07/04/26 18:51:10 Agb+4BLc
規格は後で変わっても、変わる前の規格で設計された現存する装置の挙動
が、規格変更に伴って変わってくれるわけではないからね。
5V駆動なのは、MAX232C互換の232Cトランシーバの電源電圧であって、その
場合の信号電圧は+9V/-9V前後あると思う。物理層レベルの信号電圧が
+5V/-5Vで232C準拠を謳ってるPCって現実に存在するのか?
それと、最近の規格が±3V以上振幅という情報の真偽は知らんけど、現実
問題としてSN75189Aを使っていた昔から、オープン(0V)状態をマーク('1')
扱いとするのはデファクトなんだが。したがって、マイナス側には振れない
片電源でも動くし、実際のところそういうハードはあるらしい。
シリアルマウスみたいに232Cの信号から電源取ってるような機器を繋ぐ
場合を考えると、3端子レギュレータ通した電圧降下があっても5V電源を
確保できる程度の出力電圧と、ドライバは20mA程度の電流ドライブ能力が
ないと動かない。チャージポンプのコンデンサの容量が0.1uF程度と小さ
いと、接続する機器の消費電流が多い場合、接続機器内のリップルが大き
くてリセット掛かって動かなかったりもする。
ちゃんと検証できないエンジニアだと「相性問題」扱いにするだろうけど。