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中部チョンブリ県シラチャ郡のホテルに父親と宿泊した娘が部屋を飛び出し、従業員に助けを
求めるという「事件」が起きた。
５月８日午前２時ごろ、シラチャ郡のウドムスクホテル前を警官がパトロールしていた時、同ホテルの
従業員から「宿泊者の男が実の娘を強姦しようとした」との通報を受けた。
12歳になる「被害者」のエーちゃん（仮名）は、ナコンサワン県からチョンブリ県に行商に来た父親を
手伝っていたが、ホテルの部屋でビールを無理やり飲まされた上、ワイセツ行為をされそうになった
ため、部屋を逃げ出した、と供述。
しかし、父親のトゥワン（仮名、44）はこれを否定。そのため、警察署で警官がよくよく事情を聞いた
ところ、ビールを無理に飲ませようとしたのは事実だが、わいせつ行為については、酔っ払った父親が
「お前も大人になったら、恋人と性交渉をするようになるんだよ」と冗談まじりに話したことで、
エーちゃんは「襲われるかもしれない」と早合点して部屋を飛び出したことが判明した。
このため、父親のトゥワンはお咎めなしとなったが、エーちゃんが父親と気まずくなってしまったことから、
警察ではエーちゃんを引き取りにくるよう親戚に電話をした。
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