08/04/25 18:24:31 LqhoWkp10
一般に医師は、負担が重くても「聖職意識でがんばるものだ」
という思いこみがあった。ところが若手医師は意外にあっさり
離職してしまった。病院の管理者にとっても行政にとっても、
「立ち去り型サボタージュ」は想定外だったのではなかろうか。
確かに、家庭・趣味と仕事の重要度のバランスは世代によって
変わってきている。
いや実はマスコミに登場する「優雅で金持ちの医師」
「権力欲に満ち、権威を振りかざす医師」はごく一部の誇張で、
低い年収でまじめに長時間の労働に耐えてきたのが大半であり、
特に若手の公立病院医師の給与は驚くほど安い。仕事、雑用が増え、
そのうえ訴訟のリスクにさらされるとなると、
ハイリスク・ローリターンは紛れもない事実、職業観の変容とは関係なく、
病院を辞めていくのは結構理にかなった判断なのかもしれない。
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