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●2005/02/20 Sun
去年の暮れから、盛んに就職希望者の面接をしている。
「志望の動機は?」とか、「大学では何をしてました?」とか、
いろいろ質問したり、話を聞いたりするのだけれど、
採用するこちら側にとっては、実のところ、
彼らの答えなどには全く興味がない。
今までこんなバイトをして、これだけやってきましたとか、
僕はこれぐらいのやる気がありますとか、
まったく何か、勘違いをしているんじゃないかしら。
そんな言葉、口が達者ならサルでも言える。
採用する側としては彼らの実力など、全く期待してない。
彼らがどれだけ仕事ができるかなんてことには興味がない。
社会人でもない人のなかに、まだやってみもしていない人のなかに、
仕事のできる人を見つけられるなんて、夢にも思わない。
能力の秀でた、
仕事のできる人が採用されるのだと、
就職希望者たちは勘違いをしている。
ところが採用する企業側では、そんな人は求めてない。
私たちが彼らに求めて、
彼らの中からほしいと思っている人材は、
「馬鹿でいいから、言うこときくヤツ」なのです。
口達者なヤツや、我意の強いヤツ、プライドの高いヤツは要らない。
「ボク、上司の言うこと何でもききます!」って、
私なら、そんな人こそ即採用。
どこの部署でも、どこの会社でもほしがる人と思う。
そんな人には教えられるし、仕事を与えられる。
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