08/01/25 23:36:01
僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は不動産鑑定業最高峰の日本不動産研究所の職員なんだ」と思うと、
嬉しさがこみ上げてくる。
日本不動産研究所に入所できたときのあの喜びがいまだに続いている。
「不動産に関する理論的および実証的研究の進歩発展を促進し、その普及実践化
と実務の改善合理化を図る」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
諸先達の皆々様に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけるのです。
「いいかい?伝統というものは各々が作りあげていくものなのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「研究所が何をしてくれるかを問うてはならない。君が研究所で何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
でもそれは将来の日本の鑑定業界を支える僕たちを鍛えるための天の配剤なのでしょう。
日本不動産研究所の名声を作りあげてきた先輩はじめ先達の深い知恵なのでしょう。
日本不動産研究所で誇りをもって仕事をすることにより、僕たち職員は伝統を日々紡いでゆくのです。
なんてすばらしきシンクタンク、嗚呼、日本不動産研究所。
知名度は世界的。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
ただ周りの人には「日本不動産研究所です」の一言で羨望の眼差しが。
合コンのたびに繰返されるOL・女子大生たちの側からの交際申し込み。
ご近所のマダム達からの熱いまなざし。
そしてあらゆる街を実査するたびに味わう圧倒的な日本不動産研究所への信頼感と期待。
日本不動産研究所に入所できて本当によかった