03/11/23 02:35
★センター試験の数学の得点の7割は「1××」 センター試験、数学の得点に偏り
・大学入試センター試験の数学の得点では、得点の数字の最上位が「1」の
場合が圧倒的に多い―東京理科大の芳沢光雄教授(数学)、大学院生の
穂積悠樹さんらが過去の得点分布を調べてわかった。3けたの得点では、
6割以上は百の位が1だった。自己採点を間違えた人でも頭を1にすれば
正しい得点になる率は上がる。芳沢さんは、青天井配点のようなどんぶり
勘定方式を採用するなど改善すべきだという。
穂積さんは、昨年までの13年間にわたるセンター試験の「数学1・A」と
「数学2・B」について、本試験と追試験の全得点分布を調べた。
企業会計や人口、住所番地などの数字の最上位は「1」に偏り、2~9と
ふえるほど出現率が減る。30年代に米物理学者がこの傾向を見つけ、
「ベンフォードの法則」と名付けられた。法則では「3割程度が1に偏る」が、
数学の得点はそれよりも偏りが激し過ぎる。
センター試験では、頭が1の得点が多くなりすぎないように、満点を
200点にするなどの工夫をしている。それが裏目に出たと芳沢さんはみる。
センター試験に限らず、大学入試全般で120点満点や150点満点などの
頭が1になりやすい方式が多くなっている。芳沢さんは「集計が楽だから
と安易な方式に頼らず、512点満点など、受験生の本当の力をみる努力
をすべきだ」と話す。