03/11/23 18:51
保守ついでにショートな文章でもドゾー
「ねぇ君、早くしないと学校に遅れちゃうよ?」
学校へ急ぐ俺に突然かけられた声。
声をたどって見上げれば、巨大な脚がそびえ立っている。
そして、俺を見下ろす女の子の顔。
「でも、しょうがないよね、男の子って、みんなちっちゃいから。学校まで行くのだって大変だよね。」
その女の子の顔は、可愛かった。
というか、その女の子は身体の全てにおいてパーフェクトだった。
細く長い脚の先には真っ白なパンツ、ミニにしたスカートの遥か上には、クリーム色のセーターとブラウスに隠れる二つのふくらみ。
栗色の髪の毛は、太陽でさらに茶色く俺の目には映っている。
「そうだ、あたしが君を、運んであげよっか?」
待望の言葉が来た。
これだから、遅刻ギリギリに家を出る価値があるっていうもんだ。
「ぜひ、頼むよ。」
俺は素直に答えた。
「クスッ、りょうかーい♪」
女の子は、長い脚を折り、しゃがみこむと、丁寧に俺を地面から拾い上げた。
そうしてまた立ち上がると、ブラウスの胸元を広げて、俺をそこに放り込んだ。
山の斜面のような肌が、俺を受け止める。
肌は柔らかくて、気持ちが良かった。
ブラウスの中は、甘い香りでいっぱいだった。
「ありがとう。」
「どういたしまして。」
女の子は、ニッコリ俺に微笑んで、歩き出した。
男はみんな、遅刻寸前に家を出る。
女の子もまた、その時間に。
運良く女の子につかまった男は女の子の胸に降ろされ、無事学校に着くのだ。
男にはその女の子に感謝の気持ちが出来て、女の子にはその男に愛着が出来る。
そして、彼氏と彼女の関係になれる…。
俺達もまた、きっと、そうなれるに違いない…。