08/01/05 10:48:30
東京都江戸川区の路上で、暴力団組員が暴走族
「怒羅権(ドラゴン)」に襲われてけがを負って
いたことが二十一日までに分かった。
ドラゴンは警視庁の徹底取り締まりの結果、
この二月までに壊滅状態に追い込まれたばかり。
葛西署は「夏に向けてまた活動が活発になるかもしれない」
と警戒を強めている。
同署によると、二十日午後十一時四十五分ごろ
、東京都江戸川区西葛西三ノ一五ノ一三の路上で
「けんかが起きている」と住民から一一〇番通報があった。
署員が駆けつけると、千葉県の暴力団組員の男性(二八)
が両足から血を流して路上に倒れていた。
男性は両足をナイフのようなもので刺され、
全治二週間のけが。男性の話などによれば、
男性は同日午後十一時半ごろ、別の組員ら三人といるところを、
ドラゴンのメンバーとみられる少年ら十数人と口論となり、
逃げ遅れた男性が暴行を加えられ、
刺された。同署は傷害事件として調べる方針。
ドラゴンは中国残留孤児二、三世を中心に約十年前
に結成されたグループ。警視庁は今年二月までにメンバー約七十人を摘発、壊滅状態に追い込んでいた。