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Kyoto Shimbun 2002.07.29 News
滋賀県大津市の琵琶湖岸にここ数日、大量の魚の死がいが打ち寄せられ、
付近に悪臭を漂わせている。浜大津五丁目の大津港では、観光船の乗客や
釣り客から苦情が出始めているが、港を管理する滋賀県は「魚の死がいの
回収は前例がなく、回収するかどうかは様子を見てからにしたい」と、対応が鈍い。
県環境政策課などによると、魚の大量死が確認されたのは二十六日ごろから。
大津港から同市由美浜の近江大橋西詰めまで約四キロの湖岸沿いのところ
どころに、大量の藻に混ざり、ブルーギルなどの死がいが漂着していた。
同課は「現場付近には泳いでいる魚もいることから、毒物が原因とは考えにくく、
酸欠などの可能性がある」とする。