09/05/02 00:52:41 yNXdy+B+
ええ、どんなアイディアでも検討すべきですね。
メリット
1.宇宙空間であるため、日照が遮られることがない。
2.宇宙空間で組み立てるのであれば、自重を支持する必要がない。変形を防ぎ姿勢変更、移動に耐える程度の簡素な構造でよい。
3.月の自転と公転はほぼ一致しているので(摂動はあるが)月から見た地球ー月系のラグランジュポイントの位置はほぼ一定。
月の材料をマスドライバーで打ちだすのであればこのことは有利である。月面にはケイ素は存在しているからミラーも作れるだろう。
デメリット
1.多数のミラーを、隕石に向けて反射するように制御しなければならない。各鏡にスラスターが必要?
電磁石のようなもので統括的に制御できるか要検討。とはいっても系全体の運動量は変わらないので、やはりスラスターは必要であろう。
2.ラグランジュポイントまで地球ー月系の場合で38万Kmある。地球から巨大鏡を多数浮かべるほどの材料の持ち出しは困難。
月等からマスドライバーによる打ち出し&マスキャッチャーによるキャッチが必要か。
小惑星等を材料にすることも考えられるが、そもそも小惑星にランデブーして鏡になるまで加工できるなら、接近してくる隕石(小惑星)を解体したほうが早い。
#ミウラ折りにしたとしても地上からの打ち上げは困難。
(長すぎると怒られちゃったので分割します・・・)