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７日午後３時４５分ごろ、大阪府阪南市箱作の南海本線箱作駅で、
同市に住む私立中学２年の女子生徒（１３）がホームから線路に飛び降り、
和歌山市発難波行きの特急列車（８両編成）にはねられた。病院に運ばれたが、
約３時間後に死亡した。
女子生徒はクラブ活動について記した遺書とみられるメモを残しており、泉南署は自殺とみている。
調べでは、女子生徒は特急の通過前、ホーム中央付近から線路に飛び降りた。
ホームのベンチの上に、財布を重しにしてメモが置かれていた。
ノートを破って四つ折にしたもので「クラブは楽しかった。私は強い人になれなかった。
短い間だけどありがとうございました。ごめんなさい」などとあった。
誰にあてたものかは書かれていなかったという。
亡くなった女子生徒の父親は朝日新聞の取材に対し、
「悩んでいた様子はわからなかった。これまで元気に学校に行っていたのに、
こんなことになるなんて……」と、言葉少なに話した。
この事故で、南海本線は７日午後８時現在、
２本が運休、１１２本が最大６２分遅れ、約４万６千人に影響した。
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