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２９日午後４時４０分ごろ、岐阜県郡上市八幡町五町１丁目の長良川鉄道で、単線の線路を渡ろうとした
同市大和町剣、市立大和中学３年、小池里奈さん（１４）が、美濃太田発北濃行きの１両編成の気動車に
はねられ、頭などを打って死亡した。
郡上八幡駅と自然園前駅間の踏切のない場所で、片側は国道のガードレール、もう片側はフェンスに挟まれている。
郡上署などによると、小池さんは中学の友人と２人でガードレールの切れ目から線路敷に入って反対側の
フェンスの扉から出る途中だった。
友人は気動車に気づいて立ち止まったが、小池さんは小走りで渡ろうとしたらしい。
見通しの良い直線の線路で、時速約７０キロで走行中の気動車の運転士が約１５メートル手前で小池さんを発見し、
警笛は鳴らさずにブレーキをかけたが間に合わなかったという。
約１５年前までは警報機や遮断機のない踏切があり、鉄道の運行が上り下りとも
１時間に１本程度であることなどから、ふだんから線路を横切る人もいたという。
小池さんは近くの学習塾の休憩時間中に、線路の反対にある店に菓子を買いに行った帰りだったという。
朝日新聞
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また、 貴重な ・ ・ ・