07/12/05 14:03:35
XとYは、X所有の中古住宅について売買契約を締結した。この場合に関する
以下の記述のうち、誤っているものの組み合わせとして正しいものを選びなさい。
ア 契約締結後、目的物引渡前にXの不注意による火災で住宅が焼失した場合には、
Yは催告なく当該売買契約を解除することができる。
イ 契約締結後、目的物引渡前に落雷による火災で住宅が焼失した場合、XY間に
特約がなければYはXに対して売買代金を支払わなければならない。
ウ Yが引渡しを受けて居住しはじめたころ、契約前にはわからなかった屋根の
欠陥により雨漏りがすることが発覚した。この場合、Yは、Xに対して損害賠償を
請求することができる。
エ Yが引渡しを受けて居住しはじめたころ、契約前にはわからなかった屋根の
欠陥により雨漏りがすることが発覚した。雨漏りの程度がひどく、居住に耐えない
ような場合であっても、Yは、当該売買契約を解除することはできず、代金の減額
しか請求できない。
オ Yが引渡しを受けて居住しはじめたころ、契約前にはわからなかった屋根の
欠陥により雨漏りがすることが発覚した。この場合YはXに対して相当な期間を
定めてその瑕疵を修補するよう請求することができるとともに、その瑕疵の修補に
代えて、またはその修補とともに損害賠償を請求することができる。
1)アエ 2)イエ 3)イオ 4)ウエ 5)エオ