06/11/20 21:53:34 CneGDNc9
Q11:JAXAという名前がどうもいかんと思う。日本語で「弱さ」と読んでしまう。そ
れはさておき宇宙開発は、日本では産業利用が少ないと思う。もうひとつ、学生の理
工系離れを食い止めるためになにかできることはないか。
樋口:駄洒落で返しますとJAXAは「ヤクザ」とも読める。隣には川口さんのような
「ガクシャ」もいる。
川口:産業利用が少ないのはその通り。私は大陸間を結ぶ極超音速の航空宇宙機をや
るべきだと思っている。「宇宙開発のために」再利用できる宇宙機を作ろうという話
もあるが、それでは転がらない。地上間の輸送で宇宙を使うことになれば広範囲な分
野を引っ張っていくだろう。宇宙開発だからといって宇宙にしがみつくのではなくて、
もっとポリシードリブンな考え方があると思う。
樋口:JAXAの仕事には「航空」も含まれていて、研究開発に力が行きがちだが、宇宙
航空産業の発展も目標に掲げている。また昨年5月に宇宙教育センターを立ち上げた。
宇宙開発の成果を教育に活かしてもらうため、特に先生方にデータを提供する努力を
している。
Q12:官の民営化を進めているが、簡易保険に入っていると人間ドックが半額になる
というのだが民営化でその特典がなくなった。なんでも民営化でいいのか。また収入
の少ないことが理系離れの原因になっているがどうか。(これもかなり支離滅裂)
樋口:官と民の配分は手探りしているところだ。
川口:これもポリシードリブンの政策が必要と思う。倹約するばかりでは負のスパイ
ラルになるので、投資していかなければならない。