03/03/08 04:51
岡山県の笠岡湾で東海大学海洋学部の研究グループが、船舶に海水をくみ上げ浄化する実験が終了。
海水50万トンから砂や泥、プランクトンなどのにごりの原因物質を完全に除去し、湾全体のにごりの15%程度を改善したとみられる。
内海や湖が多い日本の特性を加味した良い試みだと思う。
しかし、海に至ってはその汚れが発生するのは流入河川がある地域。既に汚れてしまった湾内を浄化するのは効果的だが、
一方で流入河川の水質を向上させない事には、何の解決にもならないであろう。
やはり、陸地部での下水道整備、処理場の能力向上が一番の近道である。技術立国日本の一番の売りになる可能性がある下水道技術。
これからの発展に期待しましょ。