08/03/02 02:16:21 D/bPrGyJ
>>94
現在までに明らかになったのは、
ロー→司法試験合格者増加→就職難、
という展開です。
でも、こんな厳しい状況なんて何のそのという合格者が存在します。
そう、弁護士の子供達です。なぜなら、実家の家業である弁護士事務所を
手伝えばいいのですから。また、実家ですぐ働かない場合でも、何のつて
もない合格者とは比較にならないコネを持っていますから、その分、就職
に有利です。
旧試験のころ、開業弁護士は大きな悩みを抱えていました。すなわち、
試験が難しすぎて、自分の子に後を継がせにくいということです。
そこが同じ自営業でありながら、金を積んで入学の優しい私立医学部に
入れて国家試験に合格させてしまえば、実子に後を継がせることが容易
な医者との違いです。
実際に後継ぎを確保したい弁護士にとって、新司法試験は非常にありが
たいものです。今日でも決して簡単とは言えませんが、旧式に比べれば、
格段に合格しやすくなりました。しかも、今後も就職にあぶれる合格者
が増えていけば、あえて目指す人も減り、競争はますます楽になること
でしょう。
見ててください、あと数年もすれば、二世弁護士だらけになりますよ。