06/12/10 22:24:23 XB1E8dCP
Torque Meter 「 Gnome Omega 」
URLリンク(www.enginehistory.org)
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この「 Gnome Omega 」の透視図から、シリンダーの頭部と、ピストン頭部中央とに、
「1シリンダー当たり2個」の、ポペットバルブ(キノコ形弁)の存在が見られます。
図の右方にある、気化器の取り付けを見て、エキセントリックシャフト(クランク状の軸)
がダクトとなり、ピストン頭部から吸気し、シリンダー頭部から排気する、現在では余り、
見られないタイプのエンジン形式のようですね。
また、エンジン前方に位置する「頭上弁を駆動するためのカム」を見ると、ギアにより、
「2分の1程度に減速」された駆動をしていることなどを考えると、どうもこのエンジンは、
「4サイクルで動く仕組み」に作られていると、考えられそうです。
ピストン頭部に付けられたポペットバルブは、燃焼ガスの圧力やピストンの動きに対し、
適度なウエイトによる「慣性の力」で、開閉の動作をするようですが、「4サイクル的」な、
間歇的な動きにも対応できるアイディアには、正直、感心させられるものがありました。
イメージ 「 Gnome engine 」
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