08/04/30 00:06:19
>>919
あの200点は、IRTのモデルのパラメータのうちどれを使用しているかを示す意味があるよ。
IRTでは(受験者の能力)と(問題の質)と(問題の難易度)と(当て推量)がパラメータになるんだが、
(受験者の能力)と(問題の難易度)は必ず使われる。
(問題の質)が加わると各項目のスコアは必ず1/100以上99/100以下になる。
(これは正確には計算式中の正規化定数次第でいろんな値になるんだが、一般的な定数から変える意味が無い。)
(当て推量)が加わると各項目のスコアには必ず(当て推量での期待値)が加算される。
両方加わるとややこしくなる。
TOEICだと(問題の質)は見てるけど(当て推量)は見てない、
情処だと(当て推量)は見てるけど(問題の質)は見てない、ってのが
IRT知ってれば分かるようになってるんだよ。
※(問題の質)→受験者を差別化するのに適するか項目かどうかという意味での「質」
※情処午前での(当て推量での期待値)→4択マークシートだから当然満点の1/4。
まぁ、午後問題を同様の点数体系にしてる意味の方が分からんのだが。