藤田保健衛生大学医学部 PART3at STUDENT
藤田保健衛生大学医学部 PART3 - 暇つぶし2ch423:学籍番号:774 氏名:_____
08/06/07 18:48:55 EjuOQxMA
 
 勃起・射精の専用神経回路を発見して勃起不全の治療に

 哺乳類のオスはペニスを勃起させて射精するために、脊髄に専用の神経回路を発達させていることを、
京都府立医科大学の坂本浩隆助教(神経解剖学)らが発見した。この神経細胞は、特殊なホルモンを
 作り出していることもわかり、勃起不全などの原因を探るかぎとなりそうだ。米科学誌ネイチャーニュー
 ロサイエンス(電子版)に19日、掲載された。

 坂本さんらは、神経細胞が出すガストリン放出ペプチド(GRP)というホルモンとしても働く物質に注目。
 ラットを使い、下半身の運動や感覚をつかさどる腰付近の脊髄を輪切りにしてGRPがあるかどうか、染
 色で確かめた。するとオスだけに、よく染まる神経細胞があり、神経の先端が勃起や射精を起こす自律
 神経につながっていた。一方で、オスの生殖器が萎縮したラットには、GRPを持つ神経は発見できなか
 った。GRPの放出を薬などを使って調節する実験では、勃起と射精は対応して増減した。

 哺乳類のオスの生殖行動は、脳からの興奮と同時に、脊髄での反射も重要な役割をしているとみられ
 る。 今回の成果は、反射と勃起のメカニズムの基礎的な関係を解明するもので、坂本さんは「勃起不
 全の治療に結びつく可能性がある」と話している。

 【勃起・射精の専用神経回路を発見 京都府立医大】


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