06/10/16 13:51:31 HmE+K1dc
>>280 > タービン第一段翼は作動気体のサイクル最高温度にほぼ等しい熱負荷を受ける
>>286 > 工学部出身者ならみんな教わってると思うよ
>>289 > 道理で、教科書的な書き込みだと思った、ょ。
ガスタービンの、「出力側タービン第一段翼」は、確かに、常に高温の燃焼ガスにさらされ、
ピストンエンジンのような、「吸気で冷やされるようなこと」も、有り得ないわけです。
そう言う意味では、最も過酷な環境で使われる部品であり、耐熱材料も必須で有りますが、
ガスタービンの性能は、必ずしも【 材料の耐熱温度のみに制限される 】と言うわけでもなく,
タービン翼の「冷却方法の技術進歩」により、ガスタービンの性能向上も可能なので有ります。
「 ガスタービンの熱工学的課題 」
URLリンク(www.jsme.or.jp)
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・ 図2は,TIT上昇を支えてきた冷却技術の進歩を示す。
・ 冷却構造の高度化と冷却空気流量比の増大によって冷却効率が上昇してきた。
・ 現在では,冷却空気流量のさらなる増大は出力低下を招くので,
・ より少ない冷却空気で効率よく冷やす冷却方式が求められている。
・ 図2中のトランスピレーション冷却はこの目的に適した冷却構造であるが,
・ 設計製作/加工技術の難しさ,構造強度の不足,
・ 冷却空気の目詰まりなど課題が多くて実用になっていない。