05/11/26 15:19:58 FI/xL59B
衛星軌道からのサンプルリターン自体は
H2A3号機で打ち上げられたUSERSミッション(経済産業省系)で成功している
USERSは衛星軌道の無重量環境下で合金サンプルを作成し
それをREM(ReEntry Module)ユニットで大気圏に再突入させ
太平洋側に着水させ回収している。
URLリンク(www.usef.or.jp)
■帰還・探索・回収手順
1.超電導材料製造実験を終了した後、帰還運用準備フェーズ に移行し、低下した軌道を上昇させ、待機させます。
2.タイミングを見計らって、帰還のための軌道離脱を行う宇宙空間における空域(コ ントロールボックス)を通る
位相回帰軌道(PRO)へ移行させます。
3.SEMとREMを分離させます。
4.RBMを点火し、REMは軌道を離脱します。
5.大気圏に再突入して、小笠原東方の公海上に着水します。
6.パラシュートを開傘減速着水し、フローテーションバッグ及びアペックスバッグに より海上にREVは浮遊します。
7.探索航空機によりGPSビーコン電波を捕え、その情報を回収船に伝え、回収し日本に持ち帰ります。
URLリンク(www.meti.go.jp)
USERS /REV の帰還・回収について
URLリンク(pcweb0.pc.mycom.co.jp)
NEDO・USEF、実験衛星の帰還・回収に日本で初めて成功
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)は30日、
「次世代型無人宇宙実験システム(USERS)」宇宙機の帰還・回収に成功した。衛星の軌道から地球への
帰還・回収に成功したのは日本初。
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はやぶさの計画もUSERSのデータは貰ってると思うので、それほど心配は無いと思う。