08/11/05 02:06:43
バイプロにこだわるのはむしろ反応屋の方でしょ。
収率にこだわらないなら合成屋はモノが手早く取れればそれでおk
776:あるケミストさん
08/11/05 02:15:02
>>775
反応屋が大変なのは極たまに妙なことが起きたときと、
解析がうまくできてないはじめのときくらい。
一回目的物やらなにやらがきまっちゃうとしばらくはルーチン。
てかカラムもやんなくなるなw
777:あるケミストさん
08/11/05 10:24:17
774の言う通り合成と反応の違いだろ
合成屋とくに天然物合成でバイプロがいっぱい取れるような反応は致命傷
スピード命だからな
>>770なんかは反応屋なんだろうな
まるですべての反応が勝負みたいな書き方だわ
>>771
天然物やってる人なら誰でも知ってるような複雑な化合物をやってるけど?
世界の有名研でも50ステップくらいかかってる奴
合成屋なんて、毎回分ける必要なんてないからな
分けるの難しかったら次の反応やってから分けたらいいだろ
778:あるケミストさん
08/11/05 16:27:01
っていうか、まだ手作業で反応やってんのかよ(爆笑
779:あるケミストさん
08/11/05 18:31:55
(爆笑)とか書いてる奴まだいると思わなかったw
40歳過ぎとかなんかな?
780:あるケミストさん
08/11/05 19:28:06
>>777
アザジラクチンとみた
781:あるケミストさん
08/11/06 03:02:47
>>780
違うとだけ言っておくが、特定されるのでこれ以上言わない
でも、まぁアザジラクチンよりは少なくとも難しいと思うわ
782:あるケミストさん
08/11/06 03:12:37
アザジラクチンは窒素入ってないから俺のターゲットより簡単と思ったけど、
難しいみたいだなw
アザジラクチンより少なくとも難しいて言うのは取り消すわ
783:あるケミストさん
08/11/06 03:19:05
N含んでないのにazaとはいかに?
784:あるケミストさん
08/11/06 04:19:27
酸クロライドが入っている有機相を分液すると
必ずエマるんだけど、エマらなくするにはどうすればいいの?
785:あるケミストさん
08/11/06 05:10:46
>>784
そんな経験ないわw
なんで分液しないといけないんだ?
てか、酸クロは目的生成物なのか、それとも原料ってこと?
塩基性水溶液で、ジクロロ、ベンゼンなんかを使うとエマるな
あと、金属が入ってるとちゃんと二層にならないことが多いな
エマった時の俺の対処法は、塩を入れる、酸性にする、メタノールを少し入れる、
濾過するなどケースバイケースだな
786:あるケミストさん
08/11/06 08:43:30
合成屋じゃないのに横からアレだが
超遠心かけるって手もあるぞw
787:あるケミストさん
08/11/06 09:50:57
遠心かけてもいいが、超はいらん。
>>785
アホか。酸クロが目的物だったら、分液するバカいない。
788:あるケミストさん
08/11/06 10:09:42
ま、待て。
有機相-有機相の分液かもしれないじゃないか・・・
789:785
08/11/06 10:42:40
>>787
おれも788のつもりで聞いたんだけど、
バカには有機層同士の抽出なんて思いつかなかったんだなw
790:あるケミストさん
08/11/06 10:51:44
少し抽出溶媒を重層して静置する
エマルジョンの平衡が崩れて上手く分離することあるよ
791:あるケミストさん
08/11/06 11:00:33
>塩基性水溶液で、ジクロロ、ベンゼンなんかを使うとエマるな
ふーん。
負け惜しみって、かっこ悪いわぁ
792:あるケミストさん
08/11/06 11:22:54
なんか醜いやつがいるなw
793:あるケミストさん
08/11/06 12:58:17
酸クロが入っているなら、分液前にクエンチしとけよ。
加水分解で生じる塩化水素でえらいことになるぞ、と流れを読まずにマジレス。
794:あるケミストさん
08/11/06 13:10:15
>酸クロライドが入っている有機相を分液
なんだから、水は加えてないんじゃないのか?
水なんか入れたら酸クロつぶれるだろ
この表現なら、酸クロが存在できる有機層同士の抽出を普通想像するだろ?
795:あるケミストさん
08/11/06 13:26:17
長年有機化学をやっておりますが、有機層有機層の分液はやったことがございません。
文献的にもフルオラス溶媒以外は見たことがございません。
後学のために、どういう溶媒で、どういう目的でやるんだか、教えていただけないでしょうか。
796:あるケミストさん
08/11/06 13:54:32
>>795
おれは、酸クロ作るのに使ったDMFなんかと、溶解性の高い酸クロなんかを
ジクロロヘキサンで分けたいのかと思ったんだけど?
797:あるケミストさん
08/11/06 13:55:58
あ、あんた、酸クロ作る溶媒にDMF使うんか?
798:あるケミストさん
08/11/06 14:07:32
触媒として1,2滴ぐらい入れたりするよね。DMFは。
溶媒として使う奴はいないと思うが。
799:あるケミストさん
08/11/06 14:21:17
>>797
難容性の化合物の場合は使うよ
論文読めよw
俺は、溶媒に使ったことないけどな
それでも、普通に溶媒飛ばしてもDMFは残る
だから無水トルエンなんかと供沸させる
まぁ、天然物合成なんかは小スケールでやるから、1滴のDMFも気になるんだわ
まだ文句あるか?
800:あるケミストさん
08/11/06 14:27:32
DMFがトルエンと共沸すると思っているバカ発見!
801:あるケミストさん
08/11/06 14:31:21
>>800
なんならその実験項さらそうか?
なんも知らないのはお前だわw
802:あるケミストさん
08/11/06 14:49:19
論文鵜呑みにしているおまえは無知。
803:あるケミストさん
08/11/06 14:51:38
>>802
おk わかったw
世の中に出回ってる論文も教科書も信じちゃだめだよなw
お前がすべてだよなw
お前を信じるよw
出来れば、DMFがトルエンと共沸しない理由を科学的根拠で教えてくれないか?
804:あるケミストさん
08/11/06 15:22:02
根拠はない。但し実験的事実はある。
DMFはトルエンと共沸混合物を作らない。メタノールと水が作らないが如し。
ACSのAzeotropic Data IIも知らねーやつが増えたな。
ってか、「共沸しない科学的根拠」ってのを求められるとは思わなかったw
805:あるケミストさん
08/11/06 15:50:46
共沸現象って化学工学の基礎中の基礎だから、気液相図っていうのは一般溶媒では
ほとんどありとあり得る組み合わせについて調べられている。
そのデータを一覧にしたのがAzeotropic Data IIという本だ。これはACSのシンポジア
シリーズの一冊で、今調べたら1962年の出版だが、何度も改版されているロングセラーだ。
2004年には別のデータブックが出ているみたいだけどね。
またオンラインでデータベースもあるようだから、調べてみるといい。
しかし、それ以前にDMFが共沸混合物を作らない(作りにくい)事は、常識である。
たまにキシレンで共沸した、という論文があるが、正確に言うとこれは共沸現象を利用した
ものではない。共沸はしないから、高沸点の溶媒と一緒に少しずつなくなるということも
あり得るが、トルエンではその効果も望み薄だ。
私は803みたいなリアクションをする合成屋がいるのを見ると、悲しくなる。
つまらないことで居直り、先人の知恵であるデータを集め、自然現象である反応から学ぶことを
やめれば、その化学者は何を喜びに生きるのだろう。ちょっと考えすぎだがね。
806:あるケミストさん
08/11/06 16:04:12
>>783
インドセンダンの学名由来。
で、学名の語源はペルシア語での自由の木Azad Dirakhtという名前かららしいので
窒素とは無関係。
807:あるケミストさん
08/11/06 16:20:50
ニームの木
808:あるケミストさん
08/11/06 16:27:31
>>805
DMFをトルエンで共沸して除去できた俺の実験結果をどう説明してくれるだ?
ごく普通にエバポレーターで2回共沸しただけだぞ。
809:あるケミストさん
08/11/06 16:47:49
DMFに限らないけど飛ばしにくい物って、
無水トルエンに溶かして濃縮したら、早く飛ぶよな
>>805
802 名前:あるケミストさん :2008/11/06(木) 14:49:19
論文鵜呑みにしているおまえは無知。
こんな時間に2chで化学を語ってる働かない化学者を見ると、悲しくなる。
810:あるケミストさん
08/11/06 16:50:49
>>808
気液相図の読み方を知ってるかな。
共沸しない溶媒を入れて濃縮(気化)することと、共沸現象を利用して留去することでは
本質的に違うんだよ。割り算と引き算ぐらい違う。
811:あるケミストさん
08/11/06 16:57:26
>810
教科書通りの説明しか出来ない阿呆がいるようだが
DMFはトルエン加えて蒸発させれば早く飛ぶと
なぜ言えないんだろう?
教科書通りの研究をするといい発見はできませんよ?
この時間に書き込んでるんだからNEETか学部生
かもしれませんが。またはJACSすら載せれない
無能君かな?
812:あるケミストさん
08/11/06 17:03:58
>>811
元々810は、有機層同士の抽出も知らない、
酸クロ作るのにDMFを使うことも知らない奴なんで無能なのは確かだと思う
この時間の大量カキコを見ても働いてないのが分かるw
せっかく話をすり替えたのになw
813:あるケミストさん
08/11/06 20:54:59
>>812
よう無職
814:あるケミストさん
08/11/06 21:11:12
>>806
thx!!
横槍だけど、親水性のない酸クロなら結構org-aq抽出できるみたいだね。
後輩がOL(うろ覚え)の実験項見ながら分液してたよ。
あと、T.P.Lohが確か水中で酸クロのアリル化反応報告してなかったっけ?
815:あるケミストさん
08/11/06 21:37:49
DMFとトルエンが共沸するとか言うバカがいると聞いてやってきました!
816:あるケミストさん
08/11/06 22:52:35
>>795
アセトニトリルとクロロベンゼンで分液したことある。
先輩にはTHF-水やアセトニトリル-水どころか
アセトン-水やメタノール-水で分液する人もいるぞw
817:あるケミストさん
08/11/06 22:53:44
>>794
酸クロって水に対して安定なことが多いぞ
ショッテン・バウマンの反応条件は知ってるよな?
818:あるケミストさん
08/11/06 23:10:32
>>816
相分離しなくね?
819:あるケミストさん
08/11/06 23:11:37
>>816
先輩は宇宙飛行士の方ですか?
820:あるケミストさん
08/11/06 23:48:15
THF-水は意外と使えるよね。
アセトン-水はありえねえ。
821:あるケミストさん
08/11/07 07:29:05
スマン、THF-水分液の時点で話に付いていけないんだが・・・。
そこにさらに水と混和しない有機溶媒を加えたり、水層に塩を加えたりして層分離させるってこと?
822:あるケミストさん
08/11/07 09:47:30
このスレには、本当に屁理屈をこねる奴が多いな。
元々の質問では、酸クロでアシル化したあとに水でクエンチして分液したんだろ。
アルカリで振れば、カルボン酸のナトリウム塩(すなわち石鹸)ができるから、
エマるのは当たり前。その対策は>>785にもあるようにケースバイケース。
>>817の言うように酸クロって水には意外と安定だから、分解が不完全だと
分液操作の間でじわじわ分解して操作を妨害する。
何が有機層同士の分配とかDMFの共沸なんだか。
823:あるケミストさん
08/11/07 10:06:15
否定とかじゃなくて、素直に疑問なんだけど
そんなに酸クロて安定なのか?
基本不安定で、化合物によっては安定なのもたまにあるレベルなのか?
>>817
その反応条件だと、酸クロの安定性はわからないんじゃね?
824:あるケミストさん
08/11/07 10:07:21
いくらなんでもTHF-水は無理だろ。
ただ、THF+酢エチと水ならもちろん可能で、酢エチだけだと抽出できなかったものが抽出できたことがある。
レアケースだろうけどね。
825:あるケミストさん
08/11/07 10:16:03
>>824
THFと水は完全に混ざらないだろ
たぶん、THFが保有できる水は3割程度だったと思う
ゆえに、可能だと思う
どんだけ優れてるかは知らん
826:あるケミストさん
08/11/07 10:41:59
THFと水は完全混和だが、水側に少しの塩が溶けていたりする程度で
かなり容易に分離する。
クエンチで塩化アンモニウム水とか重曹水を使えば大抵綺麗に
分離するので抽出に使うことも可能。
827:あるケミストさん
08/11/07 11:10:34
とりあえず溶媒のTHFはエバポで飛ばしてから
酢エチ/水あたりで分液するのが確実かつ簡単では?
828:あるケミストさん
08/11/07 11:17:51
過剰の酸クロをアンモニア水で潰して、エーテルで振る。
829:あるケミストさん
08/11/07 21:19:07
>>823
アリール系は割と安定じゃん
830:LEMONeeed
08/11/10 00:51:49
★質問させて下さい。
A~Dは何か?
化合物A~Dは炭素、水素、酸素のみからなるベンゼン環を1つ持つ。
A~Cは一置換体、Dは二置換体。
BはC8H10、CはC7H8O、DはC8H82である。
A,C,Dは水にわずかに溶けるが、Bは溶けない。
AとDはNaOHaqに溶け、Dは炭酸Naaqにも溶解する。
Aは塩化鉄(Ⅲ)水溶液と混合すると、呈色した。
また、A,C,Dは金属Naと反応し水素発生。
831:カラム
08/11/10 01:10:37
ワークアップの操作が有機合成では、一番手間がかかると思います。
反応かけるときは、試薬や溶媒をまぜるだけ、
まあ、脱水させたり、脱気条件でしたり整えたり、
試薬が空気に触れないように注意したりもしますが、結局は混ぜるだけ。
だけど、ワークアップは操作がいろいろいります。
中和したり、分液したり、中でもカラムが一番手間がかかります。
カラムを早く終わらせる方法、技術ってどんなのがありますか?
まずは、展開溶媒を決めることだと思いますが。
得られたものをTLCで展開溶媒にする溶媒や比率を変えて試してみる。
副生成物があると、あまり極性はあげられないし。
極性をあげると、結局不純物まで一緒に出てくることが多々あります。
次に、試験管でとるかどうか。基本は試験管でとりますが、モノが出始めてきたら、
思い切って、ビーカーなどで受けたほうがいいのかなって。その際に、TLCでモノがでつづけているかTLCであげないで、そのままチェック。
あと、うちは、モノをカラムにかける前にシリカに吸着させて、サラサラにして、
カラム菅にいれておこないます。
だから、カラムの太さも太いほうが層があつくならずにいい。
だいたいではじめの初めは、ごみがでてきますが、一応それもまとめてとっておき、モノがではじめたら、
集めて、どんどんエバポにかけますが。
なんか留意点とかありますかね。
みなさんどうやっていますか。
832:あるケミストさん
08/11/10 01:31:02
>>831
ここは釣り堀ではありませんので、速やかにお帰り下さい
833:あるケミストさん
08/11/10 07:19:15
チョト前のレス見ろよ
まずはフラッシュか、オープンで話は変わる
834:あるケミストさん
08/11/10 08:31:37
>>831
ちゃんとTLCで条件を詰めれば
どのフラクションに目的物が出るかは計算できる
835:あるケミストさん
08/11/10 12:50:48
URLリンク(i2.atura.ws)
カルボラン酸こそ酸の王に相応しい、
地球上で最も強力で、そして美しい酸である。
836:あるケミストさん
08/11/10 17:53:32
TLCの予想通りにモノが出るなんて幸せな化合物ですね。
837:あるケミストさん
08/11/10 18:08:04
>>836
予想もできないのにカラムかけるなんて、能力なさすぎですねw
やめたら?
時間の無駄だわ
838:あるケミストさん
08/11/10 21:04:09
予想だけなら猿でもできる
>>831
こちらも参考に
カラムの立て方
スレリンク(bake板)
839:あるケミストさん
08/11/12 00:34:32
△Rf≦0.1で、普通のフラッシュクロマトだとだいたい何やっても分取できなかったから中圧試そうと思ってるんだけど…
一応最適流速とフラクションサイズは過去のデータで分かったんだけど、モノの最適Rf値ってどれくらいだろう。
もしくはテクニック面の教科書的な書籍ないかなー。
840:あるケミストさん
08/11/12 18:46:23
>>839
どういう条件かわからんからなんともいえないけど、
分かれないものは分かれないと思う。
「だいたい何やっても」ということは溶媒の検討も済としたら
中圧にいくよりもシリカを変えたらどうだろう。
金さえあるなら逆相という手もあるしな。
841:あるケミストさん
08/11/12 19:07:13
そういうもんは、ゲル濾過で精製しろ。
842:あるケミストさん
08/11/13 00:22:41
>>839
フラッシュでダメなら中圧もダメ
どちらもモードがシリカゲルの順相ならほとんど違いが無い。
Rfは0.3未満が一般的。
Rfの逆数がカラム容積(Column volume)に対する溶媒量になる。
Rf0.33ならCV3流せばモノが出てくる。
チャージする量は不純物との分離度合いによる。
不純物が離れていれば溶ける限りたくさんチャージできる。
多段階合成ならココで分けなくても次工程のほうが簡単に別れることもある
(最終工程に近い場合はどこまでに精製しなければいけないか考えておく)
843:あるケミストさん
08/11/13 00:54:44
>>842
俺840だけど >>839 は「ΔRf」って言ってるから
目的物とバイプロのRfの差が0.1以下で困ってる話じゃまいか?
ΔRf=0.1なら無理じゃないけどそれ未満だと他の方法考えたほうが
建設的だよね?
844:あるケミストさん
08/11/13 01:15:23
839です。みんなありがとー。
>>840-842
逆相かー。その発想はなかった。少量で試してみるかなあ。
順相で分かれないやつが逆相で分かれることってあるの?それとも何か変える的な意味?
理屈があるんだったら個人的な興味でぜひ知りたいです。
先端は3stepくらい先に行ってるがむしろ1spotになってしまった。
でもNMRにはちゃんと2つとも写ってるんだよなー。
ともかく、いろいろありがとうございます。
逆相はやりすぎるとブツブツ文句言われるから、とりあえずもちっと細かいメッシュのやつ探してみる。
845:あるケミストさん
08/11/13 03:25:39
分取用TLCで分けたらダメなんか?
846:あるケミストさん
08/11/13 08:32:11
>>841は逆相ではなくsize exclusion chromatographyのことを言ってるんじゃないのか?
ただ、UVで確認できるなら俺も分取TLCで十分だと思う。
844のレスから察するところ、分取にはあまり詳しくないようだが…
847:あるケミストさん
08/11/13 20:15:42
>>844
順相と逆相では分離原理が異なるから
単純に逆の関係とならない場合も多い
とりあえず、LC-MSを取ってみることを勧める
848:あるケミストさん
08/11/13 20:25:19
敢えてGPC
849:あるケミストさん
08/11/13 23:04:28
ゲルろ過もいいね、たとえばセファデックス。
シリカなどの吸着とは全く異なる分離モード。
錯体やイオンペアの違いでも分けることが出来る。
GPCとも違うモードだから比較的低分子でも分離可能。
クロロホルムやメタノールも使える(LH-20)。
再生も可能だが、保管が面倒(でも使い捨てに出来る価格じゃない)
そうそう、シリカゲルはメッシュじゃなくて細孔径の違うものか酸性度の違うやつを試せよ。
細孔径が違うとサイズ排除モードが効いて来るので分離できることがある。
最終的にはアフィニティクロマト。これ最強だが素人にはオススメしない。
850:あるケミストさん
08/11/14 00:35:50
研究室でフラッシュカラム用って書いてあるシリカを見つけたんですが、粒径分布40-100μmとあります。
これってフラッシュに使うにはちょっと分離能悪すぎて使えない?
4, 50μm前後であんまり分布がないのがフラッシュ用というイメージだったんですが。
851:あるケミストさん
08/11/14 00:43:55
>>850
古い規格の製品にはそんぐらいのはよくあるんじゃね。
そりゃ粒径分布が狭くて球形でロット差がなくて・・ってのが理想だけど
コストとか時間とかとトレードオフだしまあ。
500gのビンで出てきたぐらいならさっさと捨てて新しいの買ったほうが
いいとは思うけどな。ペール缶で出てきたならすこし考えるが。
852:あるケミストさん
08/11/14 23:52:40
★質問があります。
どなたか教えて下さい。お願いします。
ベンゼンに(-CH2OH)が付いたものを酸化すると化合物Aが得られる。
Aはアンモニア性硝酸銀水溶液を還元する。
さらに、Aを酸化するとBが得られる。
AとBは何?
853:あるケミストさん
08/11/15 00:23:58
また宿題か
854:あるケミストさん
08/11/15 00:35:46
命名法くらい勉強しろ
フェニルメタノールくらいすぐ出てこないようじゃ
研究室言ったときに苦労するぞ
855:あるケミストさん
08/11/15 00:44:46
ベンジルアルコールっていわね
856:あるケミストさん
08/11/15 00:55:13
>>855
君には宿題丸投げスレの方が合ってるんじゃね
857:あるケミストさん
08/11/15 01:01:17
アルコール→酸化→アルデヒド→酸化→カルボン酸
858:あるケミストさん
08/11/16 00:42:19
844です。結局中圧でゲル長くして圧あげてごり押しで分離はできました。
2つのモノはいわゆるエナンチオマー?だったんだけどアフィニティカラムで分けられるの!?
TLCの板分けはモノにUV吸収がないので1Step挟んで何か付けるか考えてた。その1Stepで様子が変わってたかもしれないが。
ゲル濾過はモードが違うとTLCと同じような分離が見られるか不安だったので避けました。
逆相もTLCでしか見てないですが、これも1Spotに…
ともかく、これまでTLCで分かれてるのにフラッシュで分けられないものなんてなかったので、単離の知識については相当勉強不足だったと実感しました。
皆さんありがとうございます。
859:あるケミストさん
08/11/16 01:04:31
エナンチオマーじゃなくてジアステレオマーだよな?
860:あるケミストさん
08/11/19 16:06:16
いろいろと駄目だろこいつw
861:あるケミストさん
08/11/20 12:24:52
HMDS+NaH→
で,HMDS-Naは、出来る?
862:あるケミストさん
08/11/21 21:18:42
2-メトキシトロポン誘導体を2-アミノにしようと思ってアンモニア-エタノールで120℃で加熱したんだけど、多成分になって分離ができなかった
温度が高すぎたのかそれとも、エタノールよりもメタノールの方がよかった?
他の部位に反応するとはあんまり考えられないんだけど
カルボニルへ電子をかなり押し込んでいるような状態です
863:あるケミストさん
08/11/22 00:21:09
>>862
カルボニルの電子密度が高い状態です
864:あるケミストさん
08/11/24 20:41:03
質問です。
アミノ酸部位をもったCOOH基と芳香族アミンのNH2基とをカップリングさせ
ようとしているのですが、縮合剤はEDCとHOBtで大丈夫でしょうか?
865:あるケミストさん
08/11/24 20:43:23
>>864
つSciFinder
866:あるケミストさん
08/11/24 21:26:40
>>865
何でもかんでもSciFinderで調べればいいと思ったら、大間違いだ。
SciFinderはある程度調べてから、ツメるために使ったほうがいい。
まずはその辺の教科書を見て、近い実験例を探せ。
でも俺は親切だから教えちゃう。
EDC 1.0 eq, HOBt 2.0 eq, DIEA 1.0 eq(EDCが塩酸塩だったら2 eq), 溶媒は溶ければ塩メチ、駄目ならDMF
室温30分でTLC見れ。途中で反応が止まったら、DIEAを1 eq足せ。
867:あるケミストさん
08/11/24 21:36:16
俺はとりあえずモノが作りたいならSciFinderで調べちゃうなあ。
あんまよくないのかね。
868:あるケミストさん
08/11/24 21:52:40
企業だとscifinderめちゃくちゃ高いから自由に使うのは無理
869:あるケミストさん
08/11/24 22:05:39
>>868
うちの会社だと一回検索すると数万とかざらにかかる。
でも、従量制でない大学等の研究機関なら、どんどん使わないとむしろ損だな。
870:あるケミストさん
08/11/24 23:20:59
もちろん、既知物かもしれないものを作るんだったら、SciFinderを引く。
だけど、反応を探すときにはSciFinderに頼りすぎるのは、どんなもんですかねー
871:あるケミストさん
08/11/24 23:35:15
Org.syn開けよ
872:あるケミストさん
08/11/24 23:56:45
定期的にScifinderの話題出るなw
毎回釣られすぎ。
大学と企業の温度差が・・・
873:あるケミストさん
08/11/25 07:28:44
会社じゃ、なんでもSciFinder世代の若手に、それだけ困っているということだろう。
874:あるケミストさん
08/11/25 09:05:04
pyrrolidineと3-cyclohexene-1-oneでエナミンを作った後、何か努力をしたら芳香環ができたりしますか?
水素2つを抜くのは大変ですよね?
875:あるケミストさん
08/11/25 09:40:23
その辺に放置しとけば、空気酸化されんじゃね?
それか、二酸化マンガンで処理するとか。
876:あるケミストさん
08/11/25 18:41:53
素人の解答厳禁
877:あるケミストさん
08/11/25 21:57:27
プロって何だよw
教授レベルじゃなきゃダメなのか?
878:あるケミストさん
08/11/25 22:33:52
>874
講談社のへテロ環化合物の本を読め
あるいはOSをブラウズ。
芳香環化するなら濃硝酸とかだろうな
879:875
08/11/25 22:46:10
>>876
あれっ、本気で書いたのになー
880:874
08/11/26 03:48:07
>>875,878
ありがとうございます。
私は有機合成化学の素人で、大学院試験レベルの有機化学しか知りません。
目標としてはエナミンを経由してベンゼン環にピロリジンがくっついたものが作りたいのです。
しかも比較的簡単な条件で(強烈な塩基を使いたくない)。
さらに芳香族系の有機溶媒を使いたいです。
やはりこの条件だとベンゼン環を作るのは無理ですよね?
881:あるケミストさん
08/11/26 05:59:19
50mgだとか10mgだとか小さいスケールで反応をかけるとうまく再現性がだせません・・・。
上手く再現性を出すには、
・試薬の量を正確に測る
・試薬を入れるとき壁につかないようにする
ほかに気をつけることってありますか?
882:あるケミストさん
08/11/26 07:43:12
>>881
小さいスケールのときだけ?
容器の水分、窒素置換
883:あるケミストさん
08/11/26 17:40:45
標準状態で5.6Lのアンモニアを水に溶かし250mlにしたとき、この水溶液の10mlを中和するのに必要な0.10mol/Lの塩酸は何mlか?
解説もできればよろしくお願いします。
884:あるケミストさん
08/11/26 18:59:41
【解説】放尿プレイ対吐瀉物プレイで、吐瀉物プレイの勝ち。
885:881
08/11/26 23:58:33
>>882
まだ実験始めたばかりなので、大スケールではやったことがなく、
同じ反応を50mgでかけたり、100mgでかけたりしています。
ソジウムハイドライドを使ってベンジル化をする反応なのですが、
収率が55~80とかなり幅が出てしまいます。
886:あるケミストさん
08/11/27 00:39:38
>>885
問題はどこにあるかだ。
TLC、NMRで原料は残ってるか、
原料の構造によるが、バイプロはできてないか。
できればもうちょい詳しい条件かいたほうがいいかな。
試薬の等量とか。
887:あるケミストさん
08/11/27 00:43:35
自分で炭酸飲料つくって飲んでみたい
コーラとか
888:あるケミストさん
08/11/27 01:15:08
NaHは使用前に洗ってんのか?
889:あるケミストさん
08/11/27 04:41:41
反応後クルードでNMRとってみてはどうでしょうか?
結構積分値からだいたいの収率が出せる。
反応数回試してみてクルードNMRを比べて、値がばらばらであれば、
反応自体を見直さなきゃ行けないけど、ほぼ同じなら反応後の単離などの
操作が下手くそだってこと。
めんどいかもだけどクルードNMRから得られる情報って意外に役に立ちますよね・・・
890:あるケミストさん
08/11/27 07:40:02
>>886,888,889
こういう風に自分のやっている実験のどこに問題があるのか、考える学生が
最近めっきり減った・・・
すぐに新しい試薬を買いたがる。その試薬がまた、反応性がいいもんだから
粗雑な条件でも行くんだよな。
こういう場合だったら、ベンジルをすぐに諦める。それですぐにシリルに変える。
ここで教えている人は意外にいい年だろ。そんな気がする。
891:あるケミストさん
08/11/27 07:45:28
残念ながらM1です
892:881
08/11/27 08:00:31
みなさんありがとうございます。
>>886
NaHは1.3等量、ブロマイドも1.3等量使っています。反応が終わるまで
8時間かかります。NMRはクルードではとらずにカラムを終えてしまったの
ですが、反応収量時のTLCでは原料は消失、バイプロが1割程度複数ありました。
反応部位が結構込み合っている基質を使っているのですが、そういう構造が
バイプロの生成に関係してくるのでしょうか?
>>888
NaHはヘキサンで洗ってます。ただ、回収の時にNaHもすってしまうのが
嫌なのでヘキサンは結構残しています。
>>889
ありがとうございます。次からクルードのNMRもとってみることにします。
>>890
シリルについてもよく検討してみることにします。
893:888
08/11/27 08:31:31
>>890
30前のポスドクです
>>892
ヘキサン残してたら正確に当量量れないだろ
TBAIを添加してみたら上手く行ったり行かなかったり
894:あるケミストさん
08/11/27 12:33:13
IS入れてクルードNMRとるべし
単離の腕を知るのにも丁度いい。
895:あるケミストさん
08/11/27 23:08:10
NaHである必要あるのかな
他の塩基試してみ。
50%も得られるなら嵩高さは関係ないよ。
きっちりアニオン発生させれば収率も安定するはず
そうすれば過剰な試薬も減らしてバイプロなくなるかも
896:881
08/11/27 23:52:10
>>893
すみません忘れていましたが、TBAIは0.1当量いれました。
ヘキサンを残すと当量が計れないというのはどういうことでしょうか?
NaHのオイルを剥がすことができれば、系中に残っていても反応には影響ないと考えたのですが……
>>894
クルードも見てみることにします。ISとは何でしょうか?
>>895
塩基については何も考えてませんでした・・・・。
アルコールのベンジル化なので、NaHが常套手段だろうと思ったのですが、
もっと反応性の低い塩基の方が良いのでしょうか?
897:あるケミストさん
08/11/27 23:56:52
和光のNaHって純度表記ざっくりしすぎだよな?50-60%だっけ?
それとも皆別のメーカーの使ってる?
898:あるケミストさん
08/11/28 00:03:33
うちはNacalaiだったな
899:あるケミストさん
08/11/28 00:23:31
今北。
>>881 氏
ISは多分内標準のことを言いたいんだろうと思われ。
Internal Standardね。
塩基は例えば炭カリでもいけるぜ多分。
NaHは強力だしなんでも行くけど結構あらぬところを引き抜いてたりする。
てか、正確に当量で仕込まなくちゃならないとか仕込みが1molとかならまだしも
mgスケールでカラム処理が前提ならNaH洗う必要なくね?
まさかとは思うけどそのスケールで洗ビンからHexaneだしてないよな?
900:あるケミストさん
08/11/28 01:18:20
>>896
市販の50-60%で計算してるわけだな?
それでヘキサンで洗って反応に加えてると…
不均一なんでかなり誤差があると思う
俺が言いたいのは、ヘキサンでオイルを取り除いてから完全に乾燥させる
それから重さを測って反応に加えるということ
>>899
収率がばらつくということなんで、ちゃんと当量切れば?って思ったわけ
俺も普段は洗わない
まぁ他の塩基使うのも手だわな
901:あるケミストさん
08/11/28 01:19:43
エステルをDIBALで還元して、アルデヒドにしたいのですが、
このとき、反応温度は、かなり注意を要しますかね?
アルデヒド自体が不安定なので、0度から
室温でやっても壊れてしまって、できない。
ただ、文献ではー78度で5時間くらい攪拌とあるのですが、
うちは恒温層がー30℃までしかならずできない。
だから、ヘキサンに液窒を加えて、-80度くらいを保つ。
それをずっとみるしかないのでしょうか。
DIBALを2当量以上入れてしまうと、アルコールになってしまいますし。
反応系は炭素鎖が4つのアルキル差の末端に、エステルとブロモがついたものです。
902:あるケミストさん
08/11/28 01:45:09
>>901
普通にドライアイスアセトンで冷やせばよくね。
5時間だと保つの面倒かもしれんがちゃんとドライアイス足せば問題ない。
もしくはアルコールまで還元してからPDCとかで酸化するとかは?
903:あるケミストさん
08/11/28 01:51:06
ああその原料だとアルコールにすると巻いちゃうのか。
904:あるケミストさん
08/11/28 07:48:58
NaH、私は基本的に洗うな。後処理しようとして油滴が見えたりすると、鬱になる。
それから、和光だから純度が甘い、という訳じゃないぜ。あんなもん、本当の製造元は
限られてて、試薬会社は瓶詰めして検査しているだけ。どこのメーカーでも純度範囲は
そんなもんで、幅を書くか書かないかにポリシーがあるだけ。
基本的には60%ぐらいあるはず。
DIBAL、ー30度でやりたかったら、1時間ぐらいかけて滴下してみるんだな。
905:あるケミストさん
08/11/28 08:25:07
-78oCはドライアイス3kgで12時間は維持出来る。不安だったら4,5kg買っとけば良い。-80oCまで下げる恒温槽もあるが、ドライアイスアセトンは基本だから経験しといた方が良い。
アルデヒドの合成はオゾン分解とかSwernとかの選択肢も頭に入れておいた方がよい。
906:あるケミストさん
08/11/28 23:59:58
>>901
懐かしいな。俺も昔よくやったよ。5時間も回したことはないけど。
基質によってはどんなに注意深くやってもうまくいかないよ。
温度は当然-78℃な。
ちなみにこんな文献があったのを思い出した。俺は試したことないけど面白いかも?
doi:10.1016/j.tetlet.2007.05.091
907:あるケミストさん
08/11/29 11:59:13
>906
こういdoiってあるのはどうやって探すのですかね?
doiってそもそも意味は何なんですか?
908:あるケミストさん
08/11/29 12:00:15
>>907
URLリンク(www.google.co.jp)
909:あるケミストさん
08/11/29 12:26:26
激しくDOI
910:あるケミストさん
08/11/29 13:12:26
まったくDOIつもコイツも
911:あるケミストさん
08/11/29 13:36:14
そして忘れ去られるJOIであった・・・
912:あるケミストさん
08/11/29 16:58:35
無駄無駄いってんじゃねぇよ
913:881
08/11/29 23:52:35
>>900,899,904 とても参考になりました。
どうもありがとうございました。
914:あるケミストさん
08/11/30 12:40:24
>>901 DIBALは何溶液?あと反応溶媒は?塩化メチレン中でヘキサン溶液っていうのとトルエン中トルエン溶液っていう組み合わせがあるけど、基本的には後者のほうがアルデヒドで止めやすいよ。俺はこれでもダメなときはDIBAL還元諦めることが多いなぁ。