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文武両道校の現実 上級生が試験の答え読み上げる例も 3月24日 11時30分
高校生が受験の結果に一喜一憂するこの季節には、選抜高校野球や春高バレーなど、様々な高校スポーツの大会も開催される。
勉強や運動に青春を捧げる彼らの姿には素直に頭が下がるが、欲を言えば「運動も勉強も」が理想。
そこで、いわゆる「文武両道」と呼ばれる高校を卒業した男性に、母校の運動部員の内情を聞いてみた。
この男性の母校は、県内有数の進学校である上に、いくつもの運動部が全国大会レベルで活躍する名門校。
OBには、その後プロで活躍している選手もいるのだが、男性は、
「強豪クラブのレギュラー選手はスポーツ推薦が大半で、一般受験の生徒はセレクションに受からなければクラブに入ることさえできません。
もっとも、希望者を全員入部させても、レベルが違いすぎて危ないんじゃないですかね」
と、いきなり厳しい事実を語った。やはり全国大会に出るのは生半可なことではないようだが、それでは勉強の方はどうなのだろうか。
「成績順にクラス分けされるので、スポーツ推薦のヤツらは一番下のクラスに集まることになります。
練習疲れでみんな寝てるんで、教室はいつも静かで、中には枕持ち込んで寝てるのもいました」
これだけでも十分雰囲気は伝わるが、さらにこの男性、
「某クラブは、代々上級生が下級生の勉強を見ることになってたんです。
ある試験前の時期、その教室を覗いたら、上級生が『イチ、ヨン、サン』って数字を読み上げてるんですよ。後でその部の友達に聞いたら『あー、あれね。(試験問題の)答え』(笑)」
という衝撃のシーンを目撃したという。
しかしそういう彼らも、
「マジメにやってれば、推薦で絶対どこかの大学に入れます。ただ補欠とかだと(推薦が)厳しいんで、中途半端に両方やるのが一番ダメ」
と、結果的には一般受験組と似たような進路をたどることになるとか。これを文武両道と言うかどうかは難しい