【火星】テラフォーミング Part 3【金星】at FUTURE
【火星】テラフォーミング Part 3【金星】 - 暇つぶし2ch250:オーバーテクナナシー
08/08/26 16:52:52 S4mryHt3
テラフォーミング=地球とそっくり同じにする事、か?

251:オーバーテクナナシー
08/08/26 17:08:40 RE3/todQ
火星ビジネスは、フォボスとダイモスを最初に治めた奴がひとまずは勝者となるだろうな。

252:オーバーテクナナシー
08/08/27 01:17:29 6GyyHSBm
テラフォーミング自体は環境改造と言う意味だから、必ずしも地球化である必
要は無い。
人間が住める環境のモデルとして地球環境を再現するプランが多いけど、ぶっ
ちゃけ人間が住めればどんな環境でもいいわけで。

火星の重力が小さくても、そんなことはテラフォーミングそのものの困難さに
比べたら些細な問題に過ぎない。

>>251
フォボスとダイモスの所有権って、その場合どうなるんだろうな。
月とか火星の土地を売ってる企業とかあるけど、高い金出して買っても、本
当に自分の土地になるというわけではない。その辺は企業側も事前告知して
るけど、何の保障も根拠も無い紙切れ送付しただけで金を稼ぐというやり方
は、脱法詐欺としか言いようが無い。
将来、本当に所有者を決める時期になったとき、誰がどうやって決めるんだ
ろうな。

253:オーバーテクナナシー
08/08/27 04:15:43 5qdN05Sb
火星人にビーダマをいくつか渡して騙し取るのさ。

254:オーバーテクナナシー
08/08/27 08:21:00 YSimI5aV
改造した生命体を送り込む方法が一番実現性があるかもしれない。
適応してかってにふえいってくれるし。
人が住める星になるかどうかはともかく生命のいる星は作れるかも。

255:オーバーテクナナシー
08/08/27 08:43:07 9ydG/G6y
要はドレクスラー型のナノマシンだろ。

256:オーバーテクナナシー
08/08/27 10:27:34 NFSpArwz
>>254
君たちの言う地球にもそうやって人間を創って送り込んだのだよ。
サルやゴリラを土台にしたところで所詮失敗作だったようだが。

さぁて次は何をベースにしようかな

257:オーバーテクナナシー
08/08/27 12:36:24 JXKLPfHk
>>256
JAMめ!

258:オーバーテクナナシー
08/08/27 13:46:49 5InpuXI+
>>252
火星の場合重力が小さすぎて、地球のような濃密な大気を維持できないと言われている。

>>254
そういうのはやめた方がいい。
その生命体が人類や自然環境への脅威になる。

259:オーバーテクナナシー
08/08/27 13:55:58 9ydG/G6y
>>258
小重力と太陽風で大気の脱出は起きるが、供給し続けることも可能な量だとも言われている。

260:オーバーテクナナシー
08/08/27 15:22:48 3rd7Ik7x
タイタンなんて火星の半分しか重力ないがしっかり大気を保持してるじゃねーかw

261:オーバーテクナナシー
08/08/27 15:39:46 6GyyHSBm
きっと>>258はログ読んで無いんだ。

>>172-192あたりで解決したと思ったんだが。

262:オーバーテクナナシー
08/08/27 16:11:08 NFSpArwz
そこでミトコンドリア覚醒ですよ

263:オーバーテクナナシー
08/08/27 23:58:25 5InpuXI+
>>260
つ気温

タイタンは気温が低いから大気が逃げないんだよ

264:オーバーテクナナシー
08/08/28 00:22:35 wRcaOfYG
>>263
君もログ読んでないのか? それとも俺の計算が間違っているというのか?

読んで無いなら読んでくれ。計算式の結果とタイタンの脱出速度を比較すれ
ばいいだろう。
俺の計算が間違ってるなら訂正したいから教えてくれ。

265:オーバーテクナナシー
08/08/28 03:10:29 XF2CJQOG
本当にログ読んでないな、こいつw

266:オーバーテクナナシー
08/08/28 06:08:11 HyJa3v4F
タイタンと地球の比較

地表重力:13.8% (1.35 m/s^2)
地表気圧: 1.6 atm
大気の厚さ:880km
表面平均温度:51% (143K)
大気の平均分子量:48% (14 g/mol)
地表での音速:180% (=sqrt(1.6/0.48), =620 m/s)

半径:20% (2575.5 km)
脱出速度:24% (2.64 km/s)
土星の太陽からの平均距離:9.55491 AU

267:オーバーテクナナシー
08/08/28 11:09:30 djT5+qCl
たぶんID:5InpuXI+は分子の自由行程速度とかさっぱり理解しないタイプの人。

268:オーバーテクナナシー
08/08/28 23:40:14 wRcaOfYG
分子量がなんでそんなことに? と思ったが、なるほど空気の組成が違うもんな。

269:オーバーテクナナシー
08/08/28 23:45:29 wRcaOfYG
連続で悪いが、脱出速度が月より大きいぞ?

270:オーバーテクナナシー
08/08/29 00:40:04 4ABXNGMX
そうだが何か?

271:オーバーテクナナシー
08/08/29 03:02:38 nZYRyHqw
ああ、申し訳ない。
タイタンの半径と月の直径を比べて、月のほうが大きいと思い込んでい
た。


272:オーバーテクナナシー
08/09/05 11:28:19 ddS17+Jk
火星と水星の表面重力は1%ぐらいの差である。

水星表面には無数の火山活動の後が、最近通過した最新衛星のメッセンジャーによって
観測され新たな調査対象として認知されつつある。

火星は水星より遥かに遠い。さらに火星には火山がほとんど存在しないために惑星内部からの稀少金属
が地表へでてこない。これは資源を火星以外から持ってくる必要がでてくる。
水星は太陽面と影との温度差が400℃以上ある為に太陽電池以外にも温度差発電等が考えられる。
これは核融合などの大規模なものではなく小規模で低水準の技術で行える点が特に初期移住に優秀と
いえる。火星で行うには大規模なエネルギー源をなんとかしなければならず、大問題である。
何を行うにも稀少金属は必須であり、それらが現地で調達が難しければ開発も困難となりえる。

火星の気温が地球に近いと思っている人が多いが、それは赤道付近のみであり、
極地はとんでもなく極寒の大地となっている。
ドーム型で密閉された植民地であれば、水星の極地でも大差ないわけである。

水星には強い磁気の存在が確認されており、これが有害な太陽風のバリアーをしていると
説明する人もいる。ちなみに水星の最低温度は-150℃だからな。寒すぎて凍る。

火星に大気があるといっても人間にとってみれば、ほぼ真空と大差ない。
ここが重要なポイント。また火星の嵐による砂塵対策や表面を被っている
強酸性物質を取り扱うのが難しいだろう。
月面でも真空なのに砂塵が機器類に侵入することで誤動作の原因で対策が難しいとされている。
真空であれば衝撃を与えなければ舞い上がらないが、惑星全体を包むほどの
砂嵐がある火星では非常に厄介な問題となりえる。

273:オーバーテクナナシー
08/09/05 19:29:30 gsW2SasN
火星って火山がほとんど存在しないんですか?

オリンポス山は太陽系最大(の座は揺らいだかもしれないが)の火山かと思ってたよ。
タルシス三山もエリシウム山も全部火山で
ヘラス平原周辺部にも無数の火山があるような気がしていたよ。

274:オーバーテクナナシー
08/09/05 19:36:21 QQ07SOAP
誰か273を翻訳して。

275:オーバーテクナナシー
08/09/05 22:37:19 nLp8nMqg
何語に訳せとw

276:オーバーテクナナシー
08/09/05 23:13:16 QQ07SOAP
地球で例えると、こんな感じのこと言ってる。

 日本って火山がほとんど存在しないんですか?

 富士山は日本最大(の座は揺らいだかもしれないが)の火山かと思ってたよ。
 阿蘇山も浅間山も全部火山で
 霧島山地にも無数の火山があるような気がしていたよ。

277:オーバーテクナナシー
08/09/06 00:56:57 //hoNDWe
274には一番簡単な翻訳をしてあげよう。いや、要約か。

273はおつむの緩そうな272への皮肉。

278:オーバーテクナナシー
08/09/06 01:07:15 olK9+B62
272読んでなかったw スマン。

279:オーバーテクナナシー
08/09/06 02:21:26 0h4ge2BT
地球を太陽にぶつけてみてはどうだろう?

280:オーバーテクナナシー
08/09/07 06:48:02 osR2saXr
日本には資源が沢山ある
だが、地表表面に残っている資源は掘り尽くされ、
現在でも残っているのは国定公園や自然保護で開発できない状態になっている。
例えば恐山などだ。


281:オーバーテクナナシー
08/09/09 03:06:23 jg7RJ/QK
生理のような生殖の事を考えたら、
衛星を持たぬ星(=重力移動が起きぬ星)で、
テラフォーミングは不可能なのではないでしょうか?
地球外の星でバクテリアのような生物が生きながえられたとしても、
環境から刺激(潮の満干のような重力移動等)を受ける事が出来なければ、
菌が爆発的に増えたり、菌の世界の下克上は難しいのではないでしょうか?
『危機(=適度な刺激or変化に富んだ刺激)』がなければ、どんな生物も進化が難しいように思うのです。


282:地球のビーナス・フォーミング(地球の金星化)のシナリオ
08/09/09 03:21:17 jg7RJ/QK
話変わりますが、地球のビーナス・フォーミング(地球の金星化)のシナリオについて考えてみました。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
以下、WIKIから、まんまCOPY。
----------------------------------------------------------
分子式はCH4・5.75H2Oと表され、密度は0.91g/cm3。
この構造を維持するためには、環境が低温かつ高圧であることが求められる。
地球上では、シベリアなどの永久凍土の地下数100m - 1000mの堆積物中や海底でこの条件が満たされ、メタンハイドレートが存在できる。
実際にはほとんどが海底に存在し、地上の永久凍土などにはそれほど多くない。
またメタンハイドレートを含有できる深海堆積物(地層)は海底直下では低温だが、地中深くなるにつれて地温が高くなるため、海底付近でしかメタンハイドレートは存在できない。
また、圧力と温度の関係から同じ地温を成す大陸斜面であれば、深くなるほどメタンハイドレートの含有層は厚くなる。
これらの場所では、大量の有機物を含んだ堆積物が低温・高圧の状態におかれ結晶化している。
地表の条件では、分解して吸熱反応を起こす。
この時精製される水は氷の薄膜を形成するため、メタンハイドレートは常圧下-20℃程度でも長く倉庫に保存できる自己保存性を持つ。
見た目は氷に似ているが、火をつけると燃えるために「燃える氷」と言われることもある。
1立方メートルのメタンハイドレートを1気圧の状態で解凍すると164立方メートルのメタンガスに変わる。
このメタンはメタンハイドレートの体積の20%に過ぎず、他の80%は水である。
石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分であるため、地球温暖化対策としても有効な新エネルギーであるとされる。


283:オーバーテクナナシー
08/09/09 03:26:25 SLxVu+8w
>>282
> 考えてみました。

考えてないだろ。

284:地球のビーナス・フォーミング(地球の金星化)のシナリオ
08/09/09 03:48:53 jg7RJ/QK
>>282 これの最後の行の↓ココ
>石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分であるため、地球温暖化対策としても有効な新エネルギーであるとされる。

そんな低温なモノを掘り出してしまったら、掘り出された後の穴はどうなってしまうのでしょうか?
熱収支が大幅に狂って、地温の急上昇が起きるのではないでしょうか?
つまり、掘り出し跡に新しい活火山を一個作る勢いで、地球の温暖化が大加速するのではないでしょうか?
地球全体の気温上昇も1℃や2℃なんて小さな幅ではないように思うのです。


メタンハイドレートを掘り出し、そのエネルギーを使って、地球温暖化を食い止めるなんて目論見は本末転倒に思えます。
みなさんはどう思われますか?



285:オーバーテクナナシー
08/09/09 04:19:27 jg7RJ/QK
>>281
もし、この考えが正しいとして、テラフォーミングに相応しい星を探すなら、
衛星を持ってる事が移動先候補の星の条件になり、
衛星を持ってない星は検討するに価しない星と言う事になり、
候補の星の絞込みがちょっと楽になるかも。



286:オーバーテクナナシー
08/09/09 04:23:13 vNA9XYBi
284の思考がわかんねえ。

メタンハイドレートを掘った後の穴が
ナニがどーなると「熱収支が狂」うんだ。

287:オーバーテクナナシー
08/09/09 04:28:47 vNA9XYBi
ちなみに深海埋蔵状態のメタンハイドレートは水温とほぼ同じ0~数℃だよw
マイナス20℃ってのは1気圧で保存する場合。

288:オーバーテクナナシー
08/09/09 04:52:49 SLxVu+8w
>>285
衛星は自転軸の傾き維持に役立っているが、無ければ無いで技術的に季節の変化を調整すればいい。

> 候補の星の絞込みがちょっと楽になるかも。
候補の星なんてほとんど無いだろが。

アホじゃねーの?

289:オーバーテクナナシー
08/09/09 11:24:52 bZD3K2L6
そんな候補とか、理想ばかり追いかけていても適合なんて無いでFA

必要なのは開拓する為のエネルギーと資源。
採掘資源が無い惑星(ほぼ表面に無ければ採掘は無理)に未来はない。
エネルギーは恒星からのものと惑星内部からの2種類。
生きた活動のある惑星か、恒星の近くの惑星かのどちらかだろう。
生き物が活動するには、その環境を作りだすエネルギーがあれば解決可能だ。

何百万年かけて惑星改造するつもりだ?
できても基地程度、部分的にドーム型などのコロニーができる程度のもの。
資源を表面以外から掘削するならば重力がほぼ無い小型の小惑星を利用する
ぐらいしか考えられないだろう。運ぶためにはエネルギーも必要だから
その辺も充実していないと話にもならない。
単純にエネルギーを求めるのならば恒星の近くほど簡易なのは明白。
火星で問題となるのは太陽エネルギーが利用しにくいこと
惑星内部が活動していないので惑星のエネルギーも取り出しにくいこと。
今後の宇宙開拓で必要なのはエネルギーと資源であり、遠い未来の夢物語
なら、その未来の超技術で考えるべきだろうw

290:オーバーテクナナシー
08/09/09 12:36:46 jg7RJ/QK
>>288
>無ければ無いで技術的に季節の変化を調整すればいい。

どうやって?何を使って?
月の影響なしでどうやって生物にまとまった時期に産卵させるの?
地球の砂漠化さえ止められないのに?

291:オーバーテクナナシー
08/09/09 13:07:13 jg7RJ/QK
>>289
資源はともかく、エネルギーだけなら、人工衛星から適当な長さの導線を星に向かってぶらさげるだけで電力が得られる。
この場合、恒星の光は要らない。
星自体の磁力があるから電池になる。
エレクトロダイナミックテザー衛星の発電法を使えばいいと思われ。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
地球上でこれをする場合、人工衛星がだんだん地球側に落ちていってしまうという問題があるが、
これは、日中太陽発電電力で衛星を上昇させればいい。上昇させねばならい高度でなければ、蓄電に回せばいい。
つまり、恒星から近い星は、テザーの理屈で発電し、太陽発電を位置調整の為に補助的に使う。
恒星から遠い星は、大きくて重い星を選べば、テザーだけで人工衛星は落ちない。



292:オーバーテクナナシー
08/09/09 13:51:26 jg7RJ/QK
>>286 >>287
メタンハイドレートの鉱脈にストローのような物を刺してチュ~っと吸い出すみたいに、
メタンハイドレートを取り出す。
すると、その鉱脈自体の圧力が下がる。
これを続けると、鉱脈に低温で気化する部分が出来る。


採掘→減圧→採掘→減圧→採掘→減圧→採掘→減圧→…
でも最初は地中はシーーンとしてる。
でも、一定採掘量を超え圧力の均衡が崩れると、ある時点を堺に気化が始まる。
高山で沸点が下がるのと同じ理屈で、低温気化できる状態になる。

①採掘→減圧→気化
①の気化→温度上昇と更なる減圧…②

③採掘→減圧→気化
③の気化→温度上昇と更なる減圧…④
②の温度上昇と減圧が呼ぶ更なる気化…②+④

⑤採掘→減圧→気化
⑤の気化→温度上昇と更なる減圧…⑥
②+④の温度上昇と減圧が呼ぶ更なる気化…⑦
⑦の温度上昇と減圧が呼ぶ更なる気化…②+④+⑥

こんな風に加速度的に気化と減圧のループが急激に始まる。
このせいで、地盤が弱くなりマグマが海中に噴出し、硫化水素(猛毒)の海水を作る。
金星にならなかったとしても、死の海を作ってしまう。

293:オーバーテクナナシー
08/09/09 14:04:00 zui43wl+
だから代わりに何か注入して減圧が起こらないようにする必要があるんだよね
二酸化炭素を使うようなことを言ってたけど

294:オーバーテクナナシー
08/09/09 22:04:02 YUzQuuVs
後から一生懸命検索したんだねw
熱収支の話はどこいっちゃったの? 圧力バランスにシナリオ変更?

減圧のループなんてできねーよw
採掘をやめた瞬間に圧力が飽和するところまで気化してオシマイ。
海底下の実在ハイドレート層からはガスが漏れているけど暴走なんてしない。
負のフィードバックループを自然に持ってるから埋蔵されるんだw

金星にならなかったとしても、って金星化のシナリオはどこいったwww

295:オーバーテクナナシー
08/09/10 00:36:23 nSnz/+4e
>熱収支の話はどこいっちゃったの? 

0度だからって、地球を冷やす役割を負ってないわけじゃないよ。
冷やす役目のものを取り去ってしまったら、その部分が温度上昇するに決まってるよ。
0度だから、もしかして、メタンハイドレートが地表近くのマグマを冷やす役目を負ってないとでも思ってるの?
まあ、そういう感性の人の方が圧倒多数だから、海洋深層水もバンバン汲み上げて平気なんだと思うけどね。


>減圧のループなんてできねーよw
>採掘をやめた瞬間に圧力が飽和するところまで気化してオシマイ。

採掘を途中で止める前提で話してるでしょ?
あんなオイシイエネルギーの採掘を真剣に掘り始めたら誰が止めるんだね?
極論すれば、どこまで掘るのは安全で、どこから危険かなんて指標作るのは不可能。
そんな環境下で、『なんとなく大丈夫なんじゃない?』みたいなノリで掘るんでしょ?
一体何を指標に欲の歯止めをかけるんでしょうね?
科学者だって、採掘のスポンサーに、『これ以上掘ったら絶対に爆発するという事を証明できるデータを出せよ。
万人を納得出来るデータを出してみろよ。
もし採掘やめたら、採掘廃業で路頭に迷う人たちの恨み買うこと覚悟で計算しろよ。』
と言われたら、誰だって黙っちゃうね。ってか、無責任にテキトーなデータ出し続けちゃうね。

現に石油だって、枯渇寸前まで掘ってるよ。石油はメタンハイドレート程、
地熱制御に関わってないから、たまたまそんなに問題起こさなかったけど。

>海底下の実在ハイドレート層からはガスが漏れているけど暴走なんてしない。
>負のフィードバックループを自然に持ってるから埋蔵されるんだw

それは、ヒトが掘り出さない前提の話でしょ。
ヒトが使うよりも早く蓄積されるわけないでしょ。
あなたは、ヒトが掘り出すよりも早くメタンハイドレートが蓄積されるとでも思う?



296:オーバーテクナナシー
08/09/10 00:38:08 nSnz/+4e
>金星にならなかったとしても、って金星化のシナリオはどこいったwww
君みたいに呑気な気持ちで、バンバン掘り出し続けてたら、
思い切りマグマの扉開いちゃって、そりゃー金星にもなるかもね。
マグマの間欠泉みたいなの作ってさ。
何億年もかかって溜まったモノをほとんど一瞬(地球の一生の時間感覚では一瞬)で掘り出そうってんだから、
圧力収支も熱収支も狂うにきまってるでしょ。

マグマの傍で0度を保っていられるエネルギー状態がどれだけ凄い事かわかんないのかなあ…?
これって結局万人を説得できるシュミレーションを出せない話なんだよね。
ただ、ヒトの行動原理として、よくわからない未来は都合よく信じる方を選ぶってのがあって、
この採掘は止められないだろね。
もし、近未来に人類が滅びるなら、これが一番滅びのシナリオとして確実かなと思う。
酸性雨がどうしたとか、異常気象がどうしたとか、新種のウイルスがとか、
そんなチンタラした滅びの話じゃない。



297:オーバーテクナナシー
08/09/10 00:59:38 nSnz/+4e
>>293
>二酸化炭素を使うようなことを言ってたけど

↑これはいい考えだと思うよ。冷やした二酸化炭素を詰めればいいかも。
でもねー。
ヒトは儲け主義だから。そんなに他人を信用していいのか?という問題が残る。
高速道路も高層ビルも物凄い秀才が計算して、素晴らしい設計図や工事計画を立てる。
しかし、現場で作業する人は必ずしも、それを尊守するとは限らない。
『材料費浮かそうぜ。基礎にダンボール埋めとくか!一斗の空き缶埋代わりにめとくか!』ってのはよくある話。
採掘に一円でも利益を上げたいと思うのは人情。
『二酸化炭素買うの面倒だから、海水でも冷やして詰めとくか。
どうせ80%は水分なんだろw誰からも検査されないし、いいじゃん。』って話になりそうで怖い。

298:オーバーテクナナシー
08/09/10 01:40:03 4rj9gQkR
なんだこれwww
wikipediaとかインチキ科学解説本とか電波サイトの知識を混ぜたような。

・メタンハイドレートはマグマの側になんかない
   高圧低温の環境だからハイドレート状態を保っている。
   地温が上がってしまう大深度には存在できない。

・メタンハイドレートの比熱容量は水とほぼ同じ
   採掘した後に海水を流し込んでおけば熱的には無問題。
   温度も比熱も同じものを入れ替えても熱的にはなにも起きない。



で、メタンハイドレートの(しかもちょーいい加減な)話のどこがテラフォーミングに繋がるんだ?

299:オーバーテクナナシー
08/09/10 01:41:54 0IF4SB17
>>291
君は人工衛星を設置するのにどれだけエネルギーが必要だか考えていない。
作り出されるエネルギー量より人工衛星の設置のほうにエネルギーが消費されるという
悪循環を解決できないかぎり無駄だ。

300:オーバーテクナナシー
08/09/10 05:51:46 iQf3mqEh
大体そもそもメタンハイドレードが地球を冷やしてるんだったらその冷やした分の熱を吸収してることになるわけで
そしたらどんどん熱を吸収してどんどんメタンハイドレードは解けていくはず
あれ?熱収支はどうなったのかな?

301:オーバーテクナナシー
08/09/10 08:42:05 nSnz/+4e
>>300
溶けるほどのすぐそばにないからって、それだけの理由で関係ないと言われても違うでしょ。
あなたの理屈だと南極の氷が溶けるのは、地球温暖化に関係が有ると理解があっても、
地中の低温物だと、関係ないと言ってるのと同じだよ。
地上の氷とか地中のメタンハイドレートとか海洋深層水とか、
パソコンを水冷式で冷やすようなシステムと同じだよ。
氷もメタンハイドレートも海洋深層水もたまたまそこに有るんじゃなくて、
そこに有ってくれたからたまたま地球が冷えてくれたと言うか、
マグマが表に出ないバランスを保ってくれてるというか、そういう見地には立てないの?

別にトンデモ科学じゃないでしょ。教科書に載ってる話ならマトモでそれ以外は全部トンデモと言う区切り方なんだろな。
地球温暖化問題を普通に考えて、南極の氷は溶かしちゃダメだけど、
メタンハイドレートは地表じゃないし、成分が海水じゃないからって、溶かしていい理屈にはならないでしょ。

熱収支って言うのは地球全体の熱いモノと冷たいモノのバランスを言ってる。
地球は繋がってるのに物事を局所的に見すぎ。
教科書に溶ける事が大問題だと書いてなくて、成分が氷でなければ、低温物の何がなくなってもOKっと言ってるのと同じ。




302:オーバーテクナナシー
08/09/10 08:55:46 fnYzeyNm
見えます。
メタンハイドレートが地球を冷やしてるというとても独創的な意見に、スレの
皆様の口元が緩んでいるのが見えます。

>>291>>289の文章を理解できていないし
>>299>>291の文章を理解できていない。
きみら何の話をしてるんだ。まるで伝言ゲームのように話がかわっていってるぞ。


303:オーバーテクナナシー
08/09/10 09:05:21 vv1aZVrv
Ω<つまり、メタンハイドレートはブラックホールだったんだっ

304:オーバーテクナナシー
08/09/10 09:22:56 nSnz/+4e
>>299

宇宙に出るために、いつまでも使い捨てロケットに頼って資材運んでたら小さなモノしか宇宙に持っていけないし、
ゆえに、宇宙開発にうま味がないし、スポンサーもつきにくい。
だから、どこかで、資材を運ぶのにロケット使用を止めないといけない。

そうなると、夢はテザー衛星開発拡張しかない。
テザー衛星を徐々にどんどん大きくして、衛星軌道上から地上に向けて、
はしごを下ろす感じにエレベーターを作っていくしかない。
エレベーターの先端は空中の空港みたいにして飛行機をつけるようにする。

兎に角、宇宙で発電が出来て、資材の運搬の低コスト化に道を切り開かないと、
テラフォーミングなんて絶対無理。無理無理。
一度に運べるものが小さすぎて、宇宙に住むなんて絶対無理。
宇宙の資源だって大量利用できないし。
それに、レアメタルくらいしか、持ち帰れないような宇宙開発のうま味じゃ、スポンサーに相手にされない。

宇宙と地上を繋ぐエレベーターのようなものを作るなんて
途方もない話だけど、結局使い捨てロケットを使い続ける話の方が、
最終的には途方もないお金の無駄使いで、
宇宙開発にとって全くプラスにならない。
スペースシャトルつったって、飛行機みたいに毎日飛ばせる話じゃない。
現在、テラフォーミングが行き詰まってるのも、避けて通れない問題が途方もないからって無視してるからだと思うよ。

開発の足場作らないと宇宙開発って終わってる。
今のままじゃあまりにも運べるものが小さすぎる。




305:オーバーテクナナシー
08/09/10 09:35:44 h2EQqdy4
>>301
残念ながらマグマの挙動についての理解が致命的に幼稚園児レベル。
マグマ学かじってから帰ってこい。

306:オーバーテクナナシー
08/09/10 10:03:24 nSnz/+4e
>・メタンハイドレートの比熱容量は水とほぼ同じ
>採掘した後に海水を流し込んでおけば熱的には無問題。
>温度も比熱も同じものを入れ替えても熱的にはなにも起きない。

どうして、海水の氷はダメで、メタンハイドレートを置きっぱなしにしないといけないかなんて、
極論すればわからないよ。まだ解明されてないし。
でも、それが地球を冷やす上で、重要な役割を担ってるであろう事は、
水冷式パソコンの水の存在を理解できる人なら、感じる事が出来ると思う。
また、解明が難しくよくわからない自然と言うのは、昨日と同じ状態を保持させておくのがベスト。

人は普通、対人関係を持つ場合、地位や人格の読めない相手は、
なるべく手を出さないようにして、刺激しないように接する。どんな問題に発展するか不明だから。
どうして同じ事を自然に対しても出来ないんだろうね。
それは、物言わないし、いきなり殴りかかって来ないからだろうけど、
自然の場合、いきなり問答無用で殺しに来る事さえある事を、なんで配慮しないんだろ。

307:オーバーテクナナシー
08/09/10 10:07:53 nSnz/+4e
>>305
マグマ学がそんなに発展してるんだったら、何で地震の予測が、もっとスマートにできねえんだよ。
現在の地震予報って、予知と呼べる代物でない。

308:オーバーテクナナシー
08/09/10 10:08:04 YSg89owX
> 人は普通、対人関係
> なるべく手を出さな
> どうして同じ事を自
> それは、物言わない
> 自然の場合、いきな

なんか面白いのが沸いてるなあ。


309:オーバーテクナナシー
08/09/10 10:34:02 80xFzlPK
で、テラフォーミングとメタンハイドレートはどう関係してくるのかね。

310:オーバーテクナナシー
08/09/10 12:03:38 nSnz/+4e
>>309

よい質問です。
プレートの移動を追認するだけで、まだ予測の段階に至っていないマグマ学はこれからの学問です。
現在のマグマ学は、まだまだ分からない事が多く、データ不足で実用の域に達していません。
その証拠に、地震予知は論拠が有ると言うだけで、あてずっぽうレベルの低い信頼性です。
つまり、メタンハイドレート採掘の安全性の予測も太鼓判も当てにならないのです。
なので、取り返しのつかない環境破壊の危険から、宇宙開発に目を向けましょうと提案しています。

311:オーバーテクナナシー
08/09/10 18:12:07 fnYzeyNm
メタンハイドレート掘削と海底油田・ガス田の掘削がどう違うのか、俺はいま
いちわからないんだが。海底油田掘りまくってもマグマがどうこうという話に
はならないのに、メタンハイドレートだとマグマが関係あるのか?

>>310はマグマ学が地震予知に使えないほど未発達の分野だからメタンハイド
レート採掘の検証に使えないと言うが、その理屈はおかしくないか?

>>304
君は軌道エレベータの維持メンテナンス費や運用費がどのぐらいかかるか試算
したうえで、本当に軌道エレベータのほうが安いと? そうだったとしても、
どこからでも打ち上げられてどんな軌道にでも投入できて量産効果で一本一億
円以下にもなる使い捨てロケットを、軌道エレベータと比べて一概にダメと言
い切れる?

312:オーバーテクナナシー
08/09/11 00:06:28 evdWd86b
>メタンハイドレート掘削と海底油田・ガス田の掘削がどう違うのか、俺はいま
>いちわからないんだが。海底油田掘りまくってもマグマがどうこうという話に
>はならないのに、メタンハイドレートだとマグマが関係あるのか?

石油やガスは地球を冷やす役割を初めから負ってないけど、
メタンハイドレートは負っている。
他の星で星を冷やすのに、メタンハイドレートは役立ってるのに、
地球だけその役割を負ってないと考える方が変な話に聞こえる。

↓このサイトの『メタンハイドレート仮説』を読んでもわかるように、
URLリンク(www.eps.s.u-tokyo.ac.jp)
メタンハイドレートは、地球の表層環境変動を大きく支配してる。

>>310はマグマ学が地震予知に使えないほど未発達の分野だからメタンハイド
>レート採掘の検証に使えないと言うが、その理屈はおかしくないか?

プレートを移動させてるのはマグマ。
そのマグマの動向(=地震の予測)を予測する、役に立てなければ、学問として未発達であるとしか言えない。
今言われてる事って、観察した結果の追認だけで、予測が出来てない。

313:オーバーテクナナシー
08/09/11 00:37:25 evdWd86b
>君は軌道エレベータの維持メンテナンス費や運用費がどのぐらいかかるか試算
>したうえで、本当に軌道エレベータのほうが安いと? 

安いなんて言ってない。高いのが分かっててやんなくちゃと言ってる。
たとえ、ロケットの打ち上げが100円になったとしても、何発打ち上げても、
大きな質量を宇宙へ運べない事にはなんら変わりない。
軌道エレバーターは無茶苦茶な金額で、困難な事もわかってるけど、
それでも、『大きな質量を宇宙へ上げる』って事から逃げちゃだめなんだよね。
そこから逃げたら、宇宙開発が行き詰まる日を待つだけだよ。
ってか、自然に人が離れて自然消滅すんじゃね?今既にそうでしょ?

世界中にはお金持ちがいっぱいる。
成層圏で今日はお茶したいです。ちょっと誕生日で人よびますから。
なんて人もいる。
そういう人をまずはお客さんにするんだろうね。軌道エレベーターを作って。
軌道エレベーターなら、宇宙に行きたい金持ち客に対し、客が思いついた日に、飛行機のフライトくらいの気軽さで行こうと思えば行ける。
自分の仕事に活用するために宇宙に行って、レアメタル取って来いだの、なんか実験して来いだの
注文ばっか多くて支払いのケチな貧乏人を相手に宇宙開発はやっちゃいけないんだと思う。



314:オーバーテクナナシー
08/09/11 00:38:10 evdWd86b
今のまんまじゃ、宇宙旅行つったって、
『あー風が吹きましたねー。宇宙旅行は二週間延期です。ダイエット忘れないでくださいね。飛べませんから。』
見たいな感じで天候に左右されすぎ。感じ悪いし。
お金持ちはお金はあっても時間は無いから、打ち上げのスケジュールにつきあわせてたんじゃ、
商売にならない。つきあってくれない。

>どこからでも打ち上げられてどんな軌道にでも投入できて量産効果で一本一億
>円以下にもなる使い捨てロケットを、軌道エレベータと比べて一概にダメと言い切れる?

言い切れる。システム・エラーが出ただの、結局天候に左右される事には変わりないし。
重い質量を運べない事にも変わりないし。
金額的にどんなに気楽になっても、打ち上げ自体はいつまでたっても気楽にならない。
今のまんまじゃ、商売として夢が無さ過ぎるから、宇宙開発からどんどん人が離れて行ってる。
開発費用をかき集める為にも、真剣に商売考えないといけないんだと思う。

315:オーバーテクナナシー
08/09/11 03:57:00 dI19VP7u
メタンハイドレートの人はパワフルだなぁ。

ここで一発詳細な数式入りで
「メタンハイドレートがマグマの活動を抑える」
という結果を導き出してみてくれれば
「電波論理をかざしていたように見えて詳しい振りをした2ch連中を釣っていたのだ!」
という大カタルシスが得られそうだ。

わくわくしちゃうぜ。

でもここまでの破れかぶれ度を見るにグダグダの勝利宣言をしておしまいなんだろうな。

316:オーバーテクナナシー
08/09/11 06:39:35 yrbKtA29
>プレートを移動させてるのはマグマ
バカスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前wwwwwwwwwwwwwwwww図書館でいいから基礎から勉強しろwwwwwwwwwwwwwwwwww

317:オーバーテクナナシー
08/09/11 21:02:13 evdWd86b
>>プレートを移動させてるのはマグマ
>バカスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>お前wwwwwwwwwwwwwwwww図書館でいいから基礎から勉強しろwwwwwwwwwwwwwwwwww

えええっ!?違うの????????違うの????????違うの????????違うの????????
プレートを移動させてるのはマグマに決まってるでしょ。
プレートを移動させてるのはプレートなんつー答えはバカだろ。
他のプレートを押してるプレートだって結局、マグマが押してるゆえの動きなんだから。
あとマントル対流っつーのもナシね。動いてるマントルの事をマグマって呼ぶんだから。
さっ!
何がプレートを移動させてるのか教えてっ!

318:オーバーテクナナシー
08/09/12 02:01:48 xo/mpCqK
ええと、俺のツッコミにレスひとつずつ費やして返答してくれたのでその返事
といきたいところだけど、最高に突っ込みがいのある部分があるんでそこから

>>317
>動いてるマントルの事をマグマって呼ぶんだから
それは残念ながら違うんだよ。マントルとマグマでは場所も成分も規模も異な
る。マグマというのはプレートとマントルの境界面もしくはプレート内部に存
在する、含水した溶融岩石のこと。海溝などの、プレートが地球内部に引き込
まれる部分で、海水の混じった砂岩なんかも一部巻き込まれるから、含水する
んだけどね。だからまあ、日本列島付近はマグマが多い。
主成分は二酸化珪素で、軽い。マントル物質の主成分とは化学組成から違う。
で軽いもんだからプレート内部の隙間をぬって上昇してくる。それの出口が火
山なわけ。マントル物質どころかプレート物質よりも軽いんだよ。
まれにマントルの物質も巻き込まれて上がってくることもあるみたいだけど。
あとプレートテクトニクスの原因はマントル対流で大体あってるけど、月と太
陽の潮汐力も関係するから忘れちゃだめだね。

319:オーバーテクナナシー
08/09/12 02:21:43 xo/mpCqK
続いて上から返事するね。
>>312
そのサイトにはメタンハイドレートが地球の環境変化に大きなへ影響を及ぼす
可能性について記述されているけど、メタンハイドレートがマグマを冷やすと
言う意味ではない。>>296で君が言うように、マグマのそばで0度を保っている
場合もあるかもしれない。だけどそれはすぐ近くにあるよく冷えた大量の海水
が常にメタンハイドレートを冷やしているからだよ。たとえば海底火山とかだ
と、海水が直接、マグマや溶岩の熱を奪ってるしね。メタンハイドレートであ
る必要は無いし、そもそもそんな苛酷な環境では、メタンハイドレートは安定
して存在できないだろうね。

君が持ってきたURLの先に記述されていたのは、メタンハイドレートに含まれる
メタン、もしくはそれを燃やした二酸化炭素が温室効果ガスだっていうこと。
もしメタンハイドレートの噴出が起これば、二酸化炭素に数倍する温室効果を
持つメタンが、大量に大気中に放出される。そうなれば暴走的に地球は温暖化
し、あっという間に恐竜時代のような温暖な世界になってしまうだろうと予測
されている。これはサンゴスレにも書いたけど、恐竜時代には南極に氷などな
いぐらいに地球は温暖だったんだよ。
メタンハイドレートが地球を冷やしているというのは、大気中の二酸化炭素を
海底にメタンの状態で押しとどめているという意味。そしてそれと同じことは
石油や天然ガスにも当てはまる。メタンの状態で保存されているか、プロパン
の状態で保存されているかの違い。
そういう意味で、

320:オーバーテクナナシー
08/09/12 02:55:38 xo/mpCqK
ごめん途中で書き込む押した。
そういう意味での冷却だから、主に温度変化があるのは大気かな。

>>313-314
軌道エレベータを何かすごい輸送システムだと思っているようだけど、システ
ムエラーも起こるし天候の影響も受けるよ。おまけに一度に運べる量はロケッ
トより少ない。
軌道エレベータの何がメリットって、一度に運べる量が少ないけど回数制限が
ないに等しい、っていうことなんだよ。そりゃ大型のケーブルたらして大型の
カーゴ設置すれば数トンクラスの大質量も持ち上げられるかもしれないけど、
それならロケットだって大型化できるんだから同じ。むしろ簡単にクラスタ
ー化(束ねること)できるから、大質量に対する適応はロケットのほうが上
かもしれない
それにロケットは事故ればそのミッションできないだけで終わるけど、軌道エ
レベータで事故れば全線不通になる。地球三個分の超長距離列車と思えばいい
よ。途中に中継ステーション作ってもいいけど、そんな重力的に不安定な場所
に中継ステーションなんて巨大質量作ったら、現状でも不可能な軌道エレベー
タがさらに難易度上がる。というかロケットもマスドライバーもテラフォーミ
ングも、「お金と時間と労力さえ気にしなければ、現在の科学技術で十分可能」
それに対して軌道エレベータは「物理的に不可能」なぜって、地球三個分も伸
ばして自転の遠心力と地球重力が生み出す、想像を絶する張力に耐えうる物質
が存在しないから。今はやりのカーボンナノチューブでも無理。そりゃまあ、
未来技術板だから耐えられる物質ができたとしてもいいけどね。



321:オーバーテクナナシー
08/09/12 02:57:38 xo/mpCqK

それに軌道エレベータの地上施設は永遠に晴れない。むしろ一年365日にわた
って猛烈な豪雨に見舞われるのではないかという予測すらある。
なぜって、軌道エレベータは地球の自転にあわせて24時間で一回転するもの
だから、太陽風によって歪んでいる地球磁場を出たり入ったりする。軌道エ
レベータのワイヤーが導通性のある材質(たとえばカーボンナノチューブは
よとてもよく電気を通す)だった場合、これはもう惑星サイズの発電機にな
る。
毎日、地表に向かってとんでもない大電流が流れ、その発生する電磁場によ
って周囲のコンピュータはお釈迦。近所の高圧送電線で子供の発育に影響が
出るだの発ガン率が上昇するだのと騒ぐ主婦も真っ青の破壊力。おまけに
周囲の空気が暖められるから上昇気流が起こって積乱雲が(以下略
まあ……こういうのは最悪の場合の予想だけどね。というか軌道エレベータの
問題点について説明してるとキリないから、軌道エレベータスレでもいって勉
強してきて欲しいね。
軌道エレベータとロケットはそれぞれ良いところと悪いところがある。だから
状況に応じて使い分けることが必要なんだよ。片方の欠点を上げて、○○だか
らダメと一概に決め付けるのはよくないよ。


322:オーバーテクナナシー
08/09/12 06:33:44 5hO/EYAk
マグマとマントルの区別すらつかないとは救いようも無いバカだったんだな。
流石、冷熱源もねーのにメタンハイドレートがマグマを冷却しているとか言いだすだけある。

323:オーバーテクナナシー
08/09/12 10:12:50 IrECrdTb
>>322
ネタ元発言もバカだが、その説明もちゃんと読まずにファビョル奴もマヌケとしか(ry

324:オーバーテクナナシー
08/09/19 03:37:15 P/Uf+Ynk
金星のテラフォーミングにおいて、自転の加速と大気の剥奪を行うために小惑星
をぶつけようと言うのがあるが、そんなことをすれば数千年は死の星になりそう
だ。
そこで前々から思ってたんだが、どうにかして、穏やかにかつスピーディに金星
の自転を加速する方法はないだろうか。

今のところ思いついているのは
1・低軌道に巨大質量をもってきて、潮汐力で地表を引きずる。
2・地表に大量のロケット設置。金星の脱出速度を上回る噴射速度でGO。化学ロ
ケットでは無理だろうから高性能な電気ロケットで。
3・巨大なコマを用意し、膨大な電力を投入してそれを回転させる。そのときの
トルクで金星の自転に拍車をかけ、減速時にもギアをいれて同じ方向にかかるよ
うにする。
4・まず金星の大気を冷やして減らし、赤道に超伝導コイル敷設。低軌道にテザー
を設置した小惑星を浮かべ、電気ロケットによる噴射で軌道速度を維持しつつ、
これまた大量の電力を消費してモーターのように金星を(ry)1の電磁力Verと
も言う

われながら、どれもこれもチンタラし過ぎてあくびが出そうだ。もっとダイナミ
ックかつエレガントに金星の自転を制御できないものか。


325:オーバーテクナナシー
08/09/19 05:26:09 8h9FnA4d
>>324
> 数千年は死の星になりそうだ。

まずコレの説明を。 なんでよ、別にマグマ・オーシャンにする気じゃないでしょ。

326:オーバーテクナナシー
08/09/19 17:14:12 P/Uf+Ynk
金星の自転が変化するほど巨大な小惑星をぶつければ局地的なマグマオーシャ
ンが出来上がるのは必定ではないかと思われ。
地球に直径100キロの小惑星が衝突したらどうなるか、とかのシミュレーショ
ンがあるが、あんな感じになるかと

金星の角運動量とかをもとに、必要な小惑星の規模を算出すべき?

327:オーバーテクナナシー
08/09/19 17:55:11 AIs7id3I
ところで自転方向が公転方向と逆なのはテラフォーミングする上で
問題は全然ないのかな?

328:オーバーテクナナシー
08/09/19 18:35:57 P/Uf+Ynk
逆回転(南北が逆という認識でもいい)のまま加速するか、それとも順回転に
もどすか。どっちがいい?


329:オーバーテクナナシー
08/09/20 21:20:26 Ng9ywWS2
金星にも巨大な衛星を作れば重力バランスで自転するんじゃない?
それにマグマ活動もあるだろうし。

330:オーバーテクナナシー
08/09/20 22:00:02 p5Ygqobl
面白そうだが謎過ぎてわけわかんねーぞw
イスカンダルとガミラスみたいな双子星にすればいいのか?

マグマは……一応火山地形自体はあるみたいだけどどうだろう。
衛星+マグマで自転に関係する何かが起こるのか。

どっちかというと液体成分は角運動量を殺す方向に働きそうだがw

331:オーバーテクナナシー
08/09/21 02:20:57 4oRGti20
>>318
で、結局プレート動かしてるのはマグマ。
マグマとマントルって一繋がりなものが、たまに混じったりしつつ、
分離して存在してるだけで、結局プレート動かしてるのはマグマ。

>月と太陽の潮汐力も関係するから忘れちゃだめだね。

これは確かにその通り。だから、月齢カレンダーで地震予測めいた事が出来るのかもしれない。
月の引力で地表の海の水が引っ張りまわされる力も、地震に影響する力として大きいかもね。


332:オーバーテクナナシー
08/09/21 02:34:25 4oRGti20
>>319
この話を読むと、やっぱ、海底を冷やしてるのは、海水で、それなら海洋深層水はやっぱ取ってはダメって話になるし、
逆にメタンハイドレートが海水を冷やしてるという風にも考えられるよね。
普通に考えて温度の違うものが並んでれば、片方から片方へ温度の移動は起きるわけで、
たがにいなんの影響もしあわないなんて考える方がオカルトめいててわけわかんない。

>君が持ってきたURLの先に記述されていたのは、メタンハイドレートに含まれる
>メタン、もしくはそれを燃やした二酸化炭素が温室効果ガスだっていうこと。
>もしメタンハイドレートの噴出が起これば、二酸化炭素に数倍する温室効果を
>持つメタンが、大量に大気中に放出される。そうなれば暴走的に地球は温暖化
>し、あっという間に恐竜時代のような温暖な世界になってしまうだろうと予測
>されている。これはサンゴスレにも書いたけど、恐竜時代には南極に氷などな
>いぐらいに地球は温暖だったんだよ。
>メタンハイドレートが地球を冷やしているというのは、大気中の二酸化炭素を
>海底にメタンの状態で押しとどめているという意味。そしてそれと同じことは
>石油や天然ガスにも当てはまる。メタンの状態で保存されているか、プロパン
>の状態で保存されているかの違い。 そういう意味で、

↑この記述は素晴らしいですねっ!
この説明だと、万人に「メタンハイドレート利用は環境破壊だから採掘すな!」
とわかりやすい。

333:オーバーテクナナシー
08/09/21 02:54:39 4oRGti20
>>321

>毎日、地表に向かってとんでもない大電流が流れ、その発生する電磁場
人類のエネルギー問題を解決する電力だから、
影響箇所には立ち退いてもらうしかない。

>周囲の空気が暖められるから上昇気流が起こって積乱雲が
遠くから飛んできて雲の上を飛ぶ。人や物資の発着場所は雲の上。

軌道エレベータの始点と終点は一本の線で無くともいいと思われ。
張力分散も出来るよね?

334:オーバーテクナナシー
08/09/21 08:05:57 2aysE8Lw
精神病院から帰ってきたのか。

335:オーバーテクナナシー
08/09/21 10:23:24 T6FG6Qa0
軌道エレベータとか発言している時点で、病院いったほうがいい

336:オーバーテクナナシー
08/09/21 14:27:10 kep2eDbE
軌道エレベータは専用スレがあるのでそっちで語ればいい。

軌道エレベーター5号塔
スレリンク(future板)

337:オーバーテクナナシー
08/09/22 00:51:55 FzHai4j9
返事がないなと思ってたら単に遅れてただけなのか。どうせスレ停滞してる
からこのまましゃべっててもいいよね。

>>331
マグマはどちらかというとプレート物質なんだよ。プレートがマントル内に沈
み込んで溶けたときに、含まれていた重い物質は地球内部に沈降し、軽い物質
は上昇する。
その軽い物質がマグマであるわけで、結果としてプレートより軽くなる。これ
はOKだよね。
だからマントルと接している場所があったとしても、マントルとひと繋がりと
いうわけではない。どちらかというとプレートとひと繋がりというほうが正し
い。状況としては、マグマもプレートもマントル対流によってまとめて動かさ
れている、と考えると分かりやすいかもね。

>月齢カレンダーで地震予測
それは聞いたことがないなぁ、ある意味すごい技術だけど。
潮汐力によって海水が引っ掻き回されるのは地球の自転に大きな影響を与えて
いるから、マントル対流の原因になっているかもしれないね。
もっとも「マントル対流は地球の核に存在する放射性物質の発生する熱による
ものだ」という仮説もあるから、必ずしも潮汐力によるものといえないんだけ
どね。

338:オーバーテクナナシー
08/09/22 01:14:37 FzHai4j9
>>332
いくら海洋深層水といえど、地熱を吸収し続けていれば温度が上がってメタン
の暴沸が起きる、って言いたいんだよね?
でも海洋深層水はある意味で無尽蔵に供給されるから、温度が上がるというこ
とはあまりないんだよ。
この海洋深層水こそが、君が以前例にあげた水冷式パソコンのようなものでね。
海水ってのは地球規模で見ると、惑星規模の大循環をしているというのは知っ
てるかな。小学校や中学校で日本海流とか、千島海流とかって地理で習っただ
ろうけど、アレはその惑星規模の海水大循環の一部なんだよ。
ある箇所で地熱が放出されると、温められた海水は上昇し、そこにあらたな海
水が流れ込む。温められた海水は表層の海流となって極地方へ行き、北極海や
南極周辺で冷やされ、再び深海へ沈んでいく。そしてまた大循環をして暖めら
れ、冷やされ、の繰り返し。
だからメタンハイドレートはただそこにあるだけで、メタンハイドレートが海
水を冷やしているとか、マグマを冷やしているとか、そういうことは無い。
たぶんどこかで記憶違いをしてるんだと思うよ。

>「メタンハイドレート利用は環境破壊だから採掘すな!」
うーん、そういう風に書いたつもりは無かったんだけどね。君がメタンハイド
レートは地球を冷やしているというから、ちょっと違うよ言っただけ。
というか俺はメタンハイドレート推進派だしね。なぜ推進派かというと、「石
油や天然ガスと違って日本のEEZに豊富に存在する」&「メタンは燃焼したと
きのCO2排出量が他の化石燃料より少ない」
ということ。前者はともかく後者は化学式を考えてもらえれば分かると思うよ。
メタンハイドレートの利用は環境破壊の進行を遅らせる。だからそのあいだに
自然エネルギーや核融合などの新エネルギーを開発せよってね。

339:オーバーテクナナシー
08/09/22 01:25:21 R46fkXzJ
そもそも、上部マントルから地殻を越えて海底まで有意な熱流量があると考えている時点で勘違い。
岩石っつー強力な断熱材が厚さ10kmもあんのにそんな熱伝導あってたまるかよ。

340:オーバーテクナナシー
08/09/22 01:41:44 FzHai4j9
>>333
軌道エレベータの利用者や従業員は避難しようがない。まあ、なんとかして電
磁波防御したとしてもいいけどね。メンテナンス時は宇宙服ばりの重装備で地
上にでないと、あっというまにお脳がやられる。とかにもなりうる。
あと軌道エレベータ基部が空中に浮いている、そこから地上に向かって大放電
現象が発生するだろうね。永久に消えない落雷……絵としては綺麗だけど、そ
の放電現象によって発生するオゾンや窒素酸化物は猛毒だよ。

あと発着場を空中にしても悪天候からは逃げられないよ。積乱雲はたいていの
場合、地上10キロの対流圏内に発生し、国際線の航空機などはその上を飛べる
ようになってるけど、軌道エレベータは対流圏だろうが成層圏だr(中略)熱
圏だろうが、満遍なく暖めて空気を上昇させてくれる。
超巨大台風も真っ青の異常気象になるかもしれない。それこそ、木星の大赤斑
のような「永久に消えない嵐」ができたりして(笑)
シミュレーションしたわけではないから、実際どんな風になるかは分からない
けどね。

あと、強度が足りなければワイヤーを束ねればいいんじゃね? っていうのは
この場合では全く意味が無いんだよ。だってそのワイヤー自体が、ワイヤーそ
のものの重量に耐え切れずにブチ切れてしまうわけだから。
束ねて太くしても同じ。軌道上にステーション作ろうとか、空中に地上施設ぶ
ら下げようとか、そういうことを考える以前の問題なんだよ。張力を分散させ
ようとしてさらに首が絞まる感じ。
だから物理的に無理といったんだ。有望な新素材があればいいんだけど、カー
ボンナノチューブでも無理となった今、「ちょっと実現しそうに無いよね」っ
て感じだ。君ががんばって勉強して開発してくれよ。きっとノーベル賞もらえ
るよ。

341:オーバーテクナナシー
08/09/22 01:45:35 FzHai4j9
ところで話を戻すけど、
金星の角運動量の計算って、金星の内部モデルが必要になるよね。マントル
とかコアの大きさ分からなければ計算しようがないし。

地球の兄弟星っていうぐらいだからそんなに違わないと思うけど、地球モデル
を相似形に縮小して使って差し支えないかな?

中まで均一な岩石だとして計算するのが一番楽そうだなぁ

342:オーバーテクナナシー
08/09/22 02:02:30 SVLosCbP
>>341
>>6

343:オーバーテクナナシー
08/09/22 13:22:17 FzHai4j9
>>342
知ってるよ。でも金星内部の密度変化をどう扱っているのか書かれていないか
ら、計算しなおす必要あるかと思ったんだよ。
順方向の加速か、逆転のままの加速かもかかれてないしね。

344:オーバーテクナナシー
08/09/22 15:20:04 eVrvtD+h
衝突自体の計算が厳密にできるわけでもないので
密度は一様でいいんじゃないか。
完全非男性衝突wかどうか、熱への転換はどの程度かなんて
えいやっと決めるしかなくて
惑星の密度分布なんて誤差に飲み込まれると思う。

345:オーバーテクナナシー
08/09/23 09:54:03 FJ9ikX/7
>>337

マントルとマグマの関係なんて説明しなくても分かるじゃん!
それと、繋がっている物体の温度なんて影響し合っているのが分からない?
地球的規模で考えたらマグマの厚さだって薄い皮一枚でしかない。
非常に危ういバランスで人間の住む世界は守られている。
だから「化石燃料やメタンハイドレートや海洋深層水をなるべく使うな!」
って、事じゃないの?

346:オーバーテクナナシー
08/09/23 10:16:09 FJ9ikX/7
>>340

軌道エレベーターって地上まで降ろす必要ないでしょう?
かろうじて空気が有るところまで伸びてれば航空機で行ける。
くだらない意見かも知れないけど、空港を凧にできないの?
ま、スレ違いだからこの書き込みは無視していいけど・・・。
ところで、金星の研究って重要だよね。
ロケットで大気圏外に資材を搬入して巨大な宇宙船を造って
金星付近に長期滞在して本格的に研究できるといいのにな。

347:オーバーテクナナシー
08/09/23 15:28:23 kxlvWGxT
>>345
因果関係を正しく見ないとな。
海流が極地方で沈降するのは極地の氷が海水を冷やすからじゃないでしょ。
氷が融けたから温暖化が起きるわけでもない。
メタンハイドレートも同じ。それが存在するのは原因でなく結果。
もちろんその結果が別の要素の原因となることはあっても、
たとえば地球レベルでメタンハイドレートが海水温を冷やしているとか、そんなこたあないだろ。
界面上での熱のやりとりはまた別の話。
ミクロとマクロを一緒くたにしていいならこの世に断熱材なんて存在しなくなる。
マクロ的に見れば熱平衡に向かってるとしかいえなくても、
現実の条件下で「メタンハイドレートはただそこにあるだけ」という言い方は不自然ではない。

348:オーバーテクナナシー
08/09/23 20:44:11 qhcRqpBL
>>345
説明しないと分かってなかったでしょ。俺がおかしな説明してしまったのも気
づいてないみたいだし。
プレートってのは別名リソスフェアとも言う。定義が違うから呼び方が違うけ
ど、この両者は同じものだ。
リソスフェアというのは地球表面の硬い部分のことで、その下にアセノスフェ
ア(別名上部マントル。数%~十数%が部分溶融していて、岩石のシャーベッ
トのようなもの)がある。
マントル対流を起こすのはこのアセノスフェアとさらに下のメソスフェアであ
り、リソスフェアはそれらに引きずられて動いている。これがプレートテクト
ニクスだ。
そしてこのリソスフェア(硬い部分)とは地殻と低速度層までの最上部マント
ルのことを指す。つまりプレートには地殻もマグマも一部マントルも含まれる
ことになる。

>「化石燃料やメタンハイドレートや海洋深層水をなるべく使うな!」
本当にそういう話だと思っていたのなら、君は小学校のこくごからやり直して
きた方がいい。というか無理に話をそらそうとしなくてもいいよ。
君が周りの人間の意見を聞き入れるのを待ってたんだけど、どうやら君は意地
でも自分の間違いを認めたくないようだ。顔も見えない相手と話しているのに、
そこまでプライドを持つ必要はないでしょ。
日付が変わればIDも変わってしまうんだから、前日に恥をかいても翌日にはそ
知らぬふりだってできるんだ。もっとも俺の場合、文章のクセから特定されて
しまったりするわけだけど。
もっと気楽にやろうぜ。未来技術板ってのは、いくら真剣に議論してもなんの
意味もない場所なんだから。

349:オーバーテクナナシー
08/10/01 04:35:59 jOoK7yNV
火星大気を、より重い同位体で構成したら吹き飛ばされることも減るんじゃ。

ディアスポラネタだけど。

350:オーバーテクナナシー
08/10/01 07:37:00 hwvoO9Mw
その原理が有効ならより重い同位体で現在の火星の大気が構成されているはずなんだけど
同位体ばかりが残りましたってほどは多くないんだな。
軌道脱出に必要なエネルギー量に有意な差がないのかも。

351:オーバーテクナナシー
08/10/09 12:56:32 /h4ejnAx
一応重い同位体の方が残りやすい、というのはあるみたいだな。
実際に重い同位体の大気を作ったとして、はたしてどの程度有効なのかはわからんが。

URLリンク(www.bekkoame.ne.jp)

脱出速度の小さい火星では、上層大気中で窒素分子の一部が電離し、宇宙空間へ離散していったため
地球と比べて全体に占める割合が小さくなっている。 その証拠として、質量数が14の窒素原子と、
より重い同位体である質量数15の窒素原子の比率を見てみると、地球に比べ質量数15の窒素原子の
比率が高いという観測結果がでている。これはより重い原子が大気中に残り、軽い原子が宇宙へ飛び出して
いったということになり、そこから得られる結論は、過去の火星では現在より多量の窒素が存在していたと
いうことである。

URLリンク(blog.goo.ne.jp)

タイタンには、地球と同じように大量の窒素が大気中に含まれています。しかし窒素同位体比
(同じ窒素原子でも質量の異なる14Nと15Nという2種類がある)を調べると、地球に比べて14Nの割合が
小さいことが分かりました。これは、かつてタイタンにはもっと大量の大気があり、現在の大気量の
約5倍の量が宇宙空間へ逃げていったときに、より軽い14Nの方が15Nよりも先に逃げていったためだと
思われます(火星でも見られる現象です)。これに対してメタンに含まれる炭素原子にはこのような現象は
見られません。これも、メタンが常に大気中に供給されている証拠の一つです。

352:オーバーテクナナシー
08/10/11 14:28:47 GeYuBuXI
いくら非常に寒い星だとしても脱出速度の小さいタイタンがあれだけの大気圧を
保っているのはタイタン本体から大気の素(タイタンの場合はメタン)が供給されてる
って事だね…
地球だって火山活動や人間の化石燃料の大気への放出等かなりの大気成分が
供給されてる(但し海があるので大気成分もかなり吸収されてる)はずだ。

火星でも若干の二酸化炭素等は供給されているだろうけどその供給量は
かなり少ないと予想されるが…
永久に大気を保持する事は火星じゃ無理じゃないかのう?
ただいっぺんに空気がなくなる訳じゃないから温室効果も考えて
地球より二酸化炭素分圧の高い、酸素分圧20%ぐらいの一気圧大気を作った後、
0.9気圧に下がるまでの時間はどれ位なのか?
半減するまでには数千万年というデータを読んだ事はある(出典は忘れた)が
つまりその遺漏量の供給さえ考えれば空気の保持は可能じゃないのか?

磁帯が非常に弱い事による宇宙線の被害までは予想していないが
温暖化させる事(フロンガス・二酸化炭素の大気放出)と大気の保持
(定期的な大気成分の放出)まではそれほど難しい事じゃないと思う。

ただ大気作るとフォボスの火星衝突時期が早まりそうな予感がするが
あれはあれで直径20キロもあるけど大丈夫かな?
(これも数千万年レベルの話だが…)

353:オーバーテクナナシー
08/10/11 14:31:08 bmmHoWR+
フォボスは艦船の寄港先として重要だから、色々やって高度を上げるだろうさ。

大気は、常に補填し続けてやれば良いんじゃないの? 彗星を寄こすとかさ。

354:オーバーテクナナシー
08/10/11 16:51:32 sUIc7VUi
軌道上に艦船の寄港先なんて必要なのかね。
フォボスに穴掘って掩体壕にでもするんだろうか。

355:オーバーテクナナシー
08/10/19 22:46:59 7H1NJw/5
                , -‐──────‐-、
          ,. -― 、   (      おこしやす~♪      )
       __(_,ィ===,)   `>-------------------------一'
スイー     》'从」」」M」」
   ~   ゞl] ^ヮ/7
 ~   _   リ[!つ//リ
     〈6〉  ノ,! //        , -―-、                  | ̄|
    /ミ{,_ く/i//_,ゝ      _,(r∧=∧)                __,7T
    \\_ ̄// ̄ ̄| ̄|   》'(,,6ω6)       | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄_//
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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356:オーバーテクナナシー
08/10/23 07:01:38 ViOzHb0k
軌道管制なしで船を係留しておけるというのは大きなメリットだろう。
地球から半年以上の長旅をしてきた乗員たちのための歓楽街があっても……
そんな余裕ないか。

357:オーバーテクナナシー
08/10/24 18:11:21 rcZKDuGF
燃料や資材の補給だけなら、小さな貨物船よこして高軌道でランデヴーしたほ
うが良いかもしれない。だが火星以遠へ行くにしても地球へ戻るにしても、一
度ドッグに入れて総点検したい気もする。

>半年以上の長旅をしてきた乗員たちのための歓楽街
火星生まれの女の子たちか……美人だったら良いがw

358:オーバーテクナナシー
08/10/25 19:43:56 U+eS4Fn0
火星のプリンセスは美人と相場が決まっているので問題ありません。
でもいけすかない客には緑色のトカゲ族が歓待します。

ドックだって別に軌道上に漂流させておいても不都合はないしなぁ。
フォボス程度の重力じゃ人間の感覚的にはほぼ無重力かと。
その辺に物を転がしてもふらふら飛んでいかない程度には便利か。

359:オーバーテクナナシー
08/10/26 03:14:22 hCgOFopo
肌が緑の女の子か。きっと火星での食糧難を解決するために、葉緑体を体に埋
め込んだいるのだな? 二酸化炭素ばかりの火星大気を還元するのにも役立つ。
うん。そんな女の子も十分アリだ。

360:オーバーテクナナシー
08/10/27 09:41:53 VsFHsoJJ
皆さん詳しすぎて鼻血が出そう。
サボテンか何かの種類で現状の火星の大気から光合成できる種はないもんかね。
水も極少量で済むから地中からどうにかなるかもしれないし。

時間の掛かる事だし、もう細かい探査とは並行して始めらんないかな?

361:オーバーテクナナシー
08/10/27 10:00:30 hUC0RGGh
調査の途上で汚染を始めようって考えは中々希有なものだよ。

362:オーバーテクナナシー
08/10/27 10:23:55 VsFHsoJJ
俺おっさんだからな。
見届ける時間がないんだよ

363:オーバーテクナナシー
08/10/27 19:14:48 Gb+jmtCC
地衣類や植物でテラフォーミングってのは
たとえ今年生まれた人でも見届けるには時間が足りないかとw

364:オーバーテクナナシー
08/10/28 00:24:45 9PXF+IBB
>>363
まぁ始めるのが見れるだけでも良いんじゃね

365:オーバーテクナナシー
08/10/28 00:42:58 kUoZmuCG
>>359
それなんて新井素子?

366:オーバーテクナナシー
08/10/28 00:56:25 BHsNkzBX
火星は寒いし金星は暑い。
そこで月をテラフォーミングすれば近いしok

367:オーバーテクナナシー
08/10/28 16:07:30 m1kWGC4O
だから月じゃ軽過ぎると何度(ry

368:オーバーテクナナシー
08/10/28 20:39:48 EGh/cgBy
そこはドームを使うんじゃね?

369:オーバーテクナナシー
08/10/28 22:13:13 BHsNkzBX
放射線に強いし地下でok


370:オーバーテクナナシー
08/10/28 23:06:21 9PXF+IBB
月面基地は地下と相場が決まってるからな。
ただ、それだとテラフォーミングじゃなくなるし

371:オーバーテクナナシー
08/10/28 23:43:08 elAkj9WP
月でも一応、一気圧以上の大気は保持できるけど、重力低いから人間に
は向かないだろうねぇ、磁場もないし……。火星なら大丈夫なのかと言
われれば言い返せないけどね。

372:オーバーテクナナシー
08/10/29 23:17:56 n3oqNYQ5
先ずは、地球をテラフォーミング

373:オーバーテクナナシー
08/10/30 02:05:47 s3EufIaY
あなたはガミラス星人かw

374:オーバーテクナナシー
08/11/02 01:34:48 Qko698Ol
一生懸命に遊星爆弾おとして環境かえたのに、コスモクリーナーが一瞬で戻し
てしまう悲劇。

375:オーバーテクナナシー
08/11/03 00:36:32 HpAH1Lzk
コスモクリーナーならオウム真理教が実用化したな。

376:オーバーテクナナシー
08/11/03 01:47:06 GyazkIdj
ま、あれだけ大規模なテラフォーミングが必要なのに
何故に14万8千光年の彼方なんだ?
途中に1000億以上の星系があったはずだし確か
途中でヤマトが寄った進化した昆虫の星はガミラスが植民地にしてたよな?

いくらワープでひとっ飛びと言っても、ガミラス星人には
対費用効果という経済原則が欠如していたのだ・・かな?


377:オーバーテクナナシー
08/11/03 09:07:36 07kCxsNy
費用対効果を度外視しても行うということは、何らかの「こだわり」があるっ
てことじゃないかな?
そういえば地球人もガミラス人もイスカンダル人も祖先は同じと言う設定を聞
いたことがある。


378:オーバーテクナナシー
08/11/04 15:57:23 8J1GMPUy
そりゃあ大昔のSFならともかく姿がそっくりな理由付けがなくちゃなぁ…

379:オーバーテクナナシー
08/11/09 09:13:52 t1+1UuzS
完結編で後から出てきて一番おいしいところを華麗に持っていったデスラーは、
知らず知らずのうちに自分の同胞を殺していたことになるのか。

380:オーバーテクナナシー
08/11/11 12:49:13 4/cs6mwt
平気で部下を殺すような人だし…

381:オーバーテクナナシー
08/11/13 00:58:06 ssJobZbH
>>340
亀だが
何で軌道エレベータ内の移動手段がもろ普通のエレベータなんだよw
電流生じないような移動方法があるだろw

ところで何となく火星の暦を考えてみた
1火星年は686.98日、1火星日が24.6229時間だから1火星年はおよそ669.6火星日になる
で、あとは1年を何ヶ月にするか考えりゃいいが、月と言うからには衛星をネタにしてみよう
ダイモスが一度登ってからまた登るまでが5.44日、つまりおよそ5.3火星日だ
これを仮に1火星週とする(仮になのは火星日の整数倍じゃないために実際には週として使えないから)
すると1火星年はだいたい126火星週になる。
そこで1火星月を6火星週にすると、だいたい32火星日となって月/日が地球に近くなるとともに
1火星年が21火星月になり端数が出ないで済む。
あとは月によって日数を増減させたり閏年を作ったりすればOKだ
32×21=672で、669より3多いから7ヶ月に1月は1日少ない31日で
3年に二度はその中の1月を1日増やす、ってこれむしろ3年に一度閏年で減らすだな
これ以上細かくは10年に一度とかそんな感じで閏年を増減させればいい

382:オーバーテクナナシー
08/11/13 02:51:53 Wj8lqjei
その一火星日って恒星日(sol)じゃないんじゃ。
一年で一火星日引こうよ。公転分。
基本669solで668solの閏年が数年に一回でいいような。

火星の暦については火星協会(Mars Society)の提唱方式で
黄道12宮で分割するゾディアック月がいいような気はする。
ただし一月の長さは不等長で46solから66solになってしまうが。

383:オーバーテクナナシー
08/11/13 23:31:40 ssJobZbH
そういや自転周期で計算してた(汗
sol使ったら確かに1日短くなるな

しかし今度は1年の方が太陽年だとか恒星年だとかでややこしい…
計算は公転周期を使ったんだけどさ

384:オーバーテクナナシー
08/11/14 03:05:45 IiVXMkZx
一日の長さも微妙に難しいよね。
アナログの盤面を持つ時計だと30分ほど零時から過ぎたところで
ぐいっと分針が零時ぴったりに戻ることにw

さすがに秒や分、時の基本単位まで振り直すのは問題ありそうだしw

一日の地球とのズレ方が微妙で悩ましい。
地球との貿易を担当する部署は大変だ。
と思ったらすでに似たような話がNASAのローバーの運用担当者に起きてて
「ローバー、火星を駆ける」だったか「火星からのメッセージ」だったかに
火星時間で生活する不便が書かれてた。

385:オーバーテクナナシー
08/11/14 04:15:06 mPJ7Hx++
一日の長さが違うことによる時差はあるけど
地球火星間の情報伝達時間も位置関係によって5分~30分くらいでまちまちだし
そもそも太陽の反対側にあるときはどうやって通信すればいいだろう?
人工衛星経由?

386:オーバーテクナナシー
08/11/14 12:44:47 9dREwyse
地球か火星のL4かL5に通信衛星を浮かべておけばいいさ。

387:オーバーテクナナシー
08/11/15 00:23:54 HUg68fAk
>>381
軌道エレベータの移動手段はケーブルレスエレベータと同じだろ? 
そして軌道エレベータの主構造材としてもっとも近い強度をもっているCNTは
バリバリの伝導体だ。そして切断して絶縁体をはさむことはできない。

そういや火星には磁場がなかったよな……重力三分の一だから静止軌道も近い
だろうし。
軌道エレベータつくれたりしないかな。軌道エレベータというのでなくても、
フォボス・エレベータみたいなので、フォボスから火星大気ぎりぎりまでた
らす衛星エレベータみたいなものが。
弾道飛行でフォボスの公転の角速度に同期すれば、軌道速度まで加速する必
要がない。資材を地上に下ろすときも、エレベータの下端から出発すれば、
大気圏突入の際の減速用燃料が少なくて済む。

どうだろう、本格的なテラフォーミングをはじめた暁には、必要になるんじゃ
ないかな


388:オーバーテクナナシー
08/11/15 10:50:05 sJaZrWiP
>>384
どっかの予備校の時計を思い出した。

389:オーバーテクナナシー
08/11/16 09:18:34 X3ID2+Vo
>>387
ダイモスの存在を忘れてないか? 衛星エレベータというのはいいが安定して
くれるとは思えん。

390:オーバーテクナナシー
08/11/17 08:20:30 VhR56o2u
ダイモスの存在があるのは確かだが、それを言うなら地球の軌道エレベータだ
って月があるじゃないか。安定させる方法はあるだろう。

391:オーバーテクナナシー
08/11/17 08:25:53 IjnG0QnT
ダイモス程度ならどっかに投げ捨てたりバラすことも容易いだろう。

392:オーバーテクナナシー
08/11/17 09:23:11 KflwkuIs
ダイモスは静止軌道より低いところを回っているので
ケーブルがぶつかる危険が危ないwということでは。

クラークやロビンソンは軌道エレベータのケーブルを左右に振動させて
低い軌道の障害物を避けるって提案してるね。
ただ、火星は宇宙に突きだした火山があるので
その頂上にマスドライバを設置してやれば済みそう。

空気抵抗がなければ軌道速度で射出してやればいい話なので。


火星の一日の長さが24時間半ってのは
実は人間の体内時計に近いから快適かもしれない。

393:オーバーテクナナシー
08/11/18 01:48:47 YspWmYNe
フォボス・エレベータ(と勝手に呼んでみる)は、フォボスから火星大気圏ぎ
りぎりまで構造物を垂らすものだから、火星の自転と同期してない。

火星軌道高度100キロまで垂らすとして、高度100kmの軌道速度は
sqrt(6.67*10^-11 * 6.42*10^23 / (3400+100)*10^3 ) ≒3497[m/s] (間違ってたら修正よろ)
高度100キロの公転軌道の円周は
(3400+100)*10^3*π ≒1.1*10^7[m] (11000km)
フォボスの公転周期は7h39.2mでつまり27552sだから、それと同期するフォボ
ス・エレベータの平均軌道速度は
1.1*10^7m/27552 ≒400[m/s]
となる。つまり火星を脱出するときに必要な水平方向の速度が8分の1で済むと
いうことになる。逆に大気圏突入時の速度も8分の1で、高価な耐熱タイルで武
装していく必要がない。

ダイモスの軌道半径は23459kmで、9400kmのフォボスよりも14000kmも外側を周
回している。その上質量はフォボスの14%。無視できるとは思えないが、許容
範囲内ではないか?

エレベータの全長はフォボスの軌道半径から火星地上100kmまでなので、
9400-3500=5900km しかも火星重力は地球の38%
全長38000~40000kmの地球軌道エレベータと比べても、フォボス・エレベータ
の技術的ハードルはかなり低いんじゃないだろうか。


394:392
08/11/18 06:57:31 J+qJpl3U
あ、フォボスとダイモスとっちらかってたよw

395:オーバーテクナナシー
08/11/18 23:06:46 YspWmYNe
         フォボス・エレベータ
         ↓
(  火星  )―――○                  o
             フォボス               ダイモス

こういう感じかな。テラフォーミングには便利そうだ。

396:オーバーテクナナシー
08/11/19 00:30:49 0anphJNC
>>395
反対側にも伸ばさんと重心がすれて落ちるぞ
まあ今でもだんだん落ちてはいるんだけどね

逆にこのフォボスエレベータを使って物を降ろすと角運動量がフォボスに加わるので
ある程度下降を防げるかもな

>>382で出てきた暦は
URLリンク(cmex.ihmc.us)
みたいなやつか

離心率けっこう大きいんだなー
これのおかげで月の長さがひどく変わるわけだ
季節の長さも均等じゃない
南半球なんか冬が長くてしかも太陽から最も離れる時期ときた

397:オーバーテクナナシー
08/11/19 15:41:49 62nivZ0c
フォボスにも自転があるだろう……と思ったが、月と同じように、いつも同じ面を火星に向けているんだな。

398:オーバーテクナナシー
08/11/19 23:22:26 0anphJNC
>>397
衛星の自転が公転と同期してるのは多いよな
ガリレオ衛星とかそうだし

こういうのは軌道エレベータの重心が衛星自体の静止軌道になきゃならないと面倒だが
惑星の重力を考えればそれより短くてすむから便利だ

399:オーバーテクナナシー
08/11/20 05:33:38 Qy9fuVTf
本来ならフォボスの微弱な引力によって落ちるエレベータを、火星が引っ張り
あげてるわけだな。
ん、火星に落ちるエレベータをフォボスが遠心力で吊り上げて……? アレ?

400:オーバーテクナナシー
08/11/21 08:43:54 0nvUzm9M
フォボスエレベータの必要強度を計算したいが、ヒマがない……。


401:オーバーテクナナシー
08/11/28 02:55:30 hAx0XisO
フォボス・エレベータにかかる力は「火星重力」「フォボス重力」そして「遠心力」の三つ。
つまり下図のようになる。

         
       ←火星重力       遠心力→ フォボス重力→
(  火星  )―――――――――○ 
             フォボス・エレベータ      フォボス

ここでフォボスエレベータの x の位置に仮想断面を考え、そこに発生する引張力Pを図示する



402:オーバーテクナナシー
08/11/28 02:56:10 hAx0XisO

                    仮想断面  微小部分
                      ↓      ↓

(  火星  )―――――     ――╂――○
                    P→  ←P   dy
                         
   ├─────────┤      ある場所までの半径 r
   │            r
   │   │                 │   ├──┤微小部分までの長さ Y
   │   │                │      y  │
   │   │                ├───┤仮想断面までの長さ X
   │   │                     x     │
   │   ├─────────┤下端までの長さ K
   │               K               │
   ├───────────┤軌道半径 L
                   L

403:オーバーテクナナシー
08/11/28 02:57:23 hAx0XisO
微小部分 dy の質量は
     ρAdy   「ρ:密度 A:断面積 dy:微小長さ」
なので、その部分にかかる力は
  dP=(ρAdy)a - (ρAdy)rω^2 - (ρAdy)b   「dyにかかる力=火星重力-遠心力-フォボス重力」
    =ρAdy (a - b - rω^2)
となる。
この時、aとbはそれぞれ火星とフォボスの重力加速度であり、ともにrの関数である。
                

火星の重力加速度aは、ニュートンの運動方程式「F=ma」より、
  a=F/m
また、万有引力の法則「F=GMm/r^2 (G:重力定数 Mならびにm:天体の質量)」より
  a=GM/r^2となる
フォボスの重力加速度bも、同様に
  b=GN/r^2となる。 (Nはフォボスの質量)
この二つを代入して
  dP=ρAdy (a - b - rω^2)
    =ρAdy (GM/r^2 - GN/r^2 - rω^2)
    =ρAdy { G(M - N)/r^2 - rω^2 }
となる。

r は「任意の位置までの軌道半径」。
ωはフォボス・エレベータ(母天体フォボス)の公転角速度である。 

404:オーバーテクナナシー
08/11/28 02:58:38 hAx0XisO




ここで図より r =L-y なので、両辺を微分してdr=-dy
よって微小部分に部分にかかる力は、
  dP=ρAdy { G(M - N)/r^2 - rω^2 }
    =
となる。

さらにこれを、フォボスから仮想断面のある x の位置まで積分することで、仮想断面にかかる総荷重を計算する。
積分範囲は0~xであるが、式が r の関数になっているので、r=L-xより、積分範囲はL~L-xの範囲となる
     L-x
 P=∫    -ρA{ G(M - N)/r^2 - rω^2 }dr
     L
~~~途中計算略~~~
 P=ρA{ G(M - N)/x + ω^2(-2Lx + x^2)/2 }
となる。よってこの仮想断面にかかる力Pの、最大値に耐えうる素材であればいい。

応力σ(単位面積当たりにかかる力)は
 σ=P/A
なので、
 σ=ρ{ G(M - N)/x + ω^2(-2Lx + x^2)/2 }
となる。

405:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:00:35 7ncdjPfr
邪魔して悪いが、フォボスの軌道はどうすんのよ?

406:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:02:25 7ncdjPfr
>>403
>   b=GN/r^2
b=GN/(L-r)^2

じゃねえの?

407:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:32:37 hAx0XisO
ふう……疲れたぜ。後は誰か実際の値を代入して計算してくれ。
ρ:ケーブル素材の密度
G:重力定数
M:火星質量
N:フォボス質量
ω:公転の角速度
L:フォボスの軌道半径
さて、応力σが最大になるようなxは全長のどこにあって、その場所ではケーブルにどれぐらいの応力σがかかるのか……。
単位はパスカルで出てくるはずだ。
CNTの強度は理論値で80GPa(ギガパスカル)、実験値で40~50GPa
ケブラー繊維は2.8~3.0GPa、一般には2.0くらい。
(ケブラーって商品名だからアラミド繊維って言わなくちゃいけないらしいね)
高張力鋼が1.4~2.4GPa、
(2.4なんて出すのは航空宇宙用のマルエージング鋼ぐらいしかないけど)
ナイロン(まさかとは思うが)0.078GPa
選ぶ材質によって密度ρの値が変わるので注意……。


408:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:33:52 hAx0XisO
>>406
おおう、早速ミスだろうか、見直してみるよ

409:オーバーテクナナシー
08/11/28 03:39:42 hAx0XisO
>>406
フォボスはフォボス・エレベータの最上階(?)だから、エレベータとくっつ
いてるよ。軌道は真円に近いはずだからフォボスの公転軌道の揺らぎによるエ
レベータ下端の移動はそんなにないと……思う。

嗚呼……間違ってるなぁ。rは火星を原点にとってるからフォボスの重力計算
にはそのままでは使えないね。指摘ありがとう。
しかしそこで間違えていると……積分のやり直しかorz

410:オーバーテクナナシー
08/11/28 04:06:39 hAx0XisO
ええとbの値を修正すると
     L-x
 P=∫    -ρA{ GM/r^2 - GN/(L-r)^2 - rω^2 }dr
     L
となって
~~~途中計算略~~~
 P=ρA{ GM(1/(L-x)-1/L) + GN/x + ω^2(-2Lx + x^2)/2 }
となるのか?
頭混乱してきたので寝て考えるよ……。

411:オーバーテクナナシー
08/11/28 04:10:03 IZuk2eDc
エレベータにかかる火星の潮汐力は地球よりは弱そうだけど、それなりの強度が必要そうだね
で、フォボス自体の強度はたぶんエレベータに必要な強度より弱いと思う。
てことは、フォボスの地表に普通にエレベータをくっつけても、
その接合部分にかかる張力によってエレベータがもげちゃう。
てことは、エレベータはフォボス全体を包んで両方向に伸びていくような構造になるんだろうか?

412:オーバーテクナナシー
08/11/28 08:34:17 Iezxzb9K
フォボスいらなくね?

413:オーバーテクナナシー
08/11/28 10:58:24 hAx0XisO
フォボスはC型小惑星だからCNTの原材料を現地調達できるよ。
感覚としてはフォボスからCNTのケーブルを火星に下ろしていく感じになる
かと。
それにフォボスから垂らすことによって、フォボスそのものの軌道が上がるか
ら、全体としての重心位置は変わらない。まあ数万本たらしたとしてもフォボ
スの質量からすれば微々たる物だろうけどね。

某巨匠の描いた火星軌道エレベータは、ケーブルをひねってフォボスを回避せ
ねばならなかった。回避するのがいやならフォボスそのものを火星軌道から消
し去る必要がある。ならそのフォボスをアンカーとして利用してしまえばいい
んじゃないかと思ったのさ。

>>411
それは考えてなかったな。確かにフォボスからもげ落ちそうだ。アンカーをい
っぱい打ち付けて力を分散させるとか、考えた方がいいかも。

追・>>410の計算式もおかしいね。Xの位置を0(フォボス)にとると、フォボ
ス重力の項が0になるのはいいとして、のこりの2項が0になってしまうのはど
う考えてもおかしい。


414:オーバーテクナナシー
08/11/28 11:09:15 7ncdjPfr
てかx = 0の時、
> GN/x
………

415:オーバーテクナナシー
08/11/28 11:17:34 hAx0XisO
突っ込むんじゃない、定義とかそういうのはおいといて、あの計算式は全力で
スルーしてくれorz

416:オーバーテクナナシー
08/11/30 01:11:49 zEFiJgNy
計算しなおしたが
     L-x
 P=∫   -ρA{ GM/r^2 - GN/(L-r)^2 - rω^2 }dr
     L-K

=ρA〔 GM{ 1/(L-x) - 1/(L-K) } + GN( 1/x - 1/K ) + ω^2{(L-x)^2 - (L-k)^2}/2 〕
となった。Kを入れたせいで余計ややこしくなってるが……

問題点としてひとつわかったのは、xはフォボスを理想化した質点からとって
いる(万有引力の法則GMm/r^2の、r値を0になる場所)せいで変なことに
なってるんだと思う……気がする。

……うーん、誰か積分が得意な人、俺の代わりに計算してくれないかな。
というわけでageてみるよ。

417:オーバーテクナナシー
08/12/01 00:34:04 FKwQioq0
微積分なんて未来技術板の住人には無理無理。アホばっかだから。

418:オーバーテクナナシー
08/12/01 11:27:44 x+ElymTG
なんでネットには自己紹介好きが多いんだろうか?

419:オーバーテクナナシー
08/12/02 07:47:34 7uqYZzLm
日本語でおk

420:オーバーテクナナシー
08/12/17 10:09:17 SwYANksI
火星移民age

421:オーバーテクナナシー
08/12/18 00:23:33 ryiZOnHQ
放射線はやっかいな問題だが
磁気で結構遮蔽できそうだな

スタートレック風「磁場シールド」技術で、火星有人探査実現に一歩
URLリンク(www.afpbb.com)

422:オーバーテクナナシー
08/12/18 22:48:54 ETYUEr1H
ところで>>416は誰か計算してやらんのか?

423:オーバーテクナナシー
09/01/21 13:18:36 sKCvFEwE
金星の真実
URLリンク(www5e.biglobe.ne.jp)

424:オーバーテクナナシー
09/02/03 13:59:52 oBxTBIBn
フォボスエレベータなんて中途半端なモノよか、軌道リングの方が簡単だろうに。

>>421
中性粒子や電磁波(X線/γ線)はには無効だよ。


425:オーバーテクナナシー
09/02/09 15:14:52 PY3ND/xz
フォボス・エレベータの方が簡単だと思う。たとえ火星でも、軌道リングは資材の量が半端無いから。


426:オーバーテクナナシー
09/02/09 15:32:01 IUfjXIk1
ああ、静止軌道リングじゃなく低軌道リングな。

肝腎なこと書いてなかったわ。
軌道速度で回転するリング上を、相殺する速度で逆走するステーションから、エレベータ垂らすのな。

427:オーバーテクナナシー
09/02/10 09:56:33 6qdFBA+a
ワンパターンで済まんが、火星でリングやらエレベータ作る必要が微塵も感じられない。
大気圧がほとんどゼロなんだからマスドライバでいいじゃん、と。
パボニス山のてっぺんにでも造っとけ。

428:オーバーテクナナシー
09/02/10 11:48:36 Qu6GhPCg
0.7%とはいえブレーキに利用可能な程度の大気はあるし、
マスドライバーは人間移送には適さないし、
テラフォーミングで大気を厚くすることも考えてるからだが。

429:オーバーテクナナシー
09/02/10 11:59:20 6o0BXRCu
軌道エレベータをオリンパス山頂におろせば、フォボスやダイモスと干渉しない。
オリンパス山は北緯16度にあって、大気圏から突き出ているので、砂嵐等の影響もない。

これは私のアイディアじゃなく、軌道エレベータの解説本で見つけたんだが。

「宇宙旅行はエレベーターで」
著:ブラッドリー・C・エドワーズ/フィリップ・レーガン
序:アーサー・C・クラーク
ランダムハウス講談社
ISBN978-4-270-00335-0

430:オーバーテクナナシー
09/02/13 08:56:19 aoZpissC
>>428
火星の高山は高いんだぜ。大気圏外と言っても差し支えない。

431:オーバーテクナナシー
09/02/13 11:33:20 +nKi/ugJ
マスドライバーでの旅行に耐えられる430の体ウラヤマシス(´・ω・`)

432:オーバーテクナナシー
09/02/13 13:24:32 aoZpissC
>>431
1Gで加速して、軌道速度まで加速するのに必要なマスドライバーの全長は645km。
耐G浮力シートなどで5Gでもよければ130km弱。
テラフォーミング後でも真空トンネルにしておけばよい。開口部の山頂は真空。

433:オーバーテクナナシー
09/02/13 13:28:55 QitdWbv3
通りがかりですが・・・・計算してみました。
火星の脱出速度。3.75km/s
1G加速で、6分22秒。滑走距離715km。
2G加速で、3分12秒。滑走距離358.5km。

1Gでいいんじゃない。

434:オーバーテクナナシー
09/02/13 13:57:37 QitdWbv3
>>443
脱出速度がwikiとちがうし、自転速度を考慮してないので、
とりあえずなかったことに。

435:オーバーテクナナシー
09/02/13 13:59:19 PHKjiajn
別に1Gとか3Gとかぬるいことを言わずとも
きちんと管理してやれば(筋肉を制御して内臓を保護するとか体の保持を工夫するとか)
8~9G程度なら常人でも問題ないんでない?
やってみないとわからんがw

赤道直下にあるパボニスのカルデラ(の大っきい方)は直径75kmくらい?みたいなので
差し渡しぎりぎりに加速器を作ると9G弱でぴったりだねw
オリンポスのカルデラで85kmくらい?

乗り心地の良いマスドライバならシリアン平原で全長700kmかな。
こっちは標高9000m前後だから多少大気でロスが出るかもしれんが
積極的に減速しようとしなければ問題ないんでないかな。

436:オーバーテクナナシー
09/02/13 15:06:52 QitdWbv3
1Gで639kmになった。(第一宇宙速度3.55km/sで)
だいたい一緒なんでこれでいいや。カルデラで回す!いいねえ。

437:オーバーテクナナシー
09/02/13 20:46:30 aoZpissC
>>435
航空機の初期に考えられた円周型離着陸方式みたいだな。
滑走距離を無限にできる利点はあるが、最終速度が遠心力によって上限が決まるのと、
発射時、Gの方向が急激に変化するのが難点だ。


438:オーバーテクナナシー
09/02/14 03:04:23 inhpe9Dr
レナルズの火星の長城にも、マスドライバで軌道到達出てたなそういや。

439:オーバーテクナナシー
09/02/14 21:42:45 ow6CMSmG
航空宇宙軍史「火星鉄道一九」

440:オーバーテクナナシー
09/02/15 22:42:17 OBEXT6am
>>435
浮力がゼロになる濃さの塩水タンクに横たわって、身体の厚み方向にGが掛かるように
すれば10Gは楽勝で、20Gくらいまでなんとかなるんじゃないかな。

地球からの打ち上げだと、ペイロード増加になるのでムリだけど、マスドライバーなら
そのくらいできそう。運用コストは大部分電力だと思うし。

441:オーバーテクナナシー
09/02/17 00:35:39 ATHxRPsm
もしかして水圧がすごそうと思ったけど、浮いてるなら関係ないのか。
560kgのおでぶさんもいるぐらいだから、寝てる分には10G大丈夫かも。心臓はきついかな。

20Gだと滑走距離32km。最初に作っとけばいいけど、邪魔くさいよね。
高架にしとくかね。地下でもいいけど、金がかかるのでやっぱじか置き。開かずの踏み切りとかやだね。

円周型離着陸方式・・・・着陸もあるんだ。現代なら離着陸自動だからいけるかも。
緊急時の手動をあきらめれば。おわん型にすれば進入方向考えずに済むし、
車の走行テストをやるような直線とバンクの周回コースもいいな。

火星での有翼機の着陸は難しそう。。。滑走距離も長いし、、
気圧(0.7-0.9kPa 地球101kPa)が低いから無理なのか、G(0.38G)が低いのでOKなのか・・・
気圧対流圏でしか使えない式で計算すると地球の高度35kmぐらい。
ジェット機は大気を酸化剤に云々・・無理か。プロペラ機の高度記録が29km。
ん~わからん。でかい翼にプロペラ。でも飛びたてるかどうか・・・
意外と火星の交通手段は電車がメインかも。
A列車で行こう見たいになるのかな。ゴールドラッシュみたいな。
火星の表面積は地球の陸地面積より少し少ない程度らしい。
結構でかいので第二の地球として使えそう。しかも距離的にはどこでも近い。


442:オーバーテクナナシー
09/02/17 00:46:21 DAWUV3JC
>>441
> 浮いてるなら関係ないのか。

浮いてるだけなら意味無くね?

443:オーバーテクナナシー
09/02/19 15:40:25 Ox2CAIJW
水星軌道の内側、太陽から 0.03天文単位の近接軌道に、半径10kmの集光鏡を備えた
太陽光直接変換レーザーステーションを建設する。その数、415基。

ステーションで変換されたレーザーはまず、水星の昼夜境界線上の太陽同期軌道上を
運行するレーザー集約衛星群に送られる。ここで光路を変更されたレーザーは、水星の
外側のラグランジュ点 L2に位置する直径180kmの反射鏡複合体を介して火星に送られる。

火星の受けるレーザーのエネルギーは火星が太陽から1天文単位にあると仮定する場合の
太陽光のエネルギーに匹敵する。これが本来火星が太陽から受けているエネルギーに
加わるのだ。

最初の半年(地球年)、レーザー光は高緯度地域。特に両極に集中され、極冠とその周辺の
永久凍土を融解し、気化させることを目的としている。これにより温室効果ガスが火星大気内に
著しく増大する。以降レーザー光は火星全体にまんべんなく投射される。

解けた永久凍土が水となって低地に溜まり、海を形成するのに3年とかからない。しかし、
地球から導入した生物が増え、生態系が形成されるまではあと、数世代が必要なのだ。

一旦温室効果が機能し始めるとレーザー光による加熱は過大となる、最終的には7%ほどに
削減され、残り93%は主に外惑星の開発に使われる。

なんて、妄想を書いちゃいました。


444:オーバーテクナナシー
09/02/19 16:03:10 TMmBXRPI
レーザーの熱で大気が離脱したりして効率悪くなりそうだなそれ

445:オーバーテクナナシー
09/02/19 22:16:45 Ox2CAIJW
>>443  自己フォロー
現時点で、太陽高齢期レーザーの変換効率は42%。これを適用するとステーションの数は千基。
まあ、もうちょっと効率は上がるでしょう。

>>444
熱すると言っても数百度とかではなく、たぶん60℃以下で収まるので、大気が逃げるほどではない。

当初は気圧が低いので、この温度でも水の沸点を越えてるので、投入したエネルギーは気化熱で
奪われ、さほど温度上昇には寄与せず、水蒸気やCO2を大気に充満するのに費やされる。


446:オーバーテクナナシー
09/02/19 22:18:38 Ox2CAIJW
再自己フォロー 誤記訂正
×太陽高齢期レーザー
○太陽光励起レーザー

なんという誤変換orz

447:オーバーテクナナシー
09/02/22 14:38:02 +97OuwQB
一番テラフォーミングに適した惑星は地球なんだがな。

砂漠の緑化とか、他の地域に悪影響を与えないよう考えながらできないのかな。


448:オーバーテクナナシー
09/02/22 15:13:24 U6cyJO2W
自分の部屋を、その部屋に住みながら改装するのはちと大変だよね。
出られないとなっちゃ。

449:オーバーテクナナシー
09/02/24 23:24:45 p8va0avO
宇宙日傘とか宇宙レンズなんてのが本当にできるんだったら、いっそのこと宇宙ほうきや宇宙ちりとり
なんてのを開発してそこらへんの小惑星やら何やらをかき集めてきて適当なところに溜めておけば、
勝手に地球として育ってくれないかな

450:オーバーテクナナシー
09/02/27 07:20:57 58kwZvoF
太陽系内でもほとんどの質量は太陽と惑星が集めてしまってるので、「小惑星や何やら」は
あまり残ってないし、しかも密度が極めて低い。小惑星なんかたぶん100万km立方に1個
あるかないか位の密度だ。加えて、小惑星を動かすというのが、けっこうハードルが高い。

物理的なちりとりやほうきで集めると言っても、その仕掛け自体が小惑星より大きくなるのが
目に見えている。

ありえる方法としては、重さのないなんらかの「力場」を使うことだが、現時点で人類が発生・
制御できるのは電磁気力しかない。

恒星間飛行のために宇宙空間に拡がる水素原子を磁場でかき集めて、燃料として使う
バサード・ラムジェットという構想がある。そんな強力な磁場をどうやって発生させるかなど、
課題もあるのだが、できたとする。

1977年に書かれた「ホワイトホール」という本では、太陽系外空間でこれを恒星間物質を
かき集めて人工ブラックホールを造る話があった。そんなんができて、なをかつ元素変換が
できれば惑星なんか作れるんだが、どう考えても1,2世紀内にどうにかできるテクノロジー
ではないな。

451:オーバーテクナナシー
09/03/01 18:47:30 nuHSuv5z
テラフォーミングでも人工惑星でもなく、天然にあるのと同じような惑星を人工的に造るってのは、
SFでもあまりないなぁ。広義には人工惑星なのかもしれないけど。

田中芳樹の灼熱の竜騎兵シリーズくらいしか思い当たらない。

452:オーバーテクナナシー
09/03/01 18:58:13 qxsZLbYd
> テラフォーミングでも人工惑星でもなく、天然にあるのと同じような惑星を人工的に造る

ゴメン、意味が分からない。説明して。

453:オーバーテクナナシー
09/03/01 21:25:06 nuHSuv5z
テラフォーミング:惑星を改造し、人類が居住可能な惑星にすること。
人工惑星:人工的な建築材料で人類が居住可能な天体級の建築物を作ること。

449のように宇宙空間にある物質を加工せず集めて、惑星を形成するのはどちらにも該当しないかなと。
手段は自然ではないから、広い意味では人工惑星と言えるかもしれない。




454:オーバーテクナナシー
09/03/02 05:03:47 GE4JXYXi
つまり小惑星をぶつけ合ってマグマオーシャンを作るところから始めるってこと?
でもそれ材料を太陽系外から持ってくるしかないぞ。

455:オーバーテクナナシー
09/03/02 06:51:51 U6DztyyN
時間かかりそうだから、他の恒星系に探しに行ったほうがいいような気がするね。
見てみたくはあるけど、、集まる前に死んでますから。

456:オーバーテクナナシー
09/03/02 07:29:07 C2BJn5EE
ローコストな重力制御でもできない限り、無理そうだね。


457:オーバーテクナナシー
09/03/02 07:37:33 U6DztyyN
他の恒星系に行っても死んでることにふと気づく・・

458:オーバーテクナナシー
09/03/02 23:39:45 FtsJwNrI
死んでることに気づくって?

459:オーバーテクナナシー
09/03/03 22:57:54 MVtXawfq
太陽系外の惑星探査はテラフォーミングとは違うだろう。


460:オーバーテクナナシー
09/03/14 08:07:43 3JxRNybx
 寺化
テラフォーミング

461:オーバーテクナナシー
09/03/27 16:17:38 utZ9c8hm
地球と重力の近い金星をテラフォーミングする方法を考えてみた

(1)ガリレオ衛星のどれかをがんばって火星に近づける
ガリレオ衛星→火星軌道に定着
火星→金星へ

(2)火星を金星にスイングバイ
火星→減速して金星軌道に定着
金星→加速して火星軌道へ

(3)ガリレオ衛星が金星の重力に捕まる
互いの重力で引かれあい金星の自転速度上昇

結果、金星のテラフォームが容易に

その間地球は危ないのでどこかへ避難

462:オーバーテクナナシー
09/03/27 18:44:17 GpV44FQv
太陽との重力のバランスとかあるから、地球の軌道とかただでは済まない気がするんだが……。

463:オーバーテクナナシー
09/03/27 19:59:10 Wc2PrJ4N
テラフォーミングしなきゃならんような人類が太陽系を撹拌するようなことできんだろ

464:オーバーテクナナシー
09/04/10 15:14:47 WpeQrlj3
>>461
小惑星レベルですら、今世紀中の人類にはハードル高いというのに、衛星クラスとか
ほいほい動かせるわけないだろう。

そもそも、それだけのエネルギーが制御できるなら、直接テラフォーミングに使う方が
遙かに効率的だ。

そもそも(1)~(3)はどれも物理的に不可能。
運動量保存則すら理解してないとしか思えない。

465:オーバーテクナナシー
09/04/11 02:53:50 axOR4pxc
まず金星成層圏域・・温度や圧的に地球環境と釣り合う高度にベース基地を作る
それからCo2分子を連鎖反応的に炭素と酸素に分離する分解剤を開発→散布
地球に近いCo2濃度や大気圧になった所で過反応抑制剤を投入
地表が冷えるのを待つ
ある程度まで地表温度が下がり、一度水蒸気が発生すれば
雨雲が発生して加速度的に地表は冷やされるかと
そして遺伝操作で爆発的な繁殖力と耐久力があり酸素などを生成する藻やカビ類を全面散布
最適な環境になった所で繁殖抑止剤を投入して耐久度の高い植物や生物を投入
まぁ昼も夜も長く気温は極端になるだろうから、ほぼ全日が曇天になるような調整が必要だな
その上で人が移住する、最初から人ありきじゃ成功しないだろう

466:オーバーテクナナシー
09/04/11 07:08:47 KDa4btgk
>>465
昔話題になった「一万年後」の中で紹介されていた、カール・サガン(ママ)の金星改造計画を
ほぼそのままパクってるな。

・気圧も気温も地球とほぼ同じという高度はない。気圧を合わせると気温が高く、気温を
 合わせると気圧が低い。
・ベース基地を大気中に建設する方法が不明。気球によるしかないと思えるのだが、規模すら
 わからない。有人なのか無人なのか。
・連鎖反応的にCO2を分解する化学反応が不明。結合エネルギーから考えると吸熱反応なので
 連鎖反応的に進むはずがない。
・定量的にどのくらいの期間かかると思っているのか。こんな方法では万年単位の時間が必要。
・分解によって生じた大量の炭素はどうするのか。
・大気中に大量にある硫酸はどうするのか。ほとんどない水はどうするのか。
・分解後の地表での圧力は何もしないと現在の72%程度になると思うが、高すぎる。
・酸素と硫酸が主成分で大気圧の大気は、きっかけがあれば地表に降り積もった炭素と反応して
 大災厄になり、元の木阿弥。
・自転に目をつぶっても、金星は地球より太陽に近いので適正な気温にならない。
・自転が遅いので昼夜の気温差が大きく、コリオリ力が弱いので、超暴風が吹くがどうするのか。
 降り積もった炭素がアルベドを下げるので太陽光を吸収し、そのことも気温を上げるが、
 どうするのか。

とりあえず、気づいたことだけ。


467:オーバーテクナナシー
09/04/11 07:49:42 olx8KvDy
金星も標高が55km付近なら人類に適した気圧と温度まで下がる


468:オーバーテクナナシー
09/04/11 08:01:24 KDa4btgk
>>467 0.53気圧しかないが。

469:オーバーテクナナシー
09/04/11 08:49:40 aYj7a8MB
詳しいですね。0.53ならだいじょうぶですね。

470:オーバーテクナナシー
09/04/11 09:04:11 +Kd0Egyr
気圧は大丈夫だが硫酸の嵐じゃなかったっけ?

471:オーバーテクナナシー
09/04/11 09:06:33 KDa4btgk
>>469 補足
高度55kmでの気圧が0.53気圧、気温は27℃。
地球の平均気温と同じ15℃は高度56.4kmで、気圧は0.44気圧。

気圧が低いと、それに反比例して空中に浮くための気嚢の体積が増える。

いずれにせよ外惑星あたりから大量の水素を補填しないと>>465は実現不能。
カール・セイガンが金星改造計画を立案した頃は、金星の雲は水の雲で、
表面気圧も一桁低く、10気圧前後だと思われていた。

472:オーバーテクナナシー
09/04/11 09:52:12 aYj7a8MB
先にORS(磁性流体等による軌道リング)を作って、高高度プラットフォームを吊るしましょう。
ORSには3000km程度のリニアモータカタパルトを設置し、同じシステムを付けた各惑星間の
交通システムにします。加速離脱時のエネルギーは減速着陸時に回収するため、
効率のよい運用が可能です。

ほぼ自転してないので、、、高速な大気循環は止めない程度にして
10気圧程度なら体をならせるのでその辺で止めとくとか。
水はどうしますかね。とりあえず地球には何故あるのか調べないと・・・


473:オーバーテクナナシー
09/04/11 11:14:57 +Kd0Egyr
たとえば人間が常時2気圧くらいのところで生活したら生理的にはどんなふうになるんだろう。
肺がなんかおかしくなる? 潜水病みたいなのになっちゃうかな。

474:オーバーテクナナシー
09/04/11 12:30:30 nWF2c7nI
酸素酔いとか窒素酔いに関するレスがなかったっけ?
それでもスキューバダイビングに使うエアで、有る程度解決しそうだが

>>471
地球の大気組成と同じ空気を用意してバルーンに詰め込めばそれだけで
浮くと言うのを聞いたことがあるぞ。半径数百メートルの巨大なバルー
ンを作って、その中で生活するというのはどうか?

475:オーバーテクナナシー
09/04/11 12:56:59 P7xLUzmn
①金星は自転が遅いので大変にやっかいかつ大量の資材が必要になるが
 太陽光を遮蔽する遮蔽板を配置し太陽光を完全に遮蔽する。
 なんぼ温室効果が凄いと云っても降り注ぐエネルギーをゼロにすれば金星だって
 放熱してるので少しずつ温度は下がるはず。
 遮蔽板の機動制御は太陽光エネルギーで充分なはず?

②①の作業と平行してエンケラドゥス・レアなどの水分の多い外衛星から
 氷を切り出して金星に打ち込む。
 1km3ぐらいの氷玉を数万個打ち込めば水素不足は補えるだろう。

③太陽光を遮蔽して温度を下げつつ、氷玉を大量に打ち込めば最初は氷玉突入の
 摩擦で返って気温上昇要因になるかも知れないが最終的には気温が
 加速的に下がる。

④高圧化での水の沸点は忘れたが氷玉が蒸発した大量の水蒸気は上空で液化し
 雨になりまた蒸発してを繰り返すうちに気温はどんどん下がりそのうちに
 雨が地上に到達し海が出来る。
 海が出来ると大気中の大量の二酸化炭素を吸収し生石灰になり気圧も下がりだす。
 大量の硫化物も海が吸収する。

⑤充分に気温と気圧が下がったところで太陽光遮蔽板の一部を開放し生物的な
 環境調整を始める。

⑥遮蔽板と新たに作る反射板を利用して金星全球に太陽光が適量ふり注ぐように制御して
 自転が遅い事による気象暴走を防ぐ。

476:オーバーテクナナシー
09/04/11 12:57:52 P7xLUzmn
問題点
①磁場が非常に小さい事による宇宙線の影響。
②遮蔽板の建造や外衛星上での氷の切り出しや射出等の技術的な問題を解決し
 瞬時に機能させても金星の冷却化と生物による環境調整に1-10万年の歳月が
 かかると予想される事。
 これを早める為には現技術にはないなんらかの「魔法のレシピ」が必要。

477:オーバーテクナナシー
09/04/11 13:05:51 KDa4btgk
>>474
> 酸素酔いとか窒素酔いに関するレスがなかったっけ?
> それでもスキューバダイビングに使うエアで、有る程度解決しそうだが

ヘリウムが調達しやすい時代になっても、やはり他元素に比べたら存在比が圧倒的に
少ないのだから、だいぶ割高だろう。屋内限定で使う程度ならいいけど。大規模な
空間には難しいと思う。

> >>471
> 地球の大気組成と同じ空気を用意してバルーンに詰め込めばそれだけで
> 浮くと言うのを聞いたことがあるぞ。半径数百メートルの巨大なバルー
> ンを作って、その中で生活するというのはどうか?

計算してみた。15℃の環境の高度56.4km0.44気圧に直径800m中は酸素50%窒素50%の
気体で。浮力は4万トン。このうちバルーンの質量がいかほどになるかだが、なんか
小規模なコミュニティくらい積めそうな気がする。

でも、これはテラフォーミングじゃなく、金星の植民に過ぎないよなあ。



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