07/02/19 19:56:12 rnZvX/9L
>>413
なるほど…
…釈迦に説法かもしれませんが、LT1054はスイッチドキャパシタタイプ故にもともと-5Vにちょっと電圧が
足らない(多分LMH6739のアイドル35mAだと-4.5Vぐらいでしょうか)のでオフセット電圧が発生する可能性が高いです。
カタログスペックよりかなり大きくなるので、AC結合して使った方が良いかと(現実には前後の回路にも寄るので
実はオフセットが出ても良いのかも知れませんが)。
本当は9Vか12Vのアダプタを持ってきて、正電圧側は3端子で、負電圧側はLT1054のVrefを使ってキッチリ
±5Vに仕立てた方が良いように思いますが(もっと良いのはLT1054を単なるインバータとしてだけ使って
負電圧側も3端子入れる)、部品点数を考えたら多少のオフセットはCでカットが良いのかも。でもそれならば、
片電源にして、入力端子を中点電圧に浮かしたらLT1054がそもそも不要だったり…そんな手間をかけるなら
実験用にちゃんと±が出るトラッキング電源を用意する方が簡単かなとも思ったり…5Vの絶縁DC/DCモジュール
は高くないのでそれに変えれば問題なし…でも大きさが問題かも知れないし…
|.。oO(難しいですねw -4.5~+5.0だと中点が+0.25Vになっちゃうんですよ。しかも負荷に電流を流すとき、
マイナス側に振れて出力電流が増えると電圧低下が大きくなって、結果オフセットが増えてしまうので
あまり大きなスイングでは使えなくなってしまうという問題が…どれくらいのスイングで負荷にどれだけの
電流を流すかで決まってくるのですが。もちろん歪みがどれだけ許容されるかも問題ですが、ICの性能を
かなり貶める使い方のように思います。無論、それで問題ないケースもあるので余計に何とも言えないのですよ)