07/11/11 18:23:34 DI41U81d
>>164-165
アドバイスありがとうございます。
なぜRFのOFFが期待動作しないのかも検討しました。
接合容量CJO=2[pF]を通過してRF電流が流れるので、
負荷抵抗(R1)が10[kΩ]と大きいと電圧降下が起こらず
RF電圧が筒抜けで、SW OFF動作しないと予想しました。
Diodeのモデルはそのままで、負荷抵抗を10[kΩ]から
50[Ω]に変更したら、RFのSW OFF動作が期待動作しました。
Diode SW OFF (V2=0[V], Rser=1M[Ω])時の過渡解析結果
URLリンク(homebrew2004.hp.infoseek.co.jp)
僅かな電圧の揺らぎはありますが、出力電圧がほぼ0[mV]になりました。
Diode SW ON (V2=12[V], Rser=0.2[Ω])時の過渡解析結果
URLリンク(homebrew2004.hp.infoseek.co.jp)
若干の通過ロスはありますが、出力にRF電圧がはっきり出ています。
LTspice用simulation data fileはこれです。
URLリンク(homebrew2004.hp.infoseek.co.jp)
(RF SW OFF 動作確認用)
高調波の発生は、出力側(OUT)だけでなく、入力側(IN)で既に、同様に高調波成分が見られました。
これはインピーダンス整合がうまくないため、回路上で反射が起こっていると推定します。
PINダイオードはMI-301などが通信機のRF電力SWに使われているのを存じていますが、
spiceモデルは手持ちにありません。
ちなみにLTspice付属のシリコンダイオード1Nn914やショットキーバリアダイオード
でも試してみましたが、同じような結果でした。