09/04/12 17:37:13 OjfEto92
素朴な疑問なんだが、それどうやって出入りすんの?

488:オーバーテクナナシー
09/04/12 18:02:50 vL5ZevKS
>>487
内外の気圧差、ほとんどないんだから、簡単なエアロックで間に合うと思うが。

489:オーバーテクナナシー
09/04/12 18:08:04 Y8i5ClnE
風速数十メートルの中をヘリコやロープウェイで移動?w

490:オーバーテクナナシー
09/04/12 18:12:49 vL5ZevKS
係留してるんじゃないから、ほぼ無風状態だろ。
秒速数十メートルは、地表に対して。

491:オーバーテクナナシー
09/04/12 18:24:53 Y8i5ClnE
秒速数十メートルの風の中で二つの連結されたバルーンが流されていて、
一方のバルーンからもう一方までヘリコプターやロープウェイなどで移動するとき、
ほぼ無風状態の中を飛行するのと同じなの?

492:オーバーテクナナシー
09/04/12 18:32:51 vL5ZevKS
>>491
そうでないと考える根拠はなさそうだな。

493:オーバーテクナナシー
09/04/12 19:55:33 wC667C8X
>>466
予定したラスト(金星改造に成功)にもっていこうとするバカSFより
そういうリアルな想像力のほうがずっと面白い。

494:オーバーテクナナシー
09/04/12 20:41:24 ORFgrweL
気圧からすると空は地球と同じく明るいのかも。2日夜が続き、西から太陽が昇り、2日昼がつづく。
ただ外は硫酸の雨が常に降りつづいてるかも。バルーンは腐食しない素材か金メッキすればいいのかな?
いずれにしろそこから衛星軌道上のステーションと行き来ができないとだめだねぇ。
大量の物資を送る必要もあるし。

495:オーバーテクナナシー
09/04/12 20:53:34 C9R36dPp
>>494
金星の自転周期をなめとるな。
昼は58日続くぞ。

496:オーバーテクナナシー
09/04/12 21:04:48 TF43xM0h
いっそのこと、金星の大気は破がした方が開発が楽じゃね?

497:オーバーテクナナシー
09/04/12 21:15:32 y0BSvPp5
小惑星を一個ぶつけて自転周期を変えるとか

498:オーバーテクナナシー
09/04/12 21:44:53 duC2h8zm
>>497
惑星の自転周期に意味のある影響を与えるほどの小惑星をぶつけたら、大量の破片が
宇宙空間に飛散する。破片の一部は地球軌道の外側まで及ぶ。

地球の存在を脅かすほどではないが、人口密集地に隕石が落下する確率は数万倍に
跳ね上がるだろう。何より困ったことに、地球近傍空間を有人宇宙船で航行するのは
剣呑なことになってしまう。

499:オーバーテクナナシー
09/04/12 22:00:02 9Qse9wEk
待て待て。金星には暴風が吹いていただろう。自転方向に風が吹いたら接触する断崖絶壁を作って、
強風を常にそこにぶち当てていれば、そのうち自転速度があがってくれるんじゃないかと電波を飛ばして
みる。

でもそう言えば地球も少しずつ自転速度落ちてはいるんだよな。

500:オーバーテクナナシー
09/04/12 22:07:43 duC2h8zm
>>499
> 待て待て。金星には暴風が吹いていただろう。自転方向に風が吹いたら接触する断崖絶壁を作って、
> 強風を常にそこにぶち当てていれば、そのうち自転速度があがってくれるんじゃないかと電波を飛ばして
> みる。

角運動量保存則って知ってるか?

> でもそう言えば地球も少しずつ自転速度落ちてはいるんだよな。

それも角運動量の保存。地球の自転角運動量が、月の公転角運動量に移されている。
その大部分の原因が、ベーリング海峡付近を潮汐による海水が通過するときの海底との
摩擦。だから、ベーリング海峡をせき止めてやると、地球自転の低下速度は抑えられる。
皆無にはならないけど。

501:オーバーテクナナシー
09/04/12 23:33:07 a5eE5syb
>>495
まてまて、上空の強風に乗ったバルーンなら4日で金星一周だぞ。
昼夜2日づつだな。

金星は極めてとろいが上空は忙しいってこった。


502:オーバーテクナナシー
09/04/12 23:44:36 duC2h8zm
>>501 バルーンの話ならそう書いてくれ。アンカもないから地表の話かと思った。

503:オーバーテクナナシー
09/04/13 01:08:21 a87Ge7Mx
>破片の一部は地球軌道の外側まで及ぶ。
ソースくれ。
でかい破片はほとんどが金星の重力圏を抜けないと思うが?

504:オーバーテクナナシー
09/04/13 01:12:34 r8lscwYS
火星由来の隕石が隕石があるんだから金星由来の隕石もあるんじゃね?

505:オーバーテクナナシー
09/04/13 03:37:50 ySDMst/r
地球にか?
地球より内側を回ってる&重力が火星の三倍&濃密な大気と三拍子で
地表の物質が地球軌道にまで飛んでくる可能性はとても低そう。

506:オーバーテクナナシー
09/04/13 04:32:08 wBX/b6gn
作るのに失敗したのは、最初からやり直すほうが早い。
薬品つくる途中で反応に失敗して、そこから修正してやり直す事なんて効率悪すぎる。
火星も金星も造物主様が錬金術に失敗したフラスコだったんだよ。

507:オーバーテクナナシー
09/04/13 06:37:53 mya2NYd6
>>503>>505
1個の小惑星でやると、金星の存在すら脅かしかねない程の衝突になる。
おそらく、ぶつけた小惑星と同等以上の質量が金星の重力圏外に飛散する。

金星表面はマグマオーシャンと言うほどではないが、一旦は灼熱地獄となり、
火山活動が活発となるだろう。これが沈静化するのにいかほどの時間が必要か
自分の技量では予想し得ない。

百万個に分散して毎分ぶつけるような方法がベターではなかろうか。

508:オーバーテクナナシー
09/04/13 21:10:22 qqON4ApH
>>507
金星の大気の密度での計算をしたの?
90気圧は馬鹿にできないほどの減速を生むだろ。

509:オーバーテクナナシー
09/04/13 21:23:11 mya2NYd6
>>508
必要な小惑星のサイズの計算をしたの?
直径は金星の大気圏の厚さよりはるかに大きいよ。

510:オーバーテクナナシー
09/04/14 00:29:37 koJZRj0X
どひゃ~
金星はほとんど水が無いらしいから地球と同じだけの水を持って行こうとしたら
なんと直径1400kmの水玉が必要。
勿論地球と同じだけ水が有ったらテラフォーミングすると金星の陸地がほとんど水没して
アクエリアスになっちゃうからそんなに水イラナイだろうが
エンケラドゥス級の芯まで水製の氷衛星が20個必要。

511:オーバーテクナナシー
09/04/14 00:39:01 /7+HUBoi
バスケットボールに向かってゴルフボールを撃つ時に、バスケットボールの表面に薄い布が張ってあるかどうかを気にするようなものだよな。

まあバラバラにして大豆50個をバスケットボールに打ち込めば布の影響はあるかもしれない。
だが金星という系に外から物体が打ち込まれる以上、大気があってもなくても最終的に金星が獲得する角速度は同じだがな。むしろ飛散しない分、効率がいいかもしれない。

512:オーバーテクナナシー
09/04/14 00:40:18 /7+HUBoi
>>510
金星と火星に足りないのは、水ではなく水素だぞ。

513:オーバーテクナナシー
09/04/14 02:57:35 koJZRj0X
>>512
金星に腐るほどw酸素があるのはわかってるよ。
地球同様に原始惑星のころには大量存在したはずの水蒸気が金星の場合は光分解されて
水素が金星から逃げたって事だよね。
酸素は重力でかなりが残って酸化物や二酸化炭素の形で膨大にある。
水素だけ持っていければいいが水(氷)の方がはるかに簡単じゃないかね。

514:オーバーテクナナシー
09/04/14 03:51:21 iz/ofMCa
もっと後の時代に生まれて来ても良かったな
何年後だろう
そもそもNASAとか本気でそういう計画考えてるの?

515:オーバーテクナナシー
09/04/14 05:49:33 TAJVZoGx
小惑星をぶつけるのではなく、
近づけたり周回軌道にのせたりとかでは
影響は出せないだろうか?


516:オーバーテクナナシー
09/04/14 07:58:04 ma1EKOxp
>>510
>>462で指摘済みだが、現行大気を酸素に変えても大気圧が残る。
水素だけ導入して酸素分圧を下げることが必要。持ってくる質量にしても、水素のみなら水の
場合の約1/9で済む。
水素は外惑星本体から持ってきてもイイが、惑星間空間は恒星間に比べると、水素のプラズマ
で満ちているので、太陽-金星系のL4/L5あたりにラムスクープを設置してかき集めるのは
どうかな。必要期間とか、地球付近の磁束密度とか計算して言ってるわけじゃない。
誰か計算できない?

>>514
テラフォーミングが可能な時代に生まれていたら、今度は所要期間の長さに不満が出ると
思うけどな。たぶん数年とかの単位で可能な事業じゃない。

>>515
惑星のような、質量がほぼ球対称に分布した物体を、重力的なメカニズムで回転させるのは
ムリがある。惑星級の質量のブラックホールを使っても難しい。

昼と夜を得るだけのために自転速度を変えるというのは、膨大なエネルギーの浪費に思えて
ならない。太陽-金星系のL1付近に、巨大な薄膜からなる反射鏡を置く。また、L1/L2のハロ
軌道付近に小ぶりの反射鏡群を置く。太陽光は前者の反射鏡で遮られるので、金星に到達する
太陽エネルギーは激減する。これはテラフォーミング初期に金星を冷やすためにも使える。
(もっとも、自然冷却では数百年かかるので、期間を縮めたければ別の手が必要)
 後者の反射鏡群で、24hサイクルの昼夜を作り出す。

前者の巨大反射鏡をL1のやや金星寄り、制御ステーションをL1の太陽寄りにおいて両者を
多数の細いケーブルで結んで、太陽光の方向を軸にゆっくり自転させると、光圧によって
反射鏡はパラシュートのように安定する。反射鏡の凹度は制御ステーションが、焦点になるように
する。制御ステーションで太陽光励起レーザーに転換し、火星に送ると火星もテラフォーミング
できて、一挙両得。



517:オーバーテクナナシー
09/04/14 08:01:40 ma1EKOxp
>>516でアンカ打ってる>>462は、>>466の誤り。ゴメン。


518:オーバーテクナナシー
09/04/14 09:15:01 a4ULoB7c
金星なら約50kmあたりの温度的にも気圧的にも安定する場所で
チューブ状の人工物を連結、網の目のように覆い尽くすことで擬似地殻替わりにすりゃいい
つまり低層部と地表の間の高温部分は地球で言う地殻下のマントル部にする
より低層部との温度差を利用した発電が可能だし火星より合理性があって現実的
網の目チューブのスピードと傾斜角を地球のそれと合わせれば尚良し
酸素と炭素は豊富に存在するのであとは鉄や珪素など建設資材調達に水素と窒素か

効率的な作業を行うために資材替わりになる小惑星を金星の周回軌道に乗せる必要があるな

519:オーバーテクナナシー
09/04/14 10:26:34 WoKFyI2Y
金星で水が足りないとか言っている奴がいるが、それは地表で
存在する濃度でしかない。
地球の海の水の量が地球全体の質量の何%かと
平均的な地球に落ちてくる隕石の成分の何%が水かを比較して
考えてみればいい。

浅知恵の知識でどこかの読み物などを信じてしまった奴は
自分で答えを導く努力をしていないわけだ。

520:オーバーテクナナシー
09/04/14 11:17:25 YMBOQlBj
>>519
やっちゃったな。


521:オーバーテクナナシー
09/04/14 12:33:55 TvRB2R82
>>519
金星本体を中心部までほじくり返して、水を得ようってか?引っ張ってきた方が
エネルギーいらねえよ。
簡単に実現できる妙案があるなら披露してくれ。

金星本体の元素構成の情報が見当たらない。データ持ってるなら合わせてプリーズ。


522:オーバーテクナナシー
09/04/14 15:42:24 TvRB2R82
>>519
金星大気に水が少ないのはスレ的には周知済みと思うのだけど、地球全体がどうのこうのというのは
>>521のように金星本体に含まれる水のことか。

であるならば、それを利用する具体策を示してないから、世迷いごとに過ぎぬ。
自分で解を指し示す努力をせず、奴呼ばわりか。笑止。

523:オーバーテクナナシー
09/04/14 16:27:06 Y1mohovL
>>519
では金星のどこに水がある。

原始惑星のころ地球はジャイアントインパクトによって
今の自転の元(現在より高速回転)となる膨大な角運動エネルギーが付与された。
その結果のダイナモ効果で地球に磁場があるのはわかるよな。
金星にジャイアントインパクトがあったかどうかはわからないが少なくとも
角運動エネルギーを付与する形での巨大衝突は無かったもしくは打ち消されたと考える。
そしてだ、金星の磁場は非常に弱いもんになった。

そのころ外惑星域の寒い所(若しくはもっと遠く)で形成された氷彗星なんぞが
雨あられの如く地球や金星に降り注いでたらしいから
水の由来はそこにあると考えられる。

勿論原始惑星は熱く水は水蒸気として存在した。
地球と金星では太陽光エネルギーの絶対量に違いもあるが
地球の水蒸気は磁場によって紫外線の光分解を防がれ、
金星じゃ水素と酸素に分解され水素はどんどん逃げて行った。

俺の浅知恵じゃこう理解してるがおまいはどう考えてる。
紙面の都合で書ききれない事はいっぱいあるがまずおまいの高説を知らせてくれ。





524:オーバーテクナナシー
09/04/14 18:40:39 ma1EKOxp
>>518
> チューブ状の人工物を連結、網の目のように覆い尽くすことで擬似地殻替わりにすりゃいい

あまり大規模になるとスーパーローテーションの影響を受けるので、せいぜい数十kmだろう。
東西方向へは南北方向より長く連結できると思うけど。

金星の雲の紫外線画像などで見る限り、強風は緯線方向に卓越してるからね。

個々のバルーンには、埋め込みのダクテッドファン方式などのスラスターを装備する必要が
あるだろう。無人の気象観測気球を各地、各高度にばらまいておけば、不意の気象変動などの
リスクも軽減できると思う。


>>519
大人気だな~。

金星本体に水があろうがなかろうが、得る方法がなければ画餅なのよ。
ま、>>523の言うように、水素だけ失われてしまった後というのが真相だろうけどね。


525:オーバーテクナナシー
09/04/14 19:56:12 ma1EKOxp
>>524
読み返してみると、言葉足らずなので補足。
----
×あまり大規模になるとスーパーローテーションの影響を受けるので、せいぜい数十kmだろう。
          ↓
○あまり大規模になると、スーパーローテーションの場所による風速差の影響を受ける。
 連結しても、せいぜい数十kmだろう。
----
まあ、どんな強風だろうと均一に吹いてれば、流されてる限り問題ない。

526:オーバーテクナナシー
09/04/14 20:00:22 314ZJQZp
脳内の風ならいつも単一均一に吹くだろうよ

527:オーバーテクナナシー
09/04/14 21:28:51 TvRB2R82
高度55km付近なら地形の影響もほぼ受けないし、自転が極めて遅いのでコリオリ力も弱い。
金星の雲の写真などでは、地球や木星などで見られる微細な渦のパターンなど見られないな。

強風でもかなり大味なんじゃないか。

528:オーバーテクナナシー
09/04/14 22:47:59 4xh8muki
>>518
高度50km付近は1気圧くらいだが、75℃くらい。暑過ぎ。5kmほど上がったほうがいい。

529:オーバーテクナナシー
09/04/14 23:29:38 ma1EKOxp
頻出してるようなので、金星大気の高度50-60kmの気圧と気温のグラフを貼っておく。

URLリンク(www.dotup.org)

Excel作成なのでショボイが、ご容赦あれ。

530:オーバーテクナナシー
09/04/15 00:00:57 Q56Prktv
それソースは?

531:オーバーテクナナシー
09/04/15 00:13:24 hB9dALty
金星て冷やすとドライアイスの海(山)?ができて圧力も相当下がんじゃね?

532:オーバーテクナナシー
09/04/15 00:27:40 tblW9b5F
>>516
510/513/523だが金星で二酸化炭素を炭素(固形)と酸素(気体)に分解したらとんでもなく
高気圧の酸素の大気になるから水素だけ導入して反応させて水にしちゃうって事だろうけど
二酸化炭素を固定するやり方としては炭酸塩として固定する方が簡単だと思う。
酸素みたいに電気陰性度の高い元素は単独で存在するよりほとんどが化合物になってる。
現に金星の大気でもほとんど酸素O2は存在しない。(CO2/SO2は腐るほど有る)

俺は金星大気中の膨大な二酸化炭素を減らすには現在でも金に糸目をつけなきゃ 考えられる方法として
①炭酸塩に固定化する。溶剤として大量の水(海)が必要。
②太陽光を長期間全面的に遮蔽して金星を冷やし、ドライアイス化した二酸化炭素を捨てる。
ぐらいしかないと思う。(>>531)
ドライアイスを捨てるにしても金星の重力考えるといくら金に糸目をつけないと言っても
エネルギーの無駄遣いレベルに莫大な労力がかかりそう。

水素だけを運ぶ場合も考えてみたが沸点・融点が14K/20Kの物質を安定かつ大量に
運ぶ方法として巨大ボンベを超大量生産するぐらいしか思いつかない。
また自分じゃ計算してないからナンだけど水に較べて水素だったら質量が1/9で済む
と云っても液体水素の比重は水の1/14でえらく嵩張る物質だと思うが…

エウロパあたりから氷をゴリゴリ切り出して金星に向けて射出するのだって
現状の科学力じゃ絵空事以外の何物でもないが水素だけ集めて金星に持っていく
よりは遥かに実現性が高いと思うがどうかな?

ところで単独で85気圧以上有る二酸化炭素の吸収除去については色々考えてるが
3気圧もある窒素はどうしよう・・・常温だとえらく安定良くて減らし難いんだが?


533:オーバーテクナナシー
09/04/15 00:43:06 xIob2/3I
>>529
ぐっじょぶ。
数値を見る限りでは、ウィキペディアの表をグラフ化して50km付近を切り抜いた感じだな。

だが高度50kmでは、75km付近まで続く硫酸の雲の下端部で、太陽光はかなり減衰されてやしないだろうか。
エネルギー供給に薄膜太陽電池使えればいいんだがなぁ。

URLリンク(www.stp.isas.jaxa.jp)
ページの中ほどにスーパーローテーションのグラフがある。縦軸が高度で横軸が風速。
これを見ると、どの探査機が得た情報もだいたいは同じ傾向を示していることが分かる。
金星全域にわたってこれと同じと言うつもりは無いが、赤道付近は安定してると思って
いいんでないかな。

534:オーバーテクナナシー
09/04/15 01:32:35 GeA9s/FI
彗星をぶつけて、
自転の低速化と水の入手をするとか

535:オーバーテクナナシー
09/04/15 03:05:51 xIob2/3I
気候の安定化や生物的な意味も含め、海洋はできればほしいところ。海洋が発達すれば二酸化炭素の吸収にも役立つし。
そうなるとやはりある程度の水は必要になるから、水もしくは水素をどこからか持ってきてやらねばなるまい。

水素の運搬方法に難があることを>>532が示唆しているが、水素の化合物として運搬したらどうだろう。
手に入れやすく、あまり圧力や温度などの条件が厳しくないものといえば炭素・窒素・酸素……つまりメタン・アンモニア・水
エタンやプロパンのほうが扱いやすいけど炭素数が増えるとロスになりそうだし。

今のところ考えているのは木星・土星圏あたり、さらにはそれ以遠からメタンと水を持ってきて、高温で反応させることかな。すると一酸化炭素と水素分子×3になる。
水素分子は金星で使う。
一酸化炭素は宇宙船の燃料にして太陽熱推進なりアークジェットなりに食わせてやればいい。効率は悪いが、運搬船を木星・土星圏まで航行させる際のブースターとして使えなくも無い。

無論、水ばかり都合よく大量に手に入るならこんなまどろっこしいことはしなくていいが。

>3気圧もある窒素はどうしよう・・・常温だとえらく安定良くて減らし難いんだが?
液体窒素にして宇宙船の燃料に……しても大量に余るか。どうすっべか。

536:オーバーテクナナシー
09/04/15 07:35:11 ISQZRe0p
金星を改造するための莫大な資材を木星や土星から運んでくるのがありなら
まず金星の大気を吸い上げてよその星に捨てにいったほうがいいよ。
何回往復して、どんだけエネルギー使うかしらないけど。

537:オーバーテクナナシー
09/04/15 08:47:24 S7GOQ7bK
>>532>>535
CO2は金星を冷却していくと、液化して低地に溜まる。完全に凝固したら上にカバーを設置。
この後、土星圏から移動させたエンケラドスを割り、地表に降らせる。海が形成されると、
水圧により、CO2は海底に閉じ込められたままである。

CO2の処遇について、学研「最新テラフォーミング」の「金星を200年で"急速改造"」案から
抜粋。でも、窒素の処遇については「1気圧分を残し輸出」としか書いてない。
エンケラドスの移動もだが、肝腎の方法は見当がつかない。

原文探してみるが、英語力低いので期待しないでくれ。

>>533
> 数値を見る限りでは、ウィキペディアの表をグラフ化して50km付近を切り抜いた感じだな。

図星だ。

> だが高度50kmでは、75km付近まで続く硫酸の雲の下端部で、太陽光はかなり減衰されてやしないだろうか。
> エネルギー供給に薄膜太陽電池使えればいいんだがなぁ。

金星のアルベド考えると、地球の昼間より薄暗いはず。
バルーン表面にフィルム状のレクテナを貼って、衛星軌道からマイクロ波送電するとか。
静止衛星はムリなので、複数の衛星に頼らざるを得ない。

538:オーバーテクナナシー
09/04/15 11:56:38 usXfF53R
惑星全体の一部の気温の話で、単純に同じ気温と気圧とか考える奴って
いないと思うが、いるんだろうなぁ。
スーパーローティションもその仕組みが5年ぐらいになってから新たな
発見の連続で、そのような滞留かが少しずつ解明し始めてきた第1歩って
ところで、まだまだ単純に計れるものではないな。
単純に惑星全体で同じ高度なら同じ気温だと言う説明もありえない。
対流が起きているなら、それを起こすだけの温度差が必要であり。
極地も赤道も同じというのはありえないわけな。


539:オーバーテクナナシー
09/04/15 12:01:36 usXfF53R
>>522
水といえば液体の化合していない水としか考えていないんだろ?
水溜りは無いのは明らかだが、成分の度合いとして存在しているのは明白。
宇宙を構成する段階で存在の度合いが石ころより水のほうが遥かに多い。
それが何かと混ざり特殊な状態であれば、君は詭弁で、それは水じゃないから
頭おかしいだろとか詭弁を言うに違いない。

本来の水は石の中とかにあるわけだ、地球内部にどれだけ水があるか
その手の地球科学の書物とか読んでみろよ?無知なの?

540:オーバーテクナナシー
09/04/15 18:52:38 xIob2/3I
>>539
俺が言うのもなんだけど、金星内部に大量の熱水や蒸気が存在しているだろうことはみんな分かってるんだよ。
522が言いたかったのは、
「地殻内部に含まれた水をどうやって地表に湧き出させるか、その案を示さなければ意味が無い」
ってことだよ。
たとえば岩石に含まれている水は数百度に加熱してやれば蒸気として噴出するが、金星の地殻はその条件を有る程度満たしている。表層部の岩石には含水した岩石はもうほとんど残っていないかもしれない。
地球には月があるが金星にはない、つまり地殻変動などは少なく、マントル対流などは非常に穏やかと予想できる。金星の地殻は地球よりも更新されにくいということになる。
地殻に存在しないとなればどうするか。ここで小天体をぶつけてマントルまで掘り返すと言うのなら、クラーク閣下の乱暴なプランとさして変わらないわけだ。
君はどういうプランを考えているの。

541:オーバーテクナナシー
09/04/15 18:55:27 xIob2/3I
>>583
すくなくともロシアの金星探査機たちは似たような結果を返してきているよ。
そりゃ全球で同様と言うつもりは無いけど、スーパーローテーションの予想外の挙動についての検証は、実際にその挙動が観測されない限り検証のしようが無い。

542:オーバーテクナナシー
09/04/16 00:32:25 4ZhXwwRn
>>538
誰も金星全体が同じ気温・圧力などと主張はしていない。これまで得られたデータの総合だろ。

仮に、気温・圧力の条件が生存に適さない場所があってもそれがなにか?
地球上にすら、人間の生存に適さない場所はいくらでもあるわけだが。

条件に見合うところを選択すればイイだけのことだろう。

あと推測だが、金星は地球型惑星の中では、赤道と極地、昼と夜の温度差が最も小さいのでは。

もひとつ。
> 対流が起きているなら、それを起こすだけの温度差が必要であり。
> 極地も赤道も同じというのはありえないわけな。

自らの仮定を元にして導いた結論に、客観的価値はないぞ。

金星の大気循環については、複数のモデルが提唱されていて、まだ決め手はない。


543:オーバーテクナナシー
09/04/16 05:15:21 pHgO747J
つーか金星は諦めようぜ、不毛だから

544:オーバーテクナナシー
09/04/16 07:13:12 VudsAkP4
いきなり基本を否定しやがった。

545:オーバーテクナナシー
09/04/16 09:25:22 VudsAkP4
>>539
> 水といえば液体の化合していない水としか考えていないんだろ?

> それが何かと混ざり特殊な状態であれば、君は詭弁で、それは水じゃないから
> 頭おかしいだろとか詭弁を言うに違いない。

混合と化合の区別ができていないバカ発見。
水が何かと化合したら、それはもう水ではない。

まあ、気相(水蒸気)にしろ液相(雲)にしろ金星大気中の水が微量なのは常識。

また、金星本体に含まれる水に言及するのなら、それを利用する方法を提示しろと
>>522は書いてるの。

546:オーバーテクナナシー
09/04/16 11:06:19 zJ4tX2lD
>>543
現状の金星が不毛な事は万人の認めるところだが
素の重力、比重から予想される惑星の内部構成など地球とここまで似通った星は
太陽系内には他に無い。
地球との近似点をテラフォーミング上魅力的と感じるか、相違点を不毛と感じるかは
それぞれだが俺は金星がどう改造出来るかと考えてるのは楽しいんだが…
君はつまんないのかな?

大きな相違点
太陽光エネルギーの絶対照射量の多さ
自転が非常に遅い事
膨大な二酸化炭素他による温室効果で金星表面が高温高圧下にある事
月の有無(テラフォーミング上の影響力については未知の事多過ぎて不明)





547:オーバーテクナナシー
09/04/16 12:21:00 5N+Uuc6n
金星は火星同様に磁場もなかったんじゃないか。生命活動には適さないね。
大気を減らしてやると暖かい火星になるかな。

548:オーバーテクナナシー
09/04/16 18:15:36 VudsAkP4
>>547
磁場による生命活動への恩恵ってなにかな?
ヴァン・アレン帯みたいなものを惑星周辺に形成して、地表への宇宙線被曝量を
抑えること?

本当に磁場が不可欠なのかどうかは置いといて、人工的に発生できるか計算してみた。

金星の上空100kmにORS作って、超伝導ケーブルを一周させる。
15億アンペア流せば、50000nTと地磁気程度の磁束密度を金星全体におっかぶせる
ことができる。磁場をココまで持って行くのに必要なエネルギーは9.1EJ。

1999年の日本の総電力量3.95EJの3倍足らず。
一度ココまで持って行けば、あとは超伝導を維持するのに必要なエネルギーだけだから、
テラフォーミングという天体規模の巨大プロジェクトにしてはおとなしめの値だと思う。

※EJ=1e18J


549:オーバーテクナナシー
09/04/16 19:15:24 pHgO747J
>>548
それってORS近傍では即死レベルじゃないの?

550:オーバーテクナナシー
09/04/16 20:02:22 68O+TIpN
やっぱ金星は水素が足らんかな
冷やしたときにアンモニアもできなさそうだ

551:オーバーテクナナシー
09/04/16 20:19:07 zCRJhSqd
>>548
>一度ココまで持って行けば、

もってけないでしょ。w
そのまえに、今の金星環境をせめて火星以上地球未満程度にしないと、ケーブル設置工事もままならんし。
それに木星から水素を運んでくるとか、なんだってありなら、
金星大気をまるごと入れ替えて、水もカイパーベルトからもってくればいいじゃん。
工事に必要な鉱物もアステロイドベルトや水星からもってくればいい。
石油などエネルギーが必要ならタイタンから。
全長一千キロに及ぶような巨大輸送船が何隻あってもおいつきそうにないな。

552:オーバーテクナナシー
09/04/16 21:02:45 Z4gHbAzL
>>548 凄!計算してみるもんだね。

553:オーバーテクナナシー
09/04/16 21:54:52 VudsAkP4
>>549
> それってORS近傍では即死レベルじゃないの?

調べてみたが、国内では電磁界強度に関する基準はない(*1)。

WHOの環境保健基準69(1987年)が5000μT以下、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が
100μT。しかし、直流磁場に関してはガイドラインしかないようだ。後者のICNIRPによると、
400mT(*2)。

ORSから2.4kmで400mTの直流磁場のガイドライン値を越える。
国内の研究では1Tがしきい値でそれ以下なら大丈夫という研究もある(*3)。
これだと、940mくらいまで近寄れる。

以上は長期にわたって磁場にさらされるときの値で、致死量は見つからなかった。
たぶん、メートル単位まで近寄らないと即死には至らないのではなかろうか。

*1 URLリンク(www.hepco.co.jp)
*2 URLリンク(www.icnirp.org)
*3 URLリンク(www.jstage.jst.go.jp)

>>551
問題提起したのは人工的に地球規模の磁場の発生が可能かどうかなので、
そのほかの諸事については、この場でノーコメントと申し上げておく。


554:オーバーテクナナシー
09/04/16 22:06:41 42ZfqlrT
超伝導の維持のほうが電力食いそうだな。磁界の中で何かが移動するたびに超伝導ケーブルに熱が発生するし。
火星に関しては>>198-203で計算されてるが、金星でも似たような値になるんだな。

ところでみなに聞きたいんだが、金星に海洋は必要と思う? もし必要なら表面積の何割程度かも書いてくれると嬉しい。
海洋を作るか作らないかによって、テラフォーミングのやりかたが変わるからねぇ。




555:オーバーテクナナシー
09/04/16 22:13:34 42ZfqlrT
超のつくような強磁場の中で人が死亡するときって、どんな死に方するんだろ。
電子レンジのように沸騰するのかな。それとも体中の電解質が磁場の影響を受けて血流ストップとか。

556:オーバーテクナナシー
09/04/16 22:46:50 VudsAkP4
>>554
> 超伝導の維持のほうが電力食いそうだな。磁界の中で何かが移動するたびに超伝導ケーブルに熱が発生するし。

超伝導ケーブル中で熱が発生するわけないだろう。電流が微増減するだけだ。
しかも、物体が止まれば磁束は元に戻るので、電流の値も元に戻る。

超伝導の維持は液化ガスなどの冷媒は不要。断熱さえすれば熱電効果で臨界温度以下を
維持できる。ちなみに、JRのリニアも現在は液体ヘリウムによる冷却だが、冷媒なしの
超伝導に、ほぼ目処がついているそうだ。

> 火星に関しては>>198-203で計算されてるが、金星でも似たような値になるんだな。

最近来たばかりで、そちらは未チェックだった。そちらは地球磁場は最弱値で計算しているようだ。
しかし、必要エネルギーが計算できていない。所要の電磁場のエネルギーを計算すればイイだけ
なのだが。

557:オーバーテクナナシー
09/04/17 01:21:58 Jpt/FHTJ
>>548
>磁場による生命活動への恩恵ってなにかな?
 ヴァン・アレン帯みたいなものを惑星周辺に形成して、地表への宇宙線被曝量を
 抑えること?

おっかない宇宙線(高エネルギーのγ線)の飛来を抑えてるのはどうも太陽風らしいね。
おっかない太陽風(高温の粒子プラズマ)が来るのを磁場が抑えてる。

ま、高性能ビームで高性能レーザーを抑えて、高束マグネット砲でビームを抑えてるって
言ったところかも知れない。


558:オーバーテクナナシー
09/04/17 01:24:11 Jpt/FHTJ
>>555
もし、『超』強磁場の近くに行くと普段は弱弱の「水の反磁性」でもイチコロかも知れないね。
細胞がぶっ壊れてアウトw

もっとも反磁性のせいでそこまで近くには近づけないと思うが…

559:オーバーテクナナシー
09/04/17 08:51:53 gzXMTfX3
>>554
おまえ、超電導って理解できてないだろ。
電気抵抗ゼロなんだからジュール熱なんざ発生しねえよ。

それとも別のメカニズムがあるってのなら、説明してくれ。

560:オーバーテクナナシー
09/04/17 10:14:23 D8mXY1AJ
>>556
そうなのか。超伝導に関して詳しくなかったから勘違いをしていたようだ。すまん
>断熱さえすれば熱電効果で臨界温度以下を維持できる。
その熱電効果というのはペルチェ素子のようなものと考えていいのかな? それで十分に冷却可能ということなら難易度はかわってくるな。
んでもエネルギー効率がヒートポンプに比べて悪いと言うのを聞いた事があるけれど、その辺どうなってるのか、知ってたら教えてくれないかな。
冷媒を使うとものすごく効率悪化するとか?

>>558
反磁性か……海底密室だったかなぁ、そんな名前の小説で、ネタにされていたのを思い出したよ。
そんな状態で人間が平気なはずが無いだろ……、と思って読んでたがw
上空から超伝導ケーブルの上にダイビングしたら、バネのように跳ね返るんだろうか。

>>559
そだね

561:オーバーテクナナシー
09/04/17 13:01:45 V8mTctQU
>>553
> 問題提起したのは人工的に地球規模の磁場の発生が可能かどうかなので、
> そのほかの諸事については、この場でノーコメントと申し上げておく。

ますます無理だということを裏づけてるね

562:オーバーテクナナシー
09/04/17 13:14:29 VPv39xQr
どうやら、>>561はだれがどの話題で書いたか理解できずにつっかかる、残念なヒトみたいだ。


563:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:02:21 GWX8Ihrb
確か米のベンチャーで惑星探査(宇宙船)用の人工磁場=放射線遮断装置が開発されてなかったっけ?
原理については忘れたが、有害放射線の遮断については規模を大きくする工夫の段階に入っているってことでね
少なくとも金星の浮船式なら転用可能かと

564:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:07:13 sy5TcByL
>>563
あれねえ。基本は電磁バリアだから、荷電粒子しか防げないよ。
高エネルギー電磁波と中性粒子はムリ。


565:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:20:51 V8mTctQU
>>562
いってる意味わかんないや。妄想?

566:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:34:58 FRTpeIO4
>>565
わかんないのか。読解力ないんだな。
惑星磁場の人工形成について書いてる人に、他の話題でつっかかっても意味ないだろ。

567:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:43:39 EJvwdytk
地球規模の磁場生成はポールシフトのときにも使えそうだ。
MRIで強いと7T。15-20Tでりんごや生物が浮くって・・・反磁性はSFで使って欲しいな。
インダクトラック。。。ロケットのカタパルトに。萌えるな。


568:オーバーテクナナシー
09/04/17 15:46:37 FRTpeIO4
現在の地球は北磁極が S極なんだっけ。

569:オーバーテクナナシー
09/04/17 17:28:01 GqBsfNz5
>>564
それを地球で防いでるのって、オゾンとか何とかという奴?

570:オーバーテクナナシー
09/04/17 17:48:09 sy5TcByL
オゾン層は紫外線を防いでいるが、宇宙線全般に有効ではない。

571:オーバーテクナナシー
09/04/17 18:31:00 GqBsfNz5
じゃあ何で防いでいるの?

572:オーバーテクナナシー
09/04/17 18:54:27 f7o9/35u
>>566
いやちっとも「人工的に可能」じゃないじゃん。w
ま、数式ならべて言ってみたかったってだけなら、そういうことにしといてあげよう。

573:オーバーテクナナシー
09/04/17 19:10:17 8ah9ObpO
>>548の言ってる電流流せば可能なんだろ。そういう認識なんだが。
開いた口がふさがらないってレベルじゃない。やればできるんじゃ。

574:オーバーテクナナシー
09/04/17 19:29:45 4QXBf7xR
未来技術板で何言ってんの、こいつ?

575:オーバーテクナナシー
09/04/17 19:31:50 8ah9ObpO
>>571
少しは自分で調べろよ。

576:オーバーテクナナシー
09/04/17 21:47:22 f7o9/35u
>>573
しつこいなw 妄想厨

577:オーバーテクナナシー
09/04/17 21:50:27 f7o9/35u
>>574
おまえはSF板やアニメ板がお似合いだよw

578:オーバーテクナナシー
09/04/17 22:12:36 sy5TcByL
>>571
ヴァン・アレン帯と大気。それでも完全に防ぎきれてはいない。
海抜の高いところの方が、大気のバリアが薄いのでがんの発生率が高かったりする。

579:オーバーテクナナシー
09/04/17 22:57:11 sy5TcByL
>>568
そういう常識レベルの話をわざわざするのは、なにか釣りのつもりか?

580:オーバーテクナナシー
09/04/18 00:37:29 RpYIL5lc
>>576
俺は573氏ではないんだが、一つだけ聞かせてくれ。
……ここは未来技術について妄想するための場所じゃないのか?
みんなで無い知恵絞ってあれこれ妄想を膨らますのが、この板の楽しみ方だと思うんだが。

まあ未来技術板は初めてなのかもしれないがな。まあケツの力抜けや。

で、話を磁場に戻すとして。
人工磁場を維持するためのエネルギーはどっからとるね。L1ポイントに遮光膜兼用の太陽電池設置してもいいし、水星からヘリウム3を取ってもいい。
テラフォーミングで大気組成をいじるにはどの道大量のエネルギーが必要だから、エネルギー資源の調達方法は確認しておきたい。

581:オーバーテクナナシー
09/04/18 00:39:54 aR9m3fL/
ID:f7o9/35uは単にこの板の文字が読めない可哀相な子ってだけなんじゃないか?

582:オーバーテクナナシー
09/04/18 01:25:09 KauM7NKC
>>580
比較的簡単そう(笑)な火星のテラフォーミングに比べ金星じゃテラフォーミングにかかる
エネルギーも資材も時間も半端無いだろうね。

資材については頭が痛いがエネルギーについては人工の核融合設備を作るよりも
99.9%以上は宇宙に垂れ流しになってる太陽光エネルギーの活用じゃないかな。
ダイソン球はとても無理にしても将来は地球や金星・水星のL4/L5で莫大なエネルギーを
利用出来る形に変えられると思う。

583:548
09/04/18 03:34:08 TiceEGTD
>>580
超伝導を維持するのに必要なエネルギーは、ORS上に展開した太陽光発電所だけで
十分と思う。L1に遮光板を置いたままにしても、24hサイクルで金星に昼夜を作るのは
間違いないんだし。

15億アンペアというと大層だが、現行超伝導体で 1平方cmあたり20万アンペアという
臨界電流が実現できており、マージンを持たせても断面積1平米の電線で流すことが
できる。架設する高度が約100kmなのでほぼ真空であり、断熱には事欠かない。
このサイズなら、数万kwレベルで充当可能と思う。

ORSを高度100kmに想定したのは、その高度だとデブリや微少隕石のリスクが
ほとんどないため。また、下からも近づきにくい高度だし。

584:オーバーテクナナシー
09/04/18 09:59:07 dbxCvFAR
>>580
未来技術板らしからぬあまりにくだらない空想に呆れたの。
でも
脳もケツもゆるゆるになったボ○○人の妄想だったのか、すまんこ。www
脳も腹も溶けちまって下痢のような垂れ流したんだね。
お気の毒に、、、
>>581
はいはいww

585:オーバーテクナナシー
09/04/18 13:12:25 TiceEGTD
>>578に補足。
というか見つけたので参考に貼っておく。

■自然界に存在する放射線
URLリンク(www.atomin.go.jp)

思った以上に標高による被曝量が違う。地球大気はありがたいな。


586:オーバーテクナナシー
09/04/18 13:36:24 /QxuwXAg
>>585を見て思い出したけど、そう言えばスチュワーデスとか旅客機に乗るクルーは
放射線対策で年間の搭乗時間とか制限されてたよね。
宇宙飛行とかでも結局同じような基準を受けるんだろうか。

587:オーバーテクナナシー
09/04/18 13:39:09 /QxuwXAg
>トンネル内で値が高くなるのは、四方の岩石中に含まれる放射性物質からγ線を受けるためで、また川の上(鉄
>橋など)で値が下がるのは、大地からのγ線が水で弱められるためだ。

とあるけど、宇宙船のまわりを水で覆ったりなんかしたらどれくらい防げるんだろう。γ線を止められるのなら、
遮蔽効果としては強そうだけど。

588:オーバーテクナナシー
09/04/18 17:28:26 RpYIL5lc
>>584
まあ落ち着けって。類は友を呼ぶと言うだろう、お前さんの脳もそのうちユル
ユルガバガバになるから心配するな。

>>586
宇宙飛行士にもそう言う制限あったような気がするんだけど、思い出せないな。
>>587
波長は違うが、携帯電話を袋に入れて水没させたら20センチぐらいでアンテナ
立たなくなるからなぁ。理化年表に、波長別の水の透過度が載ってた様な気がし
ないでもない。
理化年表探してくるからちょっと待ってくれな。

589:オーバーテクナナシー
09/04/18 17:55:58 RpYIL5lc
理化年表捜してきて調べたが透過率載ってなかった。勘違いだったようだ、すまん。

>>585
放射線にする防護はほとんど物質の質量によるものらしい。すると地球より分
子数の大きい高い金星大気というのは、放射線防護に優れていることになる。

テラフォーミングという目的からは外れるが、1000~1500hPa・280~300K程度
まで下げて大気組成は変えず、地表面にドーム型都市を建設して繋いで行くと
言う方がいいのかもしれない。
地表に出るときはガスマスク必須だが、ヴァン・アレン帯が無い金星で有効な
放射線防護を行おうとすれば、大気による遮蔽を期待するのが良いと思う。
それならば人工磁場による健康被害もないし、便利な低軌道を人工磁場設備に
奪われることも無い。


590:オーバーテクナナシー
09/04/18 18:35:55 TiceEGTD
>>589
ウチの「理科年表」にも載ってなかったよ。

X線が容易に通るから、水はそんなにγ線を遮らないはずだが。
水は中性子の遮蔽に効果的。

人工磁場による健康被害?>>553で記述したが、よほどそばまで寄らないと
問題なさそうだ。また、金星の高度100kmは低軌道よりずっと低い。

あと、金星の重力は地球の90%なので、1気圧のポイントがあると、その上空には
地球の大気の11%増しの質量があるということになる。これは地球の地表付近の
大気換算で、1800m分ほど余分に大気の防護があることになる。

591:オーバーテクナナシー
09/04/18 18:56:02 BuvXJPp9
う~ん、テラフォーミングという観点からは大気の改質はやりたいと思うね。
ドーム外に出る時にガスマスクをしないと二酸化炭素酔いで即死という環境じゃどうも…ね。
その上で磁場について再考してみると

気圧を下げて1気圧程度の大気でもγ線他の高エネルギー電磁波は防げると思うが
太陽風のような高エネルギープラズマはどうしよう。

金星のテラフォーミングには水(水素)が絶対に必要という前提で話すが
苦労して持って来た水が水蒸気の状態で
どんどん分解されてすぐに水素欠乏症になりそうな気がするが…
もっとも何万年ぐらいのスケールなら遺失量もそれほど気にならないかも知れない。

太陽風のような磁性を持った電離粒子からの保護には磁場の必要性を感じるんだが…
金星上空にORS作って超伝導ケーブルというのは理論的にはともかく不可避の事故等による
天文学的な大惨事も危惧されるからL1軌道に建造される(であろう?)太陽光遮蔽板に
併設するというのはどうだろう。
もっとも太陽風は太陽の自転に沿って渦巻き状にうねりながら飛んで来るらしいから
充分に有効かどうかわからないし、そもそも近距離にある遮蔽板をぶっ壊すほどの
反磁性を発揮するのかも知れんが。



592:オーバーテクナナシー
09/04/18 19:55:13 /QxuwXAg
>>591
大量の水素を持って来るなら木星が良いと思う。木星は太陽になりそこねた惑星なんて言われるくらいで
水素の比率が高い。金星に補充するための水素をちょっとかすめとるくらいの量は簡単に確保できる。

593:オーバーテクナナシー
09/04/18 20:17:07 1TEVf8Ej
>>592
おいおい、あの高重力から、どうやって水素をくみ出す?


594:オーバーテクナナシー
09/04/18 20:20:05 /QxuwXAg
人類の未知のテクノロジーで

595:オーバーテクナナシー
09/04/18 20:23:27 TiceEGTD
>>591
> 金星のテラフォーミングには水(水素)が絶対に必要という前提で話すが
> 苦労して持って来た水が水蒸気の状態で
> どんどん分解されてすぐに水素欠乏症になりそうな気がするが…
> もっとも何万年ぐらいのスケールなら遺失量もそれほど気にならないかも知れない。

いや、L1に遮光板置いて受けるエネルギーを地球並みにするのなら、分解速度も
地球並みになるだろう。心配には及ばないと思う。

> 太陽風のような磁性を持った電離粒子からの保護には磁場の必要性を感じるんだが…
> 金星上空にORS作って超伝導ケーブルというのは理論的にはともかく不可避の事故等による
> 天文学的な大惨事も危惧されるからL1軌道に建造される(であろう?)太陽光遮蔽板に
> 併設するというのはどうだろう。

L1に電磁バリアか。磁場のデザインとかイメージできかねるんだが。

> もっとも太陽風は太陽の自転に沿って渦巻き状にうねりながら飛んで来るらしいから
> 充分に有効かどうかわからないし、そもそも近距離にある遮蔽板をぶっ壊すほどの
> 反磁性を発揮するのかも知れんが。

強磁性体じゃないものを吹っ飛ばすような強磁場が、惑星間空間を吹き荒れるてるの?

>>592
木星は重力井戸が深い。天王星・海王星の大気は有機物が多い。
ということで、土星を推奨する。木星より遠いが、表面重力は地球より弱い。
脱出速度は地球の3倍。

596:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:19:30 TiceEGTD
>>594
魔法は禁止だ。

せめて、

「非同期スカイフックを使って、減少する運動量をくみ上げた木星大気の一部を使った
核融合駆動で補填する。」

とか

「近地点が木星大気内、遠地点が大気外の楕円ORSを使う。近地点に木星大気内で
作動するスラスターを装備して運動量を維持する。」

とか書けばいいだろう。

597:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:21:01 BuvXJPp9
>>595
L1軌道に遮蔽板を置いて太陽光を調整しても太陽風は太陽光のように太陽から一直線に
飛んで来ているわけじゃないので太陽風を防ぐためにはあまり有効じゃないかもと思うよ。
自分で書いておいてナンだけどL1軌道上の磁場の有効なデザインは俺にも出来ていない、スマソ
仮にL1軌道に効果的に磁場を配置出来ても斜めから太陽風を受けると金星を貫く形で
バンアレン帯が出来たりとんでもない事になるかも知れない。

水素の汲み出しについては
木星にしても土星にしても見えているのは大気だと思うんだが汲み出すのに有効な
大気圧のあるところまで行くのは大変じゃないかな。
またある種の推進体と回収用のボンベで回収するのではと想像するが
回収のため土星大気圏に入る時とんでもない空力熱が発生するような気が…
どうなんだろ?





598:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:29:00 /QxuwXAg
>>596
それじゃあ、木星の衛星か輪の小惑星に基地を作って、そこから
パイプを下ろして吸引するとかは?

599:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:32:39 BuvXJPp9
大気圧の無いところからなんぼ吸引しても何も吸い出せないと思うんだが?

600:オーバーテクナナシー
09/04/18 22:37:41 TiceEGTD
>>598
ヒント:軌道速度

CNTをもってしても困難だと思うが、百歩譲って、パイプを下ろせるとする。

パイプの下端が木星大気上層に到達したところで、パイプは木星大気に
対して、30~40km/sで接触する。終了。

601:オーバーテクナナシー
09/04/19 00:04:11 WEfqzwp6
物資だけならマスドライバーでポンポン打ち上げればいいんじゃないかな。
……ガス惑星だから固定できるとこがないか

602:オーバーテクナナシー
09/04/19 00:52:08 DOx4evxP
そこはメガフロートで
でもわざわざ重力井戸の底から持ってくるのはアホの極みだけどな
彗星で良いじゃん

603:オーバーテクナナシー
09/04/19 01:12:33 jMbYmxvK
>>602
少しは定量的に考えてくれ。彗星なんか100個あっても全然足りない。

ハイペリオンでも足りなくて、エンケラドスで何とかなるかもというレベルだ。
前者は金星を球とした場合34m、後者は140mの水で覆うことができる。
実際は海陸に分かれるので、海の平均水深はもっと深くなるが。

金星は意外に起伏に乏しい。浅い海で十分だろう。

604:オーバーテクナナシー
09/04/19 03:04:13 UWwdN67Z
>>602
地下に地下水としてしみ込む量も考えて実際にはエンケラドゥス一個分より
若干多めがいいかと思う。
幸いにも土星の大衛星のテティス・レア・イァペタスが極めて氷分の多い衛星なので
切り出してマスドライバーで金星に向けて射出すればいいと思う。
重力は低いし空気も極めて希薄だろうし
土星周回軌道の公転運動速度を利用し太陽の重力井戸に向けての片道航行なので
それほどのエネルギーは必要としないだろう、マスドライバー向け。

どの衛星の氷分も8割以上は水だろうと思っているが詳しい成分がわからないので
調査終了までどの衛星にするか保留する。
(ドライアイスやメタンハイドレートが多かったら困るw)

ところで俺の頭じゃ無理だったがこれらの巨大衛星の軌道を変えて金星近辺まで
丸ごと持ってく方法ってあるかな?
どう考えても先に衛星が壊れちゃうんだが…



605:オーバーテクナナシー
09/04/19 07:14:22 l0vkVsDE
>>600
じゃあ、木星なり土星なりの静止軌道に人工衛星を作り、
そこからパイプを下ろすのは?
地球の軌道エレベータと同じ発想で。

606:オーバーテクナナシー
09/04/19 07:22:00 in4pQN+v
>>605
CNTでも、強度が不足するのでは。
ORSを構築した方が、手間はかかるけど、まだマシと思うが。


607:オーバーテクナナシー
09/04/19 07:50:12 jMbYmxvK
>>601
気球が浮ける高度でマスドライバーは無理。
木星の脱出速度は地球の5倍以上ある。対気抵抗は膨大としか言いようがない。


>>604
手元に天体を動かしたり、自転速度を変える文献があるが、なにせ英語なので
読み切れていない。金星テラフォーミングの文献に記述してある、衛星を動かす
方法の一つについて紹介する。

簡単に書くと、宇宙空間の巨大集光鏡で氷を6000Kまで熱すると3.7km/h程度の
噴射速度が得られる。それで衛星の軌道を変更し、他の衛星の重力アシストで
母惑星の衛星軌道を離脱する。土星系から金星まで15-20年の行程となろう。

608:オーバーテクナナシー
09/04/19 08:18:45 UWwdN67Z
>>605
静止衛星とね・・・
高度89,000kmで速度は28km/s
CNTより強い素材の開発が先決かな。
その他、木星大気の気象状況でパイプに負荷がかかる事と高度9万キロ弱の上空じゃ
吸引は大気圧の関係で不可能。

>>608
604だがアリガト。
妖星ゴラスから地球が逃げたやり方みたいだw
土星系から金星までたったの20年ならテラフォーミング上の時間としてはゼロに等しい。
テティスやレア級のデカブツの軌道変更が可能なら金星の水素不足は一気に解消。
衛星の芯の残りカスで金星にも月が出来る。
と必要なエネルギー量を全く計算しないで言ってみる。


609:オーバーテクナナシー
09/04/19 13:57:44 jMbYmxvK
氷の衛星を運ぶと酸素が余計なんだが、それでも木星から水素をくみ上げることを
考えると気が遠くなる。

エンケラドスに含まれるのと同量の水素を質量の1/9として概算すると、毎秒1億トンを
木星表面から運び上げても、800年以上かかる。

未来科学板で、それは妄想とか場違いな茶々入れるのは無粋としても、楽に実現できる
解があるのなら、そちらを選ぶべきだ。

ということで、衛星を運ぶ方に一票。
LH2みたく、浸透しやすい物質をちまちま運べるか、ってのもある。

>>608
>>608
えーと……

610:オーバーテクナナシー
09/04/19 17:33:02 yDMlFi8s
ちらっと調べたら、木星の衛星のガニメデとかエウロパとか、カリストとか、
表面3km氷だったり、地殻が氷だったり、、、
衛星にマスドライバー置いて傘付けてガンガン打ち出せばよさそうじゃん。
表面爆破して塊持ってきたり。

611:オーバーテクナナシー
09/04/19 18:06:57 kX6NxIsS
800年はえぐいな。
急速にテラフォーミングをするとすれば、
第一段階・大気改質プロジェクト(ドライアイスにして降らせるような)
 200年ほどかかり、この時点で呼吸可能大気にする。入植も可能
第二段階・海洋生成プロジェクト(エンケラドゥス破砕してもってくるような)
 1千年ほどかかり、生態系を豊かにする。より地球に近い惑星へ。

という段階を踏むことになるんだろうかね。


612:オーバーテクナナシー
09/04/19 18:11:00 l0vkVsDE
あれ? そう言えば土星の輪とかって、氷じゃなかったっけ?

613:オーバーテクナナシー
09/04/19 18:20:18 UfxwlF9J
>>610
未来科学板ではふさわしくないかもだが、長年天文学に親しんだ身としては
ガリレオ衛星やタイタンは惑星改造の材料じゃなくテラフォーミングする素材として
使って欲しいんだが…(笑)

ちょっと遠くなるが比重から言っても土星の大衛星群(タイタンはダメw)の方が
氷分も多そうだし利用しやすいのではないか。

…本当は有っても無くてもどうでもいい(あくまで主観)エリス他の外縁天体が利用
出来ればそれが一番だと思うんだが、さすがに遠すぎるかな。

非科学的なカキコ、スマソ。



614:オーバーテクナナシー
09/04/19 18:22:25 UfxwlF9J
>>612
土星の輪は確かに氷と岩石の混合物だが
金星のテラフォーミングには質量があまりに少ない。

615:オーバーテクナナシー
09/04/19 19:06:20 jMbYmxvK
>>610
ちょっとは量的な検討してみたほうがイイ。無理あるから。

別に難しいツールはほとんど要らない。これまで、私がこのスレに書き込むために
使ったのは Windows標準アクセサリの電卓がほとんどだ。

>>613
同意する。半径1000km超の天体はテラフォーミングの資源ではなく、素材と
したい。それを越えると自身の重力で資源としては利用しづらくなる。逆に言うと
0.1G前後以上の重力は、日常生活にも必要最低限必要なので利点となる。

天蓋を作るパラテラフォーミング方式なら、脱出速度が弱くても大気が
保持可能だし。

対象には当然月も入れたいところだ。

616:オーバーテクナナシー
09/04/19 21:15:06 jMbYmxvK
>>615 自己フォロー

×脱出速度が弱くても
○脱出速度が小さくても

ニュアンスはわかるんだろうけど、間違っている。


617:オーバーテクナナシー
09/04/19 23:02:36 yDMlFi8s
>>615
計算してみました。

エウロパ 地球の海水の6%の氷。
ガニメデ 地球の海水の36倍の氷。

金星は暑いからもっといるのかな?

618:オーバーテクナナシー
09/04/20 03:39:15 wdmoHvd9
水は……地球の三分の一もあれば十分だと思うよ。とにかく300ケルビン程度の
湖沼が点在しているだけで光合成細菌による大気改質が期待できる。

ガニメデは地球の36倍か……俺もガリレオ衛星は素材にしたいが、ちょっとぐ
らいもらって来てもいいような気がしてきたぞ……

619:オーバーテクナナシー
09/04/20 04:37:06 GV8e6wTN
詳しく計算してないがガニメデの氷が地球の海水の36倍はありえない。
36%の間違いだろう。

氷分だけで直径4500kmの球になっちゃうw

620:オーバーテクナナシー
09/04/20 07:00:51 8BklUB5B
エウロパとガニメデの氷の量が600倍も違うわけがないのは、
暗算でもわかるよなあ。


621:オーバーテクナナシー
09/04/20 08:15:56 N1PbqKuO
地球の海水 14億km^3
エウロパ半径1569km 表面から厚み3kmが氷。9263万km^3
ガニメデ半径2635km 表面から厚み800kmが氷。507.5億km^3
ガニメデの厚み800kmは URLリンク(www.planetary.or.jp)

体積 4πr^3/3 - 4π(r - 厚み)^3/3で計算。

622:オーバーテクナナシー
09/04/20 08:32:33 8BklUB5B
>>621
なるほど、先入観でつっこんですまんかった。

623:オーバーテクナナシー
09/04/20 11:42:07 nfvs/kMB
うはっ、氷の厚みが800kmとするとホントに500億km^3だ。
恐れ入りました。

大雑把な計算だが
ガニメデの体積700億km^3 質量1.4x10^23kg
氷の体積500億km^3で質量は比重が空隙等も含んでいるだろうから0.8g/cm^3で計算して0.4x10^23kg

芯の岩石分が200億km^3で質量1x10^23kg 比重が5g/cm^3って計算になるが
ガニメデのコアってそんなに鉄分多かったっけか?

624:オーバーテクナナシー
09/04/20 12:26:20 q0j/ve/d
>>623
ガニメデの表面重力は1/7Gもあるんだから、空隙があると言ってもせいぜい
表面から数十kmじゃないの?そこの比重を平均0.9で氷より気持ち少なめに
すると、コアの比重は3.96くらいで、まあリーズナブルかなと。

625:オーバーテクナナシー
09/04/20 13:11:17 nfvs/kMB
ガニメデ、ものすごい氷の量だね。
全部溶かしたら、陸地は全く存在しないまさにアクエリアス・・・w

ところでテラフォーミングとはあまり関係ないが
ガリレオ衛星が出来た頃の組成はイオからカリストまであまり変わらなかったんじゃ
ないかと思ったんだが
もしそうだとするとイオは出来立ての頃はもっと熱かっただろう木星の熱や
今でも活発な火山活動が出来る木星とエウロパら由来の潮汐力で
氷がひっぺがされたって事なのかなぁ?

もしイオが氷をはがされたあとの岩石核だけ残っているとすると核の大きさは
ガニメデ並だから氷を失う前はガニメデぐらいの大きさだったのかな?

626:オーバーテクナナシー
09/04/20 15:33:33 q0j/ve/d
>>625
> もしイオが氷をはがされたあとの岩石核だけ残っているとすると核の大きさは
> ガニメデ並だから氷を失う前はガニメデぐらいの大きさだったのかな?

ちょー、整理させてくださいね。

「イオの大きさはガニメデの核並だから、もしイオが氷をはがされたあとの岩石核だけ
残っているとすると、氷を失う前はガニメデぐらいの大きさだったのかな?」

という理解でいいんでしょうかね。




627:625
09/04/20 18:11:03 8B07JTvT
>>626
そういう事です。
現在ではイオとエウロパ・ガニメデ・カリストとは全然違う姿をしていますが
原始衛星のころは似た様な組成であったのではないか。
イオが氷を持っていたころはガニメデ並の大きさがあったのではないか
と云った痴的好奇心です。

628:オーバーテクナナシー
09/04/21 09:46:10 dYO3+AWH
>>627
 そらまあ、近傍なんだから当初の元素組成は似たようなもんだったろうさ。木星の熱は
ポテンシャルエネルギーの転化がほとんどだから、今の大きさになるまでは、もっと高温
だったんだろう。イオだけでなく、エウロパもかなりの氷を失ったんだろうと思う。

 でも、ココは天文スレじゃないから、その過程がテラフォーミングに役立たないのなら
話題としてはあまり掘り下げるべきではないと考える。

629:オーバーテクナナシー
09/04/21 18:07:48 Z9obozap
木星のエウロパは表面3kmは氷だけど

その下深さ数十から百数十kmにわたって氷が融け、シャーベット状ないし液体の海になっており、
熱水噴出孔も存在し生命が存在する可能性も示唆されている。だそうだ。wiki

で50kmほど足してみた。
エウロパ厚み3kmの氷の体積+50kmのシャーベットまたは水の体積。
15億km^3、地球の海水とおんなじぐらいだ。生命つきで送っちまえ。

630:オーバーテクナナシー
09/04/21 19:32:16 sXMEvOcs
金星を隠すL1(金星軌道内側のラグランジュポイント)の傘の直径を計算してみた。

金星のL1距離(金星からの距離) = 金星公転半径*(金星質量/(3*太陽質量))^(1/3)=1,011,153km
傘の直径 = tan(太陽直径/金星公転半径)*L1距離 = 13,008km

光源に近いほど傘が小さくてすむと思ったけど。いみなかった。ザクとは・・・電球とは違うんだな。
光圧で移動しそう。重くすれば移動しないのか?L1の保持力がどのくらいかさっぱりわからん。

それで、冷えた金星の大気組成はどうかわるんでしょうか。
硫酸の海とか出来たりしないよね。

631:オーバーテクナナシー
09/04/21 20:56:21 /GaR0DB/
>>629
いや、やはり丸ごと送るんなら、土星のレアかテティスあたりにしよう。
氷分が多そうでしかもサイズもコンパクトwでお得。

632:607
09/04/21 23:25:09 eyaWgGPp
>>631
衛星を土星軌道付近から、金星まで20年そこそこで動かしてくるプランは、他衛星の重力
アシストを利用するモノ。

具体的にはエンケラドゥスならテティス(ΔV=0.63km/s)、ヒペリオンならタイタン(ΔV=0.25km/s)
を利用する。テティスやレアは踏み台になる方の衛星なのでムリ。

それに>>615でも書いたが、テティスやレアは半径1000km超で重力結合エネルギーが
大きすぎて、解体困難。ガリレオ衛星も同様に論外。

重力結合エネルギーとは天体を個別の質量に分離するのに必要なエネルギー。

ちなみに、ガニメデは1.39e29J、ヒペリオンは7.62e21J。わかりづらいので衛星の質量
あたりに必要なエネルギーのTNT換算でいうと、ガニメデは1トンあたりTNT224kg、
ヒペリオンは1トンあたり320g。地球だと1トンあたり7.49トンと1トンを遙かに超えるので、
地球の質量が全部TNTでも解体できない。

633:オーバーテクナナシー
09/04/22 01:04:14 AkGurrHZ
>>630
金星のL1軌道上の傘が直径13000kmとすると
傘への太陽エネルギーの照射量は全球遮蔽でおそらく3x10^17J/s程度か。

傘が重かったらラグランジュポイントが成立しないし
軽かったら光圧ロケットになって飛んで行きそう・・・。
軌道保持力の資料探したが今のところ見つからない。。。

エネルギーを受け流すか外惑星帯等の寒冷地で使う事を考えないと難しそうだね。



634:オーバーテクナナシー
09/04/22 01:05:22 AkGurrHZ
>>632
そうか、レア・テティスは無理なのか。
ちなみにこいつら半径は1000km以下(レア750km テティス500km)なんだが、ダメか?

ま、エンケラドゥスの金星軌道への引越しにしても莫大なエネルギーが必要そうだが
レアの質量はエンケラドゥスの23倍、テティスは6倍あるんで難しいだろうね。
ガニメデに至っては1500倍w、こりゃ難しい。

引越しが無理ならレア・テティス利用の基本方針は変更しないでマスドライバー
利用に鞍替えしよう。




635:オーバーテクナナシー
09/04/22 02:32:27 0BNigGxr
>>632
ガニメデ丸ごと動かそうとは思わんが、木星脱出速度まで加速すると、1.756e32Jで、
重力結合エネルギーとやらは1.392e29Jなんで、きにせんでもええやん。

土星でエンケラドスだときいてくるのかな。

636:オーバーテクナナシー
09/04/22 09:02:31 qR5IX8rj
>>635
ガニメデを脱出速度まで加速するときに要するエネルギーが、2桁ほど過大なのだが。
当方の計算では8.77e30Jで済みそう。

そもそも衛星を主惑星から外すのに、順当にやっていたのではエネルギーも時間も
かかりすぎる。だから他衛星の重力を活用するのだが、ガリレオ衛星はどれも
質量が似通っているし、軌道も離れて安定している。

637:オーバーテクナナシー
09/04/22 09:14:39 qR5IX8rj
>>634
> そうか、レア・テティスは無理なのか。
> ちなみにこいつら半径は1000km以下(レア750km テティス500km)なんだが、ダメか?

>>632に書いた後半の条件には叶うのだが、前半がクリアできない。

> 引越しが無理ならレア・テティス利用の基本方針は変更しないでマスドライバー
> 利用に鞍替えしよう。

マスドライバーで所要のエネルギーと期間は計算してみた?
マスドライバーの場合、衛星表面の脱出速度+主惑星の衛星軌道における脱出速度
が必要。

あと、金星へのホーマン軌道移行に要する速度変化も必要なのだが、これは直近の
レスでは言及してないので、別途計算してみる。



638:オーバーテクナナシー
09/04/22 12:24:36 p3TJqYuJ
ガニメデ 質量m:1.482e23kg 公転半径r:1,070,400,000m 公転周期t:618156s 木星脱出速度v1:59,560m/s
軌道速度 v2=(2*π*r^2)/t=10880m/s
エネルギー E=1/2*m*v^2=0.5*m*(v1-v2)^2=1.75598e32J

重力結合エネルギーの拾った公式U=GM^2/2r。<-惑星を跡形なく木っ端微塵にするエネルギーだそうだ。
wikiの地球重力結合エネルギーと計算が合わないが桁は同じなので使ってみた。



639:オーバーテクナナシー
09/04/22 12:44:16 qR5IX8rj
>>638
木星表面の脱出速度でなく、ガニメデ軌道での脱出速度をだな。

640:オーバーテクナナシー
09/04/22 12:53:51 FKOON07F
それで二桁も違う?軌道速度は引いてあるが。
公式かなんかplz。

641:オーバーテクナナシー
09/04/22 16:33:32 qi6oxK15
木星表面からの第2宇宙速度は約60km/sになるが
ガニメデ軌道では15km/s程度となるんじゃないか?

>>638と同様の計算で1.5e30Jになった。
どれぐらいのエネルギーか換算してみると
太陽の全放出エネルギーにして1時間ちょっとぶんのエネルギーで
現在の人間文明の消費エネルギー(5e20J/year)の30億年分だった…

あはははは。


642:オーバーテクナナシー
09/04/22 17:20:37 THJmJISy
わかった。ガニメデ軌道上の脱出速度。
ガニメデの軌道速度*√2=15386
こっちが間違ってた。

643:オーバーテクナナシー
09/04/22 17:34:08 THJmJISy
訂正版。ガニメデを金星に落とすエネルギー。

ガニメデ 質量m:1.482e23kg 公転半径r:1,070,400,000m 公転周期t:618156s
軌道速度 v1=(2*π*r^2)/t=10880m/s 軌道脱出速度 v2=v1*√2=15386m/s
エネルギー E=1/2*m*v^2=0.5*m*(v2-v1)^2=1.50495e30J



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