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【労働環境】川田亜子アナの悲惨な最期でわかった フリーアナの厳しい現実 (ゲンダイ)[08/05/30]
全国に約1000人いるとされるフリーのアナウンサーは、元TBSの川田亜子アナ
(享年29歳)の自殺にうそ寒い思いをしたのではないか。
川田さんはさまざまな悩みを抱えていたとされるが、要因のひとつは仕事が不安定な
ことだ。報道志望という理由で昨年4月にフリーに転身し、「サタデースクランブル」
(テレビ朝日)などで司会を務めていたのだが……。
「川田さんはフリーの中では恵まれていた方です。『サタデー』のように報道系情報番組も
担当できたわけですから。それでもイベントの司会などもこなさなければならず、
理想と現実のギャップに苦しんでいたようですが」(関係者)
中には、元フジテレビの内田恭子のように順風満帆でオファーが殺到する
フリーアナもいるが、それはほんの一握り。
女子アナ評論家の高島恒雄氏はこう言う。
「テレビ局は局アナを抱えているため、よほど人気と実力がない限り、フリーを使う必要
がない。そこで彼女らは仕事を選べず、イベントの司会などもこなす。そのうちに、
個性と特色が薄れ、ますます仕事が減っていくのです」