10/02/23 22:38:16
たぶん、O-H結合に酸素の2s軌道の関与はなく(つまり2s軌道と2p軌道が混成軌道を形成した上で
その軌道から電子が水素の1s軌道に供与されるのではなく)、2p軌道の電子だけが水素の1s軌道に
供与されるということが言いたいのではないかと思う。
理由は混成軌道を形成するには、酸素の2s軌道と2p軌道が離れすぎているから。
もし完全なsp3混成をするとすればH-O-H角は109°28′になるが、それが104°31′に狭まっているのは
非共有電子対と結合が反発しているから、という説明は正しくない、と主張している。
p軌道でO-H結合ができているとすればH-O-H角は90°にならなければいけないが、むしろそれが
104°31′に広がっていると考えるべきで、それは結合間の反発による、と解釈すべきと言っている。
・・じゃないか、と思うけど。
(後略)部分に何が書いてあるかにもよるけどなー