01/12/31 02:31
>>79
別にDDE(ダイレクトドライブエンジン)自体の考え方は簡単です。
蒸気機関車や電車は、発進から最高速度まで変速ギヤなしで走行しています
これをガソリン車でマネしようとやろうってこと
現在一般にガソリン車のトルクはどの回転でも一定です。(そーゆうことにしといて)
このようなエンジン場合、出力をあげる=回転数をあげると言うことなので
高出力が必要な場合=高負荷時にはエンジンの回転数を上げギヤで減速して利用します。
電気モーターや蒸気機関のトルク特性はどうなっているのでしょう?
これらの機関は負荷がかかると発生するトルクが増えるのです。
このトルクの特性をガソリン車でマネるにはどうするか?
出力が必要な際は回転をあげるのではなく過給によって必要なだけトルクをつくれば良いと言うことになります。
過給の制御はディフェンシャルギヤを使用します。
エンジンからの出力はディフェンシャルギヤによって二つに分配します。車軸側と過給器側にです。
この種のギヤは両方の負荷のバランスが崩れた時、小さな負荷側へと回転を逃がします。
すなわち、発進や加速時には過給を最大限に行い、巡航時には最小へと制御するのです。
(基本的に電気の力を借りずに)
MT車では大体4速が大体直結です。
ギヤを4速にいれっぱなしで発進500rpmからレブリミットまで登り坂でも荷物満載でも使える車ってことです。