06/08/03 17:50:36 jOnnvrhF
>>915
>ちなみに気象写真は、美しいものが結構ありますが、『レタッチ』などの画像処理は認められているのでしょうか?
>学術的な資料としては問題があるように思うのですが。
今回の写真がレタッチされているかどうかは板違いとおもいますので、専門家のいるスレッドでお願いします。
日本でよく見られる気象写真であからさまに合成した例は知りませんが、外国の事例は分かりません。
(絞りを絞ったり、フィルターを使っている例は当然あります)
ただ、気象衛星の写真はすべて画像変換されていますし、惑星観測にさいしては画像を強調することはざらです。
画像処理が学術的に資料として問題があるというのは、今回のケースに対しておっしゃっていると思われますが、
自然現象を解析する上で画像処理を行ったり、可視光以外の光線を利用したり、さまざまな事を行っていることを
念のために書いておきます。
また、竜巻などの特殊な現象を除いて、雲の写真が学術的に非常に意味を持つ例というのは聞いたことがありません。
雲の写真はアマチュアには人気がありますが、気象予測する場合は観望天気以外に雲の形は役に立ちません。
ここで問題になっている乳房雲はWMOの十種雲形に入っていません。副変種にはなっていますが、日本においては
記録の対象にはなっていないので地上気象観測原簿には一切残りません。
つまり乳房雲の写真というのは学術的にはその程度の存在といえることは確かです。