08/02/09 10:24:12
結局、地球は宇宙から見れば-19℃ およそ240W/㎡を平均に放射してるのだから
これより高い温度を宇宙に見せなければ冷却した事にならない。
だから、5千メートルより低い所で出来た雲の頂上だけが冷却に参加出来る。
しかし、低い位置からだと大気の温暖化ガスの効果が働くので、そのままの温度が宇宙から見えるわけではない
だから、すぐに潜熱が捨てられるというのは正しいと思えない。
地上に雨として降ると、アルベドを下げ太陽光を吸収するが気化熱を奪うために地表温度は上がらない。
夕立が降るだけで-3℃も気温を下げる効果がある。
これは放射冷却にすれば15ワット分下げた事に相当する。
気温が下がっても、潜熱はたくわえられているので、この熱は地表を再度暖める事になる。
この連鎖は地上に雨として降る限りは何回も繰り返される。
CO2の場合は確かに長寿命だが、植物の光合成速度は1000ppm程度までは比例する。
排出速度が一定ならフィードバックが働く。さらにホントに気温が上がっているのなら
気温にも植物の成長速度は比例するのでCO2固定速度は上がっている筈だ。
過去にも火山の爆発など、短期間に大規模にCO2が供給された筈だがデータにそれが残ってないと
いう事は十分に植物のフィードバック機構が働いているのだろう。
もし、火山等でCO2が供給されていないなら、泥炭が作られ続けているのだからCO2濃度は
ズーっと低くなっている筈だ。