06/12/08 19:53:12 PosN/JUl0
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私立遺愛女子高校(野田義成校長)が1・2年生が履修する「聖書」の授業を「世界史A」として実施していた問題で、文部科学省は6日までに「(履修、未履修の)判断はできないが、不適切な事例に該当する可能性がある」と道学事課に口頭で伝えた。
これを受け、遺愛では不適切な部分について、20日ごろから補習とレポートで補充することを決定。6日の全校集会で生徒に報告した。
問題が発覚した1・2年生の「聖書」の授業では、世界史の教科書は使わず、聖書の副読本や教材などでキリスト教史を中心に学習。
内容をかんがみ、必修教科である「世界史」として認定していた。
文科省は(1)「世界史A」の履修項目約20項目のうち6項目で履修到達していない部分がある(2)「聖書」を「世界史A」と報告(3)生徒の時間割に「聖書」と記載していた―を不適切と指摘したが、「判断は難しい」とし道学事課と学校に判断を委ねた。
文科省の回答を受け、学事課と遺愛が話し合い、履修項目で不足を指摘された東アジアや近代史などの内容を補充する方針を確認。
補習は12月から1月にかけ、地理歴史教員6人が教科書を用いた補習を4時間ずつ計2日間行い、ほかにレポートを提出する。
福島基輝副校長は「履修部分については認められたと受け止めている。補習を伝えたが、生徒に混乱はないようだ」と話している。
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