06/05/04 15:00:15
確かに大学院に行かなきゃいけなくなって、一発試験の公平性は失われた。
でも、他学部の人からすれば法曹になりやすくなったし、
金がなくても奨学金もらって必死に勉強すれば合格率3割は突破できるだろう。
卒業すれば法学博士という学位がもらえるわけだし(意味ないけど)。
ひたすら勉強だけに打ち込んで、5年以上経って受からない人よりマシ。
法曹の多様性の確保と、長期の司法浪人をなくすには
このような制度が必要だった。三振者には救済の予定もある。
いろいろ問題だらけだけど、新しくできたばっかりだから仕方ない。
裁判員制度も同じで根付くのに時間がかかるだろうけど、ないよりはいい。
司法試験は成績がとても優秀なやつか、ダメなやつしか受けていない。
優秀なやつは現役か短期間で合格する。ダメなやつは何年もかかる。
その間にいる、まあまあ頭のいいやつは司法試験を避ける傾向にある。
法曹には、だめなやつよりも司法試験を避ける賢いやつがなるべき。
もっと多様性があって、法曹全体のレベルを上げなきゃいかん。
みたいなことが、我妻栄の本に書いてあった。
それが今回の司法制度改革で実現できるかどうかはわからんけどね。