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【社会】「ヤメ検(検事→弁護士への転身者)」の犯罪が目立つ昨今…普通であることが難しい世界
スレリンク(newsplus板)
約35年間勤め上げた仕事を離れ、第2の人生を歩み始めた男性と
話す機会がありました。「最近は料理教室に通い始めてね。
サバのみそ煮なんて上手に作れるようになったよ」。楽しそうに近況を報告してくれました。
男性は検事を退官した後、弁護士へと転身した「ヤメ検」。
かつては国会議員が絡む大型事件捜査に携わった1人でもあります。
会社勤めの定年は60歳ですが、検察官の定年は63歳で、
退官後は多くが法曹界に残ります。日本弁護士連合会によると、
検事経験のある弁護士は803人(16日現在)に上るそうです。
弁護士への転身が多いのは、長年培ってきた法知識を生かせるうえ、
検事時代とはケタの違う報酬を得ることが可能なことも魅力の1つ。
企業顧問や刑事弁護の引く手もあまただからです。
しかしこの元幹部、こうした誘いを一切断り、後進の指導に
専念するといいます。「同じ“法曹村”の異動でも、逆の立場で
法廷に立つことは一般の心情として理解されにくいから」。 あっさりこう言ってのけました。
ここ数年「ヤメ検」による犯罪が目立ちます。古巣での肩書を利用し、
一般常識とかけ離れた金銭感覚が生んだ事件に思えます。「この世界では
普通であり続けることが一番難しいんだよ」。元幹部の言葉からは 「普通であること」のすごみを感じます。
*+*+ 産経ニュース 2008/05/19[08:41] +*+*
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