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03年9月: 法科大学院と法曹教育への危惧
大学入試であれば、大学の選択肢は多数存在し、
第1希望でない大学に入っても本人の努力次第で次の機会を捉えられる。
学部レベルでの司法試験、公務員試験であれば、
試験に見切りをつけて別の職業に就くという機会がかなり開かれている。
しかし、法科大学院の場合、
これに進学しながら司法試験に合格しないということは、
その学生にとってスティグマ(負の刻印)となり、
法科大学院に進学したがゆえに、
進学しないよりもかえって困難な状況に追い込まれる。
人生の選択肢を限定した人間集団を対象に、
競争試験を課すという発想はどこからくるのであろうか。
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