04/03/04 19:58 gstTL9g/
・私の記憶では、ハップル宇宙望遠鏡が撮影した冥王星の写真があったはずである。
その写真は冥王星の表面の模様がある程度わかるものであった。(記憶違いの可能性もあり)
私の記憶が正しいとした場合、ハップル宇宙望遠鏡の分解能は0.05秒角ではない。
何故ならば、地球から見た冥王星の視半径は0.04秒角だからである。
・星食の話をすると、これは背景光だから月のエッジ部を正確に観測できる天文現象である。
バカ高校生時代の私には「星食時間の予測とのずれ」の理由がよくわからず、今も疑問点を持っているのだが
仮にここで「すばる天文台」の協力を得られたとして、すばる望遠鏡の隣で、私は口径10cmの望遠鏡。
すばる望遠鏡は口径6mで、同じ星食を観測したとしよう。(思考実験)
月の夜の面から恒星が現れる現象を、6mと0.1mという性能的には比べ物にならない望遠鏡で同時観測する。
私は眼視観測をして、恒星が現れた瞬間にストップウォッチを止めるとする。すばる望遠鏡はCCDで観測する。
結果はどうなるだろうか? この思考実験において、すばる望遠鏡と私の望遠鏡のわずかな経緯度の違い。
および私という人間の神経反応速度は、あらかじめ測定しておき、出てきた結果に対して2つの要因は補正するとする。
・上記の結果は、私の思考実験では6mと0.1mという望遠鏡の口径差がありながらも、ほぼ同じ結果が出てくると考える。
理由としては、「人間の目」というのは光子(フォトン)1個でも感知できる超高性能感覚器であり
無限点光源を観測している2つの望遠鏡には、分解能・集光力などの性能と無関係だからである。
よって月のエッジ部(円周)の凹凸を、わずか口径0.1mで高精度で測定できるのである。
ここで、私は昨日のレスでは「90mクラス」と書いたが、この点は後に再計算する予定である。