06/06/27 23:37:02 3laCMWu9
>>255
しばしば「大気との摩擦で高温になる」と説明されるが、その説明は適切ではない。
高速で物体が大気に突入すると、物体正面で大気が圧縮されて温度が上がる、というのが正しい。
身近な例で言うとディーゼルエンジン内部で空気が圧縮されると燃料が点火するほどの高温になるのがそれ。
また、理科の実験で長いピストンの底に綿を入れておいてピストンを急速に押し込むと綿が燃えるってのもそれ。
秒速数㌔~十数㌔という超高速で突入する物体の正面では、大気が猛烈に圧縮されて、
物体自身が熱せられて光るのが結局流星。