04/04/03 13:54
日本の植民地時代を顧みて 朝鮮は日本の植民地になったお陰で生活水準がみるみる向上した
元韓国・仁荷大学教授 朴贊雄 URLリンク(www.tsukurukai.com)
日本の植民地時代に生まれ、数え年二十歳で終戦を迎えた者として、この世を去る前に、率直な心情を
書き残したい気持でこの短文をつづる。
合併当時の事情「日本人は平和愛好の弱小民族である韓国を銃剣で踏みにじって植民地化し、36年間、
虐政を施しながら土地と農産物を呵責なく収奪した。南北すべての朝鮮人は当時の亡国の辛さを思い浮か
べると、今でも身の毛のよだつのを覚える」
これが今の南北朝鮮人の決まり文句になっている。だから、日本は韓国に対して多大な賠償金を支払わ
なくてはならないというわけで、日本は南の大韓民国に対して戦後賠償金を支払って国交を正常化した。
ところが、北朝鮮は北朝鮮なりに戦後賠償を当然のこととして期待しており、日本も、当面の拉致問題が
解決され次第、国交正常化して多大な賠償金を支払うことに同意している状態だ。
僕はこのスジガキに対して少なからぬ憤怒感を抱く。
今の若い連中は教科書や小説等の影響を受けて「当時の朝鮮人は皆、日本を敵国と見做し、事あるごとに
命をなげ出して独立運動をした。日本の特高が全国的に監視の目をゆるめず、多くの愛国者が次々と捕え
られて処刑された」という自己陶酔的な瞑想に耽っているが、これはウソである。
今、植民地時代をウスウスながらも思い浮かべることができる年齢層は、終戦当時15歳に達していた、
今は73歳以上の老人達である。それ以下の朝鮮人は他人から聞いて、あるいは学校教育を受けて反日感情に
走っている。
韓国人にとって、反日感情はいかにも勇ましく愛国的でカッコがいい。この反日感情が全国を風靡して
いるので、老人達がそういう国民的合意に逆らう発言をすれば窮屈な思いをする。そのうちに多勢に
押されて、逆に加勢するようになる。今や老いも若きも、日本に対する罵声が高ければ高いほど愛国者と
遇されているのである。