04/06/15 14:38
簡単だがネタを。何通りの証明があるかな?
正の数a,b,cに対して a^4 + b^4 + c^4 ≧ abc(a+b+c) を示せ。
195:KingMathematician ◆5lHaaEvFNc
04/06/15 15:11
[>>194]について、
普通に思いつくのが、解析学的な方法。
abc=0のときは、自明である。
以下、abc≠0とする。
a,b,cを-a,-b,-cに変えても左辺と右辺は変わらない。
だから、c>0を仮定してもよい。
a,b,cをka,kb,kc(k>0)にしても不等号は変わらない。
だから、c=1を仮定してよい。
f(a,b):=a^4+b^4-a*b*(a+b+1)
とする。
∂_{a}(f(a,b))=4a^3-2ab-b(b+1)
∂_{a}(f(a,b))=0をaについて解くと、大変なことに…。
196:132人目の素数さん
04/06/15 15:14
a^4+a^4+b^4+c^4>=4a^2bc
b,cも同様にして、加えると
4(a^4+b^4+c^4)>=4abc(a+b+c)
197:KingMathematician ◆5lHaaEvFNc
04/06/15 15:39
a^4+b^4-ab(a+b+1)
=(a+b)^4-4a^3b-4b^3a-6a^2b^2-ab(a+b+1)
=(a+b)^4-4ab(a^2+b^2)-6(ab)^2-ab(a+b+1)
=(a+b)^4-4ab((a+b)^2-2ab)-6(ab)^2-ab(a+b+1)
そして、(a+b)^2-4ab>=0より、ab<=(a+b)^2/4
さて、x=a+b,y=abとすると、
2y^2+(-4x^2-x-1)y+x^4,y<=x^2/4である。
平方完成(?)すると、
2(y-(4x^2+x+1)/4)^2+x^4-(4x^2+x+1)^2/8となる。
x^2/4<=(4x^2+x+1)/4は容易に分かる。
だから、y=x^2/4のとき、式が非負になればよい。
しかし…。
198:132人目の素数さん
04/06/15 16:25
kingって、結局できないのか。たいしたことないな。
分かってから書き込め! ウザイ!
199:KingMathematician ◆5lHaaEvFNc
04/06/15 16:48
失敗のデータは、本当は成功のデータと同じくらい重要なのだ。
失敗のデータは、ここで行き止まりだという情報を含んでいるからだ。
200:132人目の素数さん
04/06/15 16:49
がんばれKING!
201:132人目の素数さん
04/06/15 22:00
kingは荒らしてるだけか…、クズめ!
202:132人目の素数さん
04/06/15 22:24
不等式を制する者は解析を制す。
203:KingMathematician ◆5lHaaEvFNc
04/06/15 22:42
だれが荒らしていると?
204:132人目の素数さん
04/06/15 23:14
得るもののないレスが多い。
とくにキングマスかきのはな・・・
205:132人目の素数さん
04/06/16 03:30
ここ10レスで >>196だけか。
糞レスが多すぎ!
206:132人目の素数さん
04/06/16 04:12
>194 再掲
簡単だがネタを。何通りの証明があるかな?
正の数a,b,cに対して、次を示せ。
a^4 + b^4 + c^4 ≧ abc(a+b+c)
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ | 6通りかな
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
207:132人目の素数さん
04/06/16 04:13
(解1) 相加相乗平均による解法 (by 196 さん)
a^4+a^4+b^4+c^4 ≧ 4a^2bc
a^4+b^4+b^4+c^4 ≧ 4ab^2c
a^4+b^4+c^4+c^4 ≧ 4abc^2 を辺々加える。
(解2) 相加相乗平均による解法 (その2)
a^4+b^4+c^4
= (a^4+b^4)/2 + (b^4+c^4)/2 + (c^4+a^4)/2
≧ a^2b^2 + b^2c^2 + c^2a^2
= (a^2b^2+b^2c^2)/2 + (b^2c^2+c^2a^2)/2 + (c^2a^2+a^2b^2)/2
≧ab^2c + abc^2 + a^2bc
= abc(a+b+c)
208:132人目の素数さん
04/06/16 04:14
(解3) Cauchy-Schwarzの不等式と相加相乗平均による解法
(1^2+1^2+1^2)(a^4+b^4+c^4) ≧ (a^2+b^2+c^2)^2
(1^2+1^2+1^2)(a^2+b^2+c^2) ≧ (a+b+c)^2
(a+b+c)/3 ≧ (abc)^(1/3)
a^4+b^4+c^4
≧(a^2+b^2+c^2)^2/3
≧{(a+b+c)/3}^3*(a+b+c)
≧abc(a+b+c)
(解4) Jensenの不等式(凸不等式)と相加相乗平均による解法
f(x)=x^4は下に凸だから、{f(a)+f(b)+f(c)}/3 ≧ f((a+b+c)/3)
(a+b+c)/3 ≧ (abc)^(1/3)
(a^4+b^4+c^4)/3
≧((a+b+c)/3)^3*(a+b+c)/3
≧abc(a+b+c)/3
209:132人目の素数さん
04/06/16 04:15
(解5) Cebysevの不等式と相加相乗平均による解法
(a^4+b^4+c^4)/3
≧(a^3+b^3+c^3)/3*(a+b+c)/3
≧abc(a+b+c)/3
(解6) 差をとる。
(左辺)―(右辺)
= {a^2+(b+c)^2}(b-c)^2 + {b^2+(c+a)^2}(c-a)^2 + {c^2+(a+b)^2}(a-b)^2
≧0
210:132人目の素数さん
04/06/16 04:16
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ | >>196さんの証明が一番気に入ってる。
|::::: (● (● | ハァハァ、ン~モウ タマランッ!
ヽ::::... .ワ....ノ
211:132人目の素数さん
04/06/16 14:15
さすが不等式ヲタ
そこにシビれるあこがれる~ぅ!
212:132人目の素数さん
04/06/16 22:44
>>195
結局両辺を c^4 で割ってるだけだろ。
213:KingMathematician ◆5lHaaEvFNc
04/06/16 22:52
どうもおかしいと思ったら、1を足し忘れていた。
214:132人目の素数さん
04/06/16 22:58
kingは、ただの荒らし
放置推奨
215:linear PDE ◆O5M8Y2WWjk
04/06/16 22:59
変身忍者嵐
216:132人目の素数さん
04/06/17 00:41
居直り強盗
↓
217:132人目の素数さん
04/06/17 04:53
このスレも とうとう荒らしに目をつけられたか…
218:132人目の素数さん
04/06/17 08:05
>206-210
【定理】a_i>0 のとき、Σ[i=1,n] (a_i)^(n+1) ≧ G・Σ[i=1,n] a_i.
ここに G≡Π[i=1,n] a_i.
(解1)相加相乗平均による方法 (by [196])
[(a_j)^(n+1) +Σ[i=1,n] (a_i)^(n+1)]/(n+1) ≧ a_j・Π[i=1,n]a_i = G・a_j
j=1,・・・,n を辺辺加えて
Σ[i=1,n] (a_i)^(n+1) ≧ G・Σ[i=1,n] a_i.
(解4) Jensenの不等式(凸不等式)より、
f(x)=x^(n+1) は下に凸だから、{Σf(a_i)}/n ≧ f({Σa_i}/n).
相加相乗平均より、(Σa_i)/n ≧ G^(1/n).
∴{Σ a_i^(n+1)}/n ≧ {(Σa_i)/n}^n ・(Σa_i)/n ≧ G・(Σa_i)/n.
(解5)Chebyshev不等式より
(1/n)Σ[i=1,n] (a_i)^(n+1) ≧ (1/n)Σ[i=1,n] (a_i)^n ・ (1/n)Σ[i=1,n] a_i
相加相乗平均より、(1/n)Σ[i=1,n] (a_i)^n ≧ G.
∴(1/n)Σ[i=1,n] (a_i)^(n+1) ≧G・(1/n)Σ[i=1,n] a_i.
(解6)差をとる方法。
(左辺)-(右辺)
= Σ[i=1,n]{(a_i)^(n+1)-G・a_i} = Σ[i=1,n]a_i・{(a_i)^n-G}
= Σ[i=1,n](a_i-g)・{(a_i)^n-G} + g・Σ[i=1,n]{(a_i)^n-G}
= Σ[i=1,n](a_i-g)・{(a_i)^n-G} + ng(A-G).
ここに、g=G^(1/n), A=(1/n)Σ[i=1,n] a_i.
219:132人目の素数さん
04/06/17 09:13
神降臨!
┏┓ ┏━┓ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .┏━┓┏━┓
┏┛┗┓┃┏┓┃ / 不等式ヲタ \. ┃ ┃┃ ┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━/ ヽ.━━┓┃ ┃┃ ┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃ l::::::::: \ / | ┃┃ ┃┃ ┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━|:::::::::: (●) (●) |━━┛┗━┛┗━┛
┃┃ ┃┃ |::::::::::::::::: __ | ┏━┓┏━┓
┗┛ ┗┛ ヽ::::::::::::::::::. \/ .ノ ┗━┛┗━┛
220:132人目の素数さん
04/06/17 12:05
>218 の末尾
= Σ[i=1,n](a_i-g)・{(a_i)^n-g^n} + ng(A-G) ≧ 0.
ここに、g=G^(1/n), A=(1/n)Σ[i=1,n](a_i)^n.
221:132人目の素数さん
04/06/17 22:53
| |- 20
| |
| |- 10
| |
| |- 0
| |
| |- -10
| |
| |- -20
| |
| |- -30 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃| (´∀` ) < このスレ寒すぎ
|┃| ( ) \______
. (●) | | |
 ̄ (_(__)
222:132人目の素数さん
04/06/19 20:24
だが、それがいい。
223:132人目の素数さん
04/06/20 21:39
nを正の整数とするとき、次の不等式を示せ。
√(nπ) < {(2n)!!}/{(2n-1)!!} < √{(n+0.5)π}
224:132人目の素数さん
04/06/21 01:53
>223
偶然だが昨日、次の不等式を証明したよ。
1/(2n+1) < {(2n-1)!!}/{(2n)!!} < 1/√(2n+1)
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
225:132人目の素数さん
04/06/21 11:45
>>196,206
東北学院大・経 (1997)か?
↓にもあるよ
安田亨:「入試数学 伝説の良問100」講談社ブルーバックスB-1407 (2003.4) \1155
226:132人目の素数さん
04/06/21 12:53
(2n)!!/(2n-1)!!=√πΓ(n+1)/Γ(n+0.5)だから、各辺logとって整理すると示すべき不等式は
log(n)<(f(n+1)-f(n+0.5))/0.5<log(n+0.5) ただし、f(x)=log(Γ(x))
あとは、log(n)=f(n+1)-f(n), log(n+0.5)=f(n+1.5)-f(n+0.5), fは凸関数であることに注意すればよい
227:132人目の素数さん
04/06/21 21:58
【問題】 0<a<π/4、0<b<π/4 であるa,bについて下の不等式が成立することを証明せよ。
√{tan(a)・tan(b)} ≦ tan((a+b)/2) ≦ {tan(a)+tan(b)}/2
分かスレ172
スレリンク(math板:381番)
228:132人目の素数さん
04/06/21 22:08
>>227
自明すぎてつまらん.
229:132人目の素数さん
04/06/21 22:44
>228
y=ln(tan(x)) は上に凸、y=tan(x) は下に凸。
230:132人目の素数さん
04/06/22 07:53
>227
Right = sin(a+b)/[2cos(a)cos(b)] = Middle/[2cos(a)cos(b)]{1+cos(a+b)}.
(Right - Middle)・[2cos(a)cos(b)] = Middle・[1+cos(a+b)-2cos(a)cos(b)] = Middle・[1-cos(a-b)] ≧0.
Left = tan(a+b)/2[1-tan(a)tan(b)].
Middle = tan(a+b)/2[1-tan{(a+b)/2}^2].
Middle^2 - Left^2 = 1 - 2tan{(a+b)/2}/tan(a+b) - [1 - {tan(a)+tan(b)}/tan(a+b)]
= {2/tan(a+b)}(Right - Middle).
231:132人目の素数さん
04/06/22 21:13
>>223
∫(0→π/2)(sin x)^n dx を評価すれば出る。
232:132人目の素数さん
04/06/22 21:55
>231
上式を I_n とおくと、I_n = [(n-1)/n] I_{n-2}.
∴ I_{2m+1} = (2m)!!/(2m+1)!!, I_{2m} = [(2m-1)!!/(2m)!!](π/2)
I_0 = π/2, I_1=1, I_2=π/4, I_3=2/3, ・・・ で単調減少
233:132人目の素数さん
04/06/22 23:17
>>227
昔の京大の問題だから調べてね
234: ◆MC1Z7pcz5k
04/06/23 01:22
>>227 >>233
'91 前期 理 4番
の問題ですね。
結構難易度の高い問題だったはずです。
とくに, 左側の不等式は難問です。
235:132人目の素数さん
04/06/23 08:32
>>234
左側の不等式は,>>229の書いてるとおり,logとればただの凸不等式.
難問には思えないんだけどなあ.
236:230
04/06/24 11:57
3,4行目に誤り、すまそ。↓に訂正
tan(x)・tan(y) = 1 - {tan(x)+tan(y)}/tan(x+y)
237:132人目の素数さん
04/06/25 23:46
ネタを幾つか仕入れてきたので、
まずは自分で解いてみてから書き込みます。
, -‐--、 ヽ∧∧∧ // |
. /////_ハ ヽ< 釣るぞ!> ハ
レ//j け ,fjlリ / ∨∨V ヽ h. ゚l;←不等式に魅入られた私
ハイイト、"ヮノハ // |::: j 。
/⌒ヽヾ'リ、 // ヾ、≦ '
. { j`ー' ハ // ヽ∧∧∧∧∧∧∧∧/
k~'l レヘ. ,r'ス < さぁ、君も今日から>
| ヽ \ ト、 ヽ-kヾソ < 不等式ヲタだ! >
. l \ `ー‐ゝ-〈/´ / ∨∨∨∨∨∨∨∨ヽ
l `ー-、___ノ
ハ ´ ̄` 〈/‐-、
238:KingOfKingMathematician ◆H06dyzvgzA
04/06/26 08:53
お勧めトリップ集
KingOfKingMathematicianの後に付けるのがおしゃれ。
H06dWILLhA : #/{\@%YwX
H06djy9xBA : #SgHdO'H%
H06dYXOYLA : #*「A@?NVF
H06dhKnt9A : #[Aシsudセl
H06dWifa1A : #{SfbN(6ヲ
H06dyzvgzA : #QAiEシEp- ←使用中
239:132人目の素数さん
04/06/29 02:53
あげ
240:132人目の素数さん
04/06/29 11:59
非負整数x_kに対し
(x_1)! (x_2)!…(x_n)! ≧ [ { (x_1+ … +x_n)/n }! ]^n
右辺の[a]はガウス記号とする。
241:132人目の素数さん
04/06/29 12:02
すまん、書き間違えた。
非負整数x_kに対し
(x_1)! (x_2)!…(x_n)! ≧ ([(x_1+ … +x_n)/n]!)^n
右辺は相加平均にガウス記号つけたものの階乗のn乗です
242:132人目の素数さん
04/06/29 13:18
x≧1でlogΓ(x)は単調増大凸関数だから明らか。
243:132人目の素数さん
04/06/29 13:40
> x≧1でlogΓ(x)は単調増大凸関数だから明らか。
x≧2の間違いだな。
まあ、左辺は1より小さくならないから、
明らかであることに変わりはないけど。
244:132人目の素数さん
04/06/29 22:07
【問題】 次式を示してくださいです。。。
-3(√3)/2 ≦ sin(x) + sin(y) + sin(x+y) ≦ 3(√3)/2
さくらスレ146
スレリンク(math板:461番)
面積最大の三角形
スレリンク(math板:198番)
245:132人目の素数さん
04/06/29 22:32
周期2πだから、|x|,|y|≦πで考えれば十分。
sin(x) + sin(y) + sin(x+y) = 4sin((x+y)/2)cos(x/2)cos(y/2) と変形できるから、
(x+y)/2の正負で場合分けして、-log(cos(x))の凸不等式を使えばよい。
246:132人目の素数さん
04/06/29 23:34
どきどき | マダー? マダー?
, -┴‐-、゚ 。
/´ 237 ∠}ヽ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
| u ノ))))( ・∀・)( ´∀`)( ´・ω・)
| u d!!!l ( ∪ ∪( ∪ ∪ ( ∪ ∪
f^iノ u リノ と__)__)旦_)__)旦_)__) 旦
「((((( (((((ト、
| i######| }
`ー'l######レ' 。oO(ど、どしよ……)
ノ#####〈
247:132人目の素数さん
04/06/30 21:39
>245
sin(x) + sin(y) + sin(x+y) = 2sin{(x+y)/2}[cos{(x-y)/2} + cos{(x+y)/2}],
-1 + cos{(x+y)/2} ≦ cos{(x-y)/2} + cos{(x+y)/2} ≦ 1 + cos{(x+y)/2}.
-2・sin{(x+y)/4}^2 ≦ cos{(x-y)/2} + cos{(x+y)/2} ≦ 2・cos{(x+y)/4)}^2.
までは出るが...
248:132人目の素数さん
04/06/30 21:59
>>247
0≦(x+y)/2≦πなら、sin((x+y)/2)≧0で、sin((x+y)/2)=cos(π/2-(x+y)/2)
-π≦(x+y)/2≦0なら、sin((x+y)/2)≦0で、sin((x+y)/2)=-cos(-π/2-(x+y)/2)
249:UltraMagic ◆NzF73DOPHc
04/06/30 22:02
どうでもいいけど、「け ,fj」って何?
250:132人目の素数さん
04/06/30 22:11
どうして荒らすのかなぁ > Q.man
251:132人目の素数さん
04/06/30 22:22
-log(cos(x)) (|x|≦π/2)の凸不等式をつかう。
(x+y)/2≧0のとき
0≦4sin((x+y)/2)cos(x/2)cos(y/2)=4cos(π/2-(x+y)/2)cos(x/2)cos(y/2)≦4(cos(π/6))^3=3(√3)/2
(x+y)/2<0のとき
0≧4sin((x+y)/2)cos(x/2)cos(y/2)=-4cos(-π/2-(x+y)/2)cos(x/2)cos(y/2)≧-4(cos(-π/6))^3=-3(√3)/2
∴-3(√3)/2≦sin(x)+sin(y)+sin(x+y)≦3(√3)/2
252:132人目の素数さん
04/06/30 23:44
新ネタ投下 ハァハァ
自然数nに対して、次の不等式を示せ。
(n!)e^n > {n+(1/2)}^{n+(1/2)}
253:132人目の素数さん
04/06/30 23:51
>>206-210
(解7)
2{(a^2+b^2+c^2)-(ab+bc+ca)} = (a-b)^2+(b-c)^2+(c-a)^2 ≧ 0
より a^2+b^2+c^2 ≧ ab+bc+ca が成り立つ。
これを2回繰り返す。
a^4+b^4+c^4 ≧ (ab)^2+(bc)^2+(ca)^2 ≧ abc(a+b+c)
254:132人目の素数さん
04/07/01 05:56
>>252
log(x)と接線を考えて積分で評価したら、ちょっとだけいい評価が出た
(n!)e^n > (√2){n+(1/2)}^{n+(1/2)}
255:132人目の素数さん
04/07/01 06:00
___
./ 不 \
|:::: \ ./ |
|::::: (≧ (≦ | ハァハァ
ヽ::::... .∩....ノ
256:132人目の素数さん
04/07/01 12:02
実数a,b,c,d,eに対して、次の不等式を示せ。
1 < a/(a+b) + b/(b+c) + c/(c+d) + d/(d+e) + e/(e+a) < 4
まぁだまだ 逝くよぉ~
257:132人目の素数さん
04/07/01 12:44
n個の正の数 a_1,a_2,…,a_n に対して、
基本対称式(k個ずつの積の和)を s_k で表すとき、次を示せ。
(s_k)(s_{n-k}) ≧ (s_n)C[n,k]^2
不等式な上に、nCrまで…
___
./ 不 \
|:::: \ ./ |
|::::: (≧ (≦ | ハァハァ
ヽ::::... .∩....ノ
258:UltraMagic ◆NzF73DOPHc
04/07/01 15:37
Re:>256 そういうのいけない。
a=1,b=-.999,c=10,d=1,e=1
範囲を正の数に限定すれば大丈夫だ。
259:132人目の素数さん
04/07/01 15:57
う、おっしゃるとおりで。
正の実数でした。
260:132人目の素数さん
04/07/01 16:36
任意の実数で成り立つ(*´д`*)ハァハァする不等式はないの?
261:UltraMagic ◆NzF73DOPHc
04/07/01 16:49
(>_<)
262:132人目の素数さん
04/07/01 17:00
ab≦1/2(a^2+b^2)ぐらいしか思いつかん
263:132人目の素数さん
04/07/01 20:33
>257
(s_k)/項数 = (s_k)/C[n,k] ≡ P_k とおくと P_0=1. もし
(P_i)/P_{i-1} ≧ P_{i+1}/(P_i) ・・・・・ (1)
が成り立てば
(P_k)/(P_0) = Π[i=1,k] (P_i)/P_{i-1} ≧ Π[i=n-k+1,n] (P_i)/P_{i-1} ≧ (P_n)/(P_{n-k}).
∴ (P_k)(P_{n-k}) ≧ (P_0)(P_n).
よって (1) に帰着する。
264:132人目の素数さん
04/07/01 20:52
>>263
等号成立条件は?
___
./ 不 \
|:::: \ ./ |
|::::: (≧ (≦ | ニヤニヤ
ヽ::::... .∀....ノ
265:132人目の素数さん
04/07/02 03:54
>263 神キタ━(゚∀゚)━!!!
しかし、分からない…
266:132人目の素数さん
04/07/02 04:27
>263さん、あなたにかかっています。
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
267:132人目の素数さん
04/07/02 05:43
>264
等号成立条件は、a_1 = a_2 = … = a_n
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
268:132人目の素数さん
04/07/02 08:12
>254
n! = C・{(n+1/2)^(n+1/2)}/(e^n) とおく。
x=k での接線から Ln(k) > ∫[x=k-1/2,k+1/2] Ln(x)dx.
台形公式から {Ln(k)+Ln(k+1)}/2 < ∫[x=k,k+1] Ln(x)dx.
Ln(n!) = Ln(a!) + Σ[k=a+1,n] Ln(k) > Ln(a!) + ∫[x=a+1/2,n+1/2] Ln(x)dx
= Ln(a!) + (n+1/2){Ln(n+1/2)-1} - (a+1/2){Ln(n+1/2)-1},
∴ Ln(C) > Ln(a!) - (a+1/2)Ln(a+1/2) + a.
Ln(n!) = Ln(a!) + (1/2)Ln(a+1) + ∫[x=a+1,n] Ln(x)dx + (1/2)Ln(n)
= Ln(a!) + (1/2)Ln(a+1) + n{Ln(n)-1} - (a+1){Ln(a+1)-1} + (1/2)Ln(n)
= Ln(a!) + (n+1/2)Ln(n) -n -(a+1/2){Ln(a+1)-1} + 1/2
< Ln(a!) + (n+1/2)Ln(n+1/2) -n -(a+1/2){Ln(a+1)-1}
∴ Ln(C) < Ln(a!) - (a+1/2){Ln(a+1)-1}.
C → √(2π/e)=1.520347 (n→∞)
269:263
04/07/03 15:28
>264-266
【263の(1)】
1≦i≦n-1 ⇒ Q_i ≡(P_i)^2 - P_{i-1}・P_{i+1} ≧0.
(略証) n(変数の数)に関する帰納法で示す。
For i=1,
Q_1 = (P_1)^2 - P_0・P_2 = (1/n)^2・(∑[j=1,n] x_j)^2 - {2/n(n-1)}(∑[j>j'] x_j・x_j')
= {1/[n^2・(n-1)]}{(n-1)∑[j=1,n](x_j^2) -2・∑[j>j'] x_j・x_j'}
= {1/[n^2・(n-1)]}∑[j>j'] (x_j-x_j')^2 ≧ 0.
n=2 ⇒ i=1 ∴ n=2のとき成立。
Consider a new member x'= x_{n+1}.
s'_i ≡ s_i + x'・s_{i-1} (1≦i≦n),
P'_i ≡ [(n+1-i)/(n+1)]・P_i + [i/(n+1)]x'・P_{i-1},
Q'_i ≡ (P'_i)^2 - P'_{i-1}・P'_{i+1},
and
(n+1)^2・Q'_i = (n-i)(n-i+2)・Q_i + (n-i)(i-1)[P_i・P_{i-1}-P_{i+1}P_{i-2}]x' +(i^2-1)・Q_{i-1}(x')^2 +[P_i-P_{i-1}x'}^2.
Provided Q_i≧0, Q_{i-1}≧0 for a certain n, then
P_i/P_{i+1} increase monotonously with i: P_i/P_{i+1} ≧ P_{i-2}/P_{i-1}.
∴ Q'_i≧0.
270:263
04/07/05 20:59
【263の系】
P_1 ≦ (P_2)^(1/2) ≦ ・・・・ ≦ (P_k)^(1/k) ≦ ・・・・ ≦ (P_n)^(1/n)
271:263
04/07/05 21:01
スマソ
【263(1)の系】
P_1 ≧ (P_2)^(1/2) ≧ ・・・・ ≧ (P_k)^(1/k) ≧ ・・・・ ≧ (P_n)^(1/n)
272:132人目の素数さん
04/07/05 21:04
273:132人目の素数さん
04/07/06 16:01
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ | ムズカシ…
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
274:132人目の素数さん
04/07/06 21:46
ここにも燃料を投下していたのですが、過疎スレだけに…。
スレリンク(math板:703番)
275:132人目の素数さん
04/07/06 22:15
>274
反例?を書いて来たよ。
276:132人目の素数さん
04/07/06 22:23
いい加減自演止めろ、うざい。
277:132人目の素数さん
04/07/06 23:28
>276
自演じゃないですよ。
数オリや 数セミ 外国の月刊誌のAMMなどから
nCrの和や 三角関数や 不等式の問題を収集してきて
各スレに貼っている数オタは私ですが、解く力は弱い。
その問題を、私の写し間違いまで訂正した上で
一般化までして解説してくれている神は別人ですよ。
278:132人目の素数さん
04/07/06 23:32
>>276
失せろ, 嫌なら見るな
279:132人目の素数さん
04/07/06 23:34
>>278
氏ね、池沼。
280:132人目の素数さん
04/07/06 23:44
あちこちのスレでよく見かけるけど、
池沼の意味が分かんないんですが?
281:132人目の素数さん
04/07/06 23:49
>276は ageられたスレを見て、ウザイと反応しているのかな?
282:132人目の素数さん
04/07/06 23:59
>>280
おまいの事だよ。
283:132人目の素数さん
04/07/07 09:01
荒らしにも困ったものだ。
>256
f(a,b,c,d,e) = a/(a+b) + b/(b+c) + c/(c+d) + d/(d+e) + e/(e+a) とおくと
f(a,b,c,d,e)+f(a,e,d,c,b)=5 … (1)
また、a/(a+b) > a/(a+b+c+d+e) などから
f(a,b,c,d,e) > 1 … (2)
これらより、 1 < f(a,b,c,d,e) < 4
f(a^4,a^3,a^2,a,1) → 1 (a→0) だから、これと(1)より、
f(a,b,c,d,e)は1から4の間のすべての値をとる
284:132人目の素数さん
04/07/07 10:24
>また、a/(a+b) > a/(a+b+c+d+e) などから
これは、実数a,b,c,d,eに対して無条件で明らかですか?
ー(a+b)<c+d+e<0<a の時はまずそうですが?
これから、(2) が出るのも、おれには明らかではない?
285:132人目の素数さん
04/07/07 11:14
あぁ、問題文のミスで、a,b,c,d,eは正の数って約束があるんですよ。
すんません。>>259あたりにそのことが書いてあった。
286:132人目の素数さん
04/07/07 11:25
了解。
287:132人目の素数さん
04/07/07 13:37
>227
> 0<a<π/4、0<b<π/4 であるa,bについて
> √{tan(a)・tan(b)} ≦ tan((a+b)/2) ≦ {tan(a)+tan(b)}/2
この相加平均と相乗平均の間に挟まれているタイプの不等式を拾ってきたYo!
異なる正の数a,bに対して
√(ab) < (a-b)/{log(a)-log(b)} < (a+b)/2
288:227
04/07/08 18:18
>287
sinh(|x|) ≧ |x| ≧ tanh(|x|) より 1≦ sinh(x)/x ≦ cosh(x).
x=(1/2)・Ln(b/a) とおき, 各辺に√(ab) を掛ける。
等号成立は x=0 つまり a=b.
289:132人目の素数さん
04/07/08 22:44
【問題】
0<x<y<1 または 1<x<y に対して
{y^(x^y)}/{x^(y^x)} > y/x > (y^x)/(x^y)
∧_∧
( ;´∀`) ハァハァ…
人 Y / モウ タマラン
( ヽ し
(_)_)
290:UltraMagic ◆NzF73DOPHc
04/07/08 22:55
0<x<y<1または1<x<yに対して、
x^y*y-y^x*xをxyで割り、
x^(y-1)-y^(x-1)を得る。
yで偏微分してln(x)x^(y-1)-(x-1)y^(x-2)を得る。
y>=xでそれは正となる(?)。
291:132人目の素数さん
04/07/09 07:52
>289
(右側)題意より (x-1)(y-1)>0.
Ln(x)/(x-1)>0 は単調減少だから
x<y ⇒ Ln(x)/(x-1)>Ln(y)/(y-1)>0 ⇒ x^(y-1)>y^(x-1)>1 ⇒ y/x > (y^x)/(x^y).
292:132人目の素数さん
04/07/09 14:21
>291
さすが!
>290
荒らすな!
293:132人目の素数さん
04/07/09 23:41
自演はげ
294:132人目の素数さん
04/07/18 08:53
age
295:132人目の素数さん
04/07/20 05:53
The Cauchy-Schwarz Master Class: An Introduction to the Art of Mathematical Inequalities
URLリンク(www.amazon.co.jp)
296:132人目の素数さん
04/07/21 16:48
マルコフの不等式
297:132人目の素数さん
04/07/22 07:05
∧_∧
( ;´∀`) ハァハァ…
人 Y / モウ タマラン
( ヽ し
(_)_)
298:132人目の素数さん
04/07/22 07:12
三角形ABCの内角について、
sin(A)+sin(B)+sin(C) と sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2)
の大小関係は定まりますか?
299:132人目の素数さん
04/07/22 08:12
>298
二等辺三角形(A=B)の場合を考えると
0<A<19.178215°では 2sin(A)+sin(π-2A) < 2sin(A/2)+cos(A)
19.178215°<A< 90°では 2sin(A)+sin(π-2A) > 2sin(A/2)+cos(A)
300:132人目の素数さん
04/07/22 08:48
>299
ありがとうございます。あと2式のとりうる値について、凸不等式から
0 < sin(A)+sin(B)+sin(C) < 3sqrt(3)/2
sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2) < 3/2
となりましたが、下側の式の最小値がうまくでません。
1/2のようなのですが、証明のしかたを教えて下さい。
301:132人目の素数さん
04/07/22 09:03
書き間違い…
0 < sin(A)+sin(B)+sin(C) ≦ 3sqrt(3)/2
sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2) ≦ 3/2
302:132人目の素数さん
04/07/22 12:07
>300
1 < sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2) ≦ 3/2.
0 < {sin(A)+sin(B)+sin(C)} / {sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2)} ≦ √3.
303:132人目の素数さん
04/07/22 13:11
>302
ありがとうございます。神キタ━(゚∀゚)━!!!
1行目の式の下限が1になるのは、どのような計算でしょうか?
2行目の不等式を考えてますが、
sin(A)+sin(B)+sin(C) = 4cos(A/2)cos(B/2)cos(C/2)
sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2) = 4cos(A/4)cos(B/4)cos(C/4)
ここまで変形して、辺々割ってみたんですけど、その後が…
もう少し考えてみますが、よければヒント下さい。
304:132人目の素数さん
04/07/22 19:09
>303
sin(A/2) + sin(B/2) + sin(C/2) = 4cos{(π+A)/4}・cos{(π+B)/4}・cos{(π+C)/4} +1
ぢゃないか??
305:132人目の素数さん
04/07/22 22:54
>304
ほんとだ間違ってる、ありがとうございます
306:132人目の素数さん
04/07/23 07:36
telescopic 不等式
307:132人目の素数さん
04/07/29 07:24
任意の自然数 m,n と任意の正の数 x に対して
{(x+m)/(n+m)}^(n+m) ≧ (x/n)^n
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
308:132人目の素数さん
04/07/29 07:59
一般化して、正の数 a,b,c に対して
{(a+c)/(b+c)}^(b+c) ≧ (a/b)^b
が言えそうですね、ハァハァ。
309:132人目の素数さん
04/08/01 17:38
>307
平均値の定理(コーシー)より、
{Ln(x+m)-Ln(n+m)}/{Ln(x)-Ln(n)} = {1/(ξ+m)}/{1/ξ} = ξ/(ξ+m).
ところで、ξはxとnの中間の点だから、(ξ-n)(x-n) >0, (ξ-n){Ln(x)-Ln(n)} >0.
∴ (n+m){Ln(x+m)-Ln(n+m)} - n{Ln(x)-Ln(n)} = {(n+m)ξ/(ξ+m)-n}{Ln(x)-Ln(n)}
= {m/(ξ+m)}(ξ-n){Ln(x)-Ln(n)} ≧ 0.
∴ (n+m)・Ln{(x+m)/(n+m)} ≧ n・Ln(x/n).
微分法を使わない方法きぼんぬ
310:132人目の素数さん
04/08/01 18:13
>307
Ln(x)/(x-1)>0 は単調減少だから
{Ln(z)/(z-1) - Ln(y)/(y-1)}(y-z) >0.
これに z=1+a/(n+m), y=1+a/n を代入して、{(n+m)・Ln[1+a/(n+m)]-n・Ln[1+a/n]}/{n(n+m)} ≧0.
∴ (n+m)・Ln{1+a/(n+m)} ≧ n・Ln(1+a/n).
ここで a=x-n とおく。
311:132人目の素数さん
04/08/01 18:35
>309
>微分法を使わない方法きぼんぬ
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ | 相加相乗でハァハァと…
|::::: (● (● |
ヽ::::... .ワ....ノ
312:309
04/08/02 02:16
>311
thanx. x/n がn個と1がm個でつね。
【系】
(1+a/n)^n はnについて単調増加(極限はe^a)
[略証] 相加相乗ハァハァと・・・ 1+a/n がn個、1が1個。
313:132人目の素数さん
04/08/04 01:33
314:132人目の素数さん
04/08/04 04:33
>312 【系】 (*゚∀゚)=3 ハァハァ
315:132人目の素数さん
04/08/07 19:43
掘り出し物
任意の実数 x,y,z に対して、次式をみたすMの最小値を求めよ。
√(x^2+y^2)+2√(y^2+z^2)+3√(z^2+x^2) ≦ M√(x^2+y^2+z^2)
316:132人目の素数さん
04/08/07 23:39
2√7
317:132人目の素数さん
04/08/08 00:18
>>315
ワロタ。
318:132人目の素数さん
04/08/08 04:30
>316
ハズレ
319:132人目の素数さん
04/08/08 04:49
M=3+√5
320:132人目の素数さん
04/08/08 04:54
>319
どないすんねん?
321:132人目の素数さん
04/08/08 04:58
おらおら!
322:132人目の素数さん
04/08/08 06:23
| _,.. -‐"/ ̄/ /|  ̄ l ヽ \~`"'ー、ノ たのも~♪
ケフ" / / ,.-'‐ ̄/ .i .i  ̄\- \ \ヾ
/ /.l l l .// / ./ l / ヾ iヽ i.\ たのも~♪
ノ | l l l Y /"¨''ヽ .i / ァ''"¨ヾ i イ゙i. リ
`ヽ r、 丶l i` レ | イ/"
\ ヽ ヽ """ iー'ーv' """ / '
ヽ ヾ- ゝ ._/ ./
/''"" \Y.': ∧∧ ∧∧ソ `"ヽ、
,ィ" ,.ィ."ヽ(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ノ`丶,”、
/" ヾ,.-" ~( x)、 /(x )~ `丶、
/ /" \⊃U U y U U⊂/ ヽ
323:132人目の素数さん
04/08/08 07:39
>316 の失敗は、シュワルツの不等式でやったんだろうな。
正解は >319 だが、どうやるのかにゃ?
324:132人目の素数さん
04/08/08 09:18
y=0 のときだと見破れば簡単
325:132人目の素数さん
04/08/08 10:57
見破るって…、それでいいのか?
ちゃんとした証明をキボンヌ
326:132人目の素数さん
04/08/09 01:27
普通に束縛条件x^2+y^2+z^2=1を設定して左辺の
x>0,y>0z>0での最小値と
x=0,y,z≧0、y=0,z,x≧0、z=0,x,y≧0での最小値をくらべればいいんじゃないの?
327:132人目の素数さん
04/08/09 01:32
>>326
>x>0,y>0z>0での最小値と
↑これ極値ね。最小値であることまで示す必要はない。
・コンパクト領域x,y,z≧0、x^2+y^2+z^2=1のどこかで最小値をとる。
・内点で最小ならそれは極値である。
から境界での最小値と内点での極値のうちいちばん小さいのが最小値。
↑この論法でどんどん変数の次元をさげていくのが一般的な未定定数法の使い方だな。
328:132人目の素数さん
04/08/10 02:05
なるほど。
329:132人目の素数さん
04/08/10 20:06
>325
x^2=X, y^2=Y, z^2=Z, λ>0, μ=√(1+λ^2) とおく。
コーシーの不等式より、√(X+Y) + λ√(Y+Z) ≦ μ√(X+2Y+Z) ・・・・・ (1)
ルートは上に凸だから、 √(X+2Y+Z) + √(X+Z) ≦ 2√(X+Y+Z) ・・・・・ (2)
∴ √(X+Y) + λ√(Y+Z) + μ√(X+Z) ≦ 2μ√(X+Y+Z).
これに、√(X+Z) ≦ √(X+Y+Z) ・・・・・(3) の(3-μ)倍を加える。
等号成立は (x,y,z)=x(1,0,λ) のとき.
ぬるぽ
330:329
04/08/11 00:00
【類題】
λ≧0とする。 任意の負でない実数 X,Y,Z≧0 に対して次式をみたすM
の最小値M(λ)を求めてくださいです。。。
√(X+Y) + λ・√(Y+Z) + (λ+1)・√(X+Z) ≦ M・√(X+Y+Z)
ぬるぽ
331:132人目の素数さん
04/08/11 08:38
>330
μ=√(1+λ^2) とおく。
コーシーの不等式より、√(X+Y) + λ√(Y+Z) + μ√(Z+X) ≦ √(1+λ^2 +μ^2)・√{2(X+Y+Z)} = 2μ√(X+Y+Z).
∴ M(λ) = 1+λ+√(1+λ^2).
332:132人目の素数さん
04/08/11 09:04
(゚Д゚ )ハァ?
333:132人目の素数さん
04/08/11 09:17
>316のようにコーシーの不等式を使って、
とりえない解を出した前例があるッ!
気をつけろッ!
334:331
04/08/11 11:43
(X,Y,Z)=X(1,0,λ^2) で等号成立でつ。。。
335:331
04/08/11 21:03
>332
√(Z+X) ≦ √(X+Y+Z)
の(1+λ-μ)倍を [331]の式 に加えれ。
336:132人目の素数さん
04/08/17 15:04
>331
理解したッ!
君は英雄だ、最大の功績だ!
337:132人目の素数さん
04/08/17 16:27
コーシー・シュワルツの不等式を、ロシアでは
コーシー・ブニャコフスキーの不等式という。
北朝鮮ではなんと言うのだろうか?
金日成の不等式?
338:132人目の素数さん
04/08/20 17:20
暑いのぉ…
(a+b+c+d)^2 ≧ 8(ac+bd) が成り立つための実数 a,b,c,d の条件を求めよ。
339:132人目の素数さん
04/08/21 04:37
正の数 a,b,c が a^2+b^2+c^2=1 をみたすとき、次式を証明せよ。
(a^2)bc + a(b^2)c + ab(c^2) ≦ 1/3
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● | オラオラ
ヽ::::... .ワ....ノ
340:132人目の素数さん
04/08/21 10:15
>339
左辺 = (a^2)bc + a(b^2)c + ab(c^2) = (a+b+c)abc
= (1/27)(a+b+c){(a+b+c)^3 -3a(b-c)^2 -3b(c-a)^2 -3(a-b)^2} ≦ (1/27)(a+b+c)^4,
(a+b+c)^2 = 3(a^2+b^2+c^2) -(b-c)^2 -(c-a)^2 -(a-b)^2 ≦ 3(a^2+b^2+c^2).
341:340
04/08/21 11:38
>339
a^2=A, b^2=B, c^2=C とおく。
左辺 = A{B+C-(b-c)^2}/2 + B{C+A-(c-a)^2}/2 + C{A+B-(a-b)^2}/2
≦ BC + CA + AB = (1/6){2(A+B+C)^2 -(B-C)^2 -(C-A)^2 -(A-B)^2}
≦ (1/3)(A+B+C)^2.
等号成立はA=B=C すなわち a=b=c.
342:132人目の素数さん
04/08/21 15:32
しょうも無い不等式やな。
343:132人目の素数さん
04/08/21 17:53
>338
0 ≦ (a+b+c+d)^2 -8(ac+bd) = (a+b-c-d)^2 +(a-b-c+d)^2 -(a-b+c-d)^2.
ぬるぽ
344:132人目の素数さん
04/08/21 20:52
ハァ?
345:132人目の素数さん
04/08/21 21:33
正の数 a,b,c に対して、次を示せ。
(a^3-a^2+3)(b^3-b^2+3)(c^3-c^2+3) ≧ (a+b+c)^3
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● | オラオラオラ…
ヽ::::... .ワ....ノ
346:凡例
04/08/21 23:08
>345
a=b=c の場合を考える。
1<t<√3 ⇒ (t^3 -t^2 +3) - 3t = (t-1)(t^2 -3) < 0.
347:132人目の素数さん
04/08/22 01:28
>346
不等式の証明をしたことがありますか?
348:反例
04/08/22 01:34
を挙げますた。証明できんと思われ。 >347
349:132人目の素数さん
04/08/22 05:49
>345
問題文が違っていると思われ…
確認して切腹せよ!
350:132人目の素数さん
04/08/22 05:53
チンチン! チンチン! (AA省略)
問題文の訂正と、切腹まだあー
351:340
04/08/22 15:16
>339
abc = (1/27){(a+b+c)^3 -(3a+s)(b-c)^2 -(3b+s)(c-a)^2 -(3c+s)(a-b)^2} ≦ (1/27)(a+b+c)^3.
s = (a+b+c)/2.
すみません、間違ってました。
死んでお詫びを…
∧_∧
(´Д` )
/ y/ ヽ
Σ(m)二フ ⊂[_ノ
(ノノノ | | | l )
352:345の訂正
04/08/22 18:56
アチャー、間違ってました。5乗でした…
正の数 a,b,c に対して、次を示せ。
(a^5-a^2+3)(b^5-b^2+3)(c^5-c^2+3) ≧ (a+b+c)^3
∧_∧ 死んでお詫びを…
_ _ ξ (´Д` )
(´ `ヽ、>>340 / y/ ヽ >>345
⊂,_と( )⊃ Σ(m)二フ ⊂[_ノ
(ノノノ | | | l )
353:132人目の素数さん
04/08/24 02:40
||
||---
||
||---
||
||
||
||
|| 電柱でござる、電柱でござるぞ。 >351-352
354:132人目の素数さん
04/08/25 16:16
任意の複素数 x,y,z に対して
|x|+|y|+|z|+|x+y+z| ≧ |x+y|+|y+z|+|z+x|
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ | 懲りずに
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
355:132人目の素数さん
04/08/25 23:08
| _,.. -‐"/ ̄/ /|  ̄ l ヽ \~`"'ー、ノ たのも~♪
ケフ" / / ,.-'‐ ̄/ .i .i  ̄\- \ \ヾ
/ /.l l l .// / ./ l / ヾ iヽ i.\ たのも~♪
ノ | l l l Y /"¨''ヽ .i / ァ''"¨ヾ i イ゙i. リ
`ヽ r、 丶l i` レ | イ/"
\ ヽ ヽ """ iー'ーv' """ / '
ヽ ヾ- ゝ ._/ ./
/''"" \Y.': ∧∧ ∧∧ソ `"ヽ、
,ィ" ,.ィ."ヽ(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ノ`丶,”、
/" ヾ,.-" ~( x)、 /(x )~ `丶、
/ /" \⊃U U y U U⊂/ ヽ
356:132人目の素数さん
04/08/26 01:24
___
./ ≧ \ 神降臨まだぁ~
|:::: \ ./ | ハァハァ
|::::: (● (● |
ヽ::::... .∀....ノ / チン ☆
_( ⊃ ⊃ チン ☆
|\ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄\
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\| 愛媛みかん |
357:132人目の素数さん
04/08/26 13:48
>354
Hlawkaの不等式.
x+y+z=-w, 左辺=|x|+|y|+|z|+|w|=S とおく。
|x+y|=|z+w|, |x+z|=|y+w|, |x+w|=|y+z| ・・・・・・(1)
0 = |x+y+z+w|^2
= (|x+y|^2 +|z+w|^2) +(|x+z|^2 +|y+w|^2) +(|x+w|^2 +|y+z|^2) -2(|x|^2 +|y|^2 +|z|^2 +|w|^2).
∴ S^2 = (|x|^2 +|y|^2 +|z|^2 +|w|^2) + 2{|x||y|+|x||z|+|x||w|+|y||z|+|y||w|+|z||w|}
= (1/2){|x+y|^2 +|z+w|^2 +|x+z|^2 +|y+w|^2 +|x+w|^2 +|y+z|^2}
+2{|x||y|+|x||z|+|x||w|+|y||z|+|y||w|+|z||w|}
= |x+y||z+w| +|x+z||y+w| +|x+w||y+z| +2{|x||y|+|x||z|+|x||w|+|y||z|+|y||w|+|z||w|}
= |x+y||z+w| +(|x|+|y|)(|z|+|w|)
+|x+z||y+w| +(|x|+|z|)(|y|+|w|)
+|x+w||y+z| +(|x|+|w|)(|y|+|z|) ・・・・・・・(2)
(1),(2)により、
S・{S -(|x-y|+|x+z|+|x+w|+|y+z|+|y+w|+|z+w|)/2}
= S^2 -S(|x+y|+|z+w|)/2 -S(|x+z|+|y+w|)/2 -S(|x+w|+|y+z|)/2
= |x+y||z+w| +(|x|+|y|)(|z|+|w|) +|x+z||y+w| +(|x|+|z|)(|y|+|w|) +|x+w||y+z| +(|x|+|w|)(|y|+|z|)
-(|z|+|w|)|x+y| -(|x|+|y|)|z+w| -(|y|+|w|)|x+z| -(|x|+|z|)|y+w| -(|y|+|z|)|x+w| -(|x|+|w|)|y+z|)}
= {|x|+|y|-|x+y|)(|z|+|w|-|z+w|) +(|x|+|z|-|x+z|)(|y|+|w|-|y+w|) +(|x|+|w|-|x+w|)(|y|+|z|-|y+z|) ≧0.
∴ S - (1/2)(|x+y|+|x+z|+|x+w|+|y+z|+|y+w|+|z+w|) ≧0.
大関:「不等式への招待」例題8, p.33 近代科学社 (1987.10) ¥1575
153p, A5判, ISBN:4764910063
358:132人目の素数さん
04/08/26 15:16
お~!
そんなところにありましたか
ありがとうございます。
359:357
04/08/26 21:39
(補足)
0 = |x+y+z+w|^2 = (x+y+z+w, x+y+z+w)
= |x|^2 +|y|^2 +|z|^2 +|w|^2 +2{(x,y)+(x,z)+(x,w)+(y,z)+(y,w)+(z,w)}
= |x+y|^2 +|z+w|^2 +|x+z|^2 +|y+w|^2 +|x+w|^2 +|y+z|^2 -2(|x|^2 +|y|^2 +|z|^2 +|w|^2).
360:132人目の素数さん
04/08/27 11:48
【問題】(D.D.Adamovic)
m>2, Σ[k=1,m] x_k↑ = 0↑ のとき、
1). (m-2) Σ[k=1,m] |x_k|^2 = Σ[1≦i<j≦m] |x_i +x_j|^2.
2). (m-2) Σ[k=1,m] |x_k| ≧ Σ[1≦i<j≦m] |x_i +x_j|.
を示してくださいです。。。
361:132人目の素数さん
04/08/29 17:33
>352
F(x) = x^5 -x^2 +3 ≧ F{(2/5)^(1/3)} = 3 - (3/5)[(2/5)^(2/3)] = 2.67426989 ≡ f.
次の補題を基にして評価する。
【補題】
F(a)F(b)F(c) ≧ 27abc + (1-a)^2 [(f^2)a + (9f/2)(b+c)]
+ (1-b)^2 [(f^2)b + (9f/2)(c+a)] + (1-c)^2 [(f^2)c + (9f/2)(a+b)].
(1-a)^2 + (1-b)^2 = (1/2)(a-b)^2 + (1/2)(2-a-b)^2 ≧ (1/2)(a-b)^2 を使って変形すると、
F(a)F(b)F(c) ≧ 27abc + (a-b)^2 {[9f/4 -(f/2)^2]c + (f/2)^2(a+b)}
+ (b-c)^2{[9f/4 -(f/2)^2]a + (f/2)^2(b+c)} + (c-a)^2 {[9f/4 -(f/2)^2)b + (f/2)^2(c+a)}
≧ 27abc + (a-b)^2 (a+b+7c)/2 + (b-c)^2 (7a+b+c)/2 + (c-a)^2 (a+7b+c)/2
= (a+b+c)^3.
∵ 9f/4 -(f/2)^2 ≒ 4.2291774 > 7/2, (f/2)^2 ≒ 1.78792986 > 1/2.
362:361
04/08/29 18:13
【補題】の略証
F(x) = x^5 - x^2 + 3 = 3x + (1-x)^2 (3+3x+2x^2+x^3) = 3x + G(x) とおく。
F(a)F(b)F(c) = [3a+G(a)][3b+G(b)][3c+G(c)] = 27abc + G(a)・D_a + G(b)・D_b + G(c)・D_c
D_a = 9bc + (3/2)[bG(c)+cG(b)] + (1/3)G(b)G(c),
D_b = 9ca + (3/2)[cG(a)+aG(c)] + (1/3)G(c)G(a),
D_c = 9ab + (3/2)[aG(b)+bG(a)} + (1/3)G(a)G(b).
ここで D_ の上限を2とおりに評価できる。
D_a ≧ (3/2){bF(c)+cF(b)} ≧ (3f/2)(b+c) = 4.01140483(b+c),
D_a ≧ F(b)F(c)/3 ≧ (1/3)f^2 = 2.38390647.
∴ (3+3a)D_a ≧ (f^2)a + (9f/2)(b+c)
また、G(x) ≧ (1-x)^2(3+3x) より,
F(a)F(b)F(c) = 27abc + G(a)・D_a + G(b)・D_b + G(c)・D_c
≧ 27abc + (1-a)^2(3+3a)・D_a + (1-b)^2(3+3b)・D_b + (1-c)^2(3+3c)・D_c
≧ 27abc + (1-a)^2[(f^)a + (9f/2)(b+c)] + (1-b)^2[(f^2)b + (9f/2)(c+a)] + (1-c)^2[(f^2)c + (9f/2)(a+b)].
363:362
04/08/29 18:19
>352
等号成立は a=b=c=1 のとき。
[362]の]訂正
D_の下限を2とおりに・・・
364:132人目の素数さん
04/08/30 11:56
>360 (1)
0 = |Σ[k=1,m] x_k↑ |^2 = Σ[k=1,m] |x_k|^2 + Σ[1≦i<j≦m] 2(x_i, x_j)
= Σ[1≦i<j≦m] {|x_i|^2 +|x_j|^2 +2(x_i, x_j)} - (m-2)Σ[k=1,m] |x_k|^2
= Σ[1≦i<j≦m] |x_i +x_j|^2 - (m-2)Σ[k=1,m] |x_k|^2.
365:ぬるぽ
04/08/31 23:03
>361
f=2 で十分と思われ...
x<1 のとき F(x)> -x^2 +3> 2
x>1 のとき F(x) = x^2(x^3-1)+3 > 3
∧_∧
( ;´∀`) <ぬるぽ
366:132人目の素数さん
04/09/02 03:26
いつもお世話になります、だめぽ不等式ヲタです。
いくつか入手したので、分からないのがあったら質問します。
よろしくお願いします。
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ | 懲りずに
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
367:132人目の素数さん
04/09/04 10:59
>>352
F(x) = x^5 -x^2 +3 ≧ x^3 +2 だから次の[命題]に帰着する。
(証)F(x) - (x^3 +2) = x^5 - x^3 -x^2 +1 = (x^3 -1)(x^2 -1) ≧0.(終)
【命題】a,b,c≧0 ⇒ (a^3 +2)(b^3 +2)(c^3 +2) ≧ (a+b+c)^3.
(略証) 下の補題より、
(a^3 +2)(b^3 +2)(c^3 +2) = (abc)^3 + 2{(ab)^3 + (bc)^3 +(ca)^3} + 4(a^3 +b^3 +c^3) +8
= [(abc)^3 +1+1] + [(ab)^3 +a^3 +1] + [(ab)^3 +b^3 +1] +[(bc)^3 + b^3 +1]
+ [(bc)^3 +c^3 +1] + [(ca)^3 +c^3 +1] + [(ca)^3 +a^3 +1] + [a^3 +b^3 +c^3] +a^3 +b^3 +c^3
≧ 3{2abc + (a^2)(b+c) +(b^2)(c+a) +(c^2)(a+b)} + a^3 +b^3 +c^3
= (a+b+c)^3.
等号成立は a=b=c=1 のとき.(終)
【補題】(相加相乗平均)
x+y+z≧0 ⇒ [x^3 +y^3 +z^3] ≧ 3xyz.
(証) x^3 +y^3 +z^3 - 3xyz
= (x+y+z)(x^2 +y^2 +z^2 -xy -yz -zx)
= (x+y+z){(x-y)^2 +(y-z)^2 +(z-x)^2}/2 ≧0.
等号成立は x=y=z のとき. (終)
368:132人目の素数さん
04/09/04 12:01
>367 神降臨キタ━(゚∀゚)━!!!
> (a^3 +2)(b^3 +2)(c^3 +2) ≧ (a+b+c)^3
Helderの不等式でもハァハァ…。
(a^3+1^3+1^3)^(1/3)*(b^3+1^3+1^3)^(1/3)*(c^3+1^3+1^3)^(1/3) ≧ a+b+c
369:132人目の素数さん
04/09/04 12:07
既出かもしれないけど、保守ついでに…。
a≧b≧c≧0, a+b+c=3 のとき、ab^2 + bc^2 + ca^2 ≦ 27/8
[2002 中国]らしい、確認できなかったけど…)
370:132人目の素数さん
04/09/05 15:05
>369
(a+b+c)^3 - 8(ab^2 +bc^2 +ca^2) -3abc = (a+5c)(a-b)^2 +(4a-4b+c)(b-c)^2 +c(a-b)(b-c) ≧ 0.
∴ ab^2 + bc^2 + ca^2 + (3/8)abc ≦ (1/8)(a+b+c)^3.
でもいいらしい。確認できなかったけど・・・
>368
Hoelder の式は >>137,>>139 にありまつ。略証は >>158
ぬるぽ
371:370
04/09/05 18:12
>369
(a+b+c)^3 - 8(ab^2 +bc^2 +ca^2) -3abc = (a+5b-5c)(a-b)^2 +(4a-4b+c)(b-c)^2 +c(a-b)(b-c) ≧ 0.
でないといけないらしい。すまそ...
372:132人目の素数さん
04/09/05 20:32
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● |
ヽ::::... .ワ.....ノ | | ガッ
と ) .| |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/ ←>>370
(_フ彡 /
373:132人目の素数さん
04/09/08 00:47
任意の自然数nについて,∫[n-1/2→n+1/2]√xdx<√nを示せ.
わからんぽ…教えてくり
374:132人目の素数さん
04/09/08 01:02
>>373
y=√xの点(n,√n)における接線をy=ax+bとするとax+b≧√x、等号はx=nのときのみ
なので
√n=∫[n-1/2,n+1/2](ax+b)dx>∫[n-1/2,n+1/2]√xdx
375:132人目の素数さん
04/09/08 03:06
>374
y=√x は上に凸なので.....
ぬるぽ
376:132人目の素数さん
04/09/08 18:09
任意の自然数nについて,∫_[n-1,n] √x dx > {√(n-1)+√n}/2 を示せ.
わからんぽ…教えてくり
377:132人目の素数さん
04/09/08 21:16
>>376
面積比べれ、台形と。
378:132人目の素数さん
04/09/09 06:33
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|::::: (● (● |
ヽ::::... .ワ.....ノ | | ガッ
と ) .| |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/ ←>>375
(_フ彡 /
379:132人目の素数さん
04/09/09 13:01
もっとおもろいん無いのけ
380:132人目の素数さん
04/09/09 22:20
>379
面白い問題おしえてーな
スレリンク(math板)
381:132人目の素数さん
04/09/10 09:33
>>357
x,y,zがベクトルのときの Hlawkaの不等式の等号成立条件は
「x,y,zが同じ向きのとき」 または 「x,y,zの少なくとも一つが0」
でよろしいですか?
382:357
04/09/10 20:21:09
>381
等号成立は「x,y,z,wのうちの3つが同じ向きのとき」でつ。
このとき x+y+z+w=0 から他の1つは逆向きとなり、x,y,z,wは共線または0でつ。
「x,y,zの少なくとも一つが0」であっても等号が成立するとは限りません。
ぬるぽ
383:132人目の素数さん
04/09/10 21:44:27
【Hlawkaの不等式】
任意のベクトル x,y,z に対して
|x|+|y|+|z|+|x+y+z| ≧ |x+y|+|y+z|+|z+x|
x,y,zのうちの少なくとも一つ、例えば z=0のとき
(左辺) = (右辺) = |x|+|y|+|x+y|
y=px, z=qx (p,q>0) のとき、
(左辺) = (右辺) = 2(1+p+q)|x|
384:132人目の素数さん
04/09/10 23:03:48
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● |
ヽ::::... .ワ.....ノ | | ガッ
と ) .| |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/ ←>>382
(_フ彡 /
385:132人目の素数さん
04/09/11 00:09:08
>382の切腹まだぁ?
386:382
04/09/11 01:01:59
>385
等号成立は「x,y,z,wが共線で、その3つが同じ向きのとき」でつ。
このとき x+y+z+w=0 から他の1つは逆向きとなりまつ。(0↑はどの方向とも共線とする)
すみません、間違ってました。
死んでお詫びを…
∧_∧
(´Д` )
/ y/ ヽ
Σ(m)二フ ⊂[_ノ
(ノノノ | | | l )
387:132人目の素数さん
04/09/12 14:27:44
【問題】
f(x),g(x)は 0≦x≦1で連続とし、f(0)=0, f(x)>x, g(1)≦1 を満たし、
f(x)/x, g(x)/x はともに狭義の単調増加であるとする。 このとき
0<x<1 で f(g(x)) ≦ f(x)g(x)/x ≦ g(f(x)).
を示してくださいです。 〔R.P.Boas: Math.Magazine,52(1979)〕
388:132人目の素数さん
04/09/12 15:01:40
不等式(ヒルベルト)でげす。
1/p+1/q=1, p>1, f(x)>0, g(y)>0 (x≧0,y≧0) としまする。
{∫_[0,∞) f(x)^p dx}^(1/p){∫_[0,∞) g(x)^q dy}^(1/q) > {sin(π/p)/π}∫∫{f(x)g(y)/(x+y)}dxdy
を示してくださいです。
俺にはサパーリ
389:132人目の素数さん
04/09/12 19:04:31
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ |
|::::: (● (● | ハァハァ
ヽ::::... .ワ....ノ
390:132人目の素数さん
04/09/12 19:12:36
>>387
f(x),g(x)は 0≦x≦1で0≦f(x)≦1とか0≦g(x)≦1とか仮定していいの?
でないとf(g(x))とかg(f(x))とかかんがえるとき困るとおもうんだけど。
391:132人目の素数さん
04/09/12 22:42:02
>>388
まず極座標(r,θ)に変換して、rについてヘルダーの不等式を使う。
t = 1/p, tanθ = s とすると、
∫[0,∞) (1+s)s^t ds = π/sin(πt) (0<t≦1/2)を示せばよいことがわかる。
t ≦ 1/2 かつ t が有理数のときは留数定理で計算できる。
tについての連続性からt ≦ 1/2でもこの等式は成立する。
392:132人目の素数さん
04/09/12 22:46:44
分かスレ185にありますた。
513 :132人目の素数さん :04/09/12 13:57:18
a,b,c,d>0 ならば (a+b+c+d)^3 - (a^3+b^3+c^3+d^3) ≧ 15abcd(1/a+1/b+1/c+1/d)
を示してくださいです。
スレリンク(math板:513番),547
393:132人目の素数さん
04/09/12 22:47:36
訂正 ∫[0,∞) (1+s)s^t ds → ∫[0,∞) 1/{(1+s)s^t} ds
394:132人目の素数さん
04/09/12 23:16:42
>>392
スレリンク(math板:547番)
で解決したんじゃないの?
395:132人目の素数さん
04/09/13 03:12:52
>394
ここは 不等式の収集場所だから いいのれす。
396:132人目の素数さん
04/09/14 08:03:10
>393
> ∫[0,∞) 1/{(1+s)s^t} ds = π/sin(πt) (0<t<1)
高木:「解析概論」改訂第三版、岩波書店
p.242 [例]
p.264 練習問題(5)-(8)[注意]
397:132人目の素数さん
04/09/16 02:17:47
マルチ
398:132人目の素数さん
04/09/16 11:36:25
>392
【類題】n≧3, a_1~a_nのk次の対称式をS_k とおくと、
(S_1)^3 - Σ[k=1~n](a_k)^3 ≧ {6(n+1)/(n-2)}S_3.
(略証)
左辺 - 右辺 = 3(S_1・S_2 - S_3) - {6(n+1)/(n-2)}S_3
= [3/(n-2)]{(n-2)S_1・S_2 - 3nS_3}
(n-2)S_2・S_1 -3nS_3
= (n-2)Σ[i<j] a_i・a_j Σ[k=1~n] a_k - 3nΣ[i<j<k] a_i・a_j・a_k
= (n-2)Σ[i<j] a_i・a_j・(a_i+a_j) - 6Σ[i<j<k] a_i・a_j・a_k
= Σ[i<j] {Σ[k≠i,j]a_k}{(a_i)^2 +(a_j)^2} - Σ[i<j] {Σ[k≠i,j]a_k}2a_i・a_j
= Σ[i<j] {Σ[k≠i,j]a_k}(a_i-a_j)^2 ≧ 0.
ぬるぽ
399:132人目の素数さん
04/09/16 14:25:23
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ | グッジョブ!
|::::: (● (● |
ヽ::::... .ワ.....ノ | | ガッ
と ) .| |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/ ←>>398
(_フ彡 /
400:398
04/09/17 11:52:08
>392
【類題】n≧r≧1, a_1~a_n>0, j次の基本対称式をS_jとおくと、
(S_1)^r -Σ[k=1~n](a_k)^r ≧ {((n^r)-n)/C[n,r]}S_r,
等号成立は r=1,2, n=1 または a_1=・・・=a_n のとき。
C[n,r]は2項係数でつ。
401:132人目の素数さん
04/09/17 16:59:01
>398の最後の式変形は、解読するのにすごく時間が掛かった。
>400は、もっと大変そうな予感…。
402:132人目の素数さん
04/09/21 13:00:47
任意の実数a,bに対して、a^2+b^2+1 ≧ (√2)a(b+1) を示せ。
403:132人目の素数さん
04/09/21 21:59:03
>402
(a^2 +b^2 +1)^2 - 2{a(b+1)}^2
= a^4 +2(a^2)(b^2 +1) +(b^2 +1)^2 -2(a^2)(b^2 +2b +1)
= a^4 -2(a^2)(2b) + (2b)^2 + (b^2 -1)^2
= (a^2-2b)^2 + (b^2 -1)^2 ≧0.
∴ a^2 +b^2 +1 ≧ √2 |a(b+1)|.
404:132人目の素数さん
04/09/21 22:17:09
>402
2(b^2 +1) = (b+1)^2 + (b-1)^2 ≧ (b+1)^2.
∴ 左辺 = a^2 + (b^2 +1) ≧ 2|a|√(b^2 +1) = (√2)|a(b+1)| ≧ 右辺.
等号成立は a=√2, b=1 のとき。
ぬるぽ
405:132人目の素数さん
04/09/22 07:49:20
>402
(1/2)a^2 + b^2 = (√2)ab + (a/√2 -b)^2 ≧ (√2)ab, 等号は a/(√2)=b.
(1/2)a^2 + 1^2 = (√2)a + (a/√2 -1)^2 ≧ (√2)a, 等号は a/(√2)=1.
辺々たす。
ぬるぽ
406:132人目の素数さん
04/09/23 14:03:31
キタ━(゚∀゚)━!!!!
405の解き方には全く気づきませんでした
___
./ ≧ \
|:::: \ ./ | グッジョブ!
|::::: (● (● |
ヽ::::... .ワ.....ノ | | ガッ
と ) .| |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/ ←>>403-405
(_フ彡 /
407:132人目の素数さん
04/09/25 00:15:05
既出だったらスマソ。
正の数 a,b,c に対して、次の不等式を示せ。
1/{a(1+b)} + 1/{b(1+c)} + 1/{c(1+a)} ≧ 3/(1+abc)
408:132人目の素数さん
04/09/25 17:28:13
∑[k=1→n]1/2^k<(n/(2^n))∑[k=0→n](nCk)/(2k+1)を証明せよ
ムズ
409:132人目の素数さん
04/09/26 02:15:02
>400
降参です。
模範解答を教えて下さい。
410:132人目の素数さん
04/09/26 08:35:46
>>400
相加相乗つかうだけじゃないの?
以下1以上の整数nと整数1≦r≦nを固定する。
D={(di)∈Z^n | diは非負実数}、d∈Dと不定元X1・・・Xnに対し
X^d=Π[i=1,n]Xi^diと書く。Πr={(πi) | π1≧π2≧・・・は非負整数列で∑πi=r}、
π∈Πに対しd(π)=(π1,π2,・・・πn)とする。
n次対称群G=SnをDに自然に作用させてG(d)={σ|σ(d)=d}とさだめる。以下をしめせばよい。
----
またπ∈ΠにたいしてS(π)=∑[σ∈G]X^(σ(d(π)))とする。このとき任意の正の実数の
組(x1,・・・xn)にたいしてS(π)(x1,・・・,xn)≧(n!/C[n,r])Sr(x1,・・・,xn)、等号成立はπ1=π2=・・・πr=1のとき
またはx1=x2=・・・=xnのとき。
(証明)d0=(1,1,・・・,1,0,・・・0,)(最初のr個が1である多重次数)とおく。
このとき相加相乗平均の関係式より
(1/r)∑[σ∈<(1,2,3,・・・,r)>]x^{σ(d(π))}≧(Π[σ∈<(1,2,3,・・・,r)>]x^{σ(d(π))})^(1/r)=x^d0
∴∑[σ∈<(1,2,3,・・・,r)>]x^{σ(d(π))}≧rx^d0
∴∑[τ∈G,σ∈<(1,2,3,・・・,r)>]x^{τσ(d(π))}≧r∑[τ∈G]x^τ(d(0))
等号成立は主張の等号成立条件が成立するとき。左辺はrS(π)
であり右辺は(n!/C[n,r])Sr(x1,・・・,xn)。
411:132人目の素数さん
04/09/27 08:33:20
>408
右辺 = {n/(2^n)}Σ[k=0,n] C[n,k]/(2k+1)
= ∫_[x=0,1] {n/(2^n)}Σ[k=0→n] C[n,k] x^(2k) dx
= ∫_[x=0,1] n{(1+x^2)/2}^n dx
> ∫_[x=0,1] n{(1+x^2)/2}^(n-1) xdx
= ∫_[u=1/2,1] n{u^(n-1)} du
= [u^n](u:1/2→1)
= 1-(1/2)^n
= Σ[k=1→n] 1/(2^k)
= 左辺.
ここに u=(1+x^2)/2 ≧x, du=xdx.
ぬるぽ
412:132人目の素数さん
04/09/27 22:15:18
>>411
すばらしいね。
うまく最後まで持っていくところは感銘を覚える。
ぬるぽ
413:132人目の素数さん
04/09/28 20:31:01
分かスレ187にありますた。
459 :132人目の素数さん :04/09/28 18:22:22
(前略)
0<b+c,0<c+a,0<c<a+bならば,1/(a+b) < 1/(b+c) + 1/(c+a)
の証明を教えてください.
スレリンク(math板:459番),460
414:132人目の素数さん
04/09/29 15:34:11
460 :132人目の素数さん :04/09/28 18:40:18
>>459
(a+b)(a+b+2c)-(b+c)(c+a)
= (a+b)^2 +2(a+b)c -(c^2) -(a+b)c-ab
= (a+b)^2 +(a+b)c -(c^2) -ab
= (a^2)+ab+(b^2) +c(a+b-c) > 0
(b+c)(c+a) < (a+b)(a+b+2c)
1/(a+b) < (a+b+2c)/{(b+c)(c+a)} = {1/(b+c)}+{1/(c+a)}
415:132人目の素数さん
04/09/29 15:42:57
不等式のコレクションがイパーイ!
(;´Д`)ハァハァ /lァ/lァ //ア//ア!!
a,b,c,d は実数。a^2+b^2≦1 のとき次を示せ。
(a^2+b^2-1)(c^2+d^2-1) ≦ (ab+cd-1)^2
416:132人目の素数さん
04/09/29 15:46:14
正の数 a_1,…,a_n が、
1/(a_1+1998) + … 1/(a_n+1998) = 1/1998
をみたすとき、次を示せ
{(a_1…a_n)^(1/n)}/(n-1) ≧ 1998
417:132人目の素数さん
04/09/29 15:49:33
正の数 a,b,c,d が abcd=1 をみたすとき、次を示せ。
(a^3+b^3+c^3+d^3) ≧ max{a+b+c+d, (1/a)+(1/b)+(1/c)+(1/d)}
418:132人目の素数さん
04/09/29 16:26:25
>415-417をたのもー
| _,.. -‐"/ ̄/ /|  ̄ l ヽ \~`"'ー、ノ たのも~♪
ケフ" / / ,.-'‐ ̄/ .i .i  ̄\- \ \ヾ
/ /.l l l .// / ./ l / ヾ iヽ i.\ たのも~♪
ノ | l l l Y /"¨''ヽ .i / ァ''"¨ヾ i イ゙i. リ
`ヽ r、 丶l i` レ | イ/"
\ ヽ ヽ """ iー'ーv' """ / '
ヽ ヾ- ゝ ._/ ./
/''"" \Y.': ∧∧ ∧∧ソ `"ヽ、
419:132人目の素数さん
04/09/29 22:45:45
>417
相加相乗の関係(Rべき)より、0≦r≦1 に対して
(1-r)・a^n + (r/3)(b^n +c^n +d^n) ≧ a^{n(1-r)}・(bcd)^(nr/3) = (abcd)^(nr/3)・a^s.
ここに、s=n(1-4r/3) とおいた。
文字変数を巡回的に入れ替えて加えると、
a^n +b^n +c^n +d^n ≧ (abcd)^(nr/3)・(a^s +b^s +c^s +d^s)
r=(3/4)(n-1)/n のとき s=1, r=(3/4)(n+1)/n のとき s=-1.
ぬるぽ
420:132人目の素数さん
04/09/29 23:19:08
>415
c^2+d^2≧1 のときは 左辺≦0≦右辺 より明らか。
c^2+d^2≦1 のときは、0 ≦ 1-a^2 -b^2 ≦ 1-2ab, 0 ≦ 1-c^2-d^2 ≦ 1-2cd より、
左辺 ≦ (1-2ab)(1-2cd) ≦ (1/4){(1-2ab)+(1-2cd)}^2 = (1-ab-cd)^2 = 右辺.
ぬるぽ
421:132人目の素数さん
04/09/29 23:37:05
神キタ━(゚∀゚)━!!!! いつもありがとうございます。
グッジョブ! __ ∩ ∩ _
-´─- 、\H- 、_,,,,......イヘへ、_/7'´_~二ニ
r==⊂エニ/__::_:::\:://ハ::::::::V´二二二
l /::/:::::::::::>::::::::::/::ゞ;l;::::::八コ⊃ /
l //::/:::/:::/::::::::::::/:i::l:::l::l:::::::::::!ヽ\
|/::/:::/:::/::/::/|:|:::::/|::|:::|::|!:l:::::::::::|::::l \
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//.|! .!::|::|::|ゞ|V_i:|;、:::::::/jノjムノ|/!:::l:::::l:::::::l
// .|::|::|;;|/〇:゙li ゞノ fl〇::lト |::::j::::l_::::::|l
__ `ー-、 |::|::f^ヘ.ゞ:ノj {|ゞ::ノj !:::/:::j リ::∧! /
/ l \!:|:八! `¨´ rー-v、``¨´ l:::/::/ノ K´
,.- !、_. { //|:ト;:::::ゝ、. ! ノ _ノ:/!::/:|| |l
. j __ ) ゙i_// ゞf⌒ゞ=>_`_ニ - ェヱ:/〆し|| |l
. !  ̄).八::: ̄T''亠-く_冫 /:l ト//::::// _〕 |l
. l `¨ ) !:::::::::l、__ノ::::::〕, ,':::ゞ|/:::rー!/ <|| |l
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422:132人目の素数さん
04/09/30 05:46:35
>415の類題
a,b,c,d は実数。a^2+b^2≦1 のとき次を示せ。
(a^2+b^2-1)(c^2+d^2-1) ≦ (ac+bd-1)^2
423:132人目の素数さん
04/09/30 11:59:31
>422
c^2 +d^2 ≧1 のときは 左辺≦0≦右辺 で明らか。
c^2 +d^2 ≦1 のときは、(a,b)=r↑, (c,d)=R↑, r↑・R↑= s とおくと
1-a^2-b^2=1-r^2, 1-c^2-d^2=1-R^2, 1-ac-bd =1-s, s≦min(rR,2-rR) で、
右辺-左辺 = (1-s)^2 - (1-r^2)(1-R^2) = (r-R)^2 + (rR-s)(2-rR-s) ≧0.
ぬるぽ
424:132人目の素数さん
04/09/30 22:16:33
>419
>相加相乗の関係(Rべき)
なんですか、それは?
425:132人目の素数さん
04/10/01 11:37:32
>416
a_k/1998 = x_k とおくと、Σ[k=1,n] 1/(1+x_k) - 1 = 0.
(1+x_1)(1+x_2)・・・・・(1+x_n) を掛けて通分すると
Σ[k=0,n] (n-k)S_k -Σ[k=0,n] S_k =0.
ここに、S_k は {x_1,x_2,・・・・,x_n} のk次の基本対称式,
相乗平均 (x_1・x_2・・・・・x_n)^(1/n) = (Sn)^(1/n) =u.
0 = Σ[k=0,n] (n-k-1)S_k
≧ Σ[k=0,n] (n-k-1)C[n,k]u^k (相加相乗平均)
= Σ[k=0,n] (n-k)C[n,k]u^k -Σ[k=0,n] C[n,k]u^k
= nΣ[k=0,n-1] C[n-1,k]u^k -Σ[k=0,n] C[n,k]u^k
= n{(1+u)^(n-1)} -(1+u)^n
= (n-1-u){(1+u)^(n-1)}.
∴ u/(n-1) ≧ 1.
ぬるぽ
426:419
04/10/01 16:56:12
>424
相加相乗の関係について
a,b,c,・・・・≧0, r,s,t,・・・・≧0, r + s + t + ・・・・・・ = 1 のとき
a・r + b・s + c・t + ・・・・・ ≧ (a^r)(b^s)(c^t)・・・・.
べき r,s,t,・・・・∈Q(有理数)の場合、通分すれば相加相乗平均に帰する。
べき r,s,t,・・・・∈R(実数)の場合は、連続性による。(やや面倒)
427:132人目の素数さん
04/10/01 21:30:22
>426
(;´Д`)ハァハァ /lァ/lァ //ア//ア!!
文献の紹介をキボンヌ。
428:426
04/10/02 01:36:26
>427
↓岩波数学辞典の付録の公式の不等式のところ。
a_1,a_2, ・・・・・ ,a_n≧0 のとき ・・・・・ また重みつき平均値について,
∑[ν=1,n] λ_ν・a_ν ≧ Π[ν=1,n] a_ν^λ_ν (∑[ν=1,n] λ_ν =1, λ_ν>0).
(略証)y=Ln(x) が上に凸であることからJensenの定理を使って導く。
ぬるぽ
429:426
04/10/02 02:02:12
y=exp(x) が下に凸であることから導いてもよい。
430:425
04/10/02 14:27:30
>416
a_k/1998 = x_k とおく。
【補題】(Klamkin,1974)
x_k>1 ⇒ ∑[k=1,n] 1/(1+x_k) ≧ n/(1+u), ただし u = (x_1・x_2・・・・・・x_n)^(1/n):相乗平均。
(略証)nに関する帰納法による。
x_kがすべて等しいときは明らかに成立するので、 u は x_n と x_{n-1} の間にあるとしてよい。
いま y_n =u, y_{n-1} =x_n・x_{n-1}/u とおくと 積は不変で、和は
x_{n-1} + x_n - y_{n-1} - y_n = (u-x_{n-1})(x_n-u)/u ≧0 だけ減少する。
∴ 1/(1+y_{n-1}) + 1/(1+y_n) ≦ 1/(1+x_{n-1}) + 1/(1+x_n).
{x_1 ・・・・ x_{n-2}, y_{n-1}}の n-1 個で考えると、相乗平均はu.
∴帰納法の仮定(n-1)により、
∑[k=1,n] 1/(1+x_k) ≧ {∑[k=1,n-2] 1/(1+x_k) + 1/(1+y_{n-1})} +1/(1+u)
≧ (n-1)/(1+u) + 1/(1+u)
= n/(1+u).
ぬるぽ
431:132人目の素数さん
04/10/02 20:07:46
(;´Д`) ハァハァ /lァ/lァ /lア/lア!!
参考文献をキボンヌ!
432:132人目の素数さん
04/10/02 20:29:35
(Klamkin's Inequality)
-1 < x,y,z < 1 のとき、
1/{(1-x)(1-y)(1-z)} + 1/{(1+x)(1+y)(1+z)} ≧ 2
433:132人目の素数さん
04/10/03 00:53:28
>432
相加相乗ハァハァと・・・
左辺 ≧ 2/√{(1-x^2)(1-y^2)(1-z^2)} ≧ 2.
ぬるぽ
434:132人目の素数さん
04/10/03 02:55:14
【問題】 正の数 a,b,cに対して、次式を証明せよ。
(1) \sqrt{(a^2b+b^2c+c^2a)(ab^2+bc^2+ca^2)}
≧ abc + \sqrt[3]{(a^3+abc)(b^3+abc)(c^3+abc)}
(2) \sqrt(a^4+b^4+c^4) + \sqrt(a^2b^2+b^2c^2+c^2a^2)
≧ \sqrt(a^3b+b^3c+c^3a) + \sqrt{(ab^3+bc^3+ca^3)
∧_∧
( ;´∀`) < 勃起しますた。 ハァハァ…
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
435:430
04/10/03 15:11:14
>416
(430の続き)
【補題】の条件を、 ∀(i≠j); x_i・x_j -1 >0 に緩めても成立する。
(略証) 1/(1+x_{n-1}) + 1/(1+x_n) = 1 - [x_{n-1}・x_n -1]/[1-(x_{n-1}+x_n)+x_{n-1}・x_n] は (x_{n-1}+x_n) について単調増加。
∴ 1/(1+y_{n-1}) + 1/(1+y_n) ≦ 1/(1+x_{n-1}) + 1/(1+x_n).
[416]では 1 > 1/(1+x_i) + 1/(1+x_j) = 1 - [x_i・x_j -1]/[(1+x_i)(1+x_j)] により x_i・x_j -1 >0.
>434
(2) 相加相乗とコーシーでハァハァと・・・・・
{√(a^4 +b^4 +c^4) + √[(ab)^2 +(bc)^2 +(ca)^2]}/2 ≧ {(a^4 +b^4 +c^4)[(ab)^2 +(bc)^2 +(ca)^2]}^(1/4) ≧ √(a^3・b +b^3・c +c^3・a)
{√(b^4 +c^4 +a^4) + √[(ab)^2 +(bc)^2 +(ca)^2]}/2 ≧ {(b^4 +c^4 +a^4)[(ab)^2 +(bc)^2 +(ca)^2]}^(1/4) ≧ √(a・b^3 +b・c^3 +c・a^3)
辺々たす。
ぬるぽ
436:387
04/10/03 16:08:07
>390
f(0)=0, 0≦g(x)≦1 ですが、f(x)≦1 は不要。
たとえば f(x)=arcsin(x) も可。
大関信雄・大関清太 共著:「不等式への招待」,近代科学社 (1987) p.62の定理
437:435
04/10/03 20:23:45
>434 (1) ハァハァ
右辺 = abc・{1+[(a^2 +bc)(b^2 +ca)(c^2 +ab)/(abc)^2]^(1/3)} ≡ abc(1+u).
左辺 = √{(abc)^2 +(a^2 +bc)(b^2 +ca)(c^2 +ab)} = abc・√{1+(u^3)}.
u^3 = 8 +{bc/(a^2)+(a^2)/bc -2} +{ca/(b^2)+(b^2)/ca -2} +{ab/(c^2)+(c^2)/ab -2} ≧ 8.
∴ u ≧ 2.
(左辺)^2 -(右辺)^2 = (abc)^2・{(1+u^3)-(1+u)^2} = (abc)^2・u(u+1)(u-2) ≧0.
∴ 左辺 ≧ 右辺.
ぬるぽ
438:132人目の素数さん
04/10/05 17:05:22
>430
>いま y_n =u, y_{n-1} =x_n・x_{n-1}/u とおくと 積は不変で、
(y_kの積)
= (x_kの積)^2/{x_1*x_2*u^(n-2)}
= (x_kの積)u^2/(x_1*x_2)
≠(x_kの積)
だと思うのですが…
439:430
04/10/05 18:21:05
>438
分かりにくくてすまそ。全部書けば、
y_k = x_k (1≦k≦n-2), y_{n-1} = x_{n-1}・x_n/u, y_n = u.
したがって
y_{n-1}・y_n = x_{n-1}・x_n, (y_kの積) = (x_kの積) ≡ u^n.
ってことでつ。
ぬるぽ
440:132人目の素数さん
04/10/05 21:33:59
嗚呼、成程。
441:132人目の素数さん
04/10/06 01:38:03
この機会に、根号のついた不等式でハァハァしちゃうぞ!
⊿ ○ ∇ 、___,、´`゙;~、 ';冫 ☆
┏ ━ゝヽ''/ ≧ \━〆A!゚━┓。
╋┓"〓┃ < ゝ\',冫。' |:::: \ ./ |゛△│´'´,.ゝ'┃. ●┃ ┃┃
┃┃_.━┛ヤ━━━|::::: (● (● |━━━━━ ━┛ ・ ・
∇ ┠─Σ- ヽ::::... .ワ.....ノ 冫 そ',´; ┨'゚,。
.。冫▽ < ⊂ ./⊃ 乙 ≧ ▽
。 ┃ Σ (⌒ゞ ,l, 、'' │ て く
┠─ム┼ ゝ,,ノ ノゝ. 、,, .┼ ァ Ζ┨ ミo''`
。、゚`。、 i/ レ' o。了 、'' × 个o
○ ┃ `、,~´+√ ▽ ',!ヽ.◇ o┃
┗〆━┷ Z,.' /┷━''o ヾo┷+\━┛,゛;
ヾ ⊿ '、´ ∇
442:132人目の素数さん
04/10/06 01:41:17
(1) [Carson's Inequality] a,b,c>0に対し
\sqrt[3]{(a+b)(b+c)(c+a)/8} ≧ \sqrt{(ab+bc+ca)/3}
(2) a,b,c,d>0に対し
\sqrt{(a^2+b^2+c^2+d^2)/4} ≧ \sqrt[3]{(abc+bcd+cda+dab)/4}
(3) a,b,c>0に対し
(|a-b|+|b-c|+|c-a|)/3 + \sqrt[3]{abc} ≧ (a+b+c)/3
(4) [1998,Hong Kong] a,b,c>1に対し
\sqrt{a-1} + \sqrt{b-1} + \sqrt{c-1} ≦ \sqrt{a(bc+1)}
(5) [1998 APMO] a,b,c>0に対し
(1+ a/b)(1+ b/c)(1+ c/a) ≧ 2(1+ (a+b+c)/\sqrt[3]{abc})
(6) [1997 Latvia] a,b>0、nは自然数のとき、
1/(a+b) + 1/(a+2b) + … + 1/(a+nb) < n/\sqrt{a(a+nb)}
(7) [1997 Hong Kong] a,b,c>0に対し
abc(a+b+c+\sqrt{a^2+b^2+c^2})/{(a^2+b^2+c^2)(ab+bc+ca)} ≦ (3+\sqrt{3})/9
(8) [1999 Austria-Poland] a,b≧0に対し
{(\sqrt[3]{a^2b}+\sqrt[3]{ab^2})/2}^(3/2)
≧ (a+\sqrt{ab}+b)/3
≧ (a+\sqrt[3]{a^2b}+\sqrt[3]{ab^2}+b)/4
≧ {(\sqrt{a}+\sqrt{b})/2}^2
443:LettersOfLiberty ◆rCz1Zr6hLw
04/10/06 11:03:05
さて、
xを0より大きい実数とするとき、
Γ(x+1)≥(x/3)^x
となることを証明せよ。
444:数学科布施 ◆FUSEz5Eqyo
04/10/06 13:27:14
このスレまじ勃起する
445:132人目の素数さん
04/10/06 13:32:46
>443の馬鹿がまた荒らしとる!
446:132人目の素数さん
04/10/06 13:49:19
俺は不等式ヲタの神々とひっそりとハァハァしたいのに、
糞kingは、糞レスしかできないくせにage荒らししやがる!
>>194-204
447:132人目の素数さん
04/10/06 15:37:26
| | | | |┃| :|
| | | | |┃|i | />>408 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ガタガタ |┃| < nCrと聞いちゃ、黙っていられ・・・・
| | | |______|ミ | .i.| | あれ?開かない・・・?
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |┃|:. ,| \______________
| | | | |┃| i|
| | | | |┃| :|
| | | | |┃|i |
| | | | |┃|, :.|
|_|====―●==|_|______|┃| i|_______
448:132人目の素数さん
04/10/06 15:43:13
>>408
示すべき不等式を変形すると (2^n-1)/n < Σ[k=0,n]C[n,k]/(2k+1)
>>411のその証明を真似ると、
Σ[k=0,n]C[n,k]/(2k+1) < Σ[k=0,n]C[n,k]/(k+1) = … (以下同様)
結局
(2^n-1)/n < Σ[k=0,n]C[n,k]/(2k+1) < (2^{n+1}-1)/(n+1)
___
|┃三 ./ nCr \ ________
|┃ |:::: \ ./ | / もっといい
|┃ ≡|::::: (● (●| < 評価式はできないかなぁ…
____.|ミ\_ヽ::::... .∀....ノ \ ハァハァ /lァ/lァ
|┃=__ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ
449:132人目の素数さん
04/10/06 16:48:04
自然数nに対して
Σ[k=0,n]C[n,k]/(2k+1)
≦ Σ[k=0,n]C[n,k]/(k+2)
= ∫[0,1]Σ[k=0,n]C[n,k]x^{k+1}dx
= ∫[0,1]x(1+x)^kdx
= (部分積分して)
= (n*2^{n+1}+1)/(n+1)(n+2)
___
./ nCr \ まだ いけるかなぁ
|:::: \ ./ | ハァハァ
|::::: (● (● |
ヽ::::... .∀....ノ / チン ☆
_( ⊃ ⊃ チン ☆
|\ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄\
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\| 愛媛みかん |
450:132人目の素数さん
04/10/06 20:22:56
>442
(8)の初めの不等号は a or b→0 の場合は成り立たな伊予柑....
451:132人目の素数さん
04/10/07 04:31:33
| | | | |┃| :|
| | | | |┃|i | />>442,450 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ガタガタ |┃| < 確かにAB=0のとき成り立たないね、(8)番
| | | |______|ミ | .i.| | あれ?開かない・・・?
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |┃|:. ,| \_ (8)は1993年の問題で、…
| | | | |┃| i|
| | | | |┃| :|
| | | | |┃|i |
| | | | |┃|, :.|
|_|====―●==|_|______|┃| i|_______
452:442(8)の訂正
04/10/07 04:38:51
>450 グッジョブ
(8)は引用元の問題が 既に誤植でした。
別のところから探してきて確認したら、正しい形は以下の通りです。
(8) [1993 Austria-Poland] a,b≧0に対し
{(\sqrt[3]{a^2}+\sqrt[3]{b^2})/2}^(3/2)
≧ (a+\sqrt{ab}+b)/3
≧ (a+\sqrt[3]{a^2b}+\sqrt[3]{ab^2}+b)/4
≧ {(\sqrt{a}+\sqrt{b})/2}^2
∧_∧ それでは、不等式solverの皆様方、
(´Д` ) よろしくお願いします。
/ y/ ヽ
Σ(m)二フ ⊂[_ノ とりあえず、死んでお詫びを…
(ノノノ | | | l )
453:132人目の素数さん
04/10/07 04:58:07
>444
不等式に勃起する君も、今日から不等式ヲタだ!
∧_∧
( ;´∀`) < 勃起しますた。 ハァハァ…
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
454:132人目の素数さん
04/10/08 01:43:02
>443
Γ(x+1) = xΓ(x) = x∫_[t=0,∞) t^(x-1) e^(-t) dt
≧ x∫_[t=0,x] t^(x-1) e^(-t) dt
≧ e^(-x)∫_[t=0,x] x・t^(x-1) dt
= e^(-x) [t^x](t=0,x)
= e^(-x) (x^x)
= (x/e)^x.
ぬるぽ
455:442(2)に追加
04/10/08 05:46:03
>>442(2)
a,b,c,d>0に対し
\sqrt{(abc+bcd+cda+dab)/4} ≧ \sqrt[3]{(ab+ac+ad+bc+bd+cd)/6}
456:132人目の素数さん
04/10/08 05:52:30
>>455
f(x)=(x-a)(x-b)(x-c)(x-d)=0 は重解を含めて4個の正の解をもつ。
y=f'(x)のグラフを考えれば、f'(x)=0も重解を含めて3個の正の解 α,β,γ をもつ。
解と係数の関係を用いて、示すべき不等式を α,β,γ で表すと
(αβ+βγ+γα)/3 ≧ \sqrt[3]{(αβγ)^2}
となる。これは相加相乗平均の関係だから不等式は示された。
等号成立条件は α=β=γ で、このとき y=f(x) のグラフを考えて a=b=c=d.
(*゚∀゚)=3
457:442に追加
04/10/08 06:00:38
もひとつルートの不等式追加。
(9) 実数 a,b が ab>0 をみたすとき、
\sqrt[3]{a^2b^2(a+b)^2/4} ≧ (a^2+10ab+b^2)/12
458:132人目の素数さん
04/10/08 08:37:31
ちょっと話し変わるけど、
URLリンク(www.kalva.demon.co.uk)
この不等式の証明で、CS不等式を使った後
√{Σ(b_i)^2} ≦ 1
をどうやって示すのですか? リンク先の最後の行
(b_1)^2 ≦ (x_1)^2/{1+(x_1)^2} = 1 - 1/{1+(x_1)^2}
の意味は分かりますが、b_2,… について同様にしても得られないのですが。
459:132人目の素数さん
04/10/08 10:00:59
| _,.. -‐"/ ̄/ /|  ̄ l ヽ \~`"'ー、ノ >458をたのも~♪
ケフ" / / ,.-'‐ ̄/ .i .i  ̄\- \ \ヾ
/ /.l l l .// / ./ l / ヾ iヽ i.\ たのも~♪
ノ | l l l Y /"¨''ヽ .i / ァ''"¨ヾ i イ゙i. リ
`ヽ r、 丶l i` レ | イ/"
\ ヽ ヽ """ iー'ーv' """ / '
ヽ ヾ- ゝ ._/ ./
460:高1連立不等式
04/10/08 11:21:12
16x+260-13x+20≦300
を整理すると・・
3x≦20
整理途中の計算を教えて下さい
マジレス宜しく御願いしますm(__)m
461:132人目の素数さん
04/10/08 11:22:41
そういう質問は質問スレに書け!
462:132人目の素数さん
04/10/08 11:26:09
ワロタ
463:LettersOfLiberty ◆rCz1Zr6hLw
04/10/08 11:36:44
Re:>460
不等式の基本事項:
a≤bかつc≤dならば、a+c≤b+d.
任意のcに対して、a≤bとa+c≤b+cは同値。(*)
0<aかつ0<bならば、0<ab.
任意のc>0に対して、a≤bとca≤cbは同値。
(*)により、
16x+260-13x+20≤300
⇔16x+260-13x+20-280≤300-280.
464:高1連立不等式
04/10/08 11:51:20
>>463ご丁寧に説明いただき有り難う御座いました
やっと、解く事が出来ました。
465:132人目の素数さん
04/10/08 12:19:22
>458
(b_i)^2 = (x_i)^2/[1+(x_1)^2 +(x_2)^2 +...+(x_i)^2]^2
≦ (x_i)^2/[1+(x_1)^2 +(x_2)^2 +...+(x_{i-1})^2][1+(x_1)^2 +(x_2)^2 +...+(x_i)^2]
= 1/[1+(x_1)^2 +(x_2)^2 +...+(x_{i-1})^2] - 1/[1+(x_1)^2 +(x_2)^2 +...+(x_i)^2].
∴ Σ[i=1,n] (b_i)^2 < 1.
と読むんだろうな。
ぬるぽ
466:132人目の素数さん
04/10/08 15:53:04
ぬるぽ神キタ━(゚∀゚)━!!!
そうか、その手があったか!! ありがとうございますです!!!
┏┓ ┏━┓ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .┏━┓┏━┓
┏┛┗┓┃┏┓┃ / ≧ \ ┃ ┃┃ ┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━/ ヽ.━━┓┃ ┃┃ ┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃ l::::::::: \ / | ┃┃ ┃┃ ┃
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┗┛ ┗┛ ヽ::::::::::::::::::. \/ ノ ┗━┛┗━┛
467:132人目の素数さん
04/10/08 23:48:58
>457
(9)の不等号は逆向きの悪寒....
468:457の訂正
04/10/09 00:01:13
>467 仰せのとおりにございます。
(9) 実数 a,b が ab>0 をみたすとき、
\sqrt[3]{a^2b^2(a+b)^2/4} ≦ (a^2+10ab+b^2)/12
,、|,、
(f⌒i
U j.|
UJ
:
‐=‐
469:132人目の素数さん
04/10/09 22:49:28
>442 (1~5)
(1) (a+b+c)^2 - 3(ab+bc+ca) = {(a-b)^2+(b-c)^2+(c-a)^2}/2 ≧0.
(abc)^(2/3) ≦ (ab+bc+ca)/3 ・・・・ 相加相乗平均
∴ (左辺)^3 = {(a+b+c)(ab+bc+ca)-abc}/8 = (1/8)[(√3)-1/(3√3)](ab+bc+ca)^(3/2) ={(ab+bc+ca)/3}^(3/2) = (右辺)^3.
(2) 左側: (a^2 +b^2 +・・・・)/n - {(a+b+・・・・)/n}^2 = {1/(n-1)n}{[a^2+b^2] + ・・・ -(1/n)[a^2+b^2+2(n-1)ab] -・・・・}
= (1/n)^2 {[a^2 +b^2 -2ab] + ・・・・}
= (1/n)^2 {(a-b)^2 +・・・・} ≧0.
右側: {(a+b+・・・・)/n}^3 - (abc + ・・・・)/C[n,3]
= (1/n)^3 {a^3 +b^3 +・・・・ +3(a^2b+b^2c+c^2a) +3(ab^2 +bc^2 +ca^2) + ・・・・ +6(abc+・・・・)} - (abc+・・・・)/C[n,3]
= {1/n^2C[n,3]}{(1/3)[a^3 +b^3 +c^3]・・・・+ ((n-1)/2)[a^2b+b^2c+c^2a] +((n-1)/2)[ab^2 +bc^2 +ca^2] + ・・・・+((n-1)(n-2)-n^2)(3n-2)(abc+・・・)}
= {1/n^2C[n,3]}{(1/3)[a^3 +b^3 +c^3 -3abc]・・・・+ ((n-1)/2)[a^2b+b^2c+c^2a-3abc] +((n-1)/2)[ab^2 +bc^2 +ca^2 -3abc]+・・・・・} ≧0.
(3) u≧min(a,b,c) のとき、左辺 = 2(MAX-min) +3u ≧ 2MAX +min ≧ a+b+c =右辺.
(4) b,c≧1のとき、{√(b-1) +√(c-1)}^2 = bc - {√(b-1)√(c-1) -1}^2 ≦ bc.
∴ √(b-1) +√(c-1) ≦√(bc), 等号成立は 1/b +1/c =1.
同様に、a≧1, bc≧0 のとき {√(a-1) +√(bc)} ≦√{a(bc+1)}, 等号成立は 1/b + 1/c = a-1.
(5) 相加平均 ≧ 相乗平均 ≧ 調和平均 より
(1/3)(a+b+c)(1/a +1/b +1/c) -1 = (1/3){(a/b +b/a)+(b/c +c/b)+(c/a +a/c)} ≧ 2.
(2/3)(a+b+c)(1/a +1/b +1/c) ≧ 2(a+b+c)/[(abc)^(1/3)].
辺々たす。
ぬるぽ
470:132人目の素数さん
04/10/09 22:57:09
>442 (6~7)
(6) nに関する帰納法による。
n=1のときは明らかに成立
(n+1)/√[a(a+(n+1)b)] - n/√[a(a+nb)] = [(n+1)/f -n]/√[a(a+nb)] = cd/[a+(n+1)b]
f = √{[a+(n+1)b]/(a+nb)} > 1,
c = (2n+1)/[(n+1)/f +n] > 1,
d = {a+(n/2)[1+1/(2n+1)]b}/√[a(a+nb)] > 1.
∴ 1/[a+(n+1)b] < (n+1)/√[a(a+(n+1)b)] - n/√[a(a+nb)].
(7) a^2 +b^2 +c^2 = (1/3){(a+b+c)^2 +(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2} ≧ (1/3)(a+b+c)^2.
(a+b+c)(ab+bc+ca) = 9abc + a(b-c)^2 + b(c-a)^2 +c(a-b)^2 ≧ 9abc.
∴ abc{(a+b+c)/{(a^2 +b^2 +c^2)(ab+bc+ca)} ≦ abc{(a+b+c)/{(1/3)(a+b+c)^2 (ab+bc+ca)}
= 3abc/{(a+b+c)(ab+bc+ca)} ≦ 3/9.
abc{√(a^2 +b^2 +c^2)/{(a^2 +b^2 +c^2)(ab+bc+ca)} ≦ abc/{(1/√3)(a+b+c)(ab+bc+ca)}
= (√3)abc/{(a+b+c)(ab+bc+ca)} ≦ (√3)/9.
辺々たす。
ぬるぽ
471:132人目の素数さん
04/10/09 22:58:39
>442 (8~9)
(8) a^(1/6) =A, b^(1/6)=B とおく。
上: {[a^(2/3) + b^(2/3)]/2}^3 - {[a+√(ab)+b]/3}^2
= (1/8){A^4 +B^4}^3 - (1/9){A^6+(AB)^3+B^6}^2
= (1/8){A^12 +3(A^2B)^4 +3(AB^2)^4 +B^12} - (1/9){A^12 +2(A^3B)^3 +3(AB)^6 +2(AB^3)^3 +B^12}
= (1/72){A^12 -16A^9B^3 +27A^8B^4 -24A^6B^6 + 27A^4B^8 -16A^3B^9 +B^12)
= (1/72)(A-B)^4{(A^4 -B^4)^2 +AB(4A^2 +10AB +4B^2)(A^4 +B^4)} ≧0.
中: [a+√(ab)+b]/3 - [a^(1/3) +b^(1/3)][a^(2/3) +b^(2/3)]/4
= [A^6 +(AB)^3 +B^6] - [A^2 +B^2][A^4 +B^4]/4
= [A^6 -3A^4B^2 +4(AB)^3 -3A^2B^4 +B^6]/12
=(A-B)^2 {A^4 +2A^3B +2AB^3 +B^4}/12 ≧0.
下: [a^(1/3) +b^(1/3)][a^(2/3) +b^(2/3)]/4 - [(√a +√b)/2]^2
= (1/4)[a^(1/3) +b^(1/3) -2(ab)^(1/6)](ab)^(1/3)
= (1/4)[A^2 + B^2 -2AB](AB)^2
= (1/4)(A-B)^2 (AB)^2 ≧ 0.
なお、{(a^r +b^r)/2}^(1/r) はrについて単調増加
(略証) r<R とすると、y=x^(R/r) は下に凸だから、
{(a^r +b^r)/2}^(R/r) ≦ (a^R +b^R)/2, {(a^r +b^r)/2}^(1/r) ≦ {(a^R +b^R)/2}^(1/R).
(9) (ab+ab+c^2)/3 ≧ (abc)^(2/3) ・・・・ 相加相乗平均
c=(a+b)/2 とおく。
ぬるぽ
472:132人目の素数さん
04/10/09 23:13:08
神キタ━(゚∀゚)━!!! いつもながら流石でございます。
ありがとうございます。 今夜はタップリ抜けそうです。
∧_∧
( ;´∀`)とにかく一発!
人 Y /
( ヽωつ ο°o。
(_)_)
473:469
04/10/09 23:26:51
(2)は次式の略証でつ・・・
a,b,c,・・・・・>0 に対し
√{(a^2 +b^2 +c^2 +・・・・・)/n} ≧ (a+b+c+・・・・・)/n ≧ {(abc+・・・・・)/C[n,3]}^(1/3).
[455]は
\sqrt[3]{(abc+bcd+cda+dab)/4} ≦ \sqrt{(ab+ac+ad+bc+bd+cd)/6} ?
474:132人目の素数さん
04/10/09 23:40:28
>473
嗚呼、またもや書き間違い。
[455]ですが 仰せのとおりにございます。
r~~~~~
__ _ノ うっうっうっ・・・
/__ `ヽ_ ⌒ヽ~~~~~
|〈___ノf レ1(
,L| しL.し'゙"
"` "′
475:cubism
04/10/10 00:30:03
↓分かスレ188から借用
404 :132人目の素数さん :04/10/09 15:59:40
,/|ミ=、
/ .|ミミミ|
.| |ミミミ|
,/|ミ| |ミミミ|
,/ |ミ| |ミミミ|
| |ミ| |ミミミ|
| |ミ| |ミミミ|
| |ミ| |ミミミ|
| |ミ| |ミミミ|
| |ミ| |ミミミ|
_,-'"|. |ミ| |ミミミ|
_,. -'' " ̄~゙三=-_、_ _,.-'" |. |ミ| !ミミミ|
,,.-''" r _、 三三タ_,.-''" | |ミ| ,.彡ヾミ|
/ i {ぃ}} _ニ/ -=三| 」ミヒ彡彡イミヾ
/,.、 `--" ニl -=ニ三=-''レ彡ミミr'" |ミミミ|
l {ゞ} i .ニl==三三ニ=''" ,>'"|ミ| |ミミミ|
.l `" i_,,...-''| ニ`=-=i'" | |ミl,..-=彡ヾミ|
_,.-! ! i -ニ三三/ L.. -ニヾ|ヾ彡'='''"
l´,.- l \/ -ニ三三/ ヾ-‐''"
_. ! ri l\ __--三三三='"
j'‘´l `´ | ! ` ミ三三三三三=''"
i',.. '´} | |
l,.. r´ '´
476:132人目の素数さん
04/10/10 01:01:50
世俗と離れた山奥で、ひっそりとやっている感じが たまらなく (゚∀゚) イイッ!
477:132人目の素数さん
04/10/10 07:10:14
不等式の証明問題って、両辺の文字の次数が一致するものばかりだと思っていた。
一致しなくても、積一定などの与えられた条件を使って書き換えたら一致するのとか。
そうじゃないのもあるって今ごろ知った。
【問題】 正の数 a,b,c に対して、次の不等式を示せ。
1/{a(1+b)} + 1/{b(1+c)} + 1/{c(1+a)} ≧ 3/(1+abc)
478:132人目の素数さん
04/10/10 08:55:57
>>430の補題の仮定 x_k>1 は、x_k≧1 でもOKですよね?
479:430
04/10/10 15:52:54
>478
桶
>>118-129 も嫁
480:473
04/10/10 16:11:36
>455 (474)
(k次の基本対称式)/C[n,k] = P_k とおくと、問題は (P_3)^(1/3) ≦ (P_2)^(1/2).
【定理】
相加平均 = P_1 ≧ (P_2)^(1/2) ≧ (P_3)^(1/3) ≧ ・・・・・ ≧ (P_n)^(1/n) = 相乗平均 ・・・・(1).
(略証) 補題の(2)をk乗して掛けあわせ、共通項を約せばよい。
【補題】
P_{k-1}・P_{k+1} ≦ (P_k)^2 ・・・・・・・・・・・・・・ (2).
(略証) f(x) ≡ (x-a)(x-b)・・・・ = ∑[L=0,n] ((-1)^L)・C[n,L]・P_L・x^(n-L)
g_k(x) ≡ {x^(k+1)}・(d/dx)^(n-k-1) f(x) = {n!/(k+1)!}・∑[L=0,k+1] ((-1)^L)・C[k+1,L]・P_L・x^L
h_k(x) ≡ (d/dx)^(k-1) g(x) = ((-1)^(k+1))・(n!/2)[P_{k-1} -2P_k・x +P_{k+1}・x^2].
f(x)=0 の根はすべて正の実数だから、ロルの定理により、g_k(x), h_k(x) についても同様である。
h_k(x)=0 は実根をもつから、判別式Q_k = (P_k)^2 - P_{k-1}・P_{k+1} ≧0. (終)
【参考書】
「数学の問題=第(1)集」, 第21問 日本評論社 (1977)
E.F.Beckenbach and R.Bellman: "Inequalities", p.11, Ergebnisse叢書, Springer Verlag (1961)
↑ >>84-86 の本
【別法】nに関する帰納法
>>263-271
ぬるぽ
481:132人目の素数さん
04/10/10 16:39:31
【参考書】
ビブンのことはビブンでする向きには
G.H.Hardy, J.E.Littlewood, G.Polya共著, : 「不等式」, シュプリンガー・フェアラーク東京
細川尋史 訳, A5, 450p. \4800, ISBN 4-431-71056-6
D.S.Mitrinovic': "Analytical Inequalities", Springer-Verlag (1970)
482:132人目の素数さん
04/10/11 19:57:11
>>442(7) は、最小値の方は出ないでしょうか?
483:132人目の素数さん
04/10/11 21:19:56
>482
a,b,cのうち1つだけ→0 のとき →0 と思われ...
ぬるぽ
484:132人目の素数さん
04/10/13 04:14:43
Mを正定数, a,b,cを実定数とする。
f(x)=ax^2+bx+c において |f(-1)|, |f(0)|, |f(1)|≦M ならば、
|x|≦1において |f(x)|≦5M/4 を示せ。
こやつめをたのもー。
a=0 のときは f(x) は一次式以下だから、区間の端点で最大最小値をとるので
|f(x)| ≦ max{|f(-1)|, |f(1)|} = M
a>0のときを考える。(a<0のときも同様にできる)
このとき f(x) は下に凸だから、グラフを考えると
|f(x)| ≦ max{|f(-1)|, |f(-b/{2a})|, |f(1)|} = \max{M, |f(-b/{2a})|}
ということで、|f(-b/{2a})|≦5/4 を示せれば一件落着だと思うのだけど、
そのあとが分からんちん。
485:132人目の素数さん
04/10/13 06:14:32
訂正
>ということで、|f(-b/{2a})|≦5M/4 を示せれば…
軸の位置によって、|-b/(2a)|>1のときは
|f(x)| ≦ max{|f(-1)|, |f(1)|} ≦ M
|-b/(2a)|≦1のときは、D=b^2-4ac≧0のときには、
|f(-b/{2a})| の最大値を考えないといけないんだけど
|f(-b/{2a})| = |-b^2/(4a)+c| ≦ (|b|/2)*|b/2a|+|c| ≦ (M/2)*1+M = 3M/2
ここで、|2b|=|f(1)-f(-1)|≦2M、|c|=|f(0)|≦M を用いた。
5M/4にならんのですが…。
486: ◆BhMath2chk
04/10/13 08:00:00
|f(x)|
=|f(-1)x(x-1)/2+f(0)(1-x^2)+f(1)x(x+1)/2|
≦M(|x(x-1)/2|+|1-x^2|+|x(x+1)/2|)。
-1≦x≦0のとき
|x(x-1)/2|+|1-x^2|+|x(x+1)/2|
=1-x-x^2
≦5/4。
0≦x≦1のとき
|x(x-1)/2|+|1-x^2|+|x(x+1)/2|
=1+x-x^2
≦5/4。
487:132人目の素数さん
04/10/13 10:05:09
>486
なるほど、その手がありましたか! 激しくありがとうございます。
係数 a,b,c を f(-1), f(0), f(1) で表すんですね。
この条件の下で、同様に考えると |x|≦1において |f'(x)|≦4M
また、g(x)=cx^2+bx+a を考えると、|x|≦1において |g(x)|≦9M/4, |g'(x)|≦3M
となりますね。たぶん。
488:132人目の素数さん
04/10/13 10:09:58
[1992 MeXico]
正の数 a,b,c が a+b+c=3 をみたすとき、次の不等式を示せ。
6 < \sqrt{2x+3}+\sqrt{2y+3}+\sqrt{2z+3} ≦ 3\sqrt{5}
右側は Cauchy-Schwarz でも Jensen の不等式でも得られますが、
左側は一体どうやるのでせうか? たのも~。
489:132人目の素数さん
04/10/13 11:30:30
>487の訂正。
ぬーん、|g(x)|≦2M なのか…。
類題発見。京大1995後期理系3番
URLリンク(hw001.gate01.com)
はっきり言って、a≧0, b≧0 の条件は要らない。
絶対値がついているから a の符号はどっちでもいいし、
x=t,-tの場合を考えれば、bの符号もどうとでもなるし。
|f(x)|≦M の条件は強すぎると思う。
3箇所、例えば |f(-1)|, |f(0)|, |f(1)| ≦ M で十分じゃないの?
490:132人目の素数さん
04/10/13 13:33:42
>488
√ は上に凸ゆえ 0<x<3 ⇒ (3+x)/2 < √(2x+3)
辺々たす。
(3+2√3 も可能)
ぬるぽ
491:132人目の素数さん
04/10/13 16:38:13
>490
ありがとうございまする。
0<x<3 において、y=(3+x)/2 と y=√(2x+3) のグラフを考えるんですね?
y=(3+√3)x/3 +√3 と y=√(2x+3) のグラフから、3+2√3 を出したんですね
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/___\
./ ≧ \
|:::: \ ./ | そうか!
|::::: (● (● |
ヽ::::... .ワ.....ノ
492:132人目の素数さん
04/10/15 06:43:55
(1) 正の数 a,b,c が abc=1 をみたすとき、
(1+a)(1+b)(1+c) ≧ 2(1+\sqrt[3]{b/a}+\sqrt[3]{c/b}+\sqrt[3]{a/c})
(2) x>0 に対し、
[(x+ 1/x)^6-(x^6+ 1/{x^6})-2]/[(x+ 1/x)^3+(x^3+ 1/{x^3})] ≧ 6
(3) 1≦a≦b≦c≦4のとき、
(a-1)^2 + (b/a -1)^2 + (c/b -1)^2 + (4/c -1)^2 ≧ 12-8√2
___
|┃三 ./ nCr \ ________
|┃ |:::: \ ./ | /
|┃ ≡|::::: (● (●| < ハァハァ /lァ/lァ
____.|ミ\_ヽ::::... .∀....ノ \
|┃=__ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ
493:132人目の素数さん
04/10/15 12:17:01
>492
(1) 相加相乗平均より (b/a)^r +(c/b)^r +(a/c)^r ≧3.
左辺 = -1+(b+1 +1/a)+(c+1 +1/b)+(a +1/c) ≧ -1 +3{(b/a)^(1/3) +(c/b)^(1/3) +(a/c)^(1/3)}
≧ 2 + 2{(b/a)^(1/3) +(c/b)^(1/3) +(a/c)^(1/3)} = 右辺.
(2) x^6 +1/(x^6) +2 = {x^3 +1/(x^3)}^2 より,
左辺 = (x+ 1/x)^3 - {x^3+ 1/(x^3)} = t^3 -(t^2 -3)t = 3t ??
(3) Σ[k=1,n](x_k)^2 - (1/n){Σ[k=1,n] x_k}^2 = (1/n)Σ[i≠j] (x_i-x_j)^2 ≧0 より
左辺 ≧ 4{(a/1 +b/a +c/b +4/c)/4 -1}^2 ≧ 4([4^(1/4)] -1}^2 = 4(√2 -1)^2 = 4(3-2√2) = 右辺.
ぬるぽ
494:493
04/10/15 12:19:58
訂正
(2) 左辺 = (x+ 1/x)^3 - {x^3+ 1/(x^3)} = 3(x +1/x) ≧ 6.
495:132人目の素数さん
04/10/15 19:47:10
>492
(1) [442]の(5)と同じ...
(3) r>1 のとき y=x^r は下に凸ゆえ、 {Σ[k=1,n](x_k)^r}/n ≧ {(Σ[k=1,n] x_k)/n}^r.
∴ Π[k=1,n] a_k =P ⇒ Σ[k=1,n] (a_k -1)^r ≧ n{(1/n)(Σ[k=1,n] a_k) -1}^r ≧ n{P^(1/n) -1}^r
496:132人目の素数さん
04/10/15 20:20:16
>493-495
(゚∀゚) うひょっ! ありがとうございます。
(1)が442(5)と同じことに気づかなかったです…。
497:132人目の素数さん
04/10/17 10:32:00
(1) 0≦a,b,c,d≦1 と 0≦x≦1 に対して
1/|x-a| + 1/|x-b| + 1/|x-c| + 1/|x-d| < 40
(2) [ASU 1969.14] 正の数 a_k に対して
a_1/(a_2+a_3) + a_2/(a_3+a_4) + … + a_n/(a_1+a_2) ≧ n/4
___
./ ≧ \ (2)を見ると Shapiro の巡回不等式を思い出すけど…。
|:::: \ ./ | ハァハァ
|::::: (● (● |
ヽ::::... .∀....ノ / チン ☆
_( ⊃ ⊃ チン ☆
|\ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄\
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\| 愛媛みかん |
498:132人目の素数さん
04/10/17 10:46:50
(3) [Ukrine 1992]
a≧b≧c>0 のとき
(a^2-b^2)/c + (b^2+c^2)/a + (c^2-a^2)/b ≧ 3a-4b+c
(4) a≧b≧c≧d>0, a+b+c+d≧1 のとき
7a^2+5b^2+3c^2+d≧1
(5) [Vietnam 1980]
正の数 a_k が a_1+ … +a_n=s をみたすとき
{a_1+ 1/(a_1)}^2 + … +{a_n+ 1/(a_n)}^2 ≧ n{n/s + s/n}^2
499:132人目の素数さん
04/10/17 23:51:40
>498
(3) 因数定理より (a^2 -b^2)/c + (b^2 -c^2)/a +(c^2 -a^2)/b = (a-b)(b-c)(a-c)(a+b+c)/abc.
(2/3)a = b = c のとき 左辺 = 2(c^2)/a = (8/9)a < a = 右辺. むずい??
(4) a≧d≧0, b≧c≧0 より、左辺 ≧ 4(a^2 +b^2 +c^2 +d^2) ≧ (a+b+c+d)^2 ≧ 1.
(5) r≧1 ⇔ (x_1)^r +(x_2)^r +・・・・・+(x_n)^r ≧ n{(x_1 +x_2 +・・・・・+ x_n)/n}^r
調和≦相加 より (1/n){1/(a_1) + 1/(a_2) +・・・・+ 1/(a_n)} ≧ n/s.
ぬるぽ
500:132人目の素数さん
04/10/18 14:32:30
>499(4) その手があったか、さすが! /lァ/lァ
501:132人目の素数さん
04/10/19 21:40:20
>497
(2) 左辺をSとおく。
a/(b+c) +2b/(c+d) - {(a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) -1} = (b^2 +cd)/[(b+c)(c+d)] >0.
∴ a/(b+c) +2b/(c+d) > (a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) -1.
循環的に加えて相加・相乗平均を使えば
3S > 2Σ[k=1,n] (a_k +a_{k+1})/(a_{k+1} +a_{k+2}) -n > 2n-n = n.
ただし a_{n+1}=a_1, a_{n+2}=a_2 とした。
∴ S≧ n/3.
ぬるぽ
502:132人目の素数さん
04/10/20 07:13:38
>501 a/(b+c) +2b/(c+d) > (a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) -1
不等式神キタ━(゚∀゚)━!!!
こんな不等式、自力では逆立ちしても思いつきませんです。 (;´Д`) ハァハァ
ゝ_i/ / // / | l / ! | l i 〉' ⌒⌒_/
「ミ| / /ィ'「´! ! l l 」___| l |l _,くミ 、_/ ̄´
〈 j | ハ{ ,l-ニ!、 | l | ,|=、|ヽ|l/! 'ヽ,-ァ
ヽ } j' {i'r':j! ,.=、ヾ!/ r'
| i' ,, ゞ=' i!-':i! i!' /
┃ ┏━┃ { ト、 r‐‐- 、_゙''=' / / /. ┃┃┃
━┏┛ ┏━┃ ━━━ト、 ノ ━━━━┛ ┃┃┃
━┏┛ ┛ ┃ .〉/ / ( `ー-ァ' .r「 / / /. ┛┛┛
┛ ┃ l/ /_____ゝ<´ l | ∧ ' i/ ┛┛┛
∧--‐‐‐''"ヽヽ_! | 〉 /
/ト、 @/ ヽ_/ /`-/
/ ! ヽ { r.‐‐‐┐ / /
j @ l !(゚∀゚)l / /
503:132人目の素数さん
04/10/20 12:38:57
[477] 正の数 a,b,c に対して、次の不等式を示せ。
1/{a(1+b)} + 1/{b(1+c)} + 1/{c(1+a)} ≧ 3/(1+abc)
(解1) 次式を整理すれば得られる。 こんなもの思いつかんわい!
ab(1+b)(1-ca)^2+bc(1+c)(1-ab)^2+ca(1+c)(1-ab)^2 ≧ 0
(解2) 相加相乗平均の関係を用いる。 簡単だが気づかんわい!
(1+abc)(左辺)+3
= {(1+abc)/(a+ab)+1} + {(1+abc)/(b+bc)+1} + {(1+abc)/(c+ca)+1}
= {(1+a)/(a+ab) + (b+bc)/(1+b)} + {(1+b)/(b+bc) + (c+ca)/(1+c)} + {(1+c)/(c+ca) + (c+ca)/(1+a)}
= {(1+a)/(a+ab) + (a+ab)/(1+a)} + {(1+b)/(b+bc) + (b+bc)/(1+b)} + {(1+c)/(c+ca) + (c+ca)/(1+c)}
≧ 6
(解3) 並べ替え不等式 (同順序積)≧(逆順序積) を用いる。かっこよすぎ!
(1+abc)(左辺)
= (1/a)*{1/(1+b)}+b*{1/(1+ 1/a)} + (1/b)*{1/(1+c)}+c*{1/(1+ 1/b)} + (1/c)*{1/(1+a)}+a*{1/(1+ 1/c)}
≧ (1/a)*{1/(1+ 1/a)}+b*{1/(1+b)} + (1/b)*{1/(1+ 1/b)}+c*{1/(1+c)} + (1/c)*{1/(1+ 1/c)}+a*{1/(1+a)}
= 1/(1+a) + a/(1+a) + 1/(1+b) + b/(1+b) + 1/(1+c) + c/(1+c)
= 3
(元ネタ) URLリンク(www.komal.hu)
___
|┃三 ./ nCr \ ________
|┃ |:::: \ ./ | /
|┃ ≡|::::: (● (●| < ハァハァ /lァ/lァ
____.|ミ\_ヽ::::... .∀....ノ \
|┃=__ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ
504:501
04/10/20 21:41:05
>503
【補題】a,b,c>0 のとき、u=(abc)^(1/3)とおくと
1/{a(1+b)} + 1/{b(1+c)} + 1/{c(1+a)} ≧ 3/{u(1+u)}.
(略証)(解2)と同様に 1+abc = (1+a) -a(1+b) +ab(1+c).
∴ (1+abc)/{a(1+b)} = (1+a)/{a(1+b)} -1 +b(1+c)/(1+b).
循環的に加えて相加・相乗平均を使えば
(1+abc)(左辺) ≧ 3(1/u -1 +u) = 3(1+u^3)/{u(1+u)}
∴ 左辺 ≧ 3/{u(1+u)} (終).
なお、3/{u(1+u)} ≧ 3/(1+u^3) = 3/(1+abc) は (1+u^3)-u(1+u) = (1-u)(1-u^2) ≧0 から明らか。
505:132人目の素数さん
04/10/20 22:00:01
. + . * / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ■ ■
■ ■■■ . / _ノ ≧ ,_ノ\ .+ ☆ . ■ ■
■■■■ ■ ■ / / iニ)ヽ, /rj:ヽヽ ヽ ■ ■
■ ■ ■ ■■■■■■■l::::::::: ;〈 !:::::::c! ' {.::::::;、! 〉 .|■■■■■■■■ ■ ■
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■ ■ +. ☆ 。. . |::::::::::::::::: \___/ | ☆ . * +.
■ ■ ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ . . . +☆ .● ●
506:132人目の素数さん
04/10/21 13:41:11
[442](2) a,b,c,d>0に対し
\sqrt{(a^2+b^2+c^2+d^2)/4} ≧ \sqrt[3]{(abc+bcd+cda+dab)/4}
ここで、次式が成り立つ。
(a+b+c+d)/4 ≧ \sqrt{(ab+bc+cd+da)/4}
ということで、次の2つの大小関係は定まりますか?
\sqrt[3]{(abc+bcd+cda+dab)/4}, \sqrt{(ab+bc+cd+da)/4}
507:132人目の素数さん
04/10/21 13:48:36
あぁ書き忘れた。もう一回書き直すと
[473](2)と[506]の真ん中より、a,b,c,d>0 に対し
\sqrt{(a^2 +b^2 +c^2 +d^2)/4} ≧ (a+b+c+d)/4 ≧ \sqrt[3]{(abc+bcd+cda+dab)/4}
(a+b+c+d)/4 ≧ \sqrt{(ab+bc+cd+da)/4}
右側の2つは比較できないかなと言うことでした。
508:132人目の素数さん
04/10/21 14:24:32
>506-507
>>455 (474), >>480 の辺りにないか?
ぬるぽ
509:508
04/10/21 18:01:28
>506
Q. 次の2つの大小関係は定まりますか?
{(abc+bcd+cda+dab)/4}^(1/3), sqrt{(ab+bc+cd+da)/4}
A. 定まらないと思われ...
a=b≠c=d のとき, 左辺 = {ac(a+c)/2}^(1/3) < (a+c)/2 = 右辺.
a=c≠b=d のとき, 左辺 = {ab(a+b)/2}^(1/3) > sqrt(ab) = 右辺.
a=b=c≠d のとき, 左辺 = {a^2・(a+3d)/4}^(1/3) < sqrt{a(a+d)/2} = 右辺.
∵ {a・[(a+3d)/4]^2}^(1/3) < (a+d)/2. より {a^(1/2)・(a+3d)/4}^(1/3) < sqrt{(a+d)/2}.
ぬるぽ
510:132人目の素数さん
04/10/21 21:59:25
なるほど、ありがとうございまする。
511:132人目の素数さん
04/10/22 08:27:32
[>>455] の不等号の根号の中身は逆ですね。正しくは
\sqrt{(ab+ac+ad+bc+bd+cd)/6} ≧ \sqrt[3]{(abc+bcd+cda+dab)/4}
死んでお詫びを…(AA略) まとめると、こんな感じですか。
A = \sqrt{(a^2 +b^2 +c^2 +d^2)/4}
B = (a+b+c+d)/4
C = \sqrt{(ab+ac+ad+bc+bd+cd)/6}
D = \sqrt[3]{(abc+bcd+cda+dab)/4}
E = \sqrt{(ab+bc+cd+da)/4}
F = \sqrt[4]{abcd}
A ≧ B ≧ C ≧ D ≧ F
B ≧ E ≧ F
CとE、DとEの大小は定まらない。
512:132人目の素数さん
04/10/22 16:16:30
あげ
513:480
04/10/22 20:30:31
>511 ついでに
C ≧ {(C^4)/B}^(1/3) ≧ D ≧ {C(F^2)}^(1/3) ≧ F.
>492,503
なぜかnCrヲタがやって来る...
ぬるぽ