07/10/12 13:42:00
県橋梁工事入札:落札率99%、知事も疑義示す 落札業者は不正を否定 /長崎
10月6日15時0分配信 毎日新聞
県発注の橋梁(きょうりょう)新設工事の一般指名入札に一つの共同企業体(JV)だけが参加し、
予定価格の99%で落札した問題について、金子原二郎知事は5日の記者会見で、不正の疑いを否定し
「(入札結果に)私自身も驚いている。誤解が生まれる形を作ったことは反省しなければいけない」
と述べ、入札方法に問題があったとの認識を示した。
これに関連し、県土木部は知事会見後、落札したJVの代表企業、横河ブリッジ(本社・千葉県)から
3日に事情聴取したことを明らかにした。 同社は不正を否定し、「法律に違反していない」との
誓約書を提出したという。 土木部は「不自然さはぬぐえないが、手続きに瑕疵(かし)はなく、
不正はなかったと判断した」と結論付け、入札制度については2社以上の参加がなければ実施せず、
郵便・電子入札に限定するなどの改善策も明らかにした。
一方、県議会は同日の本会議で、この入札に関する契約締結議案について、入札の問題点を指摘した
付帯決議を付けて可決した。
今年の7月の入札で、横河と名村造船所のJVが30億2000万円(予定価格30億4955万円)で落札した。
〔長崎版〕
10月6日朝刊
最終更新:10月6日15時0分
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)