07/06/11 15:34:21 4JhSaiUU
>>692
現実にその懲戒を行おうとしている会社にどのような損害があるのか理解できないが
二重雇用で懲戒を行うにあたっては、会社に有効な就業規則がありそのうちに副業禁止規定
の定めがなされ、且つ懲戒処分にあたる根拠が必要となる。
雇用契約(身分)がパートというのであればその就業規則の規定が効力を及ぼす範囲に
パート雇用の者も懲戒規定が含まれるのかも重要であり、正規従業員を対象としている
規定は効力がない。
一般的には、たとえ2重雇用禁止規定が存在し、パート従業員であれその規制を受けるとの
有効な定めがなされていても、会社に実害がない以上そのような規定は意味がないものと
思われる。また、近年では正規従業員であっても、従来から副業禁止規定を定めていた
企業の多くに、副業を認める動きがみられるようになっている。
終身雇用制を維持できなくなって久しい日本の企業の変化が見て取れる。