07/06/07 18:36:09
昔勤務していた精神単科病院は症状別に4病棟に分かれていた。
完全閉鎖病棟(重症病棟)で、主任が患者に首締められて
殺されかけたことがある(主任は一時心配停止)。
昼間のみ解放病棟では、よく患者が逃亡していた。
その度、手の開いているスタッフ全員で近所捜索に奔走していた。
完全解放病棟では、散歩ついでに自殺してしまう患者が年に1人はいた。
タオルを窓の柵に引っ掛けて、無理矢理な格好で首吊り自殺という
壮絶な死に方を病棟内でやった患者が出た時もあった。
さすがにこの時は管理体制を問われて、
その病棟の主任と担当医の首が飛ぶことになった。
殴られるなんてよくある話。
壮絶な話も事欠かないのが精神病棟。
医療的処置が少ない分、どちらかいうと介護的慢性病棟な独特の雰囲気を持つ。
でも、精神的につらい事も多いのも精神科病棟。
何十年も入院してるような患者がうようよいる、牢獄みたいな場所だよ。