05/12/11 13:03:12 workDya4
>>135 > 外燃機関なきがす。
【 質問の元になった記事 】 Armoring of MBT( MBTの装甲 )
URLリンク(groups.google.co.jp)
【 上の元記事への質問記事 】
URLリンク(groups.google.co.jp)
内燃式の蒸気機関ってどういう構造をしているのですか?
特に疑問に思うのが,一般的に機械の分野だと内燃機関というのは,シリン
ダの中でガスを燃焼させるものを意味すると受け取るのが普通だと思います.
そういう受け取り方だと,「内燃方式の蒸気機関」というのはシリンダのなか
で蒸気を発生させるイメージを持ちますが違いますか?
【 質問に対する解答記事 】
URLリンク(groups.google.co.jp)
普通内燃機関というのは,ガスサイクルの中で燃焼が有るもの,
つまりガスサイクルの作動流体が燃焼ガスであるものをさすので
はないでしょうか?
でないとガスタービンが内燃機関でないという訳の判らないことに
なってしまいます.
ですが蒸気機関というと,まず一般的には理想サイクルとしてランキン
(クラウジウス)サイクルを持つものを意味するのでそのサイクル
内に気液の2相を持ち,液体の蒸発による体積膨張を利用する
形のものでなければ作動流体が蒸気であろうとも蒸気機関とは呼びません.
作動流体が蒸気でも蒸気機関と呼ばない例として,
水素を燃料とする水素ガスタービン等があります.
140:名無しさん@3周年
05/12/11 13:32:00 xOPeYy1Z
シリンダの外で燃やせば外燃機関とおもってました
ガスタービンはエンジン内部で燃やしてるから内燃
機関で問題ないような。まあいいや。
燃焼室と蒸気発生器が一緒だと設計が難しそうで
すね。
自分も蒸気機関作りたくてたまに妄想してます。
蒸気タービンで出力の一部を加給に使おうと思って
ます。
141: TAKE くん
05/12/11 14:41:43 TYK6eCN4
>>135 > シリンダ一体の内燃機関なら間欠燃焼になるような。
【 ガソリン機関の場合 】
空気と燃料の混合気 → 燃焼室内で圧縮 → 点火燃焼 → 燃焼ガス膨張
→ ピストン押し下げ → 排気工程でガス排気 → これの繰り返し。
【 蒸気機関車の場合 】
空気と燃料 → ボイラで燃焼 → 蒸気の発生 → 減圧弁(恐らく) → スライド弁
→ ピストン押し下げ → スライド弁に戻る → 蒸気のまま排出 → これの繰り返し。
【 魚雷の蒸気エンジン 】
圧縮空気と燃料と水 → 燃焼室で燃焼 → 蒸気発生 → スライド弁(恐らく)
→ ピストン押し下げ → 冷却して海水中に排気 → これの繰り返し。
【 今回の蒸気エンジン 】
空気 → 吸気ポンプで圧縮 → 燃料と水追加 → 燃焼室で燃焼 → 蒸気発生
→ ポペット弁 → ピストン押し下げ → 復水器 → 気水分離器 → 水は再利用
→ ガス成分は排気→ これの繰り返し。
燃焼を、一般的な蒸気エンジンの方式である「外燃式のボイラー」で行なっていたものを、
単に「燃焼室内で燃焼させる方式」に変えたエンジンと、考えれば良いだけのことですね。