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■2004/02/23 (月) 中村修二の「盗作パクリ論文」
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(中略)しかるに、この二つの段階のブレイクスルーは、中村の手ではなされていない。
その二つの段階のブレイクスルーに貢献した技術者は、中村の部下として研究開発に
励んでいた日亜化学の若い技術者たち、I氏とN氏である。
中村は、部下の「アニールP型化現象」に関する研究開発を最初は無視していた。
しかし、部下の研究開発が次第に成果をあげはじめると、そのデータをひそかにかき
集め、「中村修二」名義で論文として発表してしまう。実は、この「盗作パクリ論文」
こそが中村修二の研究業績として高い評価を受け、数々の賞(仁科科学賞など)を受賞
することになった論文だ。そしてこれを契機に、中村の名前は、「青色発光ダイオード」
を会社の指令を無視してまでも単独で開発した技術者として一人歩きを始める。
さて、中村は、自分の開発した「ツーフローMOCVDC装置」の段階が一番大事なブレイ
クスルーだったと言っている。だが、それもあやしい。ツーフローの技術は、当時でも
業界ではすでに半ば公認されていた知識・技術であって、しかもまだ不完全なもので
あった。したがって現在、ツーフロー方式を採用している会社は、日亜化学やクリー社
をはじめとしてどこにもない。今や、いやすでに早くからほとんど役にも立たなくなっ
ている「404特許」だけで、「200億」の対価とは…。裁判官も冗談が過ぎる。
しかも、中村は、日亜化学のライバル会社である米国クリー社との間であやしい裏取引
をしていた。つまり中村は、「404特許訴訟」を起こすにあたってクリー社から、7万株
のストップオクションの提供を受け、さらに裁判費用全額肩代わりという契約も結んで
いた。なぜ、そんな密約が必要だったのか。(