08/04/30 21:31:04
昔、中国である農民が畑を耕している最中に偶然金塊を掘り当てたそうな。
ところが、その農民、誰かが金を盗みに来ると疑心暗鬼になり、あちこち隠し場所を探した。
しかし、ある場所に隠しても「誰か隠したところを見た奴がいるに違いない」とまずます疑心暗鬼になり、また別の場所に隠すということを繰り返した。
そして、遂にその農民は元々金塊を見つけた畑に埋め戻して、立て札を立てた。
「これで、もう誰も金塊を盗む奴はいないだろう・・・」
そうつぶやいて、農民は深い安堵のため息をついた。
その立て札には、こう書いてあった。
「ここには金塊は埋まってはいません。」