03/11/10 00:30
>>132
研究者の夢を奪うような話でもうしわけないが、
今回の訴訟で、中村さん、割に合わないことやってるねぇ。。。。というのが、冷めた特許屋の見方。
中間判決での鉛筆書きのサインのことじゃなくって、トータル収支のお話。
日亜の売り上げの数%に、特許発明の貢献割合などを掛けて、だいたい数億が相場。
その金額から、中村さんの給料(基本給UP分)や特許維持費用(国内1件100万が相場)、
弁護士費用、印紙代、それにそれにと払っていくと、大赤字というのが、日本の裁判制度の相場でつ。
しかも、弁護士の口車に乗せられて、訴訟金額を倍々プッシュして、
100億になったから、訴訟の印紙代だけで数億かかってる筈。
日亜も中村さんも大損で、国(裁判所)と双方の弁護士丸儲けっていうのが、相場でつ。
でも、こういうことする人がいないと、いつまでも技術者の給料って上がらず、
経営者には特許1本=図書券1枚、論文書くより製品作れレベルの発想しかないから、
たまにはこういう刺激がないと、いつまでたっても、日本の研究者は報われないのかも。。。